『ロンゲスト・ヤード』 試写にて、『ロンゲスト・ヤード』を観る。
元花形アメフト選手が刑務所へ入るのだが、フットボールチームを作るコトに執念を燃やす刑務所所長の命令で、囚人だけでチームを作り、看守チームと戦うコトになる。1974年、バート・レイノルズ主演の同名映画『ロンゲスト・ヤード』のリメイクである。今回主演を演じるのが、アダム・サンドラー。しかも老体・バート・レイノルズも伝説のフットボール選手として登場するサービスっぷりだ。 74年の前作は、アメフト映画の最高傑作ともいえる痛快作であったが、本作はご都合主義が目につき、やや物足りなさを感じる。前作を観ていない者なら、楽しめるのではないだろうか。 そんなコトより、私が注目したのは、本作の脇役陣。オツムは弱いが、気が優しくてバカ力持ちの囚人を演じるのが、ボブ・サップ。日本のテレビ業界で養ったお笑いセンスを、遺憾なく発揮する。字も読めないおバカさんを演じるのだが、本当のサップがワシントン大学で薬学と社会学を学び、わずか3年で卒業したエリートであるコトを知っていると、尚興味深い。 やたらと股間のイチモツがデカい凶悪犯(ナンちゅう設定!?)役には、元WWEのスーパースター、“ストーン・コールド”スティーヴ・オースティンである。レスラーとしては、サップはアメリカでは前座レスラーだったワケだが、その頃、バリバリのメインイベンターだったのがオースティン。この二人が並んでスクリーンに映ってるのは、何とも感慨深い。サップのオースティンも、共に元NFLプレーヤーである。 そして、防弾ガラスに囲まれた特別独房に収容されている超凶悪犯を演じるのが、ジャイアント・シン(テロップでは、ダリップ・シンとあった)である! 2メートル30センチの大巨人で、2001年、同じく2メートル30のジャイアント・シルバと共に新日本プロレスマットに登場。そのデカさと、「薬物バリバリ使ってま〜す」的マッチョボディで、我々ファンの度肝を抜かせた。その後、相方のシルバはPRIDEリングで活躍(ってほどの活躍はなかったけど)し、シンはどうしてるんだ?と思っていた矢先だった。俳優に転身したのか。とはいえ、演技なんてモノはまったくやっていなく、ただうどの大木の如く立ち尽くすだけだったが、その迫力はサップやオースティンを遥かに凌駕していた。 それにしても、こんなにインパクトのあるレスラーが3人も揃ったのだから、映画ごっこなんてしてないで、プロレスがバーリトゥードをやってくれよ!と思ったのは、私だけではあるまい。 (ちなみに、本作の日本公開は未定らしい) Posted: 日 - 8月 14, 2005 at 09:50 午前 | | |
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