☆ワルミネール公の無職日記☆
「無職129日目から145日目まで」

ついに職業訓練校が始まった!これを機会に「ワルミネール公」という名を捨て、新たに「ショクギョウクンレン公」と改名しようか?などといった案もあったが、面 倒臭いので止めた。しかしやらなくて正解だったようだ。なにせ、訓練校でのことはあんまり書いてない。書いてもあんまり面 白いことってなかったからね。どっちかというと英会話教室の方が面白かったからなあ。
「深澤溪あきるの芸術祭」がこの辺りでは一番印象深かったな。


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  無職129日目 2002/10/07(Mon.) 23:29 

職業訓練校は毎日4時頃には終わるので、その後帰りに英会話の学校についでだからいってみようかな。
と、いうわけで、駅前留学するべく、英会話スクールというものを覗いてきた。
とりあえず、訓練校の帰り道でいけそうなところを選んだ。
学校の中に入ってまず、受付で「受講したいんですけど」みたいなことを言うと、「御自身の英語力がどれくらいか無料でカウンセリングできるので、とりあえずカウンセリングを受けませんか?」と言われた。
英会話教室といえば、強引な営業で兎に角契約に持っていきたがる印象があったのだが、受付のお姉さんはちっともそんなそぶりが無かった。
ふうん、じゃあ受けるよ、カウンセリング、タダって言うなら。
なんでも受講する場合、どのレベルから始めるべきか測定する必要があるらしい。レベル1〜4あたりが日常的な会話のレベルで中学校卒業程度の英語、4からはビジネスに使える程度、その上は専門的な議論や交渉が出来るくらいだったり、相手を説得できるくらいだったりとどんどん高度になるそうだ。
で、オレはその後、奥の小さな4人掛けのテーブルが置いてある小さな部屋に通 された。教室の一つらしく、そこにはちょっと上品な感じの眼鏡をかけたガイジンのオバサンが座っていた。オバサンはオレが教室に入ると立ち上がりにっこりほほえんで自己紹介をした。
入るなり、本物のガイジンに英語で話しかけられて緊張した。
オレもたどたどしく「な、ナイストウーミーチュー、マイネームイズ〜」などと慌てて返す。
オバサンはリンダと名乗った。そして、オレのことについて、勿論英語で質問してきた。
最初は何言ってるかちっとも分からなかった。これがネイティブスピーカーのイングリッシュか!
幾つかの質問は何となく分かるんだが、言葉のスピードが速くてよく聞き取れず、何度も熱中時代の水谷豊のように「ホワッチューセイ?」と聞き返した。あんまりにも何度も「ホワッチューセイ?」と連発するので、自分でも恥ずかしくなり途中から「アイ べギュアパードン」なども意味もなく混ぜてみたりした。
「今、お仕事は何をしてるの?」と聞かれたので「アイハブ ノー ジョブ」とテキトーに応えたところ、「ワオ、ウフフフフ」などとなぜか嬉しそうに笑われた。また「趣味は何?」とか訊かれたので「マイホビー イズ ヴィデオゲーム」と応えた。するとまたもや「ワオ、ウフフフフ」などとなぜか嬉しそうに笑われた。
他にも色々と質問されたが、難しい。単純な質問なので、ホントに基本的な英語でこたえることが可能なはずなのに、出てこないのだ。そのリンダオバチャンは「なるべく長いセンテンスを作って答えてね」とかいうようなことを言っていたが、なかなか出てこない。多分「マイホビー イズ ヴィデオゲーム」のあとにどれぐらい好きかとか、その理由とか、どんなゲームが好きかとか、今どんなゲームを遊んでるかとか付け加えるべきなのだろうがそんなことできやしねえ。
で、まあ30分くらい話したろうか?たどたどしいテキトーな単語を並べただけの会話を済ませると受付に戻ってカウンセリングの結果 を聞いた。
「レベル1からのスタートですね」とさらりと言われた。
な、なんとオレの英語力は中学生以下か!英語は得意科目ではなかったにしても、決して苦手科目でもなく、受験の時は「シケタン」、「シケジュク」を友としてそれなりに勉強して、共通 一次も英語のお陰で命拾いしたと言うのに、学校を離れて現実の英会話ってもんをやってみると実はちっとも使い物になる代物では無かったのだ!
まあ、あの内容では無理もない。
受付のお姉さんは日本人で、「どうされますか?受講されますか?」と訊いてきた。「けっして安いものじゃないですけど、平日7時くらいまでで短期に集中的に受講されるんだったらお安いコースもありますよ。でもレベルをあげてお仕事に使われるようになるまでは時間がかかるので、ある程度話せるようになったらスクールは辞めて、英語を話せる友達を作ったりして英語を使う機会を増やしたほうが良いですけどね、まあ、私がこんなこというと会社に怒られるんですけど」と、ちっとも商売っ気がない。
いや、とりあえずいっぺん受けてみようかなってくらいの興味本位なので、そこまではやらないと思うけど。
というわけで、とりあえず50レッスン受けてみることにしたのであった。


