『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』



 ジャパンプレミア試写にて、遂に『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』を観る。
 会場の東京国際フォーラムは、さながらお祭り騒ぎ。朝7時から1000人を超す長蛇の列ができている。やっと入場すると、そこにはSW歴代キャラクターたちがお出迎え。

ベイダー卿もいれば、 

壁にもたれかかって休むC-3POも。

ペラペラの紙っぽいジャバ・ザ・ハットに、妙に色っぽいレイア姫。

ちびっ子パドメとちびっ子アナキン、そしてちびっ子シス。

そして超ちびちびチューバッカ。

めちゃくちゃ和顔のアミダラ女王。

会場の中にはストーム・トゥルーパーが歩き回るという凝った演出。
しかし、配給会社の社員らしきTシャツのお兄ちゃんに、ストーム・トゥルーパーが「もっとあちこち歩き回ってサービスして!」と怒られていた。きっとあのお兄ちゃんこそ、本物の暗黒面を操るシスに違いない!

 さて、肝心の作品なのだが、奇跡が起きたと思う。
 新三部作の前二作は、散々酷評された。エピソード1は、私は嫌いではないのだが、確かにエピソード2の出来は悪かったと思う。本作への不安は、長年SWを見続けてきた私とて、抱かずにはいられなったワケだが、ルーカスはそんな不安を見事に裏切ってくれた。この3部作を制作するにあたり、ルーカスは「暗い作品になる」と公言していたのだが、その割には全2作はやや能天気であった。それは、この第3作のコトを指していたのだ、と気づかされる。
 開始30分はワイワイ騒いでいた観客たちも、後半に進むにつれ、重たい雰囲気に押し黙らずにはいられなくなる。やはりスター・ウォーズシリーズは、壮大な悲劇であった。あまりにも切なく、そして、なぜエピソード4が「新たな希望(A New Hope)」と名付けられたかがよくわかる。確かに、細かい人間の機微は描ききれてないかいもしれないが、30年近くかけて広げた大風呂敷を、ルーカスは見事に終結させている。
 この悲劇を見終わって、切なくなったと同時に、喪失感のようなモノを感じてしまう。私の映画人生は、小学校2年生の『スター・ウォーズ』公開と同時に始まったワケだが、28年間歩み続けて、やっと観た『エピソード4』。するとそこには、あの時に観た『スター・ウォーズ』があった。この『エピソード3』は、至る場面に、これまでに5作で謎とされていた部分の答えが散りばめられている。中には強引すぎる辻褄合わせで笑ってしまうトコロもあるが、それもご愛嬌。エピーソド4で観られるあのシーンやこの台詞が、伏線として盛り込まれている。本作を観たら、すぐにエピソード4を観たくなるに違いない。
 最後に、本作は映像も音響も素晴らしいので、借金をしてでも劇場で観るコトを強くオススメする。

 ちなみに、上映会場の隣の会場では、スター・ウォーズグッズの展示販売がされていた。そこを除いていると、何と、新3部作のプロデューサーであるリック・マッカラムを発見! 慌てて握手を求め、そして、配られたプレスシートにサインをもらったのである! しかも、本人の紹介ページに! これは凄い! 凄過ぎる! 知人にこの事実を伝えたら、「マッカラムって、誰? 偉いの?」とつれない返事。何とかその偉大さを伝えようと、苦し紛れに「ルーカスが宮崎駿なら、マッカラムは鈴木社長みたいなモンだ」と言ったのだが、逆にしょぼく感じられてしまった。も〜、わかる者にだけわかればよい。どうだ、凄いだろう!

「ナイストゥーミーチュー」と優しく行ってくれたマッカラム氏。

これがプレスに書いてもらったサイン。お宝じゃ、お宝じゃ!

Posted: 土 - 6月 18, 2005 at 08:18 午後         | |


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