書籍紹介販売レビュー

ジャンボ・ジェットを操縦する B747‐400の離陸から着陸まで

ジャンボ・ジェットを操縦する B747‐400の離陸から着陸まで

ジャンボ・ジェットを操縦する B747‐400の離陸から着陸まで

カスタマーのおすすめ度:

あこがれの操縦体験が

飛行機好きにはたまらない内容。離陸から着陸までの操縦、管制官とのやりとり、飛行工学、と操縦に関連する項目をひととおり網羅し、丁寧に書き込んである。擬似シミュレーションゲームをやるよりは、本書を読むほうがはるかに操縦をしている臨場感がある。「ジャンボ・ジェットの操縦って、やっぱり大変なんだ」と、妙に納得する1冊。

シミュレーションゲームを超える臨場感

って、オビに書いてますが、乗り物好きで旅行好きには堪えられないです。お馴染みな人も多いであろうジャンボ・ジェットの全般的な解説本としても最適です。ブルーバックスらしい解り易い人には解り易い詳細さなので、万人向けの面白さ、って訳にはいきませんけどね。

サムシング・グレート 大自然の見えざる力

サムシング・グレート 大自然の見えざる力

サムシング・グレート 大自然の見えざる力

カスタマーのおすすめ度:

楽観的であること

信じることというのは、ある意味楽観的であることなんだと、この本を読んで思いました。
何かを信じて行動を起こし、必ず成果があると信じないことには、決して果実を得ることは出来ない。
前向きな気持ちにさせてくれる本です。

ホメずにいられない〈2〉オイラが出会ったクルマ名人芸の一部始終

ホメずにいられない〈2〉オイラが出会ったクルマ名人芸の一部始終

ホメずにいられない〈2〉オイラが出会ったクルマ名人芸の一部始終

カスタマーのおすすめ度:

楽しく読み流せる本

どこまでが本当で、どこまでが脚色なのかなあ、と思うところもあるけれど、一話一話が良く出来ていて、構えずに、単純に面白い本として楽しむことができる。

笑える話の他にも、ベンツに使われている「鉄」の秘密に迫る、「鉄のかがみ」や、シートの表皮に使われる「革」がどのように作られるかを紹介した、「皮が革になる日」などは、後々の福野氏のコラムによく出てくる話の原点がうかがえる。

自分が好きなのは、「神よ、ドイツよ、エメラルド」だ。はるばるドイツからやって来た塗装の神様を描いた短編だが、なんかちょっとホロリとしてしまいそうな、いい話だ。

割と短めの分量の本で、車、特に外車が好きな人は、買ってみて2時間ほど楽しんでみてもいいのではと思う。

ホメずにいられない!

ホメずにいられないのパート2である。
CarExに連載していた物とは順番が変わっていて
私的には1より2の方が好きな話が多い。
「神よ、ドイツよ、エメラルド」
の中に出てくるセリフ
「世の中には名人の上に『神様』ってのがいるんだ。おっさんの姿をした
『塗装の神様』がな」
名セリフである。
「極意」では鈑金屋の陽ちゃんの話

これに興味を持ち、そして私自身が職人になり
現在理解できる陽ちゃんは
パート2に出てくるPDIセンターでの職人より上である。
氏のおかげでわかる人間になった自分が今ある。

福野礼一郎まさに褒めずにはいられない。

感心させて、笑わせて、最後に泣かせる名人芸

福野の本の中では最も泣かせる一冊である。もちろん福野一流の軽妙な語り口で、クルマにまつわる奇人変人怪人譚を次から次へと繰り出してくるのだが、最後の二章「終演」そして「あとがきにかえて」は本書の白眉であろう。

「終演」は全損車を次から次へと引き取っていく謎のおじさんの話。「あとがきにかえて」は、東名高速での違法レース(後に『バンザイラン』として小説化された)最強車両を作ろうとパンテーラに全てを注いだ伝説の人物の話である。ここで詳細を書くことは憚られるが、この二章はいずれもクルマを所有し、使う事の意味を鋭く問いかけて来るものであり、またクルマを愛するという事の意味をも考え直さざるをえないような重いテーマを含んでいる。

クルマを愛する全ての人におすすめ。

街並みの美学

街並みの美学

街並みの美学

カスタマーのおすすめ度:

「愛国」の変奏

本書が刊行された後、80年代になると、日本の好景気に乗じてポストモダンとしての数々の「東京論」が議論され、サブカルチャー的に現代東京の都市に関する積極的な再評価が行われてゆく。当時の乱痴気騒ぎを完全に失ってしまった現代の日本において、いまだにそのような「東京論」を絶対的に信奉するひとがいるとは思えないが、しかし、本書におけるような東京への決定的な「諦念の感」もまた、みなが諸手を挙げて賛成しうるとは思えない。