  無職130日目
2002/10/08(Tue.) 22:35 

というわけで、今日から英会話スクールの授業が始まった。
授業は、先生一人、生徒一人のプライベートレッスンコース。
プライベートレッスン。プライベートレッスンと言えば、個人授業。なにやらエロい響きだ。
狭い教室の中で金髪グラマーなガイジン美人講師と2人きり。耳に熱い吐息を吐きかけながら教えてくれたりして...。
などとエキサイティングな妄想を抱きつつ、ロビーで授業開始の時間を待っていると、ロビーをグラマーとは言わずとも、セルロイド人形のように端正な顔立ちで、つややかな黒髪をまとめてアップにしたガイジン美人講師がすたすたと俺の前を通 り過ぎていった。
カッコイイ!美しい!!
あんな若くてキレイなオンナのセンセイがいるのか!!
オレ、お勉強するよ!激しくお勉強するですよ!!
などと猛烈に気合いが入った。
そのうち授業時間になったので、教室に入ってセンセイの到着を期待に胸を膨らませ、一日千秋の思いで待った。
すると、ほどなくして教室の扉が開いた。
キター!
しかし、そこに立っていたのは、スキンヘッドのプロレスラーのような大男であった。
さっそくオレの甘いプライベートレッスンの夢はたたきつぶされた。
この男が今日のオレの講師か...。
いきなりやる気が失せた。
男は自己紹介を始め、その後おれのことを色々と訊いてきた。
何処に住んでいるのか、仕事は何をしているのか、趣味は何だ?と。だいたい昨日訊かれたことと同じ。
その後、男は「俺について聞きたいことはないか?」と言った。
俺はもう、なんだか興味が失せていたので、「なっしんぐ。」と答えた。
すると男は「うん、聞きたいことは無いかも知れないが、コレは授業なので、何でも良いから質問するようにしなよ」みたいなことを言った。
そうか、それもそうだな、そう思ったので、オレが訊かれたことと同じようなことを聞き返した。
趣味はスポーツで、特にラグビーが好きだそうだ、そして丸太のように太い腕をオレに見せつけて、「オレは足は遅いけど、力には自信があるよ」等と言ってニヤリと笑って見せた。
また、ゲームもやるそうだ。どんなゲームが好きなのかと訊いてみると「fighting game」が好きなんだそうだ。
こりゃあ、対戦相手もびびってまともに勝負できねえだろうな、と思った。
講師は何人もいていろんな講師がオレにレッスンしてくれるというシステムだそうだ。
次はどんなセンセイにあたるかな。


