同性婚

[2011-2012]


2011年2月1日(CNN)
ブッシュ前大統領の娘、バーバラさんが同性婚を支持

(CNN) ジョージ・W・ブッシュ前大統領の双子の娘の1人、バーバラ・ブッシュさんがオンライン動画に登場し、同性婚を支持する考えを表明した。
動画は、同性愛者やバイセクシュアル、トランスジェンダーの人々の地位向上を目指す人権団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」が主催するもので、31日に公開された。
約20秒の動画のなかでバーバラさんは、「私はバーバラ・ブッシュ。結婚の平等を求めるニューヨーク市民です」「ニューヨークは公正で平等な場所。誰もが愛する人と結婚できる権利を持つべきです。協力してください」と訴えている。
バーバラさんのほかにも、女優のウーピー・ゴールドバーグさんやブルームバーグ・ニューヨーク市長などの著名人もこの活動に協力している。
ヒューマン・ライツ・キャンペーンは声明で、バーバラさんが母親のローラ・ブッシュさんやディック・チェイニー前副大統領に続き、著名な共和党員として同性婚への支持を表明したことを歓迎した。
ブッシュ前大統領は、再選時の公約で同性婚への反対を訴えており、今回のバーバラさんの表明は父親の方針に反するものとなる。また、08年大統領選の共和党候補者、ジョン・マケイン氏の娘のメーガン・マケインさんや、チェイニー前副大統領の娘のメアリー・チェイニーさんも、同性婚への支持を積極的に訴えている。メアリーさんは自らが同性愛者であることも公言している。


2011年2月1日(時事通信)
同性カップル権利向上で新法=オバマ大統領の地元−米イリノイ州

【シカゴ時事】米イリノイ州のクイン知事は31日、夫婦の権利の一部を同性カップルにも認める「シビル・ユニオン法」に署名、同法は成立した。米国の一部の州で合法化されている同性婚とは異なるが、オバマ大統領の地元でも同性カップルの法的な権利が拡大することになる。
地元メディアによると、同州の新法は「シビル・ユニオン」と呼ばれる関係が認定されたカップルが対象。遺産相続、介護施設への共同入居、病院で危篤状態となっているパートナーへの面会などで夫婦と同等の権利が付与される。同法は未婚の異性カップルにも適用される。施行日は6月1日。


2011年2月17日(共同通信)
ハワイも「同性婚」を承認 来年から、州法改正

【ロサンゼルス共同】ハワイ州議会上院は16日、同性カップルを法的に夫婦同様に扱い、同性同士の結婚を事実上認める州法改正案を賛成多数で可決した。下院は既に通過しており、民主党のアバクロンビー知事が近く署名、2012年1月から施行される見通し。
知事は「(州法改正は)私たちの多様性を尊重し、平等の価値をさらに強めるものだ」と評価する声明を発表した。
AP通信によると、全米では既に5州と首都ワシントンで同性婚が認められている。ハワイ州は同性による婚姻そのものは認めず、同性カップルによる「シビル・ユニオン(合同生活)」を認めることで、男女の夫婦と同様の権利を保障する。
ハワイ州では1993年、州最高裁が同性婚をほぼ認める、当時としては画期的な判断をして以来、同性婚をめぐり激しい議論が行われてきた。昨年にも同様の州法改正案が可決されたが、当時の共和党のリングル知事が拒否権を行使、改正は実現しなかった。


2011年2月17日(共同通信)
インドで代理出産の双子を養子に スペイン男性カップル

【ニューデリー共同】17日付のインド紙タイムズ・オブ・インディアなどによると、スペイン人の男性カップルが、インド人の代理母が出産した双子の女の子を同日までに養女としたことが明らかになった。欧米に比べ費用が安いインドでの医療を利用し、同様のケースが増える可能性がある。
同紙などによると、男性カップルは、片方の男性の精子と第三者の卵子を人工授精し代理出産を依頼した。掛かった費用は総額で120万ルピー(約220万円)で、インド人の代理母には約35万ルピーが支払われる。
カップルは米国での代理出産を計画したが、費用が高いためインドに赴いたという。
双子が誕生した個人クリニックの経営者は「この病院でここ数年間に、少なくとも5組の同性カップルが人工授精で子どもを養子にした」と語った。
昨年結婚したスペイン人カップルは「インドでの代理出産で自分の子どもを持つことができると広告で知った。インドに感謝している」などと述べた。
インド保健当局者によると、同国には代理出産に関する法律が整備されておらず、現在立法化が進められている。(共同通信 2011/02/17)。


2011年2月24日(CNN)
同性婚認めない法律に米大統領が「違憲」判断、裁判で争わず

(CNN) 「結婚は男女間のみのもの」と定めた米婚姻保護法が憲法に違反するかどうかが争われていた裁判で、オバマ大統領が同法は違憲との見方を表明し、この点について裁判で争わないよう司法省に指示した。ホルダー司法長官が23日に発表した。
司法長官によると、オバマ大統領は差別の歴史などさまざまな要因を考慮した結果、婚姻保護法の条項は違憲との結論に達した。この判断に基づき、ニューヨークの連邦高裁で係争中の2つの裁判について、同条項についての弁護を中止するよう司法省に指示したという。ホルダー長官は「大統領の決断を全面的に支持する」と表明した。
オバマ大統領は先に、個人的見解として婚姻保護法には反対だと述べていたが、違憲性についての意見は表明していなかった。
裁判で原告側は、婚姻保護法の規定は同性愛者に対する差別だと主張。これに対する政府の反対弁論の提出期限が3月11日に迫っていた。
野党共和党からは、雇用や歳出削減などの課題が山積する中で政府がこうした発表を行ったことについて反発する声が上がっている。
婚姻保護法は1996年に制定され、連邦制度上は同性婚を婚姻とは認めないと規定していた。


