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雑学として楽しんで読んで下さい。
「自殺方法の雑学本」と言ったトコロ。ちゃんと最後まで読むと、この本では自殺を推奨してるのでなく、選択肢としてとらえてるのが分かる。むしろ、「死のうと思えばいつでも死ねるんだから、もう少しガマンして生きてみよう」という感じ。いつか自殺する日がきた時に少し知識があれば、多少、役立つ・・・かも。雑学本好きな人にオススメ。

現代人必読の書
私の手元にあるのは1993年11月20日発行の第18版であるから、この本を読んでから10年近い年月が経った訳である。当時の私は、強い死への衝動を抱いていた訳でないのだが、生に対して強い執着がある訳でもなく、惰性のみで毎日を生きていると言う感じであった。ひょっとすると何かのきっかけで、自殺することがあるのでないかと思い、自殺するなら周りに迷惑をかけず、確実に行いたいと思ってこの本を購入したのである。様々な自殺の方法とそれぞれの長所・短所が淡々と書かれ、大きな間違いもないようなので、この本を読んでおけば、いざと言う時、思い通りに死ねるのではないかと思う。
10年前の自殺者数は2万人程度であるが、ここ数年は3万人を超え、交通事故による死者の3倍を超えていることを考えると、自殺により命を絶つ確率は高まっていると言える。そんな訳で、この本がいまだに売られていることを知って、驚いたと同時に納得もした次第である。そして、自殺する可能性の高い現代人にとっては、必読の書とも言えるだろう。10年前に比べ、死への衝動は高まっていないが、相変わらず惰性のみで生きている感じの私にとっても、いまだに手放すべきでない本と考えている。

読みました。
とても気持ちがいい素敵な本でした。生きることと死ぬことについて、よく考えさせられました。もう一生手放せません。さすが、120万部。現在、毎日がつまらない人にはお勧めです。

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他者へなした批判を著者自身も甘受すべきでは?
面白い本だし手軽に読める類書は少ない.日本における,学術研究の客観的評価のための諸制度の欠如なども浮き彫りになっている.他のレヴュアー諸氏が絶賛しているように貴重な一冊だと思う.それは明言しておきたい.ただ,半ば名指しで他人の主張やデータ・統計を「ゴミ」と断定する以上は,著者の記述には,独断的な推論・論理に起因する間違い=「ゴミ」はあってはならない.
著者はp8以下とp66以下で,元大統領の人気に関する世論調査につき,カーターだけが民主党だけであることを指摘し,この世論調査が初めからカーターを一位にするための「世論調査」だったと難じている.しかし,支持する大統領を人々が選ぶ根拠が,支持政党という要因のみに限定されるとは必ずしも言えないはずである.例えば、もし私が自民党支持者で「歴代総理田中角栄・竹下登・村山富市の誰を支持しますか?」と聞かれても村山と答えるかもしれない(村山だけが社会党だが村山だけが政治スキャンダルで辞任していない).要するにp9の著者の「解答」は.支持者を選択する際の「支持政党」以外の支持要因を「コントロール」(p132)していないため独断の域を出ない.他にもあるが字数の関係でこれ以上は指摘しない.著者は「あとがき」で五島勉氏を皮肉っているが,ならば著者は,独断を書き連ねたこの最低4p弱分を,読者に印税を返還すべきだ.それとも「騙される人間が悪い」p218のだろうか.
また著者は「権威」を名指しで批判しているが,確かに政治家や団体や評論家は名指しなのに,何故か同業の学者だけは匿名やイニシャルでの批判に止まっている.このあたり,著者は学者社会の閉鎖性を批判する(p97以下等)が,やはり著者も学者世間という「ムラ社会」の一員だと感じざるを得ない.

