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才能の片鱗が、すでに
前作では『戦略的思考』の優れたるところを徹底的に解説。我々がそれを身につけるための啓発と、具体的方法を惜しげもなく記した。経済・経営、政治を的として実践して見せたところも良い。単純に格好良い。くだらない啓発モノ、例えば『ポジティブシンキングで未来を切り開こう』とかいう豚の糞にも劣る文章など、著者・大前氏はかけらも使わない。出版物に限らず、戦略的思考を我々の目の前で、幾度となく実践してみせた。ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』よろしく、以後、多数の著書と世界的活動でもって、我々をリードしようと試みた。『ボーダレス・ワールド』『新・国富論』『新・資本論』などを読めば、皆さんもご理解いただけることと思う。選挙に出馬し敗れてしまったが、それでも“戦う経営コンサルタント”は眠らない。
余計な話ばかりで申し訳ありません。なにぶんハタチのとき、この『企業参謀』を読んで以来、世の中の見方・考え方が劇的に変化し、文字通り生まれ変わった経験を持ちますゆえ、喜びと尊敬を兼ね、しょうしょう大げさに語ってしまいました。しかし、賛同してくださる方も、たくさんいらっしゃるものと、信じております。
前作をさらに発展させ、当時日本にダメージを与えた石油危機から、日本企業がいかに生き延びるか、そして成長するかを説いています。経済動向の分析から、企業参謀の心構え、新しいアイディアを創出する方法、企業戦略4つの基本など、少し難しい文章もありますが、質・量ともに100点満点です。特にビジネス・システムとKFSの発想は面白く、競争戦略論で有名なマイケル・ポーターの『価値連鎖』と比較すると、さらに発展性があると思います。ポーターの本よりも出版が早かったところなどは、さすがですね。
現在はプレジデント社から、前作と本書をひとつにした新装版が出ており、ハードカバーで格好良い表紙デザインですが、値段にちょっと引っかかりを感じる方は、この文庫版に挑戦してみてはいかがでしょう。まずは前作を読み、さらに勉強したいと思ったら、本書を読む。
内容も変わらずと思ったら、プレジデントのほうは、巻末に先見性の技術という項目が設けられていやがる!その部分が残りに該当するのか?さすがに考えてやがるぜこの部分は『考える技術』にも同じ内容のものがあります。どちらを選べばよいかは、僕には決めかねますが、とにかく、どちらか一方は読むべきです。
『生活に影響を与える物事はたくさんあるが、時として、たった一冊の書物が、人生を劇的に変貌させることもある。』
ゲーテの言葉だったと思います。

考えさせてくれる本。
大前 研一氏のロングセラー。文庫なので入手性も良く、持ち運びにも便利。
企業参謀の続編である。
四の五の感想を書くよりも、これはと思った言葉を引用した方が良さそうだ。
p.16
『そこには願望と期待の入り交じった”明日こそは業績回復”曲線(マッキンゼー社内では、これを密かに「ホッケー・スティック」と呼んでいる)が例外なく示されるからだ。』
ホッケー・スティック曲線とは、「く」の時を横倒しにしたようなもので、今まで右肩下がりで来たものが、ある日突然に屈曲点を迎えて、右肩上がりになるようなグラフ上の線のことである。
合理的な理由なしに、このような屈曲点など現れないはずだと。
p.55
『一方、若手の中には、過去の過保護が依然として続き、トップが何かしてくれるであろう、という甘い期待から、自ら進んで維新を敢行するプログラムも勇気も持ち合わせていない人々が充満している。
経営がいくら複雑になったからといっても、本質的に30代の人々に不可能な事柄はほとんどないと思われるのに、ジッと10年、30年後の出番を待っているのであろうか。』
実際には、30代が動かすことが可能な新世界と、連綿と世襲されている旧世界があるんだろうなぁ。
しかし、著者が書いているように、旧世界を動かす必要があることなど、通常のビジネスではほとんどないと思います。
p.64
『こうした状況に対応するためには、
(1)まず判断を従来よりも分析的・科学的に行うこと
(2)分析を行う力を内部的に付けること
(3)判断を個人または特定職制のもの、という認識から、会社全体のものであるという認識にかえること
(4)さらに、こうすることによって、一度下った決定でも、誰も当惑することなく、逆転できるようにしておく...』
一言で言うなら、無責任体制からの脱却かな。
p.171
『硬直状態...に活を入れ...新機軸を求める方法を考えたのである。
すなわち
(1)考え方の転換
(2)戦略的自由度
(3)技術的ポートフォリオ
の三つのアプローチを私は使っている。』
分析とかブレークダウンしたある面愚直なアプローチでも、カンに頼る(思考停止になる)よりも、圧倒的によいということかな。
あとがきの一番最後
『ごく少数の読者は、ものの考え方についての記述が非常に参考になった、と言ってくれた。本書は、この少数派の読者を対象としている。』
ツールは必要に応じていろんなものをパクればいいが、考え方が無い・考えてないやつは、パクることもしないということかなぁ。
もっと読みたくなったでしょ?

