書籍紹介販売レビュー

応用物理の最前線

応用物理の最前線

応用物理の最前線

カスタマーのおすすめ度:

未来を切り開いてゆく学問「応用物理学」

「応用物理学」とは何か・
「物理」がこの世界で成り立つ基本法則や基本物質を探る学問だとすると、
「応用物理学」は現在の物理学の成果を土台として「未来を切り開いてゆく学問」といえます。

光ファイバー・環境に優しいセラミックス・量子コンピューター・熱電変換・ロボットなど経済に影響を与え、社会構造をも変える可能性を秘めた8つの最新研究を紹介。

こんなことをしてるのか!

自分も、ちがう大学だけど応用物理学科で日々勉強しているのですが、現在こんなことをしているのかということを知れて非常によかった。自分が今勉強していることがこんなふうにつながっているとは思わなかった。「応用物理」という言葉はあまりなじみがないかもしれないけど、ぜひ読んでください。

量子コンピュータとは何か

量子コンピュータとは何か

量子コンピュータとは何か

カスタマーのおすすめ度:

初心者用の入門書

量子コンピュータについて、どういった原理で動くのか、なぜ速いのか、といった疑問を解決するために読み始めたのですが。。。

難解な量子論が、比喩を使ってわかりやすく書かれており、全編を通じてほとんど数式も使われていないため、誰にでも読める内容になっています。
また、現在のコンピュータの原理や、暗号解読に代表される、量子コンピュータの応用性までも説明されているため、読み応えがあると思います。

ただ、少しでも量子論やコンピュータの原理について知っている人にとっては物足りないと思います。量子論やコンピュータサイエンスをかじったことがある人にとっては、誰でも知っているような内容が多かったです。
また量子論特有のわかりにくさは、誤魔化されているため、すっきりしないという感じは否めません。厳密さを求める人にとっては、入門書としてはいいと思いますが、本書だけで量子コンピュータを理解することは難しいと思います。

よくわかる

この本は、古典的コンピューター(現行のコンピューター)の基礎部分を解説(と言っても、本当に概念だけだが)し、それを基に量子コンピューターの優位性を述べている。
また、最後のほうでは量子暗号についての簡単な解説もある。

量子コンピューターの解説本は数式などが出てきて理解するのが大変だが、この本を読むことでその概念は理解できる。

わかりやすく、読み物としても面白いです

量子物理学というと、「揺らぎ」とか「不確定性」とか言う言葉が使われるけれど、いまいち漠然としないという方にお勧めです。
量子物理学の基礎を手短に述べてそれから本題へという書き口ではなく、いきなり量子コンピューターと話を絡めて話を進めていく形になっています。しかしながら知識がないと読めない、というものではありません。さすがサイエンスライターと思わせる記述の仕方で、自然に読み進めていく段階で、量子的な考え方も説明してくれているため、実に軽快に読み進めることができます。
量子コンピューターってすごい、今までのコンピュータとは原理が違う、どんなすごいことができるようになるのだろう、という素朴な疑問に答えるだけでなく、実現へ向けての困難や、限界についてもきちんと述べられています。量子コンピューターというものが、単なる夢物語ではないけれども、SF的な能力を持つものができるとか、基本的な現象が確認できたから、後数十年で実現できそうだとか、そういった短絡的なサイエンスエッセイ風に終わっていない点も評価できると思います。

「ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として

「ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として

「ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として

カスタマーのおすすめ度:

ファインマン物理学だけでは分かりにくい人に

この本は、ファインマン物理学の内容をより分かりやすくまとめられた本です。まず、これを読んでから原書というのが良いかと思います。というのも、私自身この本を読むことによって興味が増したからです。是非、この本に目を通してください。とても良いと思います。

化学と物理の基本法則

化学と物理の基本法則

化学と物理の基本法則

カスタマーのおすすめ度:

