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感想。
途中まで読んだけれど、
内容が専門的(精神科医として)過ぎて、
難しくって、頭が痛くなり、途中で眠くなり、
そして返却期日(大学図書館の)も迫り、途中であきらめました。
あきらめも肝心です。
ただ、ひきこもりも時には必要です。
引きこもりもたまには肯定してみよう。と思いました。
あと、引きこもりの定義についても、学べます。
6ヶ月以上、家中心の生活で、就学や就業をしておらず、
他人との接触が無い状態。さらに、怪我や疾患では無いこと。
だそうだ。(思い出して書いているので、正しいかどうか微妙)だから、あたしはたまに3日くらい家に閉じこもるけど、それは引きこもりじゃなくってよ!!

ひきこもりは是か非かということはおいといて
ひきこもりの善し悪しはおいといて臨床的立場からの意見を述べている。ひきこもりが単純な問題ではないということがわかった。

斎藤環の視点に触れてみる
この本はひきこもりを治すための本ではない。それは冒頭で著者によって言明されている。では何かというと書名の通り(日本)文化論なのだ。一読したあとではひきこもり自体について理解が深まった気がしたが、それについては他の著作の方が優れているだろう。むしろいま読み返してみると日本人論の色が濃いことに気づく。
ひきこもりという言葉はもう定着したと言える。が、定着した言葉は言う人、状況次第で様々な意味を持つようになる。たとえば「あたしゴールデンウィーク引き篭もってたんだぁ」のような軽い使い方、「あそこのお宅の○○くん、ひきこもりらしいわよ」のような重い使われ方(二例の語の運用に明確な意味はありません)。「ひきこもり」の意味をどう受けとっていいか迷う人も、この本で新たな感触を得られるのではないだろうか。私もその一人だ。
著者は古人が創作や山籠もりで引き篭もること(自分一人の時間を確保すること)を必要としたと挙げ、ひきこもりが方法として優れている点を示す。私もひきこもりは目的(到達点)にはならないだろうが、方法(通過点)としては特に忌避すべきものではないと思うようになった。さらに著者が例示する、臨床経験に裏打ちされた考察は説得力があり一般読者には読みごたえがあるだろう。臨床医としての若者観は、つぶやきの小ささを持ちながら見過ごせない強度が感じられる(118頁あたりとか)。
ちなみにレヴュアーは未読だが、ひきこもり治療を目的とするのなら同著者の「ひきこもり救出マニュアル」が挙げられている。

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一般向けなのかなあ
ひきこもりの実態について、けっこう細かく書いてあります。こういう傾向があるだとか、そういった感じで。
しかし、ひきこもっている本人からすると、「そういうところはあるよ、認めるよ、だから、どうしたらいいのか書いてくれ」という感じでした。
一般向けに、ひきこもりの様子を書いた本としてはいいのかもしれないけれども、本人や家族のための本ではないと思う。

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コモリアン34著者からの感想
斎藤先生の著書は、ひきこもり青年を持つ家族と社会との関係をシステム論を用いて簡潔に表現した名著だと思いました。技術系の人間には非常に読み易い本でしょう。私自身、引きこもりの当事者であるという事情から、ひきこもりという問題は家族全体を巻き込んだ悪循環に陥るということを実感しています。私はこの本を母にも読んでもらい、「うんうん。家の家庭もこういう状態だね」と頷いていました。その状況から一度は抜け出せたのですが、残念ながら未だに続いているという現状です。『コモリアン34』の出版により、私の辛い過去や夢を社会に向けて語ったのだから、著者が語っているように、私は自分の夢を捨て、現実的に生きようと考えています。

