父の病態はどうであったのか
まずは昨年、父がどのような状態であったのかを記そうと思います。初期の自覚症状がでたのは98年の12月であり、初めのころは乾いたもの、例えば食パンなどがひっかかる感じがすると言っていました。そうして、詳細は闘病記のほうに書きますが、この症状が1週間以上続くのでおかしいと思い、かかりつけの内科にて内視鏡を行い、食道癌が見つかったのです。状況としては筋層まで達するが、周囲隣接臓器には浸潤しておらず、リンパ節に転移が認められ、いわゆる進んだ癌であり、微妙な状況であったと思います。そうして翌年の1月には入院となり、闘病生活が始まったのです。
私自身はどうであったかといいますと、98年の秋頃から5年生の終わりから、6年生の半ばまで続くBed Side Learning、通常ポリクリなどと呼ばれる病棟実習が始まって間も無いころでした。そうして母と社会人の弟、大学受験を控えた妹という5人家族であったわけです。