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米国の核兵器は

イスラエルによって「警備」されている




米国の核兵器はイスラエルによって「警備」されている

マイケル・コリンズ・パイパー

2007年9月26日


イスラエルの企業であるマガール・セキュリティシステムズ社(イスラエル政府が部分的所有)が、米国において最重要機密に関わる原子力発電と核兵器貯施設のセキュリティを担当している。米国のイスラエル支援者たちはそのことを知り、たいそうご満悦のようだ。世界最大の周辺警備会社マガールはもともと、イスラエル政府が部分的に所有するイスラエル航空機産業株式会社(IAI)の一部門としてスタートした。マガールは近年、株式公開会社として独立したが、IAIは(そして自動的にイスラエル政府も)この非常に成功している会社の株を大量に保有している。

これはイスラエル政府が事実上、アメリカの核兵器セキュリティを管理しているということに他ならない。

イスラエル支援者たちは、米国にとって地球上で最も親密な同盟国は今やイスラエルであると言われているのだから、これは【マガール社への警備委託は】むしろ理想的なことではないかと主張する。しかしながら、アメリカの極秘機密である核セキュリティの監視任務を他国の手に委ねることに異議を唱える評論家も少なくない。ことにイスラエルは今日に至るまで、核兵器の生産に従事していることを公式的には認めていないのである。

いずれにせよ、マガール社のグローバルな勢力は非常に広範囲に及ぶものとなっている。多種多様な次世代の「宇宙時代」技術を駆使してイスラエル国境の90%を警備しているほか、すでに世界中にその事業の手を拡げている。

マガール社がセキュリティを提供しているのは米国の核施設だけにとどまらず、西欧とアジアのほとんどの主要な核施設もまた同様である。さらにマガール社はシカゴのオヘア空港のセキュリティを請け負い、ここ15年ものあいだロンドンで英国女王のためにあの有名なバッキンガム宮殿の監視役も務めている。それだけでなくこのイスラエル企業は、電子装置を利用するアメリカの刑務所の90%にセキュリティを提供している。ほかにもマガール社はまさに全球的に展開したクライアント契約を誇っている:国境、空港、工業用地、コミュニケーションセンター、軍事施設、教化施設、政府機関、要人の私有地や住居、商用ビル、各種貯蔵施設…… 。

世界の主要国および大企業で、その活動をマガール社のセキュリティ専門家に間近で監視されていないところはほとんどないといえるだろう。

もはやマガールはただの小企業でないことは明らかである。販売総量の27%はイスラエル市場でのものだが、最大の市場は北アメリカとなっており、今では全体の35%を占める。

あまつさえマガール社のアメリカにおける進出拠点はこれからも着実に増え続けると予想される。注目すべきは近ごろ開設したワシントンDC支社が製品を連邦機関に売り込み、さらには連邦政府が主導し全国の各レベル(地方・州・国家)で推進されるセキュリティプロジェクトのために、資金拠出を決定する連邦議会の議員たちに働きかけていることである。

現在の米国国土安全保障省(DHS)長官マイケル・チャートフは、自身が強固なイスラエル支持者というだけでなく、その母親はイスラエル国営のエル・アル航空を使ったかつての秘密任務を含めて、イスラエルと深く結びついていた。チャートフをはじめ、有利なセキュリティ契約を与える力を持つワシントンのパワーブローカーたちの眼に、IAIが部分的に所有するマガール社は、明らかに魅惑的に映るだろう。
【DHS長官マイケル・チャートフの父親(Gershon Baruch Chertoff)はユダヤ教のラビだった。母親(Livia Eisen)は初期のイスラエル諜報員で、1949年、エル・アル航空を使いイエメンからサウジアラビア領空を通過して5万4000人ものユダヤ系住民をイスラエルに移送した「魔法の絨毯作戦(Operation Magic Carpet)」に参加したといわれている。】

マガールには米国を本拠地とする4つの子会社がある:カリフォルニアに2社「Stellar Security Products Inc.」と「Perimeter Products Inc. 」、ニューヨークに1社「Smart Interactive Systems Inc.」、およびヴァージニア1社「Dominion Wireless Inc. 」である。

合計するとこのイスラエルの企業グループは、周辺侵入検出システムにおいて世界市場シェアの40%を獲得しており、さらに石油パイプライン保護の分野にも業務を拡大しようとしている。

またマガール社は世界中の、特に米国の、水道設備を警備することに並々ならぬ関心をもっていると言われている。実際すでにマガールは、アメリカの水供給に関する警備を一手に独占する見通しを立てたかもしれない。

7月19日【2005年】、ブッシュ政権の環境保護庁は、彼らが「合衆国とイスラエルの給水システムセキュリティ」と呼ぶものを改良するため、イスラエル社会基盤省との「パートナーシップ」を発表した。イスラエルにおけるマガールの圧倒的な優位性を考えれば、それはほとんどマガールがすぐにも米国の給水システムの警備を請け負うことを意味する。


(訳=ファントムランチ 「阿修羅」HPより ※文中【 】内の注釈は訳者による)


原文:U.S. Nuclear Weapons Being “Guarded” by Israel
http://fearthegovernment.com/nukegaurd.html



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