『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』 試写にて、『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』
を観る。アフリカの砂漠を舞台にした冒険活劇で、主演のマシュー・マコノヒーとペネロペ・クルスが、本作の撮影中にアッチッチになっちゃったという話題の一本である。
昨今の冒険モノは、『インディー・ジョーンズ』しかり『ナショナル・トレジャー』しかり『ハムナプトラ』しかり、映像的ハデさを重視し主人公はある程度都合よく危機を乗り越えるモノだが、本作のご都合主義っぷりは図抜けていた。ナンともお気楽で能天気な展開には、お口あんぐり。「何も考えずに楽しめた」という類いの感想を耳にするが、映画を観てそういう楽しみ方をできるタイプの人間には、本作は何も考えずに楽しめるのかもしれないが、やはり何かを観たら何かについて考えてしまう、というタイプの人間には、ちょっと楽しんでいる場合ではない。 ペネロペがWHOの医師には見えないとか、一介のトレジャーハンターのマコノヒーが何故かランボー顔負けのアクションを披露するとか、ツッコミ所は満載なワケだが、今時!?と思わせる紋切り型でのアフリカの捉え方や、アフリカのマリの地下水脈から毒物が流れ出し、大西洋まで達して世界中が毒に侵されるとしているのを、「世界が危ない!」と叫びながら阻止するのだが、だったらアフリカはどうなってもイイの!?という矛盾点は、やはり気になる。そんな細かいコトはこの際無視しろ、というコトなのだろうか。 ちなみに監督は、悪名高き(?)ディズニーの元会長マイケル・アイズナーの息子、ブレック・アイズナー。劇場用作品の演出は初めてで、「スピルバーグに見いだされ、大抜擢」なんて記事も目にしたが、結局は親の七光り!?と言われても、こりゃ仕方ないか。 Posted: 火 - 5月 24, 2005 at 02:04 午後 | | |
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