一見、西欧へと完全に傾倒しているかのように見える本書の都市の評価軸は、都市の文脈を微細に分析しようと試みる今日の都市計画的視座において、少々ナイーブにすら思われるかもしれないが、実はそうではない。本書で述べられたいのは、むしろ西欧主義への頑なな拒絶である。コルビジェが「生まれつきの美的感覚」以外の「何者をも拒絶する強い生得観念」をもっているとして、好意的に評価しておきながら、しかし、結びにおいて「人間性を読み取ることが出来ない」として退けられているのは、そこにこれまで圧倒的勝利を収めていた西欧主義に対する決別が表明されているのだ。

「太平洋戦争から復員して焼け野原に立った私達のような若い建築家の卵も、真剣に東京の復興について考えた」という印象的な一節は、戦争を知らないわれわれの心に深く突き刺さる。戦後、全てがひっくり返った世の中にあって、以前の愛国心が逆転して極端な悲観に包まれたことは、多くの知識人に認められる傾向である。しかし、その悲観とは、やはりなお、一つの「愛国」の変奏であるのだ。ならば、われわれ現代に生きる日本人が、日本の都市を眺めるとき、本書のような評価軸を心の片隅に置いておくことを忘れてしまってはならないはずである。

われわれを取り巻く空間に目を開かせてくれる

明治政府は近代西洋文明に追いつくために多くの日本人を海外に派遣した。最新技術を身につけた技術者たちは欧米に負けないレンガやコンクリートの建物を建てた。しかしそれはあくまでも「部品」であって、それらの集合体である都市空間のデザインを学ぶという点に関しては大きな手抜かりがあったのではなかろうか?本書は街並みという視座にわれわれの目を開かせてくれた古典的名著である。同じ内容は同時代ライブラリーの一巻として本書の半分以下の値段で手に入るが、ハードカバーの本書はまた一味違うと思うのは私だけだろうか?

神の視界

この本は将に神の立場、神の視界から建築というものをみるための養成書と言って良いと思います。つまり、建物一つ一つを見るのではなく、建築を中心とした街並みなどのあり方や、どういう工夫が街並みを良くするかということがわかりやすく説明されているバイブルです。日本と外国の街並みの違いは何か。更に、それぞれの優れたところ等も書かれています。建築に興味がある方はもちろん、海外旅行に興味がある方でも、建物や街並み、そこを歩く雰囲気の良さが更にわかってくる本です。

金融工学、こんなに面白い

金融工学、こんなに面白い

金融工学、こんなに面白い

カスタマーのおすすめ度:

概念、ポイント、考え方がわかる本

金融工学って、何を目的としたどんな学問なの?から、確率の基礎、CAPM等のファイナンスの基礎的な概念の説明、そして、先物、オプションの説明などです。
初心者にも、分かりやすい本でした。数式は、ほとんどなく、考え方や概念、ポイントが説明してある感じでした。数学は、簡単な確率程度でした。

こりゃいける

はじめて金融工学を学ぶ方にお勧めします。
つぎから次にたとえが出てきます。
どれもこれも納得お得です。
初学者は登龍門になりますよ。

たとえ話がうまい

この本はたとえ話うまい、と思いました。

一例をあげると、なぜ、デリバティブ取引があるのか、ということの説明として、カクテルやドレッシングがお店で売られているか、ということで説明しています。カクテルや、ドレッシングはそれらを作るのに必要なお酒や、サラダ油などの材料がはお店で売られているのですから、わざわざカクテルやドレッシングを買わなくても、材料を買って自分でつくればいいはずです。それにもかかわらずお店で売られているのは、材料から作るのが難しかったり、自分で作るのが嫌だからです。先物やオプションなどのデリバティブも他の資産で複製できるのに、あるのは複製するのが難しかったり、自分で作るのが嫌だったりするから、という説明は非常にわかりやすかったです。こ!以外にも上手なたとえ話でよくわかりました。

ビジュアル 品質管理の基本

ビジュアル 品質管理の基本

ビジュアル 品質管理の基本

カスタマーのおすすめ度:

はじめてQCを勉強する人へ

QC活動の勉強をするために購入して、いろいろ探した結果一番安く、わかりやすい。図解もわかりやすく、文章もわかりやすく基本だけ勉強するには最適でした。

自動車の社会的費用

自動車の社会的費用

自動車の社会的費用

カスタマーのおすすめ度:

