モンタージュ/15ミニッツ

深夜やっていた映画の録画を見る。“モンタージュ”というミステリー。たいした映画じゃないとタカをくくってみていたら、結構サイコで怖かった。フランシス・マクードーマンド(ファーゴとかコーエン兄弟の映画ではおなじみの女優)とか、ジョン・リスゴーとか、演技派の俳優が沢山でていて、低予算ながら映画的には見所も多々ある。今思い出せるところでは、重要な局面で、ひきの画像で“ダーン”ってやる手法は完全にキューブリックのオマージュ。例えば、死体を発見するシーン。大の字で寝ている状態になっている死体が、よく見たら手足がちょん切られていて、“キャー”ってな構図はものすごい効果的。ただ、低予算だけにどう見ても人形にしか見えないところが残念。
ニコラス・ケイジとサム・ロックウェル主演の映画。サム・ロックウェルって最近良くでているけれど、そんなに良い役者かな?存在感はまぁあるけれどいまいち魅力が分からない。それに比べてニコラス・ケイジが良い。“潔癖性で、ナーバス・ブレークダウン寸前の詐欺師”っていう役が笑える。ここのところヒット作には恵まれないが、初心に返って良い映画にでているなぁと言う印象。監督がリドリー・スコットだけにそつなく纏めた編集は小気味よく、ラストの大逆転まで一気に見せる。詐欺師の話は往々にして面白いけれど、これも面白かった。けれど、一番面白いのが、子役だと思っていた14歳の娘の役をやっていた女優、24歳なんだって。驚きである。まさに詐欺にあったような気分。
Posted: 月 - 9月 20, 2004 at 10:28 午後