前作同様、いまだ色褪せず
同著者の「企業参謀」続編です。
応用編という事ですが、そんな事は同でも良い。
私は20年ほど前に読みました(文庫本ではありません)が前作同様、いまだ色褪せずと思います。
是非、是非、両著ともにお読みください。
心からの推薦本です。

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当たり前のことなれど
会社員として勤めていくのに当たり前だけど、大切なことがわかりやすく、短くまとまっています。
ここに書かれていることは決して特殊なことではなく、誰にでも通用することばかりです。けれども多くの人はなかなかできていない。
当たり前なことをしっかりとできてこそ社会人。
気持ちを新たにできる1本です。

前向きに働くための心得
本書は、
第1章新入社員の心得
第2章中堅社員の心得
第3章幹部社員の心得
の3つの章から構成されています。
読者によって、それぞれ何かしら得るものがあると思いますが、
特に注目していただきたいのが「第1章新入社員の心得」です。
今の職場と縁があったことに対して「運命と観ずる覚悟を」、
「会社を信頼する」、「会社の歴史を知る」、
また、周囲の人間関係について「礼儀作法は潤滑油」等が、書かれています。
最近のスグに仕事をやめてしまう、すぐ愚痴をこぼす、
やたらと転職転職というような年代に、是非とも読んでもらいたいです。
しかしながら、「自己の利益ばかりを考える」というような世相を生み出したのは、
一体、何なのでしょうか?誰なのでしょうか?
その責任の一部は、上の世代にもあるのではないでしょうか?
そういう観点からは、つまり「中堅社員」「幹部社員」の方々にも、
初心を思い出す気持ちで、心して「第1章新入社員の心得」を読んでいただきたいのです。
「働く」期間を通して、本書は、様々な示唆を私たちに与えてくれると思います。

なるほど
多くの人が尊敬する松下幸之助さん
幸之助さん自身が常にこういう心がけで仕事に取り組んでいるんだと
改めて凄いと思いました
話もとても丁寧に書かれていて僕と対話をしているような
感覚になってきます
皆さんも読んでみてはいかがですか!

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稲盛経営の秘密は創業時からのキャッシュフロー経営
現代では稀有な理念・思想を持った経済人、稲盛氏の経営論。大変参考になったのは技術者であった氏が経営における会計の重要性を、動物的感覚で経営を通して嗅ぎとり、創業まもない頃から経理部長とのやりとりの中で、売上げよりも利益の追求とキャッシュフロー経営を、独自に実践してきたのであった。利益性の重視もキャッシュフローの概念も今の時代でこそ、認知され経済概念としてさまざま経営理論書で唄われている。技術だけでなくこれら経営のしくみも創造してしまう感性に氏ならでは天性を感じた。

キャッシュフローとプロジェクトマネジメントをケースで学ぶ
時価総額経営が破綻して結局キャッシュフロー経営が戦前だという話になっていますが、はじめからそんなのあたりまえだろうということがかかれていて清清しい。欧米の経営手法ばかりがもてはやされているが、日本を代表するベンチャー経営者の実学を学ぶほうがよほど価値があるだろう。プライシングの概念も非常に参考になる。ザ・ゴールの全体最適の考え方を実践で取り入れていることに驚くかもしれない。

