K-1に天罰が下った



 天罰というモノは間違いなく下るべき者に下る。本日天罰が下ったのは、K-1 BEAST 2004である。
 これまで、ずっと立ち技最強を追求してきたK-1が、時代の流れとスター選手の不在から、ついにMMAルール、つまり寝技・絞め技、ナンでもアリの総合ルールに手を出してしまったのである。数ヶ月前、K-1がこの大会を開催すると聞いた時、「きっと格闘技の神様の天罰が下る」と予言した。格闘技の神様はとうが立っている、怒らせると怖い、と思っていたら、案の定天罰が下った。
 セミファイナルの「プロレスラーキラー(っていっても新日の中邑に勝っただけ?)」アレクセイ・イグナショフvs「殺人医師(ま、物騒な名前)」スティーブ・ウィリアムスは、たった数秒で、レフリーのヘタクソなジャッジにより(とりあえずダウンにしておけばよかったのに、いきなり試合を止めた)、盛り上がるコトなく終了。
 メインイベントは、ボブ・サップvs「朝青龍の兄」ドルゴルスレン・スミヤバザル(長ッ!)では、スミヤバザルの上手さでマウントポジションを取ったが、そこから責め手に欠き、1R5分間は膠着状態。少し期待を抱かせたが、2R開始前にスミヤバザルがタオル投入。いつのまにか足の付け根を痛めたらしい。会場は騒然。スミヤバザルは、以前に新日本プロレスのリングに上がった時にも不可解なケガで途中放棄した前科があったのを、すっかり忘れていた。ナニもさせてもらえず、ちょっとしたパンチだけで泣きそうな顔になっていたサップも、タオル投入の途端、バカみたいに勝ち誇ったガッツポーズを連発する始末。あのまま続けてたら負けてたでしょ、とツッコミを入れる元気もなく、シラケまくる会場とテレビの前の視聴者であった。
 すべては、調子に乗って慣れない分野に手を出してしまったK-1の安易な判断が原因である。まるで、朝の連ドラで人気が出たからって、おとなしく女優をしてれば良いものを、調子に乗って歌手デビューしちゃった途端、男との路上キス写真を撮られ、みっともなく涙しちゃうハメになった宮地真緒と同じではないか。彼女の場合も、演劇の神様の天罰が下ったとした言いようがない。K-1も、これ以上格闘技の神様を怒らせたくなければ、すぐさま総合ルールから撤退し、立ち技1本で精進するしかない。
 そういえば、本日はサッカーのアテネ五輪アジア予選でU-23日本代表が、ホームで、しかも格下のバーレーンに敗れてしまった。これも、先月のマレーシア戦前夜にキャバクラで豪遊した大久保を、急遽招集したからではないか。きっとキャバクラの神様の天罰が下ったに違いない。キャバクラの神様も怒らせると怖い。自分も気を付けよう、とふんどしを締め直した次第である。

Posted: 日 - 3月 14, 2004 at 11:03 午後         | |


©