The Music of chance



最近仕事が忙しい。あっちこっちから大きな仕事が取れそう。それで、思いも寄らなかったことだけれど、以前よりもそれを苦に思わなくなっている自分に気付いたりもしている。楽しいとまでは行かないけれど、上司が替わって自由に動けることの喜びで、とりあえず気が紛れているのかもしれない。
まぁ、自分の感覚はおいといて、色んな日本のメーカーを見ていると、その創造性の無さにびっくりする。思想的な部分、今の生活をどの様に変えたいとか、製品が持つ明確なヴィジョンがないから、根本的にとことん駄目である。
”あれが売れているから、同じ色で”、”MP3機能を付けなくちゃ”等々。どうしたいのかを色々語っている得意先の技術者や、企画の人は、お客さんだから聴くけど、首を傾げるざるを得ない話をするズレた人が多い。

忙しい中、本を一冊読んだ。ポール・オースターの偶然の音楽 。車を走らせ続けることで社会との壁を作った男は、ひょんな事から本当に”壁を作る”事になる。アクセルを思いっきり踏んだ先に、自由はあったのだろうか。一人の男の内面をきっちりと描いた物語には、色々と考えさせられる事が多かった。僕もこのままじゃ駄目だと思う。

Posted: 日 - 6月 27, 2004 at 01:18 午前          


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