「ゴミ」社会調査への痛烈な批判と、判断能力向上への貢献
本書は世間に流通する「社会調査」の多くが、方法論的に大きな問題を抱えており、また、意図的に人々を騙そうとするものであることを、多くの実例を踏まえながら、痛快かつ論理的に論じたものである。
著者は、これらの問題ある社会調査を「ゴミ」として指摘し、その上で、主に新聞に公表される世論調査等を中心に、大学教員が行うもの、官庁が行うもの、さらには「市民団体」が行うものなどについて、実例を提示しながら、徹底的に批判している。
こうした徹底批判の上で、これらが「ゴミ」であることを見破る方法、すなわち、社会調査の方法論的検証について、分かりやすく説明している。さらにこうした能力を身につけるための「リサーチ・リテラシー教育」を提言しているが、その目的は「人々のリサーチに対する無知につけ込み、ゴミの情報を流す者、それを広める者、それを利用する者たちが、あまりにも多いからである。」(192頁)と明確に述べており、まさにこれこそが本書の目的であろう。
本書において興味深いのは、これらの「ゴミ」について、単に社会調査的方法論の拙劣さを指摘するだけではなく、世論を誘導しようとする政治的意図の存在についても、的確に指摘していることである。それは、特に新聞によく表れており、朝日新聞と読売新聞が対比的に用いられている。さらには、「市民団体」による調査は、政治的偏向そのものであることも明らかになっている。
このことについて、著者は(論点のすり替えなどの)「このような論法は左翼知識人といわれる人々がしばしば用いたレトリックであるが、そこにあるのは学問の進歩とはほど遠い、自らの非を決して認めようとしない傲慢な精神である」(117頁)という、極めて本質的な指摘を行っている。
以上、本書は、あくまでも社会科学者として、科学に値しない「調査」を批判し、受け手の判断能力の向上に貢献しているという意味で、極めて意義深いといえる。

真に必要なものを見分ける
本書を読めば読むほど「社会調査」をどこまで信用したらいいのかわからなくなった。しかし一方でさまざまなバイアス(偏向)がかかった隠れた意図を読み暴く技法を学べたことはとても面白かった。
マスコミ界では、自分たちの主張に都合が良い記事を書くための調査や質問票の工夫をほどこしたり、意図的な印象操作のテクニックで特定の思想の補強する場合があるという。そうした詐術に誤魔化されないリサーチ・リテラシーが必要であると痛感した。
筆者は「サイテーション・インデックス」といわれる論文を客観的に測る方法を提案している。私も基本的に導入に賛成である。現状よりは客観的な論文評価が進むかもしれない。しかし「サイテーション・インデックス」が導入されることによって、一部の組織集団が互いの論文の無意味な引用合戦を展開し、自分たちの論文の評価を故意に上げようとする「ごまかし」の危険も考えられる。「社会調査」で行われている情報操作と似た状況が作り出される恐れもあると思う。
いずれにしても、筆者のいうリサーチ・リテラシーの教育が推進されれば、社会について真に必要なものを見分ける目を養うことができるであろう。

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この本で学んだ方法論を使ってこの本を読み直すこともまた必要
メディアで高い支持を得ている“世論”が、実はその“世論”によって利益を得る個人や組織の手で巧妙に形成されたものでしかないということをデータと共に論じた、なかなか興味深い本です。
例えば「少子化が進むのは良くない」という“世論”について。
子供の数が減ると子供同士の交流の機会が減少して社会性が生まれなくなるという説に対し、本書は現代の少年人口が大正期のそれとほぼ同じであることを統計資料で示し、もし少子化が社会性のない子供を作るのなら大正期の子供たちも社会性がないということになる、と皮肉ります。
また「子供の活字離れが進んでいる」という説に対しては、新聞以外の活字を読む時間を年齢別に調査した統計を使って、新聞を読まない子供のほうが新聞を読むのに忙しい大人よりも読書時間が年々増加していることを提示してみせます。
ことほど左様に本書は世間の常識をあらゆる角度から見つめ直すことを教えており、一種のメディアリテラシー教育本としても活用できます。
ただし、書かれていることすべてを鵜呑みにすることもまた危険です。
例えば平成の少年凶悪犯罪が増えているという最近の論調に対して、終戦直後から昭和40年代にかけてのほうが少年凶悪犯罪は圧倒的に多かったという資料を提示してみせます。
しかし、確かに30年前に比べれば相対的に少ないとはいえ、平成のここ十年は増加傾向にあることもまた同じ統計から言えるのです。それを「凶悪少年犯罪が近年増加したというのは、マスコミが捏造した世論です」というのは言いすぎ。確かに「近年になってはじめて増加した」わけではないにしても、「近年は増加の傾向にある」のは事実ですから。
おそらく本書は、世間一般の論調を懐疑的に見る方法論を提示すると同時に、本書に書いてあることをもその方法論を応用して懐疑的に見よといっているのです。
読者に対して実に巧妙で挑戦的な本です。

大幅改訂!
テレビや新聞でえらそうに不安を煽る社会学者たちにするどいツッコミを入れる問題作。
情報に敏感な人しか知らなかった「少年犯罪凶悪化の嘘」などを
一般の人にもわかりやすく証明した点が素晴らしい。
学とつくと一見難しそうですが基本的にお笑い本です。
読み終わる頃にはきっと、やたらと不安を煽りまくる
コメンテーターには疑ってかかる癖がつくことでしょう。

