4日目、ミュンヘン アルテ・ピナコテーク
(激写日:2002/7/18)



アルテ・ピナコテークを目指せ!

トル公:

いよいよ本日イタリアへ出発!!の予定なのですが、午後3時まで自由時間になっています。さて、どうやって時間を潰すか?バイエルン州都ミュンヘンは12世紀バイエルン王国の昔から 大いに栄えた街。観るべきものは沢山ありそうなのですが、時間も限られているし、今までの観光は沢山の場所を駆け足で通 り過ぎる慌ただしいモノだったので、この自由時間くらいは、一ヶ所をじっくりと観てみたい。そして選んだのが美術館「アルテ・ピナコテーク」。15〜6世紀の名画の数々をじっくりと鑑賞できるという。

それでは、「アルテ・ピナコテーク」へ出発!

 

 

 

トル公:

街の地図を見ると、ホテルから「アルテ・ピナコテーク」はそんなに離れてない。のんびり歩きながら、ミュンヘンの街並みを眺めてみました。 左上は昨夜泊まったホテル。 左下はミュンヘンのインターネットカフェ。右上は市街を走る路面 電車。モダンなデザインでカッコイイ。右下は巨大な凱旋門。

 

 

トル公:

「アルテ・ピナコテーク」に到着。着いてビックリ。建物がとてつもなくデカイ!前庭が途方もなく広い!!これがヨーロッパの建築か!!広角レンズで思いっきり引いても全体を一画面 に納めることは出来ませんでした。中に入ると高い天井、窓のアーチから入る光がなんとも良い感じ。館内は自由に撮影できるようなので、カメラだけを手に持って、他の荷物をロッカーに預けてイザ入場!!

 

 

 

トル公:

いきなり美術の教科書の載るような傑作の連続です。世界最大の微乳マニア画家クラナハの作品もあっさり置いてあります