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頭がぐるぐるします
見えない世界をひたすら思考実験と数学で言語化する試みに、なんて多くの人がかかわってきたのだろう。その膨大な労力と思考力には凡人としては脱帽するばかりだ。
姉妹本「相対性理論を楽しむ本」を読んだので、こちらも読んでみた。だけど、これはもう、「量子論を楽しむ」どころじゃなくて、頭の中の使ってない細胞がぐるぐるぐるかき回されて、もうわけがワカリマシェーン状態。そして著者はしれっと最後に言うのだ、「わからなくてもフシギじゃない」んだって。量子論は未完成だからなんだって。
相対性理論はまだ、なんとなくイメージできたのだが、量子の世界はそれすら拒絶する。「だるまさんが転んだ」で振り向くと後ろにいた友達が、目を閉じている間に姿を消してなんらかの波になってしまうとか(それが量子世界には普通にあることなんだと言われても)、真空では絶えず生まれては消し合う電子と反電子が、今この瞬間にもその営みを繰り返しているのらしいとか、まったく想像を絶するばかり。今も謎だらけのモノらしいのだ、量子の世界ってやつは。天の邪鬼としては、そう聞けばますます知りたくなってしまうではないか。求む、量子論を解決する天才。

ワクワク楽しい本
量子論の概要が簡略かつていねいに説かれており、一気に読める。いままで生半可に聞きかじってきた人名や知識がジグソーパズルのようにはまっていき、次第に量子論の世界の姿が見えてくるのは快感だ。さらに遅ればせながら、監修者の佐藤勝彦博士自身が量子論の歴史に登場するような世界的な学者なのだということをあらためて確認した。

わかりやすかった~!
本当に優れた入門書ですね。
消化不良を起こさずに、先にスラスラ進んでいけるので気分がいいです。

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新しい知か?
いわゆるニュー・サイエンスは、日本では肯定的には受け止められない。「トンデモ科学」として揶揄されるか、マッド・サイエンティスト扱いされるのがおちである。しかし、さすが欧米の科学的伝統の底の深さか、現行の科学で説明のつかない事象を説明しようとする研究者が多数存在して、しかも一定の評価を得ているのだという紹介が興味深い。
相対性理論とて、量子力学とて、当時の人々には「トンデモ」科学と映ったであろうが、その成果を享受している我々は、こうした試みに寛容であるべきであろう。

生命と健康の極意を伝える
私は本書から、生命や健康の極意について多くのヒントを得た。たとえば、健康とは、生命体に精妙な量子コヒーレンス(整序)があり、DNAから生物光子が放出され<ない>ゼロ・バランス状態であること。そして、最適のコヒーレンスとは、カオスと秩序のあいだにある、自由な即興演奏ができるような、やわらかいシステムであること。
また、うまく達成される「祈り」とは、強い祈りではなく、むしろ「弱い」物静かな祈りであること。同様に、すぐれたヒーラー(療法家)とは、みずから相手を治そうとするのではなく、より大きな力が癒してくれるようにするだけの介在者(エージェント)であること。
こうした無の境地が、ゼロ・ポイント・フィールドという最先端科学によって明かされていることに感動した。なお、私が本書を知ったのは畏敬する哲学者の内田樹氏が、ブログ日記で本書を参照しながら、「コヒーレンス合気道」について語られていたからだ。合気道の極意と量子コヒーレンスがつながるとは!本書のテーマはじつに奥が深い。