2011年5月6日(産経新聞)
ブラジルで「同性婚」容認 他の中南米諸国に波及も

ブラジル最高裁は5日、同性愛者同士の事実上の婚姻「シビル・ユニオン(合同生活)」を認める判断を下した。判事11人のうち10人が賛成、1人が棄権した。一部の州では同性愛者の事実婚が認められていたが、今後は国全体で、遺産相続や年金などで異性婚と同等の権利が認められることになる。
中南米では、昨年7月に隣国アルゼンチンが国として初めて同性婚を合法化したほか、メキシコ市でも合法。ウルグアイでもシビル・ユニオンが認められている。カトリック教会が反発しているが、地域の大国が容認にかじを切ったことで、周辺諸国でも同性愛者の権利拡大が一層進みそうだ。(共同)


2011年6月15日(CNN)
NY州知事、同性婚認める「結婚平等法案」を発表

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事は14日、同性婚を正式な結婚として認める「結婚平等法案」を発表した。同性婚の合法化は同知事が1月に就任する際、公約として打ち出していた。
法案では「申請者が同性か異性かを根拠として、結婚許可証の申請を却下することがあってはならない」と規定。同性のカップルにも異性のカップルと同じ結婚の権利を認めるほか、現在は異性カップルにしか適用されていない制度を同性のカップルも利用できるようにする。
クオモ首相の談話では、同性婚の権利を女性参政権などと並んで市民が勝ち取ってきた権利と位置付け、「わが州は結婚の平等問題で後れを取っていた」「結婚の平等はこの州の何千もの家庭にとって公正と法的安全の問題であり、宗教や文化の問題ではない」と指摘した。
米国では現在、マサチューセッツ、コネティカット、アイオワ、バーモント、ニューハンプシャーの5州とコロンビア特別区が同性婚を認めている。


2011年6月16日(CNN)
ニューヨーク州下院が同性婚を合法化する法案を可決

(CNN) ニューヨーク州下院は15日、同性間の結婚を認める法案を80対63の賛成多数で可決し上院に送った。上院では接戦が予想されている。
クオモ同州知事の事務所によればこの法案は、同性のカップルに法的に結婚する権利のみならず、「現在、異性婚のカップルにのみ限定されている多くの権利、給付、保証」を認めるものだという。
「ニューヨーク州における真の平等の達成に向けた非常に大きな一歩だ」と、ダニエル・オドネル州下院議員(民主党)は言う。オドネル議員は、自分と同性のパートナーとの結婚が法律上も認められるべきだと主張してきた人物だ。
15日の下院では、宗教、伝統、習慣、家族といった観点からの議論が行われた。民主党の議員らは賛成の立場から、同性婚は基本的人権の1つであり、人々に幸福をもたらすものだと主張した。一方、共和党議員は自分たちは同性愛に非寛容なわけではないとしつつも反対の立場を取った。
ニューヨーク州上院は2009年に同性婚を合法化する法案を否決している。オドネル議員によれば、同様の法案が下院で可決されるのは4回目だ。
現在、同州上院では2人の共和党議員を含む31人の議員が法案に賛成している。共和党議員がもう1人賛成に回らなければ可決はできない。
これまでに、同性同士の結婚を法的に認めているのはマサチューセッツ、コネティカット、アイオワ、バーモント、ニューハンプシャーの5つの州とワシントンDCだ。


2011年6月24日(時事通信)
同性愛者にも同じ権利を=米大統領

【ニューヨーク時事】オバマ米大統領は23日、ニューヨークを訪れ、来年11月の大統領選に向けた同性愛者対象の資金集めパーティーに出席、「同性愛者は他の全てのカップルと同じ法的権利を持ってしかるべきだ」と訴えた。米メディアが報じた。
ただ、オバマ大統領は、同性婚の是非は州レベルで論じられるべきだとの立場を示した。


2011年6月25日(CNN)
NY州が同性間結婚を承認、上院可決し知事署名 6州目

ニューヨーク州オールバニ(CNN) ニューヨーク州上院は24日夜、同性間結婚を合法化する法案の採決を実施し、賛成33票、反対29票で可決した。下院は既に今月15日に承認していた。
共和党が多数派だった上院の可決を受け、民主党のクオモ同州知事が同日署名し、法案が発効した。知事は同法案の提出者だった。同性カップルは今後30日以内に結婚することが可能となった。
上院による可決は、下院が同日、法案可決後に同性婚に反対する宗教団体が提訴される可能性がある問題で宗教団体を保護する改正法案を審議し、承認したことで実現した。この問題点は共和党が強く主張していたもので、上院での採決が延びる理由となっていた。
24日の採決では、共和党議員4人が賛成に回った。
クオモ知事は、同性カップルに対して結婚する権利のみならず、異性婚カップルにしか現在与えられていない多くの権利、給付、保護を付与すると述べ、法案を推進していた。
現在、米国内で同性カップルに結婚許可証を発行している州は、マサチューセッツ、コネティカット、アイオワ、バーモント、ニューハンプシャーの5州と首都ワシントンがあるコロンビア特別区だった。
ニューヨークは1960年代の同性愛者の権利獲得運動の発祥の地だった。ニューヨーク市のブルームバーグ市長も法案を支持し、可決へ向け共和党議員に働き掛けていた。市長は法案の採決結果を受け、平等と自由のための歴史的な勝利と評価した。