  無職131日目 2002/10/09(Wed.) 23:59 

英会話教室、今日は2レッスン受けた。
今日はどんなセンセイかなあ?金髪碧眼のグラマラスな美人講師だったりして、そんでタイトなミニスカートなんかはいてて、こう、足を組んでて、そんで、ときどき足を組み替えたりして...。
などと、再び妄想にふけっていると、センセイが入ってきた。
金髪碧眼までは合っていたが、センセイはオジサンだった。
「ないすとうーみーちゅー」から始まり、挨拶を交わす。
とりあえず「Where did you come from?」などと訊いてみると、「職員室から来た」などとぬ かしやがった!
オレが訊きたかったのは何処の国から来たかって事なんだよ!分かってるくせにハ ゙カにしてんのか?
じゃあ、「What country did you come from?」とか「Where were you from?」ならいいのか?ああ、もう、わかんね〜!
で、「どこから来たと思う?」と訊くので、「イギリス?」と訊くと一瞬複雑な表情を見せて、「そう、スコットランドだ」と言った。
イギリス、スコットランド。
そう聞いた途端、イングランドやウェールズやアイルランドの奴等をどう思ってるんだ?とか、イラク空爆は是か非か?とか、やっぱり世界一料理が不味いのか?とか、寒いのか?とか、IRAは元気か?とか、やっぱり家ではチェック柄のスカートか?と訊きたくなったが、英語力が足りないし、初対面 で訊くような内容でもないようなので断念。
次の授業はアメリカ人のナンとかというありふれた名前の、これまたオジサンだった。
海外旅行はしたことがあるか?と訊いてきたので香港とドイツ、イタリアに行ってきたと言った。すると、旅行が好きなのか?他にも最近どっか行ったか?と訊いてきたので、長崎に行ってきたと言った。
すると、長崎?何処?何が有名なの?と訊いてきた。
「オマエらが原爆落として無差別に何万人も殺した所だよ。学校で習ってないのか?」
と答えようかと思ったが、やめた。
外国人とコミュニケーションとるのは、言葉以外にもいろいろ問題があるな。


  無職132日目 2002/10/10(Thu.) 23:05 

訓練校には食堂がある。食券を購入してセルフサービスでトレーに食べ物を載せていくという良くある学食だ。
カレーやラーメンは390円、定食も500円を切っており、安くて失業者達にとっては嬉しい値段設定だ。
しかし、それだけに人気があり、お昼はいつも混んでいる。定食もすぐに売りきれる。そんな訳で、学食がいつも混んでいる昼休みの始まる12時を避けて、12時30分を過ぎてから学食に行くことにしている。
で、飯を食いながらぼんやりと学食でテレビを見ていると画面にTシャツを着た巨乳の女の子が出てきた。
カワイイ!誰だ?!この娘は!!
テレビ番組は「まんてん」NHK後期連続テレビ小説[Click Here!]のお昼の再放送だった。そして女の子は
宮地真緒ちゃん[Click Here!]。南国屋久島が舞台なので宮地真緒ちゃんはぴったりとしたTシャツを着ており、コレがその豊かなバストを強調しており、スバラシイ!NHK万歳!!
お昼の楽しみが出来たよ。もう、毎日食堂で「まんてん」を見ようかな。


  無職134日目
2002/10/12(Sat.) 23:54 

前の会社の同僚達と飲みに行った。
会社を辞めた元同僚達もほとんど皆就職しており、無職なのはオレともう一人だけであった。
皆スーツを着ていたので、なぜか笑ってしまった。
いや、おかしいのは俺の方なんだがね。
そうか、会社勤めしたらスーツ着なきゃいけないんだな。そんなことすっかり忘れてたよ。
オレ、スーツ何処やってたっけ?
同僚達の中に営業の仕事に着いたのが居た。
話を聞いていると、「一回見積もりを出して、競合している何処よりも安い値段を提出して受注が決まったのも関わらず『もっと安くして下さい』と言われたり、一度納期を決めて了解を得ていたにも関わらず『もう少し納期縮まりませんか』とか言われて困る」とか言っていた。
うひゃあ、全部オレが外注に言ってたことだよ。一度オッケーを出しても、既にけっこう厳しいことを言っておいても、それがクリアできるようだったら、もう一押しして「もう一息なんとかなりませんかねえ?」などと、言うだけ言ってみる。それで値段が下がったり、納期が縮まれば儲けモノ。
それで、ダメだったら「なんだよ使えねえなあ!」などと言ったりもして。
なんか、仕事離れて考えてみると、とってもヒドイことやってたんだな。ドラマなんかに出てくる中小企業の町工場のオヤジをいじめるイヤなヤツみたい。
でもまあ、仕事だからな、仕事だと割り切ると、けっこう酷いことでもさらりとやっちまうもんだな。オレも新人の時は納期縮めろとか見積もり安くしろなんて言えなかったけど、馴れてきて割り切っちまうと、屁でもない。相手がどんな辛そうな顔しても。もっとも、言わなきゃ言わないで相手に舐められるんだけどな、いや言っても舐められてるフシがあったけど。辛そうな顔してても、奴等は腹の中で舌出してるかも知れない。すごく低姿勢であったり同情を求めるような悲哀を感じさせようとも、日本の成長を支えて何十年も生き延びてきた連中は、想像以上にしたたかだからな。
まあ、そんな話もあったけど、皆元気そうで、昔のノリで楽しかった。あの頃に戻ったようだった。
また、この無職日記の話も出た。読んでくれてるのもいた。
「何やってんですか、金使い過ぎです。」
「日記のネタ探しに無理やりいろんなことしてるでしょ?」
「就職活動して下さい。」
「無職の人が見たらきっと怒るような内容ばかりですね、ちゃんとしましょうよ。」
などと、概ね好評であり、とても満足だった。
あと、田中邦衛のモノマネが不評だったので、森本レオのモノマネなどもやってみた。
これまた不評だった。