古典です

自動車とは確かに快適で便利である半面、自動車の排気による
環境破壊、交通事故による死傷者数の多さという面もある。著者は
新古典派の人間的側面を忘却してきた思考様式、つまり命などを
金銭として算出して社会的費用化することで自動車社会の問題を
解決することはできないと考える。
自動車の社会的費用をいかに内部化するか、新古典派と思想的決別を
宣し、丁寧な議論をしながら積み重ね、あるべき住みよい社会を考える。

最近の新書になく、30年前の新書にあるもの、それがこういった
社会哲学力ある本である。自動車社会であることの異常さを認識する
ためにも非常に今日的意味をもつ一冊である。まさに一読の価値あり。

新古典派の批判、外部不経済への刮目、このあとどうなったのか!?

〜71年にかかれたこの本の内容が、今なお説得力を持つ(!)とはなんてことだろう。
自動車がもたらす外部不経済を社会的にきちっと位置づけようとする理論は鮮やかだ。今でもロードプライシングの理論「なぜ道路を有料にすべきか」を説明できる理論として生きている、と思う。
また、私的資本に働くマーケットメカニズムがもたらす均衡と、道路などの「社会的共通資本」における均衡(最適化)の違いをわかりやすく説明し、後者には社会的コンセンサスが不可欠である、という点について、イデオロギーでなく経済学の立場からきちんと説明してくれているのがいい。
それにもまして、「新古典派理論が制度的制約条件をはじめから(積極的に)捨象し、パレート最適という効率性基準によって評価している」と批判し公害や環境問題など、外部不経済であるばかりか、不可逆的な問題を引き起こす理論的限界を露呈したと述べる、宇沢先生の信念に感嘆する。
付け加えるなら、宇沢先生は、この当時アメリカの道路整備財源について、おそらく最先端の知識を持っておられたと思うが、本書に日本のその部分についての本質的な問題点についての記述がないのが残念。もしその後書かれていたら是非読みたいと思う。〜

30年前の本とは思えません

「使える新書」で紹介されていたことと、題名の分かりやすさに惹かれて購入しました。

初版は1974年で31刷を数えているようですが、まったく古さを感じさせません。そんな感じを受けるのは、本書で指摘されていることが30年前から一向に改善されていないためと考えられます。そう思うと益々居たたまれない気持ちになります。

自動車には問題がある。何よりも歩行者を追いやったことに問題があると指摘しています。その他、交通事故、公害などもあるのですが、そういった問題は社会的費用として車を運転する受益者が負担すべきであるはずだが、そうなっていない。運転者にとっては運転することによる利益のほうが負担よりも大きいため、車を運転するというインセンティブがはたらき、ますます車が増加して問題が拡大していくとされています。

昨年、四国遍路の一部約300kmを歩いたのですが、いかに道路が車のために作られているのか実感しました。悟りを開く前に交通事故で召されてしまうと思うくらいに歩行者にはつらい道が続いていました。

受益者負担という観点に立ち、社会的費用を分かち合わなければならないと思った次第です。でも、自分もまた自動車産業の関係者と思うと複雑な気持ちにもなります。

沈黙の春

沈黙の春

沈黙の春

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環境問題に関する古典的な名著

環境問題に関する古典的な名著。それにしても、1950〜60年代の話です。基本的に、害虫駆除の化学殺虫剤 日本でも広く使われたDDTなど 、除草剤の影響 について分析した内容です。今読むと繰り返しのデータが冗長で、 分かり切ったことをくどくど書いているように感じるのですが、当時としてはようやく明らかになった衝撃的な事実の数々なんだと思います。それと同時に、恐るべき環境汚染の影響が「分かり切った」と感じる今でも、化学薬品はもちろん遺伝子操作など、 完全に安全とは言い切れない技術が無造作に利用されていることにも恐れを感じます。短期的な経済原則に振り回されずに、人類の叡智の使い道 を、世界が真摯に捉える必要があります。

読んでおいても損はない本

農薬や化学肥料などが環境に与える影響を最初に警告した本であることはよく知られている。
環境系の勉強をしている人は読んでおいた方がいいものだと思う。ただ、同じ事が繰り返して書いてあるというか、似たような部分がおおく、読みにくいと感じる部分がある。
興味のない人には最後まで読むのはつらいかもしれない。しかし、警告しているだけあって内容には重みがあり、未来の地球のことを考えると恐ろしくなる。自分の体には、既にどのくらいの有害物質が蓄積されており、どのくらいたまると影響が出るのか不安に感じる。
近年、自分の周りで鳴く蝉の種類が減った。ツバメが減った。トンボが減った。今までは特に気にしていなかったことが、もしかしてという不安に変わる。
自分の視野を広げるためにも読んでおいて損はない一冊だと思う。