2011年6月26日(ロイター通信)
米NY州も同性婚合法化、「反乱」舞台では数百人が歓喜

【アルバニー(米ニューヨーク州)24日ロイター】米ニューヨーク州議会上院は24日、同性同士の結婚を認める法案を賛成33、反対29で可決した。同州のクオモ知事が同日夜、法案に署名し成立した。
同法案は民主党のクオモ知事主導のもと提出された。合法化は全米6州目で、同性婚を認める州としては、ニューヨーク州の人口が最大。
クオモ知事は記者会見で「今日の採決は全米にメッセージを与えることになる。これは、われわれが歩む道を示し、それを行うべき時は今だ。(同性婚は)達成可能で、もはや夢や憧れではなくなった。あなた方は急速な進展を目撃することになると思う」と述べた。
1969年に警察が家宅捜索を行ったことで暴動に発展し、現代の同性愛者の権利運動に火をつけた事件「ストーンウォールの反乱」の舞台となったニューヨーク市内のゲイバー「ストーンウォール・イン」前には、数百人が集まり法案可決を喜んだ。


2011年6月27日(CNN)
NYで恒例の同性愛者パレード 結婚合法化を祝う

ニューヨーク(CNN) 同性カップルの結婚を認める州法が先週成立したニューヨークで26日、同性愛者ら性的少数者らの誇りをうたう毎年恒例のパレードが実施された。
参加者らはニューヨーク市マンハッタンの5番街を行進し、1969年に警察の強制捜査に同性愛者が反発した暴動の舞台、グリニッジ・ビレッジを通過した。
同性婚合法化法案に署名したばかりのクオモ知事もパレードに参加。記者団に、同州の進歩的な政策は全米の手本になると語った。同法は同性カップルに州レベルで異性婚カップルと同等の権利を付与する内容で、7月24日に発効する。
英リバプールからニューヨークを訪れているという少女(17)は「平等になるのはいいことだと思う。皆同じ人間だから」と話した。パレードのためにニュージャージー州から駆け付けたという参加者(49)は「(同性婚合法化は)ニューヨークが6州目。これからも多くの州が後に続くだろう」と述べた。
コスタリカからパレードを見に来た男性(44)は「ニューヨークのような大きな州がつい立法に踏み切ったのは喜ばしいこと」と語った。
一方、カトリック教会による合法化反対運動を率いてきたティモシー・ドーラン大司教は同日朝、同性愛者らへのメッセージを問う質問に「皆さんを愛している。ニューヨークの人々全員の健康と幸福を祈っている」と答え、自身らの立場は「同性愛反対」ではなくて「結婚制度支持」だと強調した。


2011年7月25日(共同通信)
同性婚、NY市で初日に800組 州で手続き開始

【ニューヨーク共同】同性同士の法律上の結婚を認める州法が成立した米ニューヨーク州で24日、同性婚手続きの受け付けが始まった。日曜日にもかかわらず、各地の役所が窓口を開け、結婚を届け出るカップルや友人らの歓声が響いた。ニューヨーク市で手続きを行ったカップルは800組以上に上ったとみられる。AP通信やCNNテレビが伝えた。
カナダとの国境の滝で知られるニューヨーク州西部のナイアガラフォールズ市では、女性カップルのキティ・ランバートさん(54)とシェリル・ラッドさん(53)が手続きし、市長自ら「法的に結婚しました」と宣言した。


2011年7月25日(CNN)
同性カップルが念願の結婚式、NY州の法律施行初日

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク州で24日から同性婚を認める法律が施行され、ニューヨーク市でも同性のカップルが初の結婚式を挙げた。
23年間連れ添ってきた女性カップルのフィリス・シーガルさん(76)とコニー・コペロフさん(84)は、市庁舎のチャペルで集まった人たちの歓声に包まれて挙式した。シーガルさんは「本当に素晴らしい。それ以外に言いようがない」と感慨深げだった。コペロフさんも車いすを降りて報道陣の取材に応じた。
シーガルさんとコペロフさんの式を執り行った市職員のマイケル・マクスウィーニーさんは「個々に独立した2人が、より良い人生のために一緒になる。この真に大切な式を2人と分かち合えたことに感謝している」と祝辞を述べた。
市庁舎前にはウエディングドレス姿の女性やタキシード姿の男性が行列を作った。マイケル・エレッサーさん(56)とダグラス・ロビンソンさん(60)の結婚式には養子縁組をしている息子2人も出席。ロビンソンさんは「私はアメリカ人であること、そして、ニューヨーカーであることを誇りに思う」と胸を張った。
市当局はインターネットで受け付けている結婚証明書の申請画面で、これまで「新郎新婦」としていた文言を「配偶者A、配偶者B」に変更した。
ニューヨーク市以外にも州内では北部バッファローに住むキティ・ランバートさんとシェリル・ラッドさんが日付が変わった24日午前0時1分にナイアガラの滝で結婚の誓いを交わした。