  無職135日目 2002/10/13(Sun.) 23:21 


今日は朝から始発電車で秋葉原へ向かった。お目当てはASOBITCITY(アソビットシティ) [Click Here!]
開店セールで先着1000名に1〜5割引のチケットが抽選で配られるうえに会員になれば表示価格より更に1割引。表示価格も既に定価より割引してあるので、とてつもなく割引されることになる。
というわけで行ってきたけど、オレがついた時には既に500名が並んでおり、長蛇の列ができ上がっていた。ちなみに写 真の制服姿のオジサンはこの行列の秩序を守る警備のボス。朗らかに微笑んでいるように見えるが、スキの無い身のこなし、鋭い眼光、現場を取り仕切る姿にはただならぬ 気配があった。転売目的の組織的な割り込みにたいしてかなり店側もナーバスになっているらしい。割り込み防止の整理券を発行し、「割り込みは見つけ次第即刻排除します」とメガホンでアナウンスしていた。
まあ、それでもオレは割引券が貰えたので、ゲームキューブと「巨人のドシン」を購入。ゲームキューブ本体は15,000円を切る価格で買えた。
更に、その後またもや「上海小吃」にて綾小路と「古ゲー玉国」[Click Here!]の吉ダム氏と会食。
飯を食った後話し込んでいると「上海小吃」のお姉さんが話しかけてきてくれた。オレと綾小路はここに来るのが5回目で、来るたびに料理やら店内の飾りやら猫やらデジカメで激写 しまくっているので顔を憶えられたようだ。
お姉さんは「玲子」というそうな。玲子さんは「カニ描いてよ」と言って、またもや前回のように上海ガニを引っ張り出してきてヒモをほどいた。上海ガニは前回同様生きており、しかも、ヒモをほどかれ足が自由になったので、我々がデザートを食べているテーブルの上をごそごそと歩き回った。なので、とりあえず激写 しておいた。
更に玲子さんは我々に「二階も見てよ!」と言って二階に導いてくれたりもした。
で、せっかくなので、玲子さんと記念撮影。
いやー、今回も「上海小吃」は面白かった。行くたびに何かが起きるね。今日は看板猫「ミミちゃん」はテーブルの下でのんびりと毛繕いをしたり眠ったりしていた、相変わらずマイペースで息災であった!
食後、歌舞伎町をふらふら歩いていると呼び込みのニイチャンが近づいてきて「乳首吸い放題ですよ!どんな感じですか?」と言った。
・・・吸い放題、とってもエキサイティングなビジョンがすぐさま頭をよぎった。
世の中面白いことだらけだな!


  無職136日目 2002/10/14(Mon.) 23:56 

昨日始発電車に間に合うように起きたりしたので、今日は激しく眠かった。眠かったのでそのまま眠っていると目が覚めたのは午後4時であった。空腹で目が覚めた。
食事をした後はゲームショーのコメントなどをつけた。
写真を見返すとコンパニオンやコスプレイヤーのお姉さんの画像ばかりなので笑ってしまった。また撮影させてもらってるときは「カワイイ、カワイイ!」などと喜んで撮らせてもらっているので気づかないが家に帰って見返すといつも100枚を越える枚数を撮影している。イイ歳こいて恥ずかしいな!
その後、前の会社の元同僚と電話で話をしていると、その奥さんが、この無職日記に「自分のことが書いてない」と不満を漏らしていると言う。
そりゃそうだ、だって、その奥さんと会ったのは結婚式の時だけ。日記始めてからは会ってないもん。
それなのに日記に書けとは無理な注文だ。不思議なことを言う。
でも、面白いから、今日書いてやることにした。
これで御満足かな?


