『オープン・ウォーター』 試写にて、『オープン・ウォーター』
を観る。
インディペンデント映画の祭典、サンダンス映画祭で絶賛を受けた、という低予算海洋サスペンスである。バカンスの為にやってきたカップルが、ダイビングのツアーボートに参加する。海の上で海中に潜り、しばしダイビングを楽しむのだが、水面に顔を出してみると、ボートがない。乗員の勘違いから、彼ら二人を忘れて帰ってしまったのである。最初は、そのうち救助が来るだろう、と軽い気持ちだった二人も、ウェットスーツでぷかぷか浮かんでいるうちに潮に流されて、次第に焦りだす。日も暮れ始め、空腹に見舞われ、そして海中にはサメが現れる。 映画の始まりに、「この映画は実話に基づく」というテロップが登場する。同じくサンダンス映画祭から世に出た『ブレアウィッチ・プロジェクト』を連想させる。しかし、『ブレアウィッチ〜』は、一応は疑似ドキュメンタリーという形式を取り、これは本当の映像ですよ、という建前があった。ところが本作は、あくまで「実話の映画化」である。ドキュメントリータッチの映像で緊張感はあるのだが、やはり「本物」とうたっている方に恐怖や面白さという面では一日の長があったと思う。 たった二人の登場人物が海に浮かんでいるだけ、という設定とアイディアは光るのだが、海中の恐怖感(わずか5メートル潜っただけで感じる孤独感や不安)がイマイチ上手く描かれていなかったのも残念だ。 Posted: 木 - 6月 2, 2005 at 05:50 午後 | | |
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