目が痒い。痒い、痒い、痒い。




連休も終盤にさしかかり、今日は終日音楽聞いたり、ヴィデオを観たり。
夕方、予備校時代の友達のお茶会にちらっと顔を出した以外はほとんど一人で過ごす。
なんか、花粉症なのか、AVボードのOILが生乾きなのか(?)、理由は分からんが白目が腫れて、超痒い。ゔー。。。本を読むとか思考することがおぼつかない位で、明日は朝から病院に行こう。


①スイミング・プール
イギリスに住んでいる中年の女流ミステリー作家が主人公。商業的には成功をおさめているものの、内容的には行き詰まりを見せている。実生活も、独身でうだつが上がらない。そんな中、好意を持っている編集者から自身のフランスの別荘での執筆を勧められる。で、プール付きの雰囲気の良い邸宅で執筆を始めるが、そこに編集者の娘が現れる。性的に奔放な娘に振り回されつつも、ある殺人をきっかけに奇妙な女の絆も芽生え始め、って、あらすじだけ書いても面白くも何ともないだろう。
印象的なのは絵がすごくきれいなこと。プールを中心とした邸宅が主人公だと行ってもよいくらい、別荘が効果的に描かれている。建物を中心に話を進めるというのは、ミステリーでは良くある手法なのだけれど。
ただ、おそらくプロット的には映画よりも小説で読んだ方が楽しいのではないだろうか。ミステリーでもあまり伏線がいっぱい張ってあるような類いのものは映画には向かないと思う。伏線を十分に描ききれていないから謎が謎のままで終わっている節が見受けられる。
それでも、映画的には前述した建築の描き方、それと女流作家と娘の演技が素晴らしいので、久しぶりに楽しんで観ることができた。これは監督の力なのかな??“8人の女たち”もこのフランソワ・オゾンが監督しているらしいので、今度観てみよう。
★★★★☆


②グッドフェローズ
マーティン・スコセッシ監督作品。まだ観てなかったので。
強奪・麻薬ビジネスを中心に成り上がっていくマフィアの物語。成り上がっていく過程で数多くの死がおこる。仲間ですら信頼できなくなり、最終的には保身の為に組織自体を裏切って生き延びようとする男が主人公。レイ・リオッタという役者があまりにもヘボで作品を台無しにしている。いや、この役者一人にこの作品のダメっぷりを押し付けるのは良くないかもしれん。デ・ニーロだって、こなれたマフィア役で、えげつないことをしていてもいまいち迫力に欠けているし。そもそもマーティン・スコセッシ自体、マフィア物を手癖で描いちゃっているようで、この作品ならでは、という空気感にかける。
スコセッシって、たまに良いけれど、ほとんど駄作だよね。
★☆☆☆☆


③幸せになるためのイタリア語講座
知らずに借りたが、DOGME 95 の作品だった。
DOGME 95っていうのはハリウッドを中心とする商業的な作品に対するアンチテーゼの様なもので、映画作りに制約をもうけ、低予算で良質の映画を作っていこうという運動みたいなもの。制約というのは、例えば、全てはロケ撮影でやること、ハンドカメラで撮影すること、監督のクレジットは載せないこと、映画はカラーオンリー・特別な照明は使わないこと等だ。
商業的な作品に対するアンチテーゼとして機能するかどうかというのは、出来上がった映画自体が良いものなのかどうかというのがポイントなのだが、少なくともこの映画を観て、“おお!やっぱりDOGME 95の監督は良い作品を撮るな!だから、ハリウッド映画はクソだな!”、思いはしなかった。
低予算ながら良質の映画をとってはいるが、やはりこじんまりとした印象を受けたし、そもそも発想に制約をもうけるのはいかがなものか。
本当に良いものは商業的にも上手くやれるはずだし、そのバランスをとれたものが時代を開く事ができるのではないか。DOGME 95の思想はなんか青臭くて、僕が映画監督だったら絶対そのコミュニティには属したくないなあ。
・・・で映画ですが、6人の男女が織りなす恋愛模様を丁寧に描いており、良質の低予算以外の何者でもありませんでした。刺激ゼロ。
仲良く映画を作ってください。
★★☆☆☆

Posted: 木 - 5月 5, 2005 at 01:19 午前          


©