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科学的知識がなくとも読める、実践向き
私は現在40代ですが、この本の参考文献にもある「釈尊の呼吸法」を20年来実践しています。私は、安らかな気分が得られるものと思っていたのですが、この呼吸法を実践してみると、今まで聞いていても頭に入らなかったことが、聴き取れるようになるという感覚は実践した者でなければ分からないでしょう。覚醒状態が得られた貴重な経験でした。
著者も述べているように、この書は科学書ではありません。実践に重きを置いた本ですので、科学的な解明を望む方は他の書籍に当たるべきかと思われます。
呼吸、咀嚼、歩行、日光に当たるなど、誰でも簡単に行なえることばかりです。もし、鬱で悩んでいたり、自律神経失調などで体調を崩されている方には、実践しても損はないでしょう。たとえ、これで改善しない場合には、セロトニン神経の障害ではない可能性も出てきますので、他の治療が必要になるかとは思います。ただし、ここに挙げられている簡単な方法は生活の邪魔になるわけでもないので、一度実践してみてはいかがでしょうか。

SSRIの効用は一時的なもの
SSRIは、鬱・パニック障害に対し非常に有効な薬です。しかし、本書ではSSRIの効用のメカニズムについて述べられています。私自身SSRIを服用する事が鬱・パニック障害の改善への近道だと信じ服用しましたが副作用に悩まされ服用をストップしました。その時の落胆は大きなものでした。しかし、この本を読んで勇気づけられました。それは、SSRIに頼ることなく症状が回復すると書かれています。しかし、その回復には時間がかかる事です。一方で、社会生活を継続しながら(パニック障害と戦う)どのように生活すれば良いのかが書かれていません。もう少し、現実的な生活方法の記述を望みます。

具体的で即実践できる。
セロトニンの良いところ、サプリメントや薬の危険なところをどちらも書かれた良書。イライラした時、なぜか自然と座禅を組んでる自分をイメージすることがあったのですが、その潜在的な意識がどこからくるのかわかったような気がしました。

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神が私をおぼえていてくださる・・・
アルツハイマーという病気は、若年性のものもあるらしいと知って、「もしかしたら明日はわが身?」と多少の不安を抱いているのは、私ばかりではないだろう。
忘れてしまいたい過去ばかりか、愛する人々をも忘れていく、そしてそれに自ら気がついていく時の恐怖。人類最大の病気かもしれないと、思ったものだ。
けれど文中の一人のシスターの言葉が心にしみた。
「たとえ私が神様を忘れても、神様は私をおぼえていてくださる」
シスターひとりひとりの人生が合わせて語られることによって、生きることへの自信が沸いてくる。

あたたかな研究紹介書
そろそろ「老化」が気になりだすと読みたくなるようなタイトルですが、「研究の進め方、ありかた」を書いた本でもあり、「修道院という世界」をのぞかせてくれる本でもあり、「人をとの接し方」を考えさせる書でもあります。
アルツハイマーの研究のために、なぜ「修道女」を対象集団に選んだのか。アルツハイマーの疫学、分子生物学的研究の解説から、こんな食事や生活がよい、と実際的な知識もたくさん盛り込まれていますが、なによりも、全体を通じて感じられる著者の真摯な態度、修道女たちのやさしさが、この本を、よりよく年をとるには「明るく、前向き」が大事、と語りかける温かいものにしています。原題のAging with Graceにもそんな温かさを感じました。
研究の途上、彼女たちとの交流の中で著者が教えられたこと。例えば、「「学歴が高いほど長生き」とのデータを説明すると、低学歴の人々は動揺するしかない。」という、研究成果の発表とそれを聞く被験者の心の問題。テストの際に「「・・できますか?」は良くない。「・・してみてください」と言う方がよい。プライドや恥ずかしさから、「できない」とは認めたくないものなのだから。」という配慮の必要性。こういった事は病気や障害の告知に際しても、いえ、日常の会話でも忘れてないでいたいことなのではないか、と気づかせてもくれました。
この本は、ある福祉系の大学で、神経生理学の講義推薦図書にもなっているそうです。病気や障害のある人に接する人に、その研究をする人にも目を通して欲しい本です。