忘れかけていた基本を思い出させてくれる
会計というものは単なる数字のマジックではない。
そこで働く人々の努力の結果であるべきだと問い掛けてくれる。
飛行機のコックピットにある各メーターが、飛行の状態が安定しているか危険な状態にあるかを示してくれるように、会計も会社の経営状態を示してくれるコックピットであるとの指摘には思わず肯いてしまいました。
人生や経営に成功している人達に共通するセリフ、「銀行は晴れた日に傘を貸すが雨の日には傘を取り上げる」も登場しています。そして経理処理の方法論だけでなく、経営に取組む姿勢に関しても勉強になる本でした。基本を忘れかけた頃に読み返してみるといいかもしれません。

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かなり内容が陳腐化して参考にならない事例が多い
この本はネタがかなり古い。平成10年のダイエーの古い決算書の話では説得力がない。決算書も細かい文字で読めない。新会計基準にも触れていない。かなり陳腐化している中古本といった感じ。

確かにおもしろいほどわかりました
これまで「すぐわかる」とか「おもしろいほどわかる」などの枕詞がつく本に対しては少し懐疑的な見方をしてきたのですが、この本は確かにおもしろいほどわかりました。
私は簿記の知識があったので理解が早かった面もありますが、平易な言葉で書かれており会計初心者が読んでも同様にわかりやすいと思います。
できるならば、自社の決算書(自社が無理なら好きな企業や株式投資先として検討中の企業)を見ながら本書を読むことをオススメします。

本当にわかりやすい
本当にわかりやすい。特に決算書、財務諸表などを見たことの無い素人の方でもダイナミックにわかるようにかかれており、とてもためになりました。文庫版サイズで比較的安価であるのも万人にお勧めできます。

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人生の指南書
ビジネスにおいて成功した父親が同じ道を歩もうとする息子におくる言葉を記している。読むたびに自分の行いを振り返り反省させられることも多い。父親が息子におくる説教の言葉だが理路整然としてかつ愛情あふれるものである。常にかたわらに置き、ときおり紐解きたい一冊である。

親の無償の愛
父親の会社を継ぐということを決めたとき、タイの伊勢丹で見つけて衝動買いをしたのが、この本に出会ったきっかけでした。その後、何度となく読み返していました。結婚を機に本を読む時間が余りなくなってきたので、この本の存在も忘れていました。最近、父親が持病の影響で倒れた際に、この本を無性にまた読みたくなり探したのですが見つからず、また、購入しました。 父親が息子に向ける無償の愛、精一杯の愛情あふれる文章、さりげないユーモア。自分の父親は、こんな手紙を書いてくれるわけではないのですが、ダブって見えてきます。将来、自分の子供にこんな素敵な手紙を書ける人生を送りたいものだと思います。

真心のこもった文章が胸を打つ作品
ビジネスマンとして成功した著者の、その人生における教訓をただ上から押し付けようとしただけでなく、息子への愛情がひしひしと伝わってくる本です。売上の事など眼中にない真心のこもった手紙で、とてもためになると同時に感動しました。

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ビジネス書で泣ける一冊
藤沢武夫のビジネス戦略がホンダ技研工業の発展とともに語られ、大変興味あるビジネス指南書となっている。
本書の中に登場する本田宗一郎は、光り輝く少年のような魅力にあふれており、藤沢の彼に対する愛情や信頼が絶大であったことを証明している。
引退の場面の両者の話は有名だが、何度読み返しても涙が止まらない。
商売だけでなく、人生そのものを深く考えさせられる珠玉の一冊だ。

汚れ無き名軍師
同じ日本人として、こんな人がいたんだなーって感激しました。
この本事体では、彼は謙遜しまくりなので、いかに彼が優れた人物かは分かりにくいですが。
他の彼に関する研究本と合わせて読むと、下町の粋な人物で人なつっくい、とても世界の本田の影の参謀とは思えなくて面白いです。
勝海舟っぽいのかな・・ある意味

本田宗一郎の補佐役、藤澤武夫
今日好調な企業である、本田技研工業の創業者で元社長の本田宗一郎は、注目されているにも関わらず、専務藤澤武夫は、本田に比べれば影の薄い存在で、あまりにも注目されていない。この書籍は、本田技研の創業時に重要な役割を負った藤澤について知ることの出来る、貴重な書籍である。藤澤は、創業期の倒産しかけた本田技研を救って、今日のような世界的大企業に育てたのである。

