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米軍がイラク市民を飢えさせている

BBCニュース




米軍がイラク市民を飢えさせている

BBCニュース

2005年10月15日


国連高官は、米国主導の有志連合軍が人道法を破ってイラクの一般市民から食料と水を奪っていると告発した。

ジャン・ジーグラー人権調査員が、彼らは物資供給の遮断という攻撃を受ける反乱地域から人々を追い出してきたと指摘した。スイス生まれの社会学者であるジーグラー氏は、そのような戦略は国際法違反であると話した。

バグダッド駐在の米軍広報官はその主張を否認した。

だがジーグラー氏はジュネーブでの記者会見において、「悲劇はイラクにおいては完全な沈黙のなかで発生しており、そこでは有志連合の占領軍が一般市民に対する戦争手段として、水の剥奪と飢餓を利用している」と語った。

彼は言う──有志連合軍は「戦争の一手法として一般市民を飢えさせる」方法を採用している。さらに彼は、「これは極悪非道な国際法違反だ」とつけ加えた。


「間違った主張」

ジーグラー氏は、「いかなる戦争法」も尊重しないゲリラと対峙したときの「軍の基礎理論」は理解していると話した。しかし、包囲された都市や町から離れることができなかった一般市民は、それがどんな理由であれ、この戦法による犠牲に苦しめられるべきではないと、彼は主張した。

米軍の広報官スティーブ・ボイラン中佐は、この告発を、その後、否認した。「イラク国民に基礎的必要物資を制限しているという主張は、どれも間違っている」と彼は言った。

たとえ一部物資の供給が戦闘期間中に遅れたとしても、一般市民に対処するために「事前のあらゆる対策」が講じられていると、彼は主張した。「戦闘が始まってしまったら、救援物資も役に立たない」。

ジュネーブ協定は一般市民から食料品と水を奪うことを禁じている。食料供給路を遮断したり食品貯蔵庫を破壊することも同様に禁じられている。

米国主導のイラク侵略に反対したジーグラー氏は、10月27日に年次報告を提出する際、このようなやり方を非難するよう国連総会に要請するつもりだと語った。


(訳=山本史郎 「イラク・レジスタンス・レポート」HPより)


原文:UStroops'starveIraqicitizens'
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/4344136.stm



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