  無職137日目
2002/10/15(Tue.) 23:23 

昨日話していた元同僚が、仕事のことで訊きたいことがあると言うので会ってきた。
昔作ってた製品を、今度は海外に向けて大量に売りだそうという話があるらしい。で、そうするにあたって、何か注意点はないかということ。
あるよ、いっぱいあるよ。そいつは国内で作ってたときは、もうそりゃあヒドイ設計でさ、完成させて入庫してからもどうにか動くようになるまで何度も追加工したよ。新しく大量 に作るんだったら、その辺を見直したほうがイイ。でもさ、もう、その図面 引いた人その会社には居ないのね。
だから、その辺まとめるだけでもスゴイ大変だと思う。
オレが担当してたときもその製品は動作が不安定で、「こりゃあ、検査して出荷してもまともに動かないやつ、あるだろうな」なんて思いながら作ってた。
今考えると、製造業に有るまじき行為だな!
でもさ、会社に居ると、それでも出荷しないといけないってことになっちまうんだよナ。
そいつはさ、まともに動くようにするには、もう、大幅に設計変更しないとダメだろうって代物でさ、でもそんなことしたらスゲー金かかるしさ、発売日遅れるしさ、遅れたら遅れた分だけ売り上げ減るしさ、客の信用も一気に無くしちゃうわけ。何だか動作が不安定なモノをだましだまし売るほうが、緩やかながらも確実に信用無くす様な気もするけど、とりあえず「今をしのげればいい」みたいな雰囲気があって出荷を止めて一気にフィックスする勇気なんて無いのね、みんな。だから、継ぎはぎだらけのいい加減なもの作って、とりあえず出荷して売り上げだけは確保するんだ。
オレもさ、一応は「ヤバイんじゃないんですかコレ?」みたいなコトは上司や開発に言ったりもしたけど多分本気でどうにかしようと思ってなかったなあ。兎に角そいつを作るのはとても嫌だったけど。変な追加工は多いし、検査は面 倒くさいし、不良率高いし、検査通してもまともに動く気がしないし。でも、まあ、そうなったのも元の図面 が悪いんだし、「オレはマズイんじゃないのって言ったモンね、それに、納期は間に合わせてるモンね」って思ってたからね。
いやあ、「プロジェクトX」の人たちは偉大だよ、ホント。


  無職138日目 2002/10/16(Wed.) 23:09 

本屋に行くと、京極夏彦の小説「覘き小平次」が出ていたので購入した。
京極夏彦と言えば、分厚い新書判の終戦後辺りを舞台にしたミステリ「京極堂」シリーズが有名だけど、本作は時代劇。
まだ読み始めたばかりだが、面白い。
主人公は「小平次」という男で、奇妙なことにこの男、押し入れに閉じこもりきりで、ちっとも外に出てこない引きこもりの役者で、しかもその芝居もへたくそで幽霊役しかできないダメ男。ところが、この幽霊役がやたらとコワイ。そして、また、奥さんがかなりイイオンナ。で、この奥さんは押し入れに引きこもりっぱなしの小平次をいつも罵っているという奇妙な設定、そこへ幽霊役の芝居の話が転がり込んできて事件に巻き込まれていくという...。
なんだか主人公が情けない男だけど、奥さんがかなりのイイオンナでその間に奇妙な愛情関係が匂ってくるところが何とも面白い。他の京極作品同様、相変わらず描写が細かく、小難しコトが書いてあるんだが、読みやすくて何となくすらすらと読んでしまい、次はどうなるのか?と気になり次々とページを繰ってしまう。
長い通学時間の間に電車の中で読むことにしよう。

■ 京極夏彦って最高よネ。夏彦について語り合いたいワ。  (夏子 さん)