一つ注文を付けるなら
先の書評に書かれているように、理論編などは非常に分かりやすく
社会的ひきこもりの一因を社会的病理に見ている点はさすが斎藤先生の著作だと思いました。
ただ、社会的ひきこもりの増加傾向を社会的病理に見るという
着眼にしても一つだけ注文を付けたいです。
というのも、
ひきこもりの端緒として思春期における精神的ショックの長期化(いじめ、不登校、失恋など)という点が挙げられていますが、
これらの精神的ショックは僕たち若年世代よりもずっと年上の方でも通過儀礼的に通ってこられたものであり、
以前も変わらずあったにもかかわらず、ここにきてこれらの原因を指摘されても、
社会状況論としては、論拠がはっきりしないように思われました。
日本の社会的、文化的位相に論拠を求めるにしても、ほとんど言及されておらず、もう一歩突っ込んでほしかったというのが本音です。
とはいえ、齋藤先生の専門外への注文を付けているのは確かです。
社会的病理に対する、社会学者との共著などによって、
大きく学問的に掘り下げられ理解が深まることを期待したいです。
社会的ひきこもりが医学的アプローチだけでは到底解明できない
病理を抱え込んでいることに気付かせてくれた一冊でした。
後記:
後日、宮台慎司氏らとの共著が出ているようなので、
そちらを参考になさるのもまた楽しいかもしれません。

ひきこもりに対する具体的対処法を打ち出している
ひきこもりは甘えであると批判する人もいる。確かに健康度が高い人にはそう映るだろう。しかし、心に傷を受け、それにどう対処してよいかわからず、「ひきこもる」という対処方法しか持たない人たちもいる。様々な外的要因への対処方法は人によって千差万別なのだ。
自分も「ひきこもり」「PTSD」「アダルトチルドレン」などとされる人々と接触する機会があり、最初は「このような人たちには厳しさが足りない。彼らは努力して外へ出て行ったり働いたりすべきだ」と考えていたが、だんだんこのような対応では彼らは回復しないことがわかってきた。これらの人たちはまず衣食住足りて、かつ十分な愛情とケアを受けてこそ、「さあ、一歩踏み出そう。努力しよう」という意欲が湧いてくるのだ。最近では、社会資溡として存在するあらゆる援助を遠慮なく利用している人ほど上手に立ち直っている傾向があるように自分には思えている。

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人間はロボットじゃない
救出マニュアル、とあるが、
ひきこもり問題も含めて心の問題はマニュアルなんかじゃ救えない。
マニュアルなんて誰でも書ける。
著者のいうマニュアルを忠実に実行したら、引きこもり問題は解決するのか。
引きこもり問題がいまだ解決していないことがその答えだ。ひとりひとり、生身の人間の心(身体も)の問題はもっとずっと深いもの。型どおりにあてはめれば解決するようなものじゃない。
著者の血の通らない人間性が見て取れる。
引きこもり人間の心の弱み、また保護者の弱みにつけこんだタイトル。

当事者のご両親には必ず読んで欲しい
〜実際に引きこもっている子どもを持つ親には必ず読んで欲しいと思う。というのは、プレッシャーをかけ続けていたならばいつまでもきっと当事者の緊張は解けないだろうと云うことをどうしても理解できない親が必ずいるからなのである。当事者の親の会に出席してみるとよく分かるのだけれど、そんな場に出てきている人たちの中ですら、もう当事者を見捨てる発言〜〜をする人がいたり、頑なな方を見ることがある。この本は齋藤先生の神髄を具体的に見ることができるわけです。こうした状況が発生した要因を探索する人はもちろん必要かも知れないけれど、実際に臨床的に対応する人はもっと必要であり、その直面する人は親以外の誰でもないからだ。長田百合子を信奉する人には必要がないことは明確。〜

まとめてあって読みやすい。
この本は、今現在実際に引きこもりの方々もしくは、関係者の方々が読まれると、とても参考になると思います。斎藤環さんが今までの経験をもとに、うまくまとめている本なので、かなり有効だと思います。ここまで丁寧に書かれている指南書は他にはないのではないでしょうか。

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とっても勉強になりました
私は心理学を勉強していて、メンタルフレンドもしています。
メンタルフレンドを始めてすでに1年以上経ちますが、接している
子どもと時々ぶつかってしまうことがあったり、私自身がどう対応して
いいのかわからないことがあって、そろそろ辞退させてもらおうとかと
思っているときに、この本と出会って、いろんな問題が解消されました。
自分の接し方や考え方は、客観的に見るように努力はしていましたが、
こうして文書で読むことによって、「そうそう、こういうこと私もあるある」
とか、「私がイイと思ってやっていたことも、もしかしたら良くないこと
だったのかな」と、顧みることができました。
頭ではわかっていたものの、こうしてこの本と向き合って自分とも向き合う
ことができました。
考え方は、私と多少違う部分もあり、「それは違うんじゃないかな」と思う
部分もあったので、星4つにしました(偉そうに、ごめんなさい)。でも、
メンタルフレンドをしている方、これからしようと思っている方はぜひ
一読を!