面白い社会学の本
この本は本当に面白いです。題名からして難しそうと感じました。
でも、読んでみて結構面白くて、笑ってしまいました。
そして、一気に読み通してしまいました。
自分は学生時代、社会学を学んでいましたが、こんなに面白い本は初めてでした。
この本では、社会学者が世間で主張しているような意見に対して、統計等のデータを駆使して反論しています。
同じデータを使うのに、結論がここまで違ってしまうものかと感じました。
この本は反社会学を言っておりますが、論拠の示し方は正当な手法ですので、かえって優れた社会学の入門書になっていると思います。

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宗教社会学の名著
いわずと知れた宗教社会学の名著である。資本主義の成立をウェーバーなりの理論により説明している。
「近代」資本主義の成立はプロテスタンティズムの禁欲的側面から成立したと彼はいう。
当時としても斬新な論文であったと思われる。
論文自体は少々難解ではあるが、とりあえず読み進めてください。最後に訳者の大塚氏の解説がたいへんわかりやすいので、内容が充分に理解できなくてもご心配なく。
時間のない方はとりあえず解説を先に読んで読み進めるのも効果的だと思われます。

ビジネス書として面白いと思いませんか?
会社で掲げられるVISIONであるとか経営方針に人間として共感できるものがもっと必要であるというのが最近の小生の意見であったが一方そんなことが可能かと疑問も思っていた。
そんな小生に対し本書は目から鱗という感じであった。個人的な禁欲をいう宗教が営利追求の資本主義をもっとも育てたというある意味でのアイロニーは人間のもつ複雑さと可能性を思わせた。
岩波文庫の白であるとちょっと引く人も多いかもしれないがこれは面白い本です。
田中

今年はプロ倫100周年
標題の指摘をしていたのは、今はジョンズホプキンス大学で教師をしているフランシス・フクヤマ氏がNYタイムズの読書欄に書いたエッセイで知らされた。
ドイツ思想史のつもりで学生時代に読み、アメリカ論であったので二度びっくり。だがしかし、ヨーロッパ思想の源流としての中世キリスト教を踏まえた宗教と資本主義の関係分析には目から鱗だった!あれから何年経ったのか?
名著は何時までも名著です。

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GTAとは何か:有効性と限界
社会科学における質的研究の方法として最近注目されているGTAに関する概論書である。
「・・・度数的な結果はそもそも成り立たない・・・結果は度数の問題ではなく概念の関係である・・・」に示されるように、結果はまさに質的に解釈され論理化され、その妥当性は説得力と応用時の有効性(コントロール)で判断するのだと主張する。つまり、GTAとは数字に構造や現象を語らせるのではなく、データを整理・解釈し、それを現実の問題解決のフィードバックの中で洗練させていく体系的アプローチであること示されている。
もちろん、このアプローチが複雑な社会現象を明らかにする唯一のアプローチではないが、それまでの定量的研究を補完する方法として、または批判する立場として、有効な研究法であることは間違えない。特に、ダイナミックな人間関係の場における問題解決のための研究法としては非常に有効な方法(論)であり、そうした研究に直面した研究者・学生には参考になる方法論である。
しかし、万能薬ではなく、対象も研究で明らかになることにも制約はある。それはどんな研究法でも同じである。

わかりやすい!
質的研究法グランデッドセオリーアプローチに興味のある方の必読本だと思います。グランデッドセオリーアプローチがどのようなものであるかが、とてもよく分かる本です。
難しい内容の本がたくさんある中で、グランデッドセオリーアプローチってどんなもの?って知りたい方、初心者にとってありがたい1冊です。自分が分からなかっただけにおすすめします。

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これを読んで思いとどまるかどうか
テーマがテーマなだけに多くを語れないが
個人的にこの著者が好きで購入。
鶴見氏のものは自殺方法を書いたものだが
これはそれに対して「いくらかかるのか」
を書いている。
ただ、本当に死にたくなったら、恐らく
本を購入することなく死を選ぶことが多いはず。
だからこの本は、ある意味自殺を思いとどまらせるものでも
あるはずだと思う。
ただし残念なのは、
この本を読んだ直後、
この本の内容とほぼ同じデータを
とある大学のサイトで見つけてしまったことかな。
つまり時期的にも、もしやパクリ?
と思ってしまったんだけど、どうなんだろう...
どっちにしても自殺を選ぶことは
まわりに多大な「損害」を及ぼすことは確か。
それを金額でどれくらいかかるかを
書いたの!がこの本。
ごめんなさい、
これ以上は、経験者なので語れません。

