7日目、悲劇の遺跡ポンペイとナポリ観光(その2)
(激写日:2002/7/21~22)

 

ナポリ名物?カメオ!


 

 

トル公:

とても美しいカメオが沢山展示してあるお店に連れていかれました。
光が透ける程に削りこんだランプシェード。貝殻の形を自然に活かす辺りがすばらしい。細工は言うまでもなく見事。おお、職人芸。私も財布を紛失するなどということが無ければ一個くらい買っても良かったのになあ。
ところで、ツアーで避けられないのがお土産物屋さん巡り。ヴェネツィアではヴェネツィアグラスの店に連れていかれたのですが、ナポリではカメオのお店。
こういうお店巡りがツアーに組み込まれるというのは、皆さんいかがお考えですか?だいたいこういった店は、ツアー客向けの値段設定になってるので、「高価い」と相場が決まっています。だから、おそらく自分で事前にネットなどで安い店を調べて買い物をするのが賢い。ただ、まあ、世の中そんなことに労力使うようなヒトばかりではありませんから、「多少高くても、気軽に心配せずにお買い物できれば充分、自由時間を安い店探しに使うなんて勿体ない!」とかいうヒトもいるだろうし、また今回のツアーにはけっこうなお年寄りもいました、こういった人たちはやっぱり安心して買い物が出来るトコがあった方が良いんじゃないかなあってこのときちょっと思いました。

 

ナポリを見て死ね!

 

 

トル公:

「ナポリを見て死ね」って言葉があるそうです。「ナポリの美しい海を見ずして死ぬのは勿体ない」とか、まあそんな意味らしいです。つまり、ナポリ湾はそれほどまでに美しいと。ツアーコンダクターのS嬢からそんな話を聞いた私、「まあ美しいとは言ってもたかが知れてる。」そんなふうに思っていたのですが、ナポリの高台から眺めたその海はとても広く、とても碧く、そしてとても美しかったのです。
目の前に海と空と山と街が奇跡の調和で広がって見るものを包み込む。こんな風景は初めて見ました。
「ナポリを見て死ね」うん、納得。
もっとも、この「ナポリを見て死ね」という言葉は下の「卵城」から見た海の様子を語ったモノだそうですが、それでなくとも充分美しかったのです。
写真ではその凄さを伝えきれません。海を眺めながら「こりゃあスゴイ。カメラに収めきれないや」とこぼすと、ツアーコンダクターのS嬢は「でしょう?もう、これは目に焼き付けるしかないですよ!」となぜかちょっと自慢げに言ったのでした。

 

トル公:

上の写真の海に突き出たお城はカステル・デ・ローヴォ(卵城)。12世紀に建てられた城で、その建築時、基礎部分に卵が埋められ、そして「この埋められた卵が割れるとき、城も街も滅ぶであろう」という呪いがかけられたそうです。下段の写真の城はカステル・ヌォーボ(新城、卵城より後に建てられ、卵城と区別するために新城と呼ばれるようになった)。イタリアルネサンス期の英雄チェーザレ・ボルジアが幽閉されたというお城。

 

 

トル公:

ナポリの街中を歩くことはほとんどありませんでした。車を降りたのは海を見たときと、このアーケードの写真を撮ったとき、ピザを食べたときくらいで、ほとんどがバスの中からの観光でした。なぜならばナポリはイタリア屈指の治安の悪さで有名だからです。
日本に帰ってから読んだナポリの本には「ナポリでの観光形態は旅行代理店業界では『サファリパーク』と呼ばれている(サファリパークではほとんど車から下りずに動物達を観察する、ナポリのツアー客達もほとんどバスから下りずに観光する。)とか、2人乗りの原付きバイクは大抵が引ったくり、前のヤツが運転して、後ろの両手が自由になるやつが、獲物をかっさらう。」などといったことが書いてありました。
このナポリでは、ツアーコンダクターのS嬢は、「引ったくり対策にショルダーバッグなどをたすき掛けにしておくと、引ったくりに遭ったときに、逆にバッグごと一緒に引きずられてしまってかえって危険なのでたすき掛けは止したほうが良いですよ」などと、ゾッとするような事を我々にアドバイスしてくれたのでした。

 

ピッツァ・マルゲリータ!

 

 

 

トル公:

シンプルな料理は誰からも愛される。スパゲッティなら「ペペロンチーノ」、そしてピザなら「マルゲリータ」
ナポリといえば 「マルゲリータ」、トマトソースにモツァレラ・チーズ、そしてバジルの葉をぱらり、これだけ、そして、コレ最高。
「マルゲリータ」の由来は長く分裂したままだったイタリア半島を一応統一したイタリア王の二代目ウンベルト一世の王妃マルゲリータから。彼女がウンベルト一世とともにナポリを訪れたときに彼女に献上するために作られたのがこのピザだったとか、ピザ好きのマルゲリータ王妃がピザコンクールを開催し、その時に優勝したのがこのピザだったからとか、なんかそんな、いろんな説があります。
とにかく、王妃マルゲリータにちなんだピザって事です。
それはそうと、このピッツァ・マルゲリータ、とても美味しかった!皿からはみ出すほどの大きさでしたがぺろりとたいらげました。そしてデザートはティラミス。見てください、このおおざっぱな盛りつけ。それでも美味しかった。とにかくご馳走さまでした!

 

 

 

 

トル公:

ナポリの宿泊先はこの「NEW EUROPA」三つ星です!どの辺が三つ星かは分かりませんでしたが、ロビーには「海洋堂」の仕事かと見まごうばかりの「東方三博士の礼拝」がありました。う〜む流石はカソリックの国、見事な出来栄え。

と、いうわけで、ナポリ、意外に楽しめました。食べ物もピザとスパゲッティしか食べてませんが美味しかった。そして特に海の眺めは最高!
ああ、ナポリに別荘が欲しい!!

ナポリその1へ!


戻る