Made in China






このDVDいくらでしょう?
・・・・出張帰りの先輩がくれたDVDは一本7元です。日本円に直すと90円位か。3本で270円。
レンタルという発想は中国では完全に通用しないだろうなということが容易に想像できる価格です。
で、質はと言うと全く問題ありません。たまに光学レンズがDVDの信号を読みとれなくなるのか、今まで聞いたことが無いほどの速さの回転で回りまくり、ブーンと唸ることがありますが、画質も至って普通です。字幕は英語と中国語と韓国語なので、僕は字幕なしで鑑賞。英語の字幕は無茶苦茶で、字幕ありにするとかえってなんだか訳が分からなくなります。
たまにアメリカでもまだ上映中の映画のDVDがリリースされることもあるらしく、買ってみると“実際の映画館でホームビデオに録った映像”だそうで、観客のくしゃみとか、拍手とかも一緒にダビングされているそう。本当に困った国です。
ある電機メーカーの賀詞交歓会の講演で、そこの会長が(その会社は中国での戦略が上手くいって成功している会社であるにも関わらず)“中国という国は全く信用がおけない“、“中国のバブルは早ければ北京オリンピックが始まる直前の2007年にははじける“、みたいな事を言っていて、企業の持つ強烈な政治性に吃驚した覚えがありますが、このDVD一つみてもこの国は駄目だなと言うことは容易に想像出来ます。
90円の内、原価はいくら?ディストリビューターの配分はいくら?んで、全てさっぴいて作り手に還元されるお金ってあるの?
・・・そんなものあるはずもないのであって、その事を政府が容認しちゃっているていうのでは、いつかぼろが出るのは確実です。
実際、中国の役人はどこの国よりもヤクザっぽいそうで、自分が持っている利権を最大限に利用しています。僕の会社でも、先日“特に理由もなく“中国の工場からの出荷が停止になったことがありました。
表向きには、“環境の為の工場監査“だったのですが、内実は、こんなふうです。
・・・中国ではその土地の有力者には“個人的な貢ぎ物“をして、業務がスムーズに行くようにしておく必要があるそうです。うちの会社がそういう事をしているのかは知りませんが、内の会社と懇意にしていた役人が長期の旅行でいなくなっていた間に、他の有力者があらわれて“誰の許可で仕事しとんねん“といういわれのない文句をつけられた結果だそう。旅行から戻ってきてからようやく出荷停止が解除されたみたいですが、かなりの額の提示を求められていた様です。うちの会社の危機管理もかなり甘いですが、中国はこういう国だと肝に銘じておく必要はあると思います。

話は逸れたけれど、あまり普段見ないモロ・ハリウッドな映画は、結構面白かったです。

Posted: 土 - 10月 9, 2004 at 12:08 午前          


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