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読めば元気になれる本
稲盛和夫は一代で京セラを築いた男である。その稲盛が人間として重要だと考えることをまとめたのが本書である。彼は「人生の結果=考え方×熱意×能力」という式こそ「成功のための方程式」だと述べている。よく考えるとなかなか深い式である。熱意や能力がいかに高くても考え方次第で人生はプラスにもなり、マイナスにもなるということだ。
私はいつも仕事で行き詰まった時にこの本を開いて元気を取り戻している。

常に携帯する一冊
文庫という安さも魅力ですが、
この本を何度読んだことか・・・
色んな分野でも当てはまることが書かれてあるので、
ためになります。
座右の銘(もしくはバイブル的な一冊)にしている方も
多いのでは。
併せてサンマーク出版から出ている『生きる』という書籍も
お勧めです。
これから成功したい方に、よりよい人生を歩んでゆこうと
いう方に、是非拝読して頂きたい一冊であることは間違い
ないですね。

座右の銘にふさわしい1冊
京セラがAVX社買収の際、『心を高める、経営を伸ばす』の英訳版を使用し、米国人と真剣な質疑応答が数日間続く勉強会を再三わたって行った。それを、米国マグロウヒル社が『APassion for Success』という本にし米国人向けに出版した。その日本語版が、この『成功への情熱PASSION』
『心を高める、経営を伸ばす』では、ぼんやりとしか分からなかった稲盛氏の考え方が、この『成功への情熱passion』では、物凄く分かります。
人生の意味を見失ってしまった方、自分に自信を無くしてしまった方には、まるで聖書(バイブル)のような本だと思います。
自分がどう生きるべきか、必ず見えてくると思います。

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自分の生活をエンジョイするために働け
起業したいという思いからホンダの創立者、本田宗一郎の本を買った。世界の経営者として知られる彼が社会貢献をしていったその背景にある哲学の一部を知ることができた。「自分のために働け」「エンジョイするために働け」というのが当時としては革新的に響いたのだと想像する。これは現在ではよく聞かれることだが、現在言われているこの言葉の裏には「なぜ、そう言われるようになったのか?」が欠けていると感じた。戦争で日本には「滅私奉公」という考えが広まった。その経験を踏まえて「自分のために働け」「自分の生活をエンジョイするために働きに来い」と言う思想ができたのだろう。一概には言えないが、現代の日本の風潮はこの言葉を表面的にのみ受け取り、それを歪曲して理解しているのではないだろうか。

本田宗一郎さんの哲学
いやー、本田宗一郎さんてすばらしい方です。何度も読み返しています。
本書は、言葉一つ一つに彼の人生哲学が詰まっています。
彼が、世界中でなんで今でもこれだけの人間に愛されているのか分かったような気がします。私のような今に満足しきっていて、心に若さを失いつつある人間にとってこの本はかなり刺激的でした。
読んでいても、飽きずに次へ次へとページをめくるのが楽しくなる、自分がページをめくるごとに脱皮して、成長していく気がした一冊です。

経営者とはいかに
本書は、本田技研を裸一貫から作り上げた本田宗一郎のエッセー集であるが、社会は理屈じゃ語れないと嘯いている我々を、するどい観察・分析力に基づく正論で斬っていく様は、とても爽快である。
そして、その端々で触れている消費者を中心にした製品開発、政治力にものをいわせるのでなく消費者をひきつける技術開発、若い社員にいかに夢を持たせるか、技能ではなくアイデア、などの思想は、今でも大いに参考になる。

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サラリーマンのための「経営組織論」
本書はとても読みやすい。なぜだろうかと考えてみると、著者が苦心したように、会社組織のメンバー一人ひとりの視点に立って描かれているからではないでしょうか。 著者が気さくに語りかけてくる(笑)ので、いやおうなく、組織と個人のあり方について考えさせられます。 普通の(経営者のための)組織論とは違った切り口が新鮮です。
また、出典や参考文献紹介も充実しているので「組織論」のガイドブックとしても最適。中小企業診断士の科目、企業経営理論 組織論 、がイマイチ実感が湧かないという方も一読ください。薄いけど、中味は濃い一冊です。

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UPDATE:Sunday, July 17, 2005