感傷



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それは長くて白いガウンを着た若い女の人の絵だった。橋の欄干に立って今にも飛び降りようとしているその人は、髪の毛を背中に長くたらして、月を見上げていて、顔には涙が流れていた。で、二本のうでを胸のところで組んでるんだけど、別の腕が二本前に突き出ていて、それと別にもう二本、月に向かってのびてるんだ。どれが一番いいか見てみていらなくなったのを消すつもりだったらしいんだけど、さっきもいったとおり決める前に本人は死んじゃったわけで。家の人たちはこの絵を彼女のベッドの枕元にかけて、誕生日が来るたびに花をかざって、それ以外の時は小さいカーテンでおおっていた。絵の中の女のひとは、感じのいい優しそうな顔をしてたけど、なにしろ腕が多すぎて、なんかクモみたいに見えた。(『ハックルベリー・フィンの冒険』17章)
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感傷的になるって言うことはしばしば滑稽にみえる。それが深刻なればなるほどそうだろう。最近はなんか泣きそうになる事ばかりです。意味もなく感傷的になる事が多い。多分、傍から見たら僕は馬鹿みたいにみえるんだろう。まぁ、実際馬鹿なんだけどさ。
家にいるときはiPodをステレオに繋いで流しっぱなしにしていますが、既に今日はこの2曲のイントロ部分だけで、崩れそうになった。
・Nico "These days"

・Elliott Smith "Baby Britain"

エリオット・スミスが自殺したのは昨年のヨ・ラ・テンゴのライヴから帰る途中の電車で知った。ライヴで貰ったフライヤーに書いてあった。ロンドンで、エリオット・スミスのライヴを見たことがある。明らかに繊細そうな人だった。ギターをつま弾いている姿はとても幸せそうに見えた。残念です。
エリオット・スミスのファン公式サイト をみていたら、偶然Nicoのカバーをしている音源があった。ライヴでカバーしている様子がとても楽しそうだ。

Posted: 日 - 2月 29, 2004 at 10:49 午後          


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