衝撃的な内容でした
超ひも理論を初めて耳にした時も驚愕しましたが、"ゼロ・ポイント・フィールド"の発想には、さらに驚かされました。
人の心や生体エネルギーといった目に見えないものは科学の世界では無視されやすいもの。
また超能力といったものも実例があるにも関わらず、全て「インチキ」「エセ科学」というレッテルを貼られ、長い間無視されてきました。
そういった難解で実態が不鮮明な分野に「エセ科学」のレッテルを貼って逃げたりせずに、科学的に検証し、解明しようと果敢に挑んだ科学者たちの姿に感動しました。
6 創造的な観測者~11 ガイアからの電文(テレグラム)まではトンデモ科学まっしぐらだったので、どうなることやらと思っていましたが、最終章の「ゼロ・ポイント・フィールド時代」で現実的な結びをしていたので安心しました。
"ゼロ・ポイント・フィールド"の概念は、前代未聞の革新的なアイディアであるため、どうしても軽率な疑いの目を向けられそうですが、この本に登場する科学者が一流の科学者であり、一流の大学・研究機関で研究していること、ネイチャーといった科学誌にも掲載されたということからして、信頼のおける内容だと言えるでしょう。
現在、物理学以外の分野でもホリスティックに物事を捉える潮流が活発になってきたそうです。21世紀の科学のさらなる発展が楽しみです。

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体系がわかる
量子力学の体系が理解でき,場の量子論への導入もある.必要な数学も解説があるため,線形代数が苦手であっても読み進められるであろう.
量子力学の最初の本としてこの本を読むと,数式がたくさん出てきて面食らってしまう恐れがある (私はそうであった).ファインマン物理学 (V) をよんでイメージを持ったあとに,この本で体系を理解すれば,量子力学がよく分かるのではないだろうか.
この本を読んだあとなら,名著だが難しいとされている「ディラック 量子力学」も楽に読めるとおもう.

量子論を根底から理解
大抵の人が本格的に量子力学に遭遇するのは大学1年の量子化学(化学結合論)でしょう。「物理量は演算子になる」、「状態はベクトルだ」と言われても何のことかサッパリ分からないのが普通の人だと思いますが、どんどん使っているうちに慣れてきて何となく答は出せるようになります。しかし、本当はどういうことなのでしょうか。この本の第2章だけでも読めば、それが何を意味していたのか根本から理解できます。
この本は数学的には難しい点はありません。若干の線型代数に知識は必要ですが、それはこの本の中ですべて解説されています。
ほとんど何ら予備知識なく、量子論の根底を理解できる奇跡的な名著です。

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素粒子論の入門書
世界的に高名な物理学者南部陽一郎氏による、素粒子物理学の一般読者向け入門書。素粒子とは何かから始まり、1950年代の理論上の混乱期を経て現在の標準理論が確立されるまでの経緯が、イラストを用いながら平易に述べられている。一度読んだだけでは十分に理解出来ない部分も無いわけではないが、偉大な素粒子物理学者である著者が一般向けにこのような解説書を著したということ自体を高く評価すべきだろう。これから素粒子を勉強しようという諸氏には強く一読をお勧めする。

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脳みそ関連の本だと思うとすかされるかも
脳みそ関連の本かと思い手に取ってページをめくっているうち、命あるものと無いものの差などの解説や、量子力学一般を数式を用いずに行うわかりやすい説明など、これは今時の科学の入門書なのかと感じました。解説を書かれている先生の進化に関するご意見ももっとなのですが、それを割り引いたとしても、よくかけていると思いますし、人に勧めることもできます。(解説の先生もそう書いてたかも)
人間の意識の説明を量子力学の概念(こういう言い方が適切かどうか正直わかりません。すみません。)を用いて物語り仕立てに読ませるところなど、前半の生物の説明、それに続く量子力学の説明の後を受けて、なかなか読みごたえのある構成になっています。
最後まで退屈せずに読めたということで、星五つです。

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やさしく書いてはある
確かに、平易に書いてあります。専門家を目指している人は、物足りないかも知れません。自分も注文した時はもっと厚みのある本を期待していました。
しかし単なる読みモノとしては、面白いと思います。可愛い絵つきで中学生が読んでも興味がわくように出来ています。初めての方に向いています。

ほんとにわかるか?
文系の人にもほんとうにわかるようにできているのだろうか?
実際に量子論(というよりも量子化学)を扱ってはいるものの、
いまだにピンと来ていない私。いわんや、文系の人は?
歴史的にどんな論争があったのかを知るには大変よい書物。
コペンハーゲン解釈とかEPRパラドックスとか。
あ、シュレティンガーの猫もそう。
これを読む前にやっぱり専門の書物を少し読んでおきたい。
専門書では、省いてある(意図的に)量子論の解釈問題を
垣間見ることができるので、いっそうの興味が沸くはずです。