未来への警告

この本は、海洋生物学者カーソン女史により1962年に出版されました。著者はこの本で殺虫剤や化学物質により引き起こされる生態系破壊や人体への悪影響を訴えて全米を震撼させ、殺虫剤に対する人々の認識一変させました。

豊富なデータに基づく著者の主張は、説得力があります。ただし、一部のデータは信憑性が疑問視されていたり、メッセージが誇張されているなどの批判があるようです。また、DDTに関しては、「アフリカではDDTがマラリア原虫を媒介する蚊を減らして人命を救っている」という反論や、「人間に害を及ぼすかどうかは未証明である」との批判もあります。

とはいえ、現代においても、いわゆる「環境ホルモン」として危険性が疑われる物質は環境中に溢れているため、こうした問題にいち早く目をつけた著者は非常に先見の明があったことは間違いありません。この本の書かれた頃とは環境問題の質がやや変わっていると思われる方もいるかも知れませんが、私はそうでもないと思います。例えば、「脂溶性の高い物質が食物連鎖のメカニズムで人間に蓄積する」というパターンは、別にDDTに限らず脂溶性物質であれば成立するからです。

ゆえに、出版から40年以上が経過した現在、この本の価値は色褪せるどころか、ますます輝きを強めていると思います。

談合の経済学 日本的調整システムの歴史と論理

談合の経済学 日本的調整システムの歴史と論理

談合の経済学 日本的調整システムの歴史と論理

ホメずにいられない オイラが出会った“ホンモノ”なヒト・モノ・クルマ

ホメずにいられない オイラが出会った“ホンモノ”なヒト・モノ・クルマ

ホメずにいられない オイラが出会った“ホンモノ”なヒト・モノ・クルマ

カスタマーのおすすめ度:

いまいち。

文がいまいち面白くない、しつこい。書いてある事がウソくさい。
エンスー病は治らない、エンスー養成講座の方が数段面白い。

自動車評論家以外の福野礼一郎

雑誌CarExに連載していた記事の総集編である。
まず読み物として引き込まれる魅力がある。単純におもしろい。
物を作る立場の人間や車好きを自認する人なら尚更だと思う。
が自動車評論の本ではない。
著者は自動車評論家として活躍中だが、そのいかがわしくも怪しい世界の中で
正しい目を持ちつつ文章を読ませる事のできる数少ない人である。

氏のように物を正しい角度または多面的な角度から見れる人間になりたい。
きっかけにどうぞ。私は人生変わりました。

まさに上質の読み物、素晴らしい

収録されている文章はみんな素晴らしいが、一番、感心したのは、やたら調子のいい「広報車」のワケを知るために、自分の買ったマシンをバラしてまでエンジンの秘密を知ろうとする「チューニングの秘密」のエピソード。

調子のいい広報車についダマされて新車を買ってしまった自動車評論家の福野氏は、あまりの出力の差にアタマに来て、知り合いのエンジン屋「ユウジ」に頼んで、広報車と福野氏所有のクルマをバラす。しかし、広報車のエンジンは「ノーマル」というのがユウジの答えだった。なぜだ、そんなハズはない。ゼロヨンで1秒は違うワケはなぜなんだと問いただす福野氏。そのワケは。

残留応力で歪んだ鋳鉄が、歪み戻りするまで待って芯を出したクランクシャフトやブロックを使っているからだという。つまり、徹底的に設計図通りの「ノーマル」なエンジンを積んでいたわけだ。市販の福野氏のピストンリングの外径のバラつきは12/100mmあったのに対し、広報車は5/100mmしかバラつきがなく、重さも均一だった。

福野氏だけでなく読者も「徹底的にバラつきがない部品を使っているから20馬力もの差が出るのか」と小ざかしく理解したつもりになった時、ユウジはこう一喝する。エンジンは「何百もの部品が精密に複雑に噛み合わさってお互いスレ合って、キシミ合って、そいつで動いている精密機械、精密すぎて生き物みたいなったまった機械なのよ」「お前らド素人はエンジンってのがどういうもんか知りもしねえくせに、圧縮比だバルブタイミングがバルブリフトが何だかすぐぬかしやがって、うるせえってんだよ」「エンジンをなめんじゃねってんだよ」と(pp.18-19をアルンジ)。

短いエピソードなのに、謎が謎を呼び、正解かと思ったさきに、さらに奥深い世界をかいまみさせてくれる。まさに上質の読み物としかいいようのない文章だ。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005