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思いあたるふしだらけ
「朝起きたらテレビより先にパソコンを立ち上げる」「ネットをやってないと落ち着かない」などのチェック項目があり、わたしは見事ネット依存の条件を満たしていました。大のオトナがと後ろめたい気持ちでいましたが、生活のかなりの時間をネットに費やしている人は結構多いとのこと、、、。著者の牟田さんがネット依存に対して頭ごなしに否定せずに書いている点はよかった。

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あくまでひとつの見方
ひきこもりについて、精神科医が書いている本は何冊か出ています。
その中で、これは最近の本で、事例もたくさん集めてあるのでそういう意味では参考になると思います。
また著者の精神科医自身が不登校、ひきこもりの体験者ということで、ひきこもり当事者について、共感ある書き方です。
しかし、あくまでも医者の一説です。
著者は自分のクリニックの例をあげ、心理士によるカウンセリングを多様されているようだが、この本の事例で見る限り、成功しているとは言いがたい気がします。
費用について書いてある点は親切だと思います。
ひきこもりについて、何冊か読んでみるならお勧めしますが、これだけを読んでも答えは見つからないと思います。

いい本買ったなと思いました
内容紹介から行きます。
まず、ひきこもりの定義をはっきりさせ、ひきこもりと間違えやすい病気についての紹介と対処の仕方、ひきこもりにつけられる病名、と精神科的な話が来ます。さらに、ひきこもりの社会的背景、本人は何をすべきかという章になります。
前書きの部分で、「今日よりも明日は良くなる」という考えがかつての日本にはあったが、今は中年の自分の友人でも「明日は今日より悪くなる」と思っている、そこにひきこもりのポイントがあるのではないか、と述べられています。
ひきこもりは贅沢である、という意見に対する批判もあり、ひきこもり本人やその家族に寄り添った本であると言えます。

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自分、家族、社会
この本には、多くの臨床経験を有する著者が、選んだ典型的なひきこもりの症例があげられている。あきらかに病的なものもあれば、そうでないものもある。読者もどれかの症例にはなんらかの親近感をおぼえることであろう。総合病院の精神科医長の経験もある著者は、患者を治すという視点から、暖かくかつ冷静に患者を診ている。したがって、本書には薬の有効性についてもきちんと書かれていて、例えばパニック症候群のほとんどは、ただしい治療をうければ、完治することが示されている。しかし、本書では、生物学的な側面のことよりも、むしろひきこもりのおこる日本の文化の分析に重点をおいている。著者のアメリカやスイスでの豊富な生活体験から日本文化について考察した書き出しの部分は鋭い日本文化論になっている。また、社会の基本が家族であり個人であること、その幸せなくして社会の発展も日本の将来もないことを考えさせる。著者は、精神科医として、患者に、「常に自分を大切にしましょう。言うべきことはきちんと言えるようになりましょう。」と、その家族や職場の人には、「家族も社会ももっとお互いを助け合いましょう。」と、そして、教育者としては、「そのようなことができる人間になるように子供を育てていきましょう。」と言っている。しかし、著者には押し付けがましいところはなく、爽やかである。症例を示すことで、読者に自分の頭で考えるヒントを与えている。まさに精神科医としての面目躍如である。すべての日本人に一読を勧める。目からウロコが落ちること請け合いです。

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最高のガイドブック
ひきこもりの支援団体を紹介したものとしては、もっとも充実したガイドブック(2004年2月現在)。約140の民間支援団体が詳しく紹介されている。支援の形態や方針、支援の内容とその料金、スタッフの数などが各団体ごとに書かれている点が親切だ。精神保健福祉センターや児童相談所等の公的支援機関についても紹介されている。ただし、2002年刊行のため、情報が最新のものではない点に注意すること。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005