年をとるのはすばらしいことだ!
久しぶりに人にすすめまくった本である。
一般的な日本人にとって年をとるというのはいいイメージで
語られることであろうか?
病気や介護の問題、家族や青少年の問題。高齢者に冷たい社会。
今の日本に年をとっても安心して、幸せな気分で暮らせる環境があるとは
いいがたい。年をとることはあきらかに多くを失うことだ。
そんな自分の思い込み、あるいは「呪縛」から解放してくれたのが
この本である。
著者で医師のデヴィッド・スノウドンはひょんなことから
修道院のシスターたちを対象に、老いと健康の問題、そして
アルツハイマーの問題の研究にとりくむことになる。
本書はその研究におけるさまざまなドラマと最新の結果を
報告したものである。
一人の科学者として「研究対象」に対しては客観的に接しなければ
ならないという思い込みは、シスターたちと接する中で
解きほぐされていく。
105歳のシスター・マシアにミトンをつくってもらった著者はこう
いっている。
「100歳を超えるシスターとであったことで、それまで抱いていた
時間や老化の概念、それに幸せな人生に対する考え方が
どれほど変わったことか。小さなミトンをみるたびに
私はその思いを新たにするのだ。」
年をとっても気持ちの持ちようや、自分のおかれた環境への
態度によって人間は幸福でありつづけられる。
この事実は著者のみならず、すべての読者にとって
励ましになるであろう。<P

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ボケの認識を変える!
母親の物忘れがひどくなってきたので専門病院で診察してもらったらアルツハイマーの初期症状とのこと。アルツハイマーは進行を遅らせるのがせいぜいで回復することはできないという一般論に悲観的になってしまいましたが、この本を読んだら、本人や周囲の努力しだいで老人のボケ症状はまだまだ回復できるのではと楽観的な気持ちになりました。できれば、浜松方式の治療をしてくれる全国病院リストなどもあるとありがたいのですが。

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痴呆老人に関わる人に是非読んでほしい
精神科医はだめなのが多いのではないか?と思っていた。テレビに出てきて刑事事件について無責任な発言をしたり、精神病理学と称して哲学的な用語を振り回したり。老人ホームに勤める医者にも偏見があった。老後の小遣い稼ぎに行っているだけで、まともに患者に向き合おうとしてないのではないか?
こうした偏見は解けてはいない。しかし、この著作は、この著者は別だと思った。痴呆患者と向き合って、あるいは行動を注意深く観察して、痴呆老人の内面を照らし出そうとする。それがうまくいっているか、どうか?痴呆老人はきっと答えてくれないだろうから、わからないかもしれない。こうした著者による理解が、実践に、すなわち痴呆老人と関わるときにどのような影響を及ぼすのかということで評価せざる!!えないのだろう。うまくいっていると信じたい。
痴呆老人の内面を照らし出そうとする試みは、現在でもほとんどない(と思う)。老人ホームに勤めている方、家族に痴呆老人を抱えている方に、是非読んでほしいと思う。

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脳力、脳科学なんてわからんと思っていたが
難しいことはさっぱりわかりませんが、難しいことはぜんぜんありませんでした。実験なんかも自分では絶対できないし、機械の働きも使い方もわかりません。けれど、写真付きで説明されているし、わかりやすくて納得しました。簡単なことが頭によかったのか〜〜?なんて発見でした。
それに、今まで信じ込んでいた左手を使わなければ・・・神話が、根拠がないものだったのもほっとしました。

ある脳科学派閥の人のお話!
本書のタイトル「朝刊10分の音読で脳力が育つ」を見て、具体的な脳力トレーニング方法としての音読利用法について書かれた書籍だと思って本書を手にした方が多いのではないでしょうか。もし、あなたがそのような方ならば、本書は大変つまらないものとなってしまいます。なぜかというと、この本は、「脳科学の教科書」のように書かれているからです。音読に対する記述など、全体の一割にも見たい分量となっています。また川島氏は脳科学の中でも「イメージング」という比較的新しい脳科学の一派に属している方なので、書かれている記述もかなり過激なものとなっており、いくら詳細なデータを持って証明されても、「イメージング」という、世の中であまり認知されていない研究方法からのものなので、信頼!としてはどうなのか、と思ってしまいます。また本書では、今までの脳科学の常識の2台巨頭である「右脳はイメージ脳」「人間は脳全体の3%〜20%しか使っていない」という命題にも牙を向けています。これに対しても、様々なデータを持って批判を行っているのですが、正直脳科学を専門に勉強した方々からしたら、「それは揚げ足取りだよ」と思ってしまうような証明が取られています。
上記のように本書には様々な問題点はありますが、ひとつの脳科学の一派の理論を学ぶというスタンスで本書を読めば、たちまち本書は格好の入門書となるでしょう。脳科学の大家トニーブザン氏も「脳の仕組みを理解していなければ、脳を効率よく使いこなすことはできない」といっておられます。ですから、脳を効率よく使いこなす!ために、脳科学を勉強するファーストステップに、本書を教科書として利用してみたらいかがでしょうか。

