雨の日、人類の進化について想う いろんなモノが発明され、世の中は随分便利になっただって? そんなコトを言うヤツは、一体どこに目をつけているのだ? 私に言わせれば、現代はまだまだ不便な物事が多過ぎる。中でも最も不便だと感じるモノは、傘である。
地球上に雨が降り出して何年になるか知らないし、現状の傘が発明されてどのくらい経つのかもわからないが、一体人類は、どれだけあの不便な傘を使い続けるつもりなのか。人類はある程度進化したのを良いコトに、あぐらをかいていしまっているのではないか。 現状の傘には、大きく分けて3つのいかんともしがたい欠点がある。 まずは、雨をよける為とはいえ、差している時に片手が塞がるのは納得がいかない。人類は、両手を自由に使う為に四つ足から二足歩行に進化したハズである。それなのに、わざわざ片手を潰してしまうとは、進化に逆行する愚行としか言いようがない。 続いては、畳んだときの持ちにくさである。柄の部分は、だいたいが丸いJの字型か、折りたたみ傘のようなIの字型であるが、どちらにしても持ちにくい。Jの字型は、どこかに引っかけやすい形ではあるが、手に持ってみると、非常に収まりが悪い。一番すっきりする持ち方は、Jの長い部分を握る方法だろうが、そうすると、ななめ後方に傘の先が突き出る形になる。試しに、その体勢で手を振って歩いているといい。まるで後ろの人間を刺し殺そうとしているとしか思えない。私も何度か、駅の階段で前を歩く馬鹿人間に刺し殺されそうになったコトがある。雨の日は、前を歩く人間に刺されないように神経をは張りつめながら外出しなければいけない。 最後に、これは決定的欠点だと思うのだが、「置きにくい」というコトである。 例えば雨の日に喫茶店やファミレスに入ったとしよう。入り口に傘立てがあればそこに差しておけばようにだが、我々日本人には、盗まれるのが怖いという小心者が多い為(それが100円ショップの傘であろうと、だ)、ほとんどの人間は自分の席まで持って行く。モチロン、各席は傘を置くコトなど想定せずに作られている為、傘の置き場などない。椅子の背に引っ掛けてもよいのだが、そうすると通路に傘が放り出されるカタチになり、他の客や店員の通行の邪魔になってしまう。 そこで、多くの者はテーブルの端にチョンとひっかけるのである。テーブルの高さは傘の長さより短いため、傘の先は床につき、柄の部分はひっかかりの無いテーブルに申し訳なさそうに引っかかっていて、傘全体は非常に不安定な状態で斜めになっているのだ。そこで傘に少しでも触ったり、テーブルを揺らしたりしたらどうなるのか。傘は間違いなくバタン!と床に倒れる。一度倒れたら、それに懲りて床に倒したままにしておけば良いモノを、何故か再び持ち上げテーブルの端に引っ掛ける者が多いのだ。そんなコトをしたら、結果は見えている。3分も経たないウチに、またバタン! また引っ掛けて、またバタン! バタン! バタン! こんな愚か者が隣の席に座ろうものなら、耳障りで仕方ない。傘がバタン!と倒れる音だけで、ストレスがたまり、胃潰瘍になってしまう。大げさではなく、あのバタン音の連続はは奈良の「引っ越せぇー!」おばちゃんと同じくらい、周りの人間の心身にダメージを与えるのである。 電車の中でも、バタン!バタン!している乗客は多い。唯一、倒さずにいる客は、席の一番端に座り、手すりのバーに引っ掛けるコトができる客だが、その客は、圧倒的に傘を忘れる可能性が高い。それでは本末転倒である。 例えば、傘の先に吸盤が付いているとか、三脚のようになってとかして、どこでも立てかけるコトができるようにはできあにモノだろうか。私の寿命を縮めない為にも、一刻も早く、差しやすく、持ちやすく、そして置きやすい傘が発明されるコトを、切に願うばかりである。 Posted: 金 - 7月 8, 2005 at 10:53 午前 | | |
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