2011年7月25日(ロイター通信)
ナイアガラの滝で女性2人が挙式、NY州初の同性婚

【ナイアガラフォールズ(米ニューヨーク州)24日ロイター】同性婚が合法化された米ニューヨーク州で24日、新婚旅行先として根強い人気のあるナイアガラの滝をバックに、互いに孫のいる女性2人が同州最初となる同性同士の結婚式を挙げた。
結婚式を挙げたのはニューヨーク州バッファロー出身のキティー・ランバートさん(54)とシェリル・ラッドさん(53)。ランバートさんとラッドさんには前の結婚でもうけた子どもが5人いる。友人や家族、支援者や観光客など数百人が見守るなか、州の公園内にあるルナ島で、日付が変わった直後に晴れて夫婦となった。
アートギャラリーのマネジャーであるランバートさんは自分で縫った青のサテンのドレスを着用。食品加工工場で働くラッドさんは、白のタキシード姿で式に臨んだ。
25日にナイアガラの滝で予定されている合同結婚式では、40組の同性同士のカップルが永遠の愛を誓う予定。


2011年7月25日(ロイター通信)
ニューヨークの同性婚、経済効果「3年で300億円」

【ニューヨーク25日ロイター】米ニューヨーク州では同性同士の法律上の結婚を認める州法が成立したが、同州上院は、同性婚が向こう3年で3億9100万ドル(約305億円)の経済効果を生み出すと試算している。
ニューヨーク市観光局はすでに、世界中の同性愛カップルに向けた同性婚のマーケティングキャンペーンを行っている。
ホテルやレストランも同性婚パッケージを大々的に展開しており、タイムズスクエアにあるクラウンプラザは、ブロードウェーの観劇チケット2枚や婚姻届けを出す市役所へのリムジンサービスが付いた宿泊プランを開始した。
同性婚手続きの受け付けが始まった24日には、マンハッタンの役所窓口に長い行列ができたほか、新婚旅行先として根強い人気のあるナイアガラの滝でも翌日に多くの同性愛カップルが結婚式を挙げた。
ケータリング会社アビゲイル・キルシュのマネジャー、ジーナ・モニク氏によれば、同性婚は「ウェディング産業全体にとって非常に大きなインパクトになる」という。
結婚イベントを手掛ける会社ウェディング・サロンの展示会には先週、過去最高の来場者が訪れたという。同社創業者タチアナ・バイロン氏によると、そのうちの約15%が同性愛カップルだったという。
結婚情報誌ザ・ノットが2010年に実施した調査では、マンハッタンでのウェディング予算は平均7万0730ドル(約550万円)と、全米平均の約2倍。結婚式はすでにニューヨークの一大ビジネスとなっているが、同性婚効果でさらに「金のなる木」になるとみられる。


2011年8月15日(CNN)
性転換の新婦と同性愛者の新郎が挙式、キューバで初

ハバナ(CNN) キューバで男性から女性に性転換した新婦と同性愛者の新郎が結婚式を挙げた。2人によると、同性愛カップルの結婚は同国で初めてだという。
新郎のイグナシオ・エストラダさんは取材に訪れた外国メディアと大勢の見物人に向けて「これは同性愛社会にとって一歩前進だ。自由の歌であり、同性愛社会にとっての新たな始まりになる」と宣言した。
結婚式は、フィデル・カストロ前国家評議会議長の誕生日である8月13日に合わせて行った。カストロ前議長が主導したキューバ革命の初期には、同性愛者は拘束されたり強制労働させられたりしていたという。
しかし今ではラウル・カストロ現国家評議会議長の娘で前議長のめいでもあるマリエラ・カストロ氏が同性愛者に対する差別をなくす運動の先頭に立ち、警察や政治家の啓発活動に力を入れている。
そうした活動が実ってキューバでは2007年に性転換手術を無料で行えるようになり、新婦のウェンディ・イリエパさんはいち早く手術を受けた。これによってエストラダさんと合法的に結婚できることになったが、現在でも同性間の結婚は認められていない。
結婚式には新郎新婦の家族や友人など多数が出席し、クラシックなオープンカーに乗ったウエディングドレス姿のイリエパさんと白いスーツに身を包んだエストラダさんを祝福した。
エストラダさんは同性間の結婚も認められるべきだと主張するが、そうした政治運動のことはひと時忘れて、2人だけのハネムーンを楽しむ予定だという。


2011年10月1日(CNN)
米軍、同性愛の兵士同士の結婚式容認、軍牧師の立ち会いも

ワシントン(CNN) 米国防総省は9月30日、軍付きの牧師が同性愛の兵士同士の結婚式を執り行うことを認める新たな内規を発表した。
米軍は今年9月20日、同性愛を公表して軍務に就くことを禁じた規制の完全撤廃に踏み切り、同性愛者の入隊を全面的に認めていた。米軍では同性愛者の入隊は兵士の士気を削ぎ、戦闘能力に悪影響を与えるなどの理由で反対論があった。オバマ大統領は2008年の大統領選でこの規制の廃止を公約にしていた。
新たな内規によると、同性愛者同士の結婚が軍基地などがある州や地方の関連法規に違反しない場合、牧師は軍関連施設内外での公式もしくは私的な結婚式を執り行うことを認める。しかし、牧師がこの結婚式への立ち会いを宗教的な教義の理由などで拒否することも容認するとしている。
米海軍は今年5月、基地内での同性愛者同士の結婚式をいったん認めたものの、後で撤回する混乱を見せていた。
ただ、スタンレー国防次官名による新たな内規は軍内での同性愛者同士の結婚を全面的に擁護する内容ではなく、軍付き牧師の私的な結婚式への参加は国防総省の支持を意味するものではないともしている。
同性愛者の入隊を禁じる規制は「尋ねず、明かさず」政策とも呼ばれ、1993年の導入以降、同性愛を認めた多数の兵士が除隊に追い込まれる事態にもなっていた。


2012年1月5日(サンケイスポーツ)
米フィギュア界のプリンス、ウィアが同性婚!

