統計言語Rで一般化線型モデル解析

企画者:山口 典之(立教大・理・生命理学)・齋藤 大地(国立科博・特別研究生)

 ここ数年,生態学分野では新しくかつ強力な統計手法が用いられるようになってきている(一般化線型モデル,ベイズ統計,ノンパラメトリック回帰,パラメトリックブートストラップ等).特に一般化線型モデル(Generalized Linear Models; GLMs)は,様々な分布データのもとでの分散分析,共分散分析,回帰等を包含する考え方であり,理解しておくとデータ分析の上で強力な武器となる.また,帰無仮説検定に頼らないモデル選択と呼ばれる手法も多くの研究で使われるようになっており,合わせて理解しておくと怖いもはない.

 時を同じくして,フリーウェア(つまりタダ!!)統計ソフトウェア“R”が急速に普及している.このソフトウェアは非常に汎用性が高く,ほとんど全ての手法に対応することが可能である.しかしながら,これらの統計手法と統計ソフトウェアの使用法について大学講義等で教わることが出来る環境にいる方は極めて少数かつ幸運であり,ほとんどの場合独学かそれに近い形での習得を強いられる.

 この自由集会では,「覚えたいけど周辺に教えてくれる人がいない」,「やってみたいけど難しそう」,「そんなん初めて聞いた」,「査読原稿にGLMを使ったものが来たけど,さっぱり分からんかった」といった方に対して,GLMとRをやさしく紹介したい.自由討論では,「こんなデータはどうやって解析するの?」といった質問についても一緒に考えたい.この自由集会で「GLM仲間」,「R 仲間」が一人でも増えれば企画者のねらい通りである.多くの方のご参加をお待ちしております.

話題提供
齋藤 大地 「Rで一般化線型モデル入門」 PDF (2.9 MB) Rcodes (8 KB)
遠藤 菜緒子 「初心者にもできる重回帰分析とモデル選択」 PDF (491 KB)
田中 啓太 「カウントデータとPoisson回帰」 PDF (846 KB)
山口 典之 「割合データ,二値データをGLMで解析する」 PDF (1.2 MB)

参考資料
Rのサイト(CRAN) http://www.r-project.org/
R日本語サイト http://stat.sm.u-tokai.ac.jp/~yama/R/