皇帝の研究
苦悩するメイス・ウィンドゥ (01.11.22, 改訂02.4.29)
エピソード2のノベライズ版によって、以下で述べられる場面においてジェダイたちが案じているのは、分離主義者運動の勢力をどうくい止めるかということ、および、アミダラ議員が彼女自身の暗殺に元ジェダイ・ドゥークー伯爵が関与しているのではないかと発言したことに関してであることが分かった。なお、この場面での会話はヨーダが立ち上がってからかなり続くようだが、メイス・ウィンドゥがむこうを向いて座ったままでいることに関してはいまだ不明である。(02.4.29)
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エピソード2および3では、ジェダイ評議会の長であるメイス・ウィンドゥがストーリー展開上重要な役割を果たす。彼はエピソード3のうちに何者かによって殺されることは確実であるが、それだけでは終わらないということが予告編等から明らかである。
図1の画像はいずれもパルパティーン元老院最高議長の部屋でのシーンで、同じシーンのものであると思われる。二番目(予告編 "Breathing")、三番目(予告編 "Mistery")のショットは、人物の位置関係などからして時間的にもこの順である。ちなみにヨーダが振り返るショット(予告編 "Breathing", "Forbidden Love")があったが、あれは三番目のショットの後にくると思われる。一番上のショット("Select 57")はどこに入るか分からないが、時間的にはほぼ同じであろう。
さて、このシーンにおいてメイス・ウィンドゥが深く考え込んでいる様子が分かる。しかもパルパティーン最高議長と話し合っていた他の評議会のメンバー3人がすでに立ち上がって、ヨーダに至ってはすでに階段を下り始めているというのに、メイスはピクリとも動こうとしない。彼の思考の先にあるものは何か?そして彼はこの後のストーリーでどんな役割を演じるのか?
これを解く鍵は二番目と三番目のショットに隠されている。二番目のメイスの目と三番目の人物の位置関係に注目していただきたい。彼の視線の先にあるのは・・・そう、パルパティーンその人である。メイスはパルパティーンに対して少なからず何か思うことがあるのだ。ではそれは何か?以下にその答えとして私の考えるところの説を挙げたいと思う。
(説1)メイス・ウィンドゥは暗黒面に堕ちており、シスの暗黒卿ダース・シディアスと協力している。メイス・ウィンドゥはジェダイ評議会の長でありながらジェダイの裏切り者であり、他のメンバーが立ち去った後もこの部屋に残り、偉大なるシスのマスターとこれから起こるクローン大戦について、ジェダイ掃討作戦について、新たな銀河帝国について話し合うのだ。もちろんこれらの出来事の後にシディアス卿によって“処分”されることも知らずに。
だがこの説はもっともらしくない。なぜなら入り口からパドメ・アミダラ・ネイブリー議員(オビ=ワン、アナキンと会話している時と同じ格好)ら一行が入ってくるのが見え、マス・アメダも入ってきて、これから元老院上層部とパルパティーン最高議長との会合が始まる雰囲気だからである。個人的には次の説の方が好きであり、もっともらしいと思われる。
(説2)メイス・ウィンドゥはパルパティーンがシス卿であることに薄々感付いている。エピソード2ではパルパティーンの権力に対する執着、思想的危険性が少しずつ露わになってくる。彼はそれにいち早く、ヨーダたちよりも早く、気付くのだ。そしてパルパティーンがシスの暗黒卿ダース・シディアスであることを突き止め・・・
ここで二つの選択肢に分かれるのだが、(1)直ちに殺される。(2)暗黒面に堕ちる。のどちらかである。
以上でメイス・ウィンドゥに関する考察を終わりにしたいと思うが、彼がこれから迎える運命が劇的なものであろうことがお分かりいただけたであろうか。