米男子フィギュアスケートの元五輪代表で、全米選手権を3連覇したジョニー・ウィア選手(27)が、アトランタのロシア人男性弁護士(28)と結婚したことが3日(日本時間4日)、分かった。米国の複数メディアが伝えたもので、昨年12月30日(同31日)にニューヨークの裁判所に婚姻届を提出した。ウィア選手は昨年1月に出版された自伝本で、「自分は同性愛者だ」とカミングアウトしていた。
その中性的な容姿から、熱烈なファンの間で男子フィギュア界の「女形」「ジョニ子」などの愛称で親しまれてきた米国のジョニー・ウィア選手が、やっぱり“男性”と結婚した。
結婚の相手は、ジョージタウン大学法科大学院修了のロシア人弁護士、ビクトル・ボロノフさん。12月30日にニューヨーク市庁舎で、2人の両親の立ち会いのもと結婚式を挙げた。
結婚式のあとウィア選手は自身の短文投稿サイト「ツイッター」に、今夏にも改めて友人や家族を招いた結婚披露宴を予定しているとしたうえで、「でも(結婚に必要な)公式なことは全部済ませたよ! もう罪を背負って生きていかなくていいんだ(笑)」と喜びをあらわにした。2日には、ドミニカ共和国に新婚旅行に出発した。
海外メディアによると、2人は以前からの知り合いで昨年夏頃に再会し、それから“親密な交際”が始まったという。交際約3カ月後の10月末になってウィア選手は、自身のツイッターでボロノフさんからプロポーズされて受諾したことを報告。また、昨年1月に出版された自伝本で「自分は同性愛者である」ことを告白していた。
ウィア選手は、2010年のカナダ・バンクーバー五輪で6位入賞後、11〜12年シーズンの休養を表明。しばらく競技から離れているが、結婚後には練習を再開すると表明。14年のロシア・ソチ五輪を目指すかは、練習再開後に決めたいとしている。
米国での同性婚は、2004年にマサチューセッツ州で最初に認められ、その後、08年にコネティカット州、09年にアイオワ州、ニューハンプシャー州、バーモント州、11年にニューヨーク州が加わり、50州中、6州となっている。州ではないが、首都のワシントンDCも09年から認めている。
また、カリフォルニア州では08年6月にいったん同性婚が認められたが、同年11月に住民投票で覆されている。


2012年1月10日(ロイター通信)
「同性婚は人類の未来にとって脅威」、新年にローマ法王

【バチカン市9日ロイター】ローマ法王ベネディクト16世は9日、同性婚が「人類の未来」を損ねるとして、伝統的家族の在り方に対する脅威の1つだと表明した。
法王は新年のあいさつの中で、約180カ国から集まった外交官に対し、同性婚に対する強い反対姿勢を改めて示した。「(異性婚は)単なる社会的慣例ではなく、あらゆる社会の根本を支えるものだ」とし、「子どもの教育において、適切な家族形態は極めて重要」だと伝統的家族の重要性を強調した。
ローマカトリック教会では、同性を好む傾向については罪ではないとしながらも、同性愛者としての行為は罪だとし、子どもは父母のもとで育てられるべきだとの教えを説いている。
ローマ法王庁(バチカン)やカトリック教会は、ヨーロッパなどの地域で同性婚が合法化される動きに対して反対を表明しているが、すでにスペインやオランダなどでは合法化されている。


2012年1月27日(時事通信)
米民主重鎮が同性婚へ=金融規制法で活躍のフランク氏−ロイター

【ワシントン時事】オバマ米大統領の重要実績の一つである金融規制改革法(ドッド・フランク法)成立の立役者で、民主党重鎮のバーニー・フランク下院議員(71)が男性パートナーと同性婚することが明らかになった。ロイター通信が26日、同議員筋の話として伝えた。同議員の地元で、同性婚が法的に認められているマサチューセッツ州で結婚式を挙げる予定。
フランク議員は1980年に下院議員に当選。報道によると、同議員は連邦レベルでは、ゲイ(同性愛者)であることを公にしている政治家の草分け的な存在。昨年11月末に2012年の下院選に出馬せずに引退すると発表していた。