実は、一番実践しやすいのは新聞の音読だった!(一読者からの報告)
今、いろいろな脳活性化の方法論が提案されている。やれ名作のさわりの部分の音読、やれ計算、やれパズルetc。
しかし、私がやった限りでもっとも手軽に続けられるのは、この本で提言されている、新聞や雑誌の音読である。なぜなら、新聞は誰でも何かしら読むので余計な金がかからないし、単純な計算だとパターンがわかると面白くないし、パズルは面倒に感じることもあるからである。
だから、記憶力が悪くなったとか、脳に衰えを感じたら、この本を買って理論を学び、実際新聞の1面コラムと社説を音読してみてはいかがだろうか。そんな意味をこめて星5つとした。

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タイトルにひかれました
脳、この未知なる物、現在の科学技術によりここまで実験、検証されていたのかと驚きを隠せない。特に今、万病の原因といわれている”活性酸素”の害は直接、脳に影響をおよぼしているくだりを読み、急速に高齢化する日本にとって第3の人生を素晴らしく生きるために知識として本書の内容を知っておくだけでも大切なことであると思う。我々の身近な緑茶にも脳を保護する働きがあるなど知っておいて損はない!

良い書籍です
健康な人がさらに脳の調子を良くするだけでなく、統合失調症、うつ病の人にDHA、EPAなどの必須脂肪酸が与える良い影響などについても書かれており、精神疾患で闘病中の人にも参考になると思います。マルチビタミンミネラル、必須脂肪酸が子供の知能を高めるなど、子育て中の方にも役立つのではないでしょうか?

[お勧めです。食生活を変える一冊]
脳細胞のエネルギー源、潤滑油の供給源は疑うまでもなく日々の食事からの栄養素です。従って、食べ物によっては脳が正常に機能しなくなれば、逆に、やる気が生まれ、集中力が促進され、記憶力がたかまり、IQさえも上昇するのです。
さらに脳細胞は日々生まれ変わるため、適切な食物をとればそれまでの悪い食生活により正常に機能しなくなった脳を正常のレベルにもどし、さらにはそれ以上の脳力を引き出す脳につくりかえることができると、最新の驚くべき研究結果もとに著者は主張します。
この本は脳機能が食物によって何故どのように影響を受けるかを、ただ医学的に解説するような本棚に飾っておくだけの本ではありません。数多くの栄養素(サプリメント)、飲食牡?(紅茶の効用からナタネ油の有害性まで)について実に細かにどのような効果があり、副作用・悪影響があり、必要なそして安全な摂取量はどのくらいかなどの実用的なデータを漏らすことなく記述します。例えば、ビタミンB1の説明では:欠乏によってやる気、集中力の低下、記憶の曖昧性、鬱症状の誘発。適量の摂取によって記憶力、反応速度、気分の高揚、幸福感、社交性等の増加。摂取に関しては、25mgが推奨、50mg以上はとらないようにとしています。
そして、脳を“バカ”にする犯人の名もあげられます。その名をしって驚く人もいれば、現在の食生活に強い不安を覚える人もきっといるでしょう。
特に30代以上の方、妊娠している方、子供がいる方、乱れた食生活を送っている人に必読の書です。それ以外の方にもお金を払うだけのかちは十分にあります。
■英文について
専門用語が多くそれ以外の単語のレベルも難しめ。
しかし、これらの単語が繰り返し使われるので読み進めるほど読みやすくなる。
文法・構文は非常に易しい。おそらく中学レベルの知識があれば十分間に合う。

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作為的なタイトル
原題には「アルツハイマー病」という言葉はなく、また実際に著者は後に違う病気だと診断されている。なんだか「売るために」という作為が感じられる。同じように脳の障害をもった人の書いた他の本のほうが良かった。

う〜ん
朝日新聞に連載されていた若年性アルツハイマーの特集を読み
若年性アルツハイマーに興味を持ちました。小説や新書も読みこの本も
読んだのですがアルツハイマーに関することと同じくらいの量
キリスト教がらみの話題が出てきますので宗教を持たない
人間としては共感しがたい部分があり純粋な闘病記としては
少し読みづらいかなぁという感じがしました。

貴重な本だと思う
クリスティーン・ボーデンさんが、若年性アルツハイマーと診断され
それからのあゆみを記した本。
介護する人や医療関係者が記した本は多数あれど、アルツハイマーと
診断された方の本は殆ど見かけないので、とても貴重な本だと思う。
過去の記憶はあるが、最近のことは思い出せないとか
今までできていたことができなくなっていく焦燥感や
これから自分はどうなっていくのかという不安、
家族との関係、
色々な気持ちを抱え、葛藤したり歩んでいく様は心にこたえた。
アルツハイマーに関して、私は誤解もしていたし知らないことも多すぎた。
この本を読んで、本当によかったと思う。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005