Belle and Sebastian Live at Zepp Osaka
ベルアンドセバスチャン のライブにZepp Osaka まで行ってきました。 彼らのライブは本当に初期の5年前、ロンドンのシェファーズブッシュエンパイア(昔ながらの趣のある演芸場という印象)で観たことがあります。その頃、B&Sはインタビューもしないし、ライブも地元を中心に数えるほどしかやらない、かといって出すシングル群は飛び抜けて素晴らしい楽曲ばかりで、イギリスのインディシーンではちょっとしたカルト現象になってました。その時は"Boy with the arab strap"というセカンドアルバムを引っさげての、ロンドンへの遠征ライヴ(彼らはグラスゴー出身)だったので、シェファーズブッシュエンパイアは超満員で、ダフ屋ではチケットが2万円程度で取引されていたのを覚えています。僕はチケットも持ってなくて無理矢理出かけたのですが、ラッキーな事に日本人の女の子が定価で譲ってくれました。今覚えば本当にラッキーでした。 前回の日本公演の時は僕は東京で仕事をしていて、チケットはあっという間に売りきれてしまい涙をのんだけど、今回は楽々イープラスで購入。スゲー便利。バンド自体は初期のころから比べてオリジナルメンバーが2人いなくなって、一人加入。前に書いたDVDを観ると分かるけど、脱退したスチュアート・デヴィットというベーシストは凄いインディー気質で、ある意味初期の神秘性はこの人から色濃く出されているっぽいが、今は作家と、ルーパーというバンドをやっています。イザベルはB&Sのフロントマンの一人である女の子だったけれど、これも辞めちゃった。ルックスが良いので人気があった。 結果的に、バンドは体質を変えながらも成長を続けていると思う。僕は初期の音のあまりの眩さに、短命に終わりそう・・・とか思っていただけに、そのことがすごく嬉しい。 ライヴ自体は曲の間にメンバーが楽器を換える時間があまりに長く、その素人臭さに若干のいらだちを感じたが、やっぱり生でみると楽しいし、この人たちがステージで演奏している様子は、バンドっていいなぁ、俺も誰かと演奏したいな、と思ってしまい、とても良い感じだった。 やたらと外人が多くて、曲間にやり取りをする一幕も。(以下再現) 外人『ヘイ!Boy with the arab strapやってくれ!』 スチュアート・マードック「君はどこ出身?」 外人『〜(聴き取れず。多分アメリカ。)だよ!』 スチュアート・マードック「じゃあ、駄目だ。大阪出身だったらやるけれど。今日は大阪の人が一杯来てるからそっちを優先したいんだよ。」 外人はそのあともしつこく要求する。 次の曲が終わり、また外人は『ヘイ!Boy with the arab strapやってくれ!』と言い続けている。 スチュアートは無視して別のトークを繰り広げるが、英語が分からない人が多いのか、観客の反応は少ない。 外人の『クリスチャン・ボーイ!やってくれよ!』 という言葉に、スチュアート、ついにキレる。 スチュアート・マードック「それ、クリスチャンなんたらってどういう意味だよ」 外人『天才って意味だよ!ただ、Boy with the arab strapやってくれよ!』 スチュアート・マードック「ああ、僕は天才だけど、君のコミュニケーション・センスは最悪だ。ファック・オフ!」 ・・・ イエーイ!外人、ファック・オフ!!・・・と一瞬思ったが、Boy with the arab strapは僕のフェイバリットでもあり、この時点でこの曲は今日はやらないと気づき、愕然としてしまう。あの時、一言、「僕は大阪出身だからやってくれ!」、と声をかけていたら違う展開になっていたかも知れないから凄い残念。 B&Sは音楽はメジャー・レコードから出ているけど、あくまでもインディー・バンドであるという特異なバンドなので、そこら辺は絶対に失って欲しくないところである。アーティストがオーディエンスと同じ地平に立っているっていうところね。だけど、こういう事が起こるとその微妙なバランスが崩れてしまいそうで、そんな一幕は目撃したくなかった。 演奏は特にミックのトランペットと、ひ弱ボーイ・クリスのピアノ、新加入のかっこいい奴のギターと、サラが良かった。特にサラはバイオリン以外にも色んな楽器をこなすけど、一番安定している。歌も、脱退したイザベルよりもブレがなくて声も良い。だけど、顔と体のアンバランスさにはびっくりする。胸が大きい。後ろにいた男が「俺、だんだんかわいく見えてきたよ」と言っていたように、自然体のチャーミングさが目を引いた。サラがメインのボーカルをとるところでは、大きな声援に、歌詞を忘れてしまう一幕も。メンバーから"それでもプロか!引っ込んでろ!"といわれ、本当に引っ込んでしまう。あわててメンバーから"戻ってこい"って言われてたが・・・。こんなやり取りも前述した外人とのちょっとした騒動がなければ、ほほ笑ましい一幕として印象に残るのだろうけど、なんか、釈然としない後味の悪さが残ってしまった。 すべてあの外人のせいだ。こっちは5年ぶりに観られると思って楽しみにしてたのにさ。ファック・オフ! Posted: 日 - 1月 25, 2004 at 07:14 午後 |
Quick Links
Calendar
Categories
Archives
XML/RSS Feed
Statistics
Total entries in this blog:
Total entries in this category: Published On: 11 26, 2004 12:45 午前 |
||||||||||||||