「基本の基本から説明している」ということなのだが難しい

中学3年の子供に、化学と物理を簡単に教えられないか?と思ってこの本を手に取ったが、法則や原理をあまりにも簡単に説明しているので、理解するのがかなり難しい。化学や物理をきちんと理解している高校生や大学生が、復習を兼ねて読むのなら適切かも知れない。

[図解]量子論がみるみるわかる本

[図解]量子論がみるみるわかる本

[図解]量子論がみるみるわかる本

カスタマーのおすすめ度:

やさしく書いてはある

確かに、平易に書いてあります。専門家を目指している人は、物足りないかも知れません。自分も注文した時はもっと厚みのある本を期待していました。
しかし単なる読みモノとしては、面白いと思います。可愛い絵つきで中学生が読んでも興味がわくように出来ています。初めての方に向いています。

ほんとにわかるか?

文系の人にもほんとうにわかるようにできているのだろうか?
実際に量子論(というよりも量子化学)を扱ってはいるものの、
いまだにピンと来ていない私。いわんや、文系の人は?

歴史的にどんな論争があったのかを知るには大変よい書物。
コペンハーゲン解釈とかEPRパラドックスとか。
あ、シュレティンガーの猫もそう。

これを読む前にやっぱり専門の書物を少し読んでおきたい。
専門書では、省いてある(意図的に)量子論の解釈問題を
垣間見ることができるので、いっそうの興味が沸くはずです。

100歳になった相対性理論ーアインシュタインの宇宙遺産

100歳になった相対性理論ーアインシュタインの宇宙遺産

100歳になった相対性理論ーアインシュタインの宇宙遺産

カスタマーのおすすめ度:

面白かったです

アインシュタインや相対論のことが良く分かりました。
よくSFとかで「高速より速く移動すると未来になってた・・・」ような感じのストーリーありますよね。それは相対性理論が関係してるんです。

興味をもたれた方には是非おすすめしたい本です。

福江純氏の文章も読んでて楽しく好感が持てます。
自分は相対論の知識はほとんど無かったのですが非常に楽しめましたよ。
ただ予備知識のない自分には、やはり全てを理解するのは出来ませんでした。しかし、理解できないのはあまり気にならず相対論や宇宙の概観が摑めて満足してます。

相対性理論の何たるか

福江氏の著作は見た目にやさしい。所謂文系人間には周辺部分しか触れることのできない物理学の奥義を、読み物として大変に分かりやすく提供してくれる。竹内薫氏と並び、当面の間は両者が世間と専門との架け橋を担って頂けるのではないか。ああ、それにしても未だに実感は湧かない。光の速度で走っている人からも光は30万キロ/秒であるということが。世界はアインシュタインに騙されているという論もあるが、知る限りでは実験で肯定されることはあっても、否定された事実がないとか。量子力学といい、日常の常識とどうしてこうも異なるのか。

量子のからみあう宇宙

量子のからみあう宇宙

量子のからみあう宇宙

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隔靴掻痒

量子力学というものの本質は数式でしか表現しきれないのだとすると、この手の解説本には既に無理があると割り切って、いっそ研究者の苦闘のドキュメントの方が気持ちよいのではないかと、最近思います。サイモン・シンあたりに書いてもらえないかしらん。

ちなみにこの本自体は、相当物理学の素養がないと、読みこなせません。きれいな表紙とわかりやすそうなタイトルに惹かれて買うと後悔するかも。

ブルーバックスレベルの内容

量子力学の一般向けの啓蒙書でよく取り上げられるベルの定理、その証明のための実験方法と、それに関わる科学者たちの"からみあい"について書かれた本である。
前半は量子力学の誕生からEPR論文にいたるまでの経緯、後半はベルの定理とその証明にどのような実験が行われたか、という構成になっている。内容のレベルはブルーバックス程度、といったところか。

量子論の平易な解説書

量子論に興味はあるけど物理や数学はあまり得意じゃなくてという人(私もその一人)には好適な本だと思います。量子論誕生の経緯から説き明かして,最近の量子暗号や量子テレポーテーションの研究に至るまで,量子論の核心が「絡み合い entanglement」という概念を中心にして丁寧に書かれています。
一章あたりのページ数が少なく(10ページ前後)息切れせずに読めます。翻訳も良。オススメです。