2012年2月8日(CNN)
カリフォルニア州の同性婚禁止は違憲 米連邦高裁

サンフランシスコ(CNN) 同性同士の結婚を禁止する米カリフォルニア州憲法の改正をめぐり、サンフランシスコ連邦高裁は7日、改正案は違憲だとして同性婚を容認する判断を下した。
判事らは、同案は同性愛者が結婚する権利を否定し、州による差別を禁じた合衆国憲法修正第14条に違反すると述べた。州内の同性カップルらはこの判断を歓迎し、「トンネルの先に光が見えた」と喜び合った。
同性婚の反対派は、連邦最高裁に上告する構えを示している。ただCNNの司法アナリストによれば、最高裁はこれをカリフォルニア州内のみの問題と判断し、訴えを却下する可能性もある。その場合は事実上、今回の高裁の見解が最終判断となる。
カリフォルニア州では州裁判所の判断により同性婚がいったん認められたものの、2008年の住民投票では結婚を男女間に限定する州憲法改正案が可決された。これに対して同性婚の支持者らが、改正案は違憲と主張し、連邦地裁に提訴。連邦地裁は10年、この主張を認める判決を下し、反対派が連邦高裁に控訴していた。
連邦地裁で違憲判決を下した担当判事が退任後、自身の同性愛を告白したため、反対派は判決を無効とするべきだと主張したが、高裁はこれも退けた。
米国では現在、ニューヨーク、マサチューセッツ、コネティカット、アイオワ、バーモント、ニューハンプシャーの6州と首都ワシントンで同性同士の結婚が認められ、ハワイなど5州で同性カップルに夫婦の権利の一部を認める「シビルユニオン法」が施行されている。CNNとORCインターナショナルが昨年9月に実施した世論調査では、米国民のうち同性婚を認めるべきだと答えた人が53%と、反対派の46%を上回った。


2012年2月9日(U.S. FrontLine)
同性婚支持はビジネスに有利?〜大企業の表明増える

同性間の結婚を認める州が増える中、競争力の強化を狙って同性婚支持を表明する企業が増えている。
CNBCによると、すでにコネティカット、アイオワ、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、ニューヨーク、バーモント各州とワシントンDCが同性婚を正式に認めており、ワシントン州でも関連法案が審議されている。
ワシントン州では数年前に同性間の同居に関する法律が成立しており、審議中の法案はそれを結婚にまで拡大する内容。同州を本拠とするマイクロソフトなどがこれを支持している。同社は法案が会社の競争力強化につながると見ており、ブラッド・スミス法務担当者は「他州が結婚の平等を認め始めた現在、ワシントンの雇用主が有能な社員、幹部とその家族に同じような環境を提供できなければ不利になる」と話した。
公共放送PBSで放映中の同性愛を主題とするニュース番組「イン・ザ・ライフ」を制作するイン・ザ・ライフ・メディアのミシェル・クリステル氏によると、ニューヨーク州では結婚の平等を認めることのビジネス面の利点がよく理解されており、州議会が同性婚を認めたのも「こうした法律のない州に対して競争上有利だと、州財界が議会を説得したことが一因」と指摘する。
リバティ・エデュケーション・フォーラムのグレゴリー・アンジェロ代表も「支持は、ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクフェイン氏、オグリビー&マザーのロシェル・ラザラス氏、シティグループのディック・パーソンズ氏といった財界の大物を含む幅広いグループから集まり、これらのビジネスリーダーたちがそれぞれの地位を生かして、同性婚を認めることが商売にプラスで、質の高い労働者を引き付け、維持する事実を強調した」と話している。


2012年2月14日(CNN)
米ワシントン州知事が同性婚法に署名、NJ州は上院通過

(CNN) 米ワシントン州で13日、同性カップルの結婚を認める州法が知事の署名で成立した。ニュージャージー州でもこの日、同様の法案が賛成多数で州上院を通過するなど、米国各地で同性婚を認める動きに弾みが付いている。
ワシントン州の法律は6月に施行予定。グレゴワール知事は署名に当たり、「ついに結婚の平等を実現した。これで同性のカップルにも、異性のカップルと同じ結婚証明書の権利が認められる」と述べた。これに対して反対派は、11月の選挙を通じて阻止する構えを見せている。
ニュージャージー(NJ)州の法案は24対16の多数で州上院を通過し、16日に州下院で採決が行われる。同法の制定を呼びかけていた団体によれば、通過する公算が大きいという。ただ、同州のクリスティー知事はこの問題について先月、「州議会の121人のみで決めるべきではない」と発言、住民投票を実施すべきだとの考えを示していることから、拒否権を行使する可能性もある。
米国ではこれまでに、マサチューセッツ、バーモント、ニューハンプシャー、コネティカット、アイオワ、ニューヨークの各州とコロンビア特別区が同性婚を認めている。
一方、ノースカロライナやミネソタなどの州では、結婚を男女間のみのものと規定した「結婚保護法案」が議会を通過しており、法案の是非をめぐって有権者の投票が行われる見通し。
メーン州では2009年に議会を通過した法案が住民投票で覆された例もある。カリフォルニア州は08年の住民投票で同性カップルが結婚する権利を否定したが、サンフランシスコ連邦高裁は今月7日の控訴審判決でこれを同性愛者に対する差別と認定し、違憲とする判断を示した。


2012年2月15日(ロイター通信)
エンパイアステートビルで初の同性婚、NYは昨年6月に合法化

【ニューヨーク14日ロイター】昨年6月に同性婚が合法化された米ニューヨーク州では、バレンタインデーの14日、エンパイアステートビルで初めて同性愛カップルが結婚式を挙げた。
結婚したのは金融サービス企業に勤めるフィル・ファンさん(49)と病院管理者のショーン・クラインさん(51)。2人はエンパイアステートビルで挙式するためのコンテストに応募。全米から数百通の応募の中から選ばれたカップル4組のうちの1組に選ばれた。「エンパイアステートビルで挙式するなんて、最高のチャンスだと思った。特に、同性婚が認められた最初の年だから」とファンさんは語った。
ニューヨーク州上院のIndependent Democratic Conferenceによる報告書によると、同州にいる約2万1000組の同性愛カップルは、同性婚が合法化されてから3年以内に結婚し、他州からも4万2000組近いカップルがニューヨーク州で挙式する見通し。約2億8400万ドル(約223億円)の経済効果が見込まれている。


