日本のEL・EC
ハニフ1号
国鉄(現JR)電車の始祖
2006年12月
松本電鉄(松本市)は
新村駅で「ハニフ1号」を一般公開した。
「ハニフ1号」は専用軌道を走る現存する電車としては
明治37年(1904年)製造の日本最古の電車である。
全長10m
重量7.1t
台車はブリル社、電気機器はゼネラル・エレクトリック社のもの、
モーター2台を動力とし、600Vの電圧で走る。
車輪やバネ等一部を除いて木造のこの電車は
車体に2本のポールをつけた4輪単車は当時は斬新であった。
時代の流れとともに廃車となり地方私鉄へと払い下げられていった。
「ハニフ1号」も1915年には「ロハフ1号」として
信濃鉄道株式会社(現JR大糸線)に買いとられ
蒸気機関車に牽かれ客車として安曇野を走った。
1922年、筑摩鉄道株式会社(現松本電鉄)が
この「ロハフ1号」を買い取り(2,900円だったという)
車体の一部を荷物室に改造、
「ハニフ1号」となり1948年まで三等荷物緩急車として活躍、
その後老朽化のため休車となり
1955年廃車となり同社の新村車輛所に保存されていた。
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その他見られた電車 |
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この「ハニフ1号」は
2007年3月、東日本鉄道文化財団に寄贈され、
同財団が2007年10月さいたま市に開館する予定の
鉄道博物館に展示される事が決まっている。
また、3月には出発式も予定されているという。
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同僚機がすべて姿を消してしまっている今
数奇な運命のこの「ハニフ1号」は奇跡的に生き長らえて
明治時代の風物詩の一部として永遠に保存される事を関係者は喜んでいる。