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斬新な解説
大学受験物理で有名な橋元淳一郎先生が物理を学ぶ大学生向けに書かれた、「単位が取れるノート」シリーズ第三弾。
今までの量子力学の参考書とは明らかに違い、解析力学を知らなくとも理解出来るように書かれている。これが最大の特徴。
量子力学の理論を延々と述べて理解させるのではなく、とにかくまず量子力学の問題を解くのに必要なシュレーディンガー方程式を導き、それを使っていろいろな問題をこなすことで量子力学を理解させる「演習型参考書」である。
いざ読むにあたっては、オイラーの方程式と2階の常微分方程式を解くことを要するので、これを知らない人は先にそちらをやってから取り組むといいだろう。
更に言えば、俗に「特殊関数」と呼ばれるルジャンドル関数やラゲール関数について予め知識があれば、なおスムーズに読み進められるだろう。

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ちょっとがっかりしました
脳もニューロンという物理的な素材から構成される以上、その脳が生み出す心についても、物理法則が適用できるに違いない、というのが今ホットな話題です。少し古典的なところではペンローズ(「皇帝の新しい心」)やワトソン(「DNAに魂はあるか」)らが提唱した考え方です。
その中にあって、心と自由意志に与えられている「ファジーさ」を、確率論である量子論で説明しようと試みるのが量子場脳理論です。この理論自体も、量子論が、確率論的で決定論的なものではないため、それと心の自由性に共通点を見出した、安易な仮説のような気がしないのでもないのですが、考え方としては面白いのでこの本も手にとって見ました。
が、タイトルにだまされました(前置きが長くてすいません)。この内容であるなら、脳科学研究者の端くれとして言わせて貰えば「脳と心」という言葉は使って欲しくないです。内容はシュレーディンガーの波動方程式の説明に終始しており、脳と心との関連性について本質的なところは何も得るところがありません(しかも波動方程式の説明がわかりにくく、結局ものにはできない。物理化学の教科書のほうがよっぽどわかりやすい)はっきり言って著者は脳神経科学について勉強不足な気もします。著者紹介の項目も茶目っ気を出しているのでしょうが、「文学部出の理学白紙」などとかかれると、この内容ではマイナス要因にしかなりません。心についての著作と思って読むと時間を損すると思います。

『こころ』とは
この本は,私たちの『こころ』について量子力学の観点から,仮説を述べた本です。現在,様々な学問分野で『こころ』についての研究が行われていますが,この本で述べられている脳量子論というのは,かなり奇抜で面白い仮説であると思います。
しかし,この本では,大部分を量子力学の解説につかっており,本題である脳量子論に関する部分が少ないので,いまいち内容がはっきりしないです。素人にも分かりやすくとの意図なのでしょうが,理論自体が面白いだけに残念です。

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かえって分かりやすい
さいきん観測問題などに興味を持ってポパーの本とこの本を読んだのですが、
ポパーのように「よく分からないんだけど」と言いながら例え話ばかりするよりは、
この本のように数式を展開していって
「この式になるはずなのに現実はこの(別の)式になっているのが観測問題」
というような説明のほうが問題を明確にしてくれますし、門外漢の私にとっても
(ちょっと忍耐すれば)かえって理解しやすかったです。
ペラペラっとページをめくって「うわ、数式だらけだ」と思わないでください。
がんばれば(ほんのちょっとの前提知識は必要ですが)これが親切な説明なんだと
いうことが理解できるはずです。
あとはこの本のように整理された考え方に沿って自分で考えるようになれれば、と
思っています。

必読書
量子力学の哲学と言われるジャンルについては なんともイイカガゲンな書物ばかりが目に付くが この本はそんな中でも類稀な良書。 量子力学の哲学を学びたい人、語りたい人には 必読の書だ。この程度の基礎知識は、量子力学の 哲学を語る上では必要最低限とも言える。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005