2012年5月9日(CNN)
ノースカロライナは「同性婚認めず」 住民投票で州憲法改正を承認へ

(CNN) 米ノースカロライナ州で8日、結婚を男女間のみに限定する州憲法改正の是非を問う住民投票が実施された。CNNの予想によると、改正は承認される見通し。全米で同性婚合法化への動きが目立つなか、同州は同性カップルの結婚を認めないとの結論を出したことになる。
州選管によると、150万票余りが開票された時点で、改正賛成派は61%と、反対派の39%を大きく引き離した。シャーロットなど都市部では反対派が優勢を示す一方、郊外や農村部では賛成派が圧倒的にリードした。
改正案では「1人の男性と1人の女性の間の婚姻が、州で有効な、または認知される唯一の家族の法的な結合である」と規定されている。
賛成派のある活動家は「私たちは同性愛に反対しているのではなく、結婚を擁護しているのだ」「神様が決めた結婚の形を、一部の人々の要求で書き換えるわけにはいかない」と語った。著名なキリスト教宣教師のビリー・グラハム氏も先週、地元紙の全面広告を使った異例の支持表明で話題を呼んだ。
一方、クリントン元大統領は州内の有権者世帯に、「法案の効果は伝統的な結婚の定義を保つものではなく、家族を傷つけるものだ」として、改正反対を訴える電話メッセージを送っていた。
反対派は、この改正では婚姻が狭く定義されていて、結婚に至らないカップル間の子供の保護や家庭内暴力からの女性の保護が脅かされる可能性があると指摘する。同州内の自治体には、同性間のカップルに一定の権利などを認めているところもあるが、改正により変更を迫られる恐れもある。
同州では昨年、140年ぶりに共和党が上下両院の多数党となった議会で、州憲法改正をめぐる住民投票の実施が可決されていた。住民投票で改正が承認された場合、州レベルの裁判で覆すことは困難とされる。
ギャラップ社が最近実施した全米の世論調査では、同性婚を認めるべきだとする回答が50%と以前に比べて増加した。合法化すべきでないとの回答は48%だった。オバマ大統領は、同性婚についての自身の考えは「進展しつつある」と述べるにとどまっているが、バイデン副大統領は6日のテレビ番組で、同性婚について「まったく問題がない」とする立場を示した。
米国ではこれまでに、マサチューセッツ、バーモント、ニューハンプシャー、コネティカット、アイオワ、ニューヨークの各州とコロンビア特別区が同性カップルの結婚を認めている。ワシントン州でも今年2月、同性婚を認める州法が成立し、6月に発効する見通しとなっている。


2012年5月10日(AFPBB News)
オバマ大統領、同性婚支持を公に表明 米大統領として初

【5月10日 AFP=時事】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は9日、米ABCテレビ(ABC News)とのインタビューで、米大統領として史上初めて同性婚を支持する姿勢を公に表明した。
以前オバマ大統領は、米政界を深く分断している同性婚の是非について、自身の立場は「変化している」と述べていた。だが今回のインタビューではその立場を変え、同性婚支持者らが米市民権運動における歴史的瞬間と称賛するとみられるこの発言を行った。
「私は最近結論に達した。私個人にとって、『同性カップルも結婚できるべき』との意見を踏み込んで主張することは重要なことだ」
だがオバマ大統領は、同性婚を合法化するか否かについては各州の判断に委ねるべきだとも述べた。また、クリスチャンとしていかに同性婚支持の立場との折り合いをつけるかについて、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人と話し合ったことも明かした。
「私たちは2人ともクリスチャンであり、この(同性婚支持の)立場は一部の人たちの見解と相いれないと見なされることもあるだろう。だがこれは同時に、『自分がしてもらいたいと思うような扱いを他人に対してもする』という黄金律に沿ったものだ」
以前から同性カップルを強く擁護してきたオバマ大統領は、完全な形での同性婚については支持を表明していなかったが、同性カップルを親に持つ友達がいるという娘のマリア(Malia Obama)さんとサーシャ(Sasha Obama)さんとの話し合いを機に立場が変化し始めたことを明らかにした。
「娘たちにとって、友達の両親が違う扱いを受けているという事実は理解できないものだ。娘たちは納得ができない。実は、このことで考えが変わり始めた」
インタビューに先立つ6日、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領が米NBCテレビの報道番組「Meet the Press」の中で、同性婚には「全く違和感がない」と発言したことを受け、オバマ大統領は同性婚に対する立場を問う強い政治的圧力を受けていた。
オバマ大統領は11月の大統領選を前に熱を帯びる米政界の論戦で、いちかばちかの賭けに出た形になった。一部の専門家は、この発言でオバマ大統領は政治的地雷原に足を踏み入れてしまったかもしれないと警告している。オバマ大統領が支持獲得を狙うスイング・ステイツ(swing states、有権者の支持が共和党と民主党の間で揺れる州)の重要な有権者層の中には、同性婚反対派が多数を占めるものもあるからだ。


