スイス紀行その2 


いつまでもこのプライドは維持するべきだと思う・・・ 

スイスで気がつく事の一つにお店の営業時間があります。ドイツは労働組合が非常に強いため法律で営業時間を決めているらしいのですがスイスではどうなんでしょうね。と言うのも、スイスでも営業時間は朝8時半くらいから12時で、お昼休みに入り午後2時半ぐらいから4時半ぐらいまでが非常に多いんです。それがあたり前ですから誰も文句は言いません。米国商業主義が全くと言っていいほど入り込んでいない事は素晴らしい事だと思います。確かに一部大手のスーパーではお昼もやっていたりしますが、そんなに混んでいる風でもありません。世の中が昼ご飯を食べる時間は、みんな昼ご飯を食べるんですね。もちろん外食産業はその時間営業をずらす事は余儀なくされますが、違う時間に沢山休んでいます。

これは、サーネンの駅です。驚くなかれ6時で店じまいです(笑)。電車は走っているのに切符が買えません。自販機もありません。駅長さんと思われる人は2階に住んでいて、6時を過ぎると家族みんなで2階のベランダで食事が始まります(笑)。6時半の電車に乗りたかったのですが、「切符が必要ならもっと早い時間に買って置かなきゃダメだよ。。」と言う声が聞こえてきます(笑)。
なんて素晴らしいんでしょう!!!  逆に、ひどいね、なんて不便なの?は米国の毒に侵されています(笑)。

このブログに何度も書き込んでいますが、「6時に閉まる酒屋のプライドと、あわてて買いに走る我らの礼儀。」こんな日本的なあたり前の風景がここスイスにはありました。我ら歯科もいつの間にか、無尽蔵な権利の主張に翻弄され、自分たちの仕事の意義や価値を見失う所まで来ています。ある歯科雑誌のコラム。ドイツは5時には店じまいするので帰宅時間の買い物が出来ないから人々のニーズにこたえていない・・・これはまだまだ改善して入り込む余地がある・・・・。こういうのを間抜けなコラムと言うんです。歴史観の無い米国的な発想が正しいと信じている日本人が多いので、数千年の歴史を共有している欧州や日本の価値にそれが優ると勘違いする所から全ての軋轢が始まるんデスよ。。 

Posted: 土 - 7月 9, 2005 at 02:42 午後        


©