  無職139日目 2002/10/17(Thu.) 23:07 

訓練校では現在簿記を習ってる。
難しい。借方、貸方など、用語がさっぱりだ。
前の仕事で、原価計算などをしていて、経理や財務の資料を見る機会が多かったから、楽勝だと思っていたが、実際に自分で仕訳して転記するとなると難しい。
それぞれの勘定科目がいったい何なのか、イメージがつかめない。
また、授業の進行が早い。朝九時から午後四時まで授業が続き、ぶっ続けで講義、講義内容を自分の中で納得する前に次々と新しい言葉が出てくる。
ちっとも把握できないや。そんで、演習なんかやってもちっとも解けない。解答と解説をノートに書き留めるので精一杯だ。
こりゃあ、まじめに予習、復習をしないといけないな。
この歳になって、お勉強ってのは嫌だなあ。


  無職141日目 2002/10/19(Sat.) 23:00 

久しぶりにスポーツジムに行った。
ジムはコナミスポーツで、その前は別の名前だった。
タカラを傘下に加えたように、コナミはスポーツ界でもその猛威を振るって、いくつかのスポーツジムをその傘下に加えているようだ。
なにやら次第に昔の名前が消えてゆく。カウンターのとこに貼り付けてあったジムの名前もはぎ取られて、コナミスポーツに変えてあった。
オレの前勤めていた会社も買収されたんだったな。
そこでも次第に昔の匂いが消されていったもんだ。
最初は「残しておく」様なことを言っていたが、まあ、それもそこで働いている奴等に一気に辞められちまうと業務が停止するから、新しく入ってくる奴等に引き継ぎが終わるまで我慢させるための方便だったのだろう。
「今までの仕事では利益がでないので業務を縮小する」とかいって、部門ごとに少しずつ仕事を減らして、退職に追い込む。
そんなことを思い出した。
カウンターに行って会員証を出してロッカーキーを貰った。カウンターでオレにキーを渡した店員の胸には「研修生」の文字があった。新人か?ではコナミスポーツになる前から居たヒトは?
まあ、ただ単に新人を雇っただけかも知れない。
でも、そのジムが買収されたというコトと、次第に昔の名前が消えていくのを見るにつけ、その有り様が去年の自分を思い出させる。周囲の人間が次々と辞めていき、看板が変わり、会社のシステムが変わり、いずれ自分もここを追われるだろうとは思いながら仕事をしていたあの頃、仕事の一つ一つが敗戦処理のようで、それを終わらせるたびに、自分の首を絞めているような気分になっていたあの頃。
このジムにもそんな気分で仕事をしているヒトが居るのではないだろうか?
そんなことを考えながら今日は500m程泳いでみたりしたのであった。

私も同じような経験あります。吸収合併した側はかなり優位なんすけどね、悲しい現実です。  (りょう さん)


  無職142日目 2002/10/20(Sun.) 23:29 


あきる野市で開催された「深澤溪あきるの芸術祭」[Click Here!]に行ってきた。
小雨ぱらつく中、キャンプ場に作られた会場にオブジェや書が置いてあり、なかなか楽しかった。
書家の津金きよみさんの「書のパフォーマンス」にこのオレも恥ずかしながら参加させていただき、右上の写 真のとおり、一本線を引かせていただいた。
津金きよみさんが言うには、「書」と「習字」は違うとのこと。「習字」というのは、字を習うということなので、どうしても上手、下手が出てしまう。「書」とはそういうものではないとのこと。漢字というものは表意文字であるからして、もっとこう、情動とか内面 とかその人の人生とか、そういったものを表現するものだとか、なんか、そんなことを言ってた。
デカイ筆にたっぷりと墨を含ませて書くのはなかなかに爽快、書き終わると、書家の津金きよみさんが「どうですか?」みたいなことを訊いてきたので「もっと書きたい」と答えると「そうでしょ、そうなるんですよ!」と嬉しそうに言った。
その後、最後に「渋さ知らズ」[Click Here!]のライブがあった。
相変わらずの盛り上がりで、とても楽しめた。
ライブの最中、「渋さ知らズ」のライブではおなじみの暗黒舞踏の舞踏家が奇妙な踊りをしながら練り歩いていたので、このオレも舞踏家に負けじと、日ごろから収集していた身振り手振りを披露して激しく舞踏してみた。
そして、最後に「投げ銭」を求めて舞踏家達がカゴを持って歩いていたので、チョット小柄な舞踏美少女と記念撮影させてもらった!舞踏美少女はなぜか会場の食券をくわえているが、これこそまさに舞踏の醍醐味!
あきるの芸術祭サイコー!!