「ファインマン物理学」を読む 量子力学と相対論を中心として

「ファインマン物理学」を読む 量子力学と相対論を中心として

「ファインマン物理学」を読む 量子力学と相対論を中心として

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反アカデミズム

「権威主義(アカデミズムのこと)は科学の最大の敵である.」これは有名な大天才アインシュタインの言葉である.誰かがファインマンが良いと言っただけでそれに飛びつく愚か者が多すぎる.そのよさを十分分かってから読むべきであるのにすぐに飛びつくのである.量子力学,相対論といった現代物理学の中枢を成す重要な理論をそんな生半可な精神でやってはいけないのである.本当に相対論と量子論は面白いのだと分かってからきちんとした入門書的な教科書でトレーニングを積むことである.啓蒙書としては「物理学はいかに創られたか 初期の観念から相対性理論及び量子論への思想の発展」:アインシュタイン(岩波)が面白いので文系の方に是非勧める.これが面白いと思えないのであれば物理学など勉強する価値はない!!本当に!!私は物理学の基礎理論ほど面白いものはないと思う.面白いと思えてこそ基礎理論の有難みが分かるのである.こんないかにもうさんくさい啓蒙書にもならない本をよんで勉強したなどとは言わないでもらいたい.何か反論があればご自由に.とにかく基礎理論を馬鹿にするな!!

副読本程度には・・・

本書は、これ事態を教科書にするのは勧められないのは当然だが、副読本程度に読むならイメージを掴むのに悪くないと思う。しかし安易にイメージに傾倒して計算が出来ないようでは本末転倒であるので注意しなければならない。イメージ主導で適当な妄想に時間を費やすのは何も考えずに式変形をやることに比べてさえも少しも頭を使う事は無いし理解の助けにもならない。しかし、イメージがちゃんと持てていれば自分で(言われなくても)一つ二つ例を思いついて「数式的に」解析してみて理解が深まる事は疑う余地も無い。

しかし、ファインマンの「数式はどうでもいい~」と言うセリフは数式ぐらい書けて当然なれっきとした物理屋を対象にしたセリフであって、数式で書けない人など最初から問題外で全然相手にしていないと言う事は明記するべきなのかもしれない(実際彼は数式で書けもしないのにイメージの言葉を振り回して知ったかをする哲学屋や詩人が大嫌いだった)。

量子力学がわかってどこが悪い!

量子電磁気学という分野を開拓したファインマンは、「量子力学」の巻を書きたくて教科書を執筆したと言っても過言ではないだろう。特にこの巻にはファインマンの研究哲学が随所に現れている。と言っても、この世の中、物理専攻生だけではない、というかゼロコンマ以下である。悲しいかな名講義も聴衆に依存するのである。99.9..%の人には量子力学はわからないのか、わかってはいけないのか。そこで朗報である。気鋭のサイエンスライター・竹内薫氏が梯子を作ってくれた。それが本書である。自らファインマン物理学で物理を修得したという著者ならでは、気配りが随所にちりばめられている。説明が丁寧な所は、竹内氏も理解に苦労した点ではないだろうか。本書を読んでから、ファインマンを読むのも一考である。くれぐれも、本書で終わらせないように。アインシュタインもファインマンも数式を思い浮かべて業績を成したわけではない。数学はもちろん不可欠だが、物理学的イメージこそ物理学の本質であることを本書は知らしめてくれる。それは物理学を学ぶ者は誰しもがわかっていることである。

タイムマシンをつくろう!

タイムマシンをつくろう!

タイムマシンをつくろう!

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物理って夢がある!!