自殺はつらいよ
生きるがつらくなって自殺する人が多いですよね。
イジメに代表される人間関係のもつれ、仕事上での悩み、何のために生きていいかわからなくなったなどなど自殺の原因はいろいろあるけど大体においては「めんどうになって」死にたくなる場合がほとんどだと思うのです。
そうして何の知識もなく安易に(また間違った知識で)自殺を試みたらどうなるか。
更に面倒な状況に陥ることがほとんどなのです。
自殺に失敗したらどうなるか。
家族のために自分が犠牲になったつもりがもっと迷惑をかける事にならないか。
自殺のためにはどんな準備が必要か。
など、これまで知りたいけど情報が得づらかったがその答えがこの本にあるのです。
自殺を考えている人は”絶対”読むべき。
これを読んでも自殺したい人はそれはしょうがないです・・・・
この本は自殺を抑制はしても助長するものでは間違いなくないです。
(本屋によっては袋掛けしているところもあるので・・・・勘違いしないでください)

本当に面白かった!
こんなに参考になる本はかつてなかった。世の中、知らない者だけがバカを見る、自殺を考えてる人は絶対に読むべき本だと思います。無駄死にはアホくさいと感じさせてくれる本。
個人的には、「完全自殺マニュアル」よりも格段に面白かった。著者の書き方がまたイイ。自殺を否定するどころか、社会、法律に対しても矛盾点を指摘している。この時代を生きていくには、その上をいく図太さが必要と説いているが、まさに共感。読んで非常に為になる本です。
これは実際に自殺未遂を繰り返した著者でないと書けないくらい、本のレベルが高い。この著者の他の作品も読んでみたいと思える程に、面白かった。

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教科書、これぞ教科書
表題どおり、実用的な「技法」をちゃんと教示してくれる本である。著者は実証的な社会科学の世界における日本で最高の教師だ。私は社会学専攻の学生だが、自分の学校の教授陣からはまともな「社会調査」のテクニックを教えてもらったという経験が、これまでなかった。「対象にはっつけ」といった謎めいたアドヴァイスをくれる方や、調査する相手と自己との関係性について熱く語る先生などはいたが、もっと具体的な作業の話になると、「実践してみて、試行錯誤しなさい」みたいな方向にもっていかれて、非常に困っていた。この本に出会って、ほとんど救われた思いがした。
技法の伝授以外でも、とくに著者の失敗談がおもしろい。「失敗から学ぶ、学ばせる」という姿勢が見事に成功しているのだ。著者が学生のレポートや論文を読んでいて、「過去の自分の失敗を思い出して、赤面してしまう」というくだりも、とても好感が持てた。

弟子入り前に読む本
「フィールドワーカーが信頼のおける有力な「生き証人」になるためには,何よりもまずその体験内容を何らかの形で言語化し記録に残しておかなければなりません」(p158)
この本は,ジェラルド・サトルズ(シカゴ大学名誉教授)から,フィールドワークを直伝された佐藤郁哉による分厚い記述である。人間,社会,文化の深い理解をする前提として,フィールド・ワークの訳語である「野良仕事」が必要であると主張している。
佐藤郁哉に弟子入りしたい人は,読んでおかないと,門前払いされるであろう。

フィールドワーク入門として最適
著者が院生あるいは学振PD時代、さらには専任職を得てからのフィールドワーク経験を回想する形でフィールドワークの技法について解説した好著。個人的経験を語りつつも明快な理論化が同時に行われており、大変読みやすい。
また京都でのフィールドワークの経験談では「作業は山積みなのにどうしても作業にかかれずダラダラと毎日を過ごしてしまった」など、誰でも陥るスランプについてもきちんと書かれており、そういった本音の部分をも含めてフィールドワークというものの全体像を示している点で希有な一冊でもある。

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知るべきこととして
この本を読んで感動した方々が多くいらっしゃって嬉しく思ってレビューを読んでいたら、大きく勘違いをしてこの本を読み終えていらっしゃる方が多いことに気づきます。
まずこの本は、豊かであることに幸せを感じるための本では決してない。優越感を感じるためだなんてとんでもない!私たちの物質的に豊かな生活が、どれだけ多く人々や地域からの搾取から成り立っているか、それによってどれだけの貧富の差が存在しているか、ということを端的に気づかせたことが、この本の意味であり、感動的なのです。
しかし残念ながらこの本を軽く読んだだけではそのことに気づきにくいようです。私の知り合いも「裕福な%の側になれってことでしょ?」と言っていて、非常にショックを受けました。私たちの物質的に豊かな生活が、多くの犠牲の上に成り立っているということ。「幸せ」が裕福であることとは関係ないという意見はもっともですが、私たち日本人を含む先進国が当たり前に生活する社会(大量生産・大量消費)のせいで、生きることすら当たり前でなくなってしまう人々が存在する。この世界では異常な不平等があること、まずはそこに気づくこと、それがこの本のメッセージなんだと思います。
この世界の解決法はこの本には具体的に書いてはいない。この本を読んで悲しい気持ちになる人がいて当たり前だと思います。でもまず気づくこと、そこにこの本は世界の未来に希望を繋いでいるのだと思います。