■ 舞踏中の喫煙は禁止だと教えたはず。  (土方巽 さん)


  無職143日目 2002/10/21(Mon.) 23:29 

訓練校でお勉強をしていると、時々ビジネスのスタイルについてのビデオを見せられる。
そのビデオが、4年も昔のモノだったりする。
こんなの見て役に立つのかしら?
原価計算について習っているが、話が勘定科目で進んでいくので、戸惑う。仕訳をしてP/LやB/Sを書くのに頭を悩ませる。
会社で製造原価を計算していたときは、材料の名前や加工賃の具体的な形が頭の中にあり、どこから買ったのか、単価が幾ら、あ、予定原価を超えてしまう、どうしよう、なんてことに頭を抱えていた。周囲の人たちは簿記の資格を取るつもりらしく、熱心に勉強している。
みんな実際に製造に携わったこともないのに「材料費が幾ら、製造間接費が幾ら、労務費が幾らだから原価は幾ら」なんて言葉だけで、よくもまあさらさらと頭に入るなあ、と感心する。
でも、日商簿記か、なんか、就職の役に立つかもな。経理の仕事につくつもりは今のところないけど、帳簿の見方は勉強しておいたほうが良いな。自分の会社の状態とか知っといたほうが良いからね。
ちょっと、まじめに勉強しとこうかね。


  無職144日目 2002/10/22(Tue.) 23:48 

学校に通い始めたので、昼間は家を留守にしている。だから、宅急便が荷物を持ってきても、俺は留守なので受け取れない。学校から帰ってくるとドアに再配達の連絡票がはさんであって、それを見てから再配達の連絡をして、後日の午後6時以降に受け取るようにする。
今日は、そんな訳で、荷物が午後6時に届くことになっていた。で、午後六時、ドアホンのベルの音が鳴ったので、それに反応して、さっさとドアを開けてしまった。ドアを開けると、そこに立っていたのは朝日新聞の勧誘員(?販売拡張員?営業?正しくはなんと言うのか知らないが、新聞の定期購読契約を求めて各世帯を訪問する営業活動に従事している人)だった。
無職で社会から断絶された生活を送る俺の部屋のベルを鳴らす奴など、ろくでもない訪問販売や勧誘以外に居ないことなど分かりきってるので、ドアホンが鳴っても出ないし、いきなり相手を確かめずにドアを開けることなど無いのだが、今日は荷物が届くと思ってたので油断した。
「いやあ、いつもお伺いしてたんですが、お留守でなかなかお会いできなくて」と彼は切り出した。で、新聞は今、すでにどこかと契約なさってますか?と聞いてきた。
いや、してない、新聞は取らないことにしてる。と言うと、最初の月はサービスで無料で良いから来年四月まで取ってくれと言う。それでも要らないないと言うと、「なぜか笑介」のように「ズッ」とズッコケて見せてから、じゃあ、3ヶ月只で良いから取ってくれと言う、それでも要らない。じゃあ、契約だけして、このドアの横に箱を置くから、そこに入れさせてくれ、お金は私が払うし、この箱が一杯になったらちり紙交換に私が出して、トイレットペーパーはあなたのポストの中に入れておく、新聞を読みたくなったら自由にこの箱から取り出して読んでくれてもいい。新聞の代金は来年の4月からで良い、等と無茶苦茶なことを言い出した。
「今月契約部数が足りないんです、助けると思ってお願いします」
「お隣さんにも一ヶ月だけ取ってもらったんですけど」
「ここまでのサービスをするのはホントお宅だけ」
「不動産屋さんからも了承得て来てるんですよ、だから新しく誰かがこのアパートに入居されたら、不動産屋さんから私のところに連絡がくるんですよ」
泣き落とし、あなただけのサービス、周りの人も取ってる、不動産屋にも了承済み(しかし、不動産屋と新聞屋が繋がっていたとは知らなかった、オレがココに引越ししているときに、しかもそれも夜9時頃に突然タイミング良く新聞屋が2軒も立て続けに来て新聞を取ってくれと言ってきた事があった、そのときは、どうしてオレが入居する日にちと時間にあわせてタイミングよく来たのかと不思議に思ったが、そうか、不動産屋が連絡してたのか)等いろんな訪問販売のスキルを駆使して一生懸命に「取ってくれ」と言ってくる。それを見ていると「ああ、この人もこんな時間まで粘って俺が帰ってくるのを待ってて、そんでこんなに頭を下げて、売上を少しでも伸ばそうと頑張ってるんだなあ。偉いよ、懸命に、真剣に生きてるんだなあ」と思った。とても感動した。
働く姿は美しい。
感動したので、オレも彼の仕事に対する真剣な態度に応えるべく、オレ自身の生存を賭けて丁重に新聞定期購読の契約をお断りした。
彼が生きるために仕事をするように、オレも生きるために余計な出費は控えなくてはならない。
ゲームキューブを買う余裕はあっても新聞なんぞに出す金は無職のオレには無いのね、断るときは情け無用。