ページ数は厚くなく内容も簡単に書いてありますが、なかなか中身の濃い本です。

物理は少しやったことがあり、高速に近い物体に乗れば未来に行けることは理解していましたが、重力などの物理法則を駆使して過去にも行けるとは驚きでした。
他にも量子力学など興味深い物理現象が挙げてあり、物理への興味が増してきました。

また、最終章でタイムマシンが完成した暁に起こるであろう問題点を個別に検証しているのも、タイムマシンの現実性を高めてくれます。

難しい法則を使って、こんな素敵なことを真面目に考えている人が大勢いることを知るだけでも感動ものです!

ただ、内容が平易な分、疑問に思う点や分からない点が出てくるのも確かです。そうした点をさらに深く自分で調べてる余地が残されて!いるのも、この本の楽しい点かもしれません。

未来の人達に期待!

タイムマシンはできるらしい。どうやら。これは荒唐無稽な話ではなく、現代物理法則を駆使した話である。タイムトラベルは理論上可能であり、マシンも設計図はできている。ただ製造に至る実務レベルが途方もないので、今はできるかどうかわからない。しかし問題がクリアすれば、タイムマシンは現実のものとなるのだ(未来の人!がんばって!)。

未来と過去では過去に行くほうがはるかに難しいという。
未来の人間が過去の世界に影響を与える事は構造上なんら問題はない。しかしそれによって引き起こされる事態が予測不能なのである。
過去に戻って自分の母親を殺したらどうなるか?
もしマーティマクフライが過去の世界で消え去っていたらどうか?
未来の発見を過去に持ち込んだらどうなるか?

!これらは現実話であるので想像するだけでエキサイティングである。

第四章が最もおもしろいのだが、ページ数の関係か、ややせっかち(全体においてもそうだが)に書かれてあるのが惜しい。この辺はもう少し腰をすえて、たっぷり語ってほしかった。それでもわかりやすく書いてくれているので、うれしい本のひとつにかわりはないです。

物理を知らなくても、おもしろくてたまらない!

とっても楽しかった。おもしろかった!
「タイムマシンをつくろう」なんて言われて「おう!つくろー」なんて気分で手にとった。
相対性理論?量子力学?・・・なんだっけ、それ。
猫のパラドックス?宇宙ひも?・・・聞いた事もありませんよー。なんて私が、夢中になって読んじゃった。
かと言って、ふざけた子供だましのものじゃないみたいよ。
なんだか、物理学って、思ってたのと全然違うみたい。
物理学者って、いったい...?すごーく面白いみたい。
こういうノリの相対性理論の本を、探して読んでみるつもり。
難しい数式も並んでいないし、とってもやさしく解説してあるので、私みたいな人も、気軽に読んでみて!

一般相対性理論入門

一般相対性理論入門

一般相対性理論入門

カスタマーのおすすめ度:

原書はいいのに!

私は以前からこの本の原書 Introduction to General Relativity のファンで、
日本語版にはかなり期待したものですが、手ひどく裏切られた気分です。

内容こそ確かに全文訳になっていますが、原書に感じられた文章の楽しさが
訳のまずさによってずいぶん削がれています。
訳者は典型的な教科書のつもりで訳したのでしょう、
原書にはSF小説のようなスリリングな楽しみがあったのに、
日本語版ではそれが講義のレジュメのような退屈さに置き換わってしまっています。

英語が苦手な人には申し訳ありませんが、この日本語版はお勧めできません。
原書を買うべきです。
訳者が竹内薫か福江純あたりなら星5つがついたでしょうに、残念でなりません。

ブラックホールの決定版!

一般相対論と銘打っているが、大部分がブラックホールの物理学的記述。
回転していないシュヴァルツシルトBHを中心に徹底的に分析。
回転しているカーBHと宇宙論についても各1章を割いている。
テンソルを使わない上に、空間座標を2次元極座標(3次元ではなく)で記述しているので、式の形も簡単なのがうれしい。
特殊相対論と微積分の知識があれば読める。
一般相対論を教科書的に学びたい人には適していない。
また、重力波の説明とBHの天文学的記述はない。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005