2012年5月12日(読売新聞)
同性婚支持のオバマ氏をキューバ政府幹部が称賛

【リオデジャネイロ=浜砂雅一】オバマ米大統領が9日、同性婚を支持する立場を表明したことについて、米国の「宿敵」キューバの国立性教育センターの所長、マリエラ・カストロさんが10日、「素晴らしいことだ。人道的で理解できる」と称賛した。
AP通信などが伝えた。
米国の経済制裁に苦しむキューバ政府の幹部が、米大統領を公然とほめるのは異例。マリエラさんは、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長の娘。同性愛者の権利擁護論者として知られる。


2012年5月14日(毎日新聞)
TDL:同性カップルの結婚式OK

東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)内にある東京ディズニーランドホテルなど三つの直営ホテルがこのほど、同性のカップルが結婚式を挙げることを認める決定をした。東京ディズニーランド(TDL)のシンデレラ城での挙式も可能という。同性愛のカップルから「やはりディズニーは夢をかなえてくれる」と喜びの声があがっている。
きっかけは3月、ホテルが「シンデレラ城で結婚式を挙げるプランを9月から始める」と発表したこと。東京都在住で同性愛者の支援活動に取り組むレズビアン(女性同性愛者)の東(ひがし)小雪さん(27)が「同性でも式を挙げられますか」と尋ねたところ、「一般のお客様も見守るので、どちらかが新郎の衣装を着てほしい」との答えが返ってきた。
このいきさつを東さんがツイッターでつぶやいたところ「ディズニーの対応にはがっかりだ」という反響が、瞬く間に広がった。ホテル側は米国のウォルト・ディズニー社に確認を取った上で、1週間後に東さんに対し「同性カップルによる同性の衣装での結婚式は可能です」と、改めて回答した。東さんは再び、この回答をツイッターで報告。「新たな一歩に拍手!」。反響はさらに広がった。
ホテルの広報担当者は「同性婚が法律上認められていなくても、挙式は可能と判断した」と話す。女性カップルがともにウエディングドレスを着るだけでなく、男性の同性カップルがともにタキシード姿で結婚式を挙げることも認めるという。
東さんは「日本にはまだ、性的マイノリティーに好意的な企業は少ないけれど、ディズニーがこうした姿勢を公式に示してくれた意味は大きい」。東さんの恋人、ひろこさん(34)も「クレームが来ることも想定したと思うけど、それでも認めてくれたことがとてもうれしい」と喜ぶ。
東さんとひろこさんは5日、TDLを訪れた。
「私たち、カップルです。感謝を伝えに来ました」
ミッキーマウスにこう話しかけると、一緒に万歳してくれたという。【丹野恒一】


2012年5月15日(AFPBB News)
同性結婚、ミッキーマウスも支持 東京ディズニーリゾート

【5月15日 AFP=時事】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が同性結婚を支持する姿勢を公に示してからわずか数日後、日本で新たな同性婚の支持者が現れた──ミッキーマウス(Mickey Mouse)だ。
法的地位を得ることはできないものの、同性カップルたちは、人気テーマパーク「東京ディズニーリゾート(Tokyo Disney Resort)」内のホテルでおとぎ話のような結婚式を挙げることができる。シンデレラ城での挙式も可能だ。同リゾートの広報担当者が15日、述べた。
同リゾートでの同性結婚式が可能であることが公表されたきっかけは、東小雪(Koyuki Higashi)さん(27)が恋人の女性との結婚式を挙げられないか、リゾートに問い合わせたことだった。

■同性結婚式の衣装

東さんのブログによると、東さんが電話で問い合わせたところ、同性結婚式は問題ないものの、2人ともがウエディングドレスを着ていたり、2人ともがタキシードを着ていたりすれば他の来園者への「影響」があるため、「一方が男性に見える格好で、もう一方が女性に見える格好」の衣装を着てほしいとの返答を受けた。
だが数日後、リゾート側から東さんに訂正の連絡があり、同性カップルはどのような衣装を着ても良いと告げられたという。
東京ディズニーリゾートの子会社、ミリアルリゾートホテルズ(Milial Resort Hotels)の広報担当者は、AFPの取材に対し、同ホテルで同性結婚の申し込みを拒否したことは過去に一度もないと語り、同性ウエディングでの衣装については従業員の1人が間違った説明をしていたと述べた。
だが、チャペルでの同性結婚式は、「キリスト教の教義上の理由から」行うことができないと、同担当者は付け加えた。

■ミッキーマウスも歓迎

東さんとパートナーのひろこさんは、ミッキーマウスにサンキューメッセージを届けるため、東京ディズニーランド(Tokyo Disneyland)を訪れた。
「ミッキーははじめは、『女の子同士』でカップルだと言う私たちに驚いた様子」と東さんはブログで述べた。「ですが、ディズニーリゾートで同性同士も結婚式が挙げられること、サンキューメッセージを届けにきたことを話すと、両手を上げて、とても喜んでくれました」



【関連サイト】

世界同性婚状況

Trans News("Marriage News"参照)

同性カップルの公正証書作成について

同性婚の仏前結婚式ってできますか?

同性婚ができるオランダ・ゲイ事情・報告

スウェーデン・同性婚法 [Lag om regitrerat partnerskap.]

NAGOYA LESBIAN & GAY REVOLUTION 2002(「同性婚」参照)

同性結婚への賛否を問うオンライン調査、主催者の思惑に反する結果に(WIRED NEWS)

全米で初めて同性結婚を認めたサンフランシスコ市に、ゲイたちが集合(WIRED NEWS)



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