同時多発テロの根源を想像させる絵本
同時多発テロの根源を想像させる絵本です。
この本により、まだ、この地球には、こんなにも不公正や富の偏在が残っているんだ、
という事実を改めて強く思い出しました。
また、多様な人々の考えを排除するのではなく、お互いに認めあいながら、
この地球を地球市民の立場で平和に維持していかなくてはならない、
という思いも強くもしました。
その意味では、環境問題や戦争、テロなど地球市民としての思いを
再確認できる、よい絵本です。
(童話が好きな中年男性より)
※池田香代子さんが話してくれているインターネットでの動画配信のページがあります。グリーンズネットワークと言うキーワードで出てくるところの真ん中あたりに、講演・シンポジウム・イベントのページにあります。

99人の隣人
私たち日本人の生活は大変恵まれています。蛇口を捻れば水が出るし、コンビニに行けば食べるものがある、スイッチを押せば電灯がついて明るくなる、そして自分を大切に思ってくれる家族がいる。こんなことが当たり前という時代です。しかし、そうでない国もたくさんあります。イラクやイスラエルでは紛争が絶えず、アフリカのある地域では飢えに苦しんでいる人も大勢います。
あなたも普段“当たり前”だと思っていることを考え直してみてはどうでしょうか?99人の隣人のことを考えてみませんか?

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学生は学費を自分で負担しないから大学に行くのである
「休講になると学生が喜ぶ」状況を不本意だと著者は感じているが、そもそも講義が何の得にもならないから学生は休講を喜ぶのである。つまり、学生が自分の学費の価値を考えてリアリスティックに行動しはじめたら、著者のいる大学など誰も進学しなくなるではないか。そのことを無視して「学生の意欲が低い」ことを嘆いても無駄だろう☆「奨学金により学生が自分で学費を負担する」「学生の副業を本業につなげる」といった著者の主張は、突き詰めれば大学無用論、大学院無用論なのに、そこを無視していることが惜しまれる。

日々、実感していることの裏づけ也
この10年、新卒の採用・教育に関わり、
さらに実生活では子供が就業可能年齢に近づきつつあり、
公私共に実感していたことがズバリと裏づけられた也。
特にこの3年ほどの「急降下」ともいえるほどのイヤな状況が、
もっともっと堕ちていくであろう予感に暗鬱。
納得本だが、暗鬱分で星2つ減。

流行に左右されることなく
著者は教育学部に力を注ぐ千葉大学の女性教授で本書は大変薄く安価であるにもかかわらず、必要十分に主張と根拠と提言が述べられる。1ページを無駄にするところの無い経済的な1冊である。よくある若者への勘違い的な迎合でもなく、「いまどきの若者は」的な論調でもなく、極めて構造的な自然の結果として「今」があることを著者は説得力あるデータと考察で展開する。こうした地に足の着いた主張が真に若者を擁護するのではないかと思う。

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新たな方法論
日常的にもこの本の考え方は応用可能である。ネットワーク思考、分析
によって現実問題の処理をすることができるでしょう。この本の他にも、システムシンキング、マインドマップ、松岡正剛、複雑系などの書籍を併用すれば、情報や現実問題の関係性、相互作用をある程度、大局的に理解することが出来、思考力が増すと思います。

ネットワーク分析の入門書として最適
ネットワーク分析を理解するための入門書として、いくつかの分析事例を挙げてわかりやすく解説されている。ネットワーク、相互依存性といった概念は伝統的な社会科学では余り明示的に扱われてこなかった分野だが、ゲーム理論の登場以来、特に近年では、コンピュータ科学、複雑系等と共に急速に社会科学理論に取り込まれつつある。本書を読んで、ネットワーク分析の有用性を理解し、社会学のみならず、金融論、産業組織論、経営組織論などへの応用分野へ展開していくとさらに興味が増すだろう。

社会科学の基本書として非常に良い
数多くの基本書のなかで、これだけ平易な言葉でレベルの高い内容を
書いてある本は、そんなに多くない。この本は、その条件を満たして
いる。
基本的に、社会学を専攻する学生向けに書かれているが、この内容は
経営・経済の学生も充分使用可能である。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005