■ うちも、宅急便の再配達の予定時間に新聞の勧誘が来たことがあります。ワルミネール公といっしょで、普段は無視して応対に出ないようにしているんですけどね。もしかしたら、宅急便の集配場と新聞屋も繋がっている可能性があります。  (SMK さん)
■ 入社試験受けるときに時事ネタ知らないとつらいですよ。来年4月まで無料だったらラッキーだったかも・・・  (玉玉さん)
■ 無料なわきゃない  (拉致しちゃうぞ さん)


  無職145日目 2002/10/23(Wed.) 23:30 

英会話の授業中、「夜は家で何をしてるんだ?」ということを訊かれた。「家でインターネット、あとビデオゲームだ」というと講師は「ああ、インターネットね、俺もインターネットはよく利用している。インターネットは便利だ。インターネットショッピングとか利用したことがあるか?」と言った。
オレは「アマゾンで本を買った。」と言うと講師は「どんな本だ?」と訊いてきたので「ファンタジーノベルだ。」と応えた。
講師は「最近のやつか?それとも昔のやつか?最近のは知らないが、昔のやつならオレはかなり読んだぞ、なんてタイトルだ?」と言う。
オレは「ドラゴンランスだ、知ってるか?」と訊いた。
講師は「ああ、読んだことは無いが、ちょっとブームになったやつだろ」とちょっとばかり見下したような雰囲気を漂わせながら応えた。ムッとしてオレは訊き返した「じゃあ、あんたは何を読んでたんだ?」と、すると「指輪物語だ、もう、20年くらい昔だろうか、当時はかなりはまって読んだ。おれは指輪物語マニアだよ」と言った。
ふーん。
「じゃあ、指輪物語の登場人物で、誰が好きか?」と俺が訊くと、なんだか聞き慣れない名前を出した(オレももうその名前は忘れた)
「だれ?それ?」
「登場シーンは少ないけど、指輪の仲間たちがピンチに陥ったときに助けに来たエルフの一人。(よく聞き取れなかったけど、多分こんなことを言っていたと思う)彼はエルフだが、レゴラスとは違って上位 のエルフで...。」
と、そのあとはひたすら一方的に指輪物語についてのトークが始まり、授業の半分は指輪物語の話だった。
海の向こうには指輪物語の熱烈なファンがいて、「ガンダルフを大統領にしろ!」とかいったプラカードを持った学生が居たとか居ないとか、そんな話を「ウォーロック」だかのファンタジー系雑誌で昔読んで、「そんな馬鹿な」と思ったけど、この講師は学生の頃はそういう人だったのかもしれない。
まあ、面白かった。面白かったけど、一回のレッスン料って結構高いんだよね、今度からは余計な話もほどほどにしてカリキュラムを先に進めるようにしよう。

■ 講師は「ああ、猿ぐつわね、俺も猿ぐつわはよく利用している。猿ぐつわは便利だ。よだれ玉 とか利用したことがあるか?」と言った。  (佐々木 さん)
■ オレは「アマゾネスな服を買った。」と言うと講師は「どんな本革だ?」と訊いてきたので「ファンタスティックなヤツだ。」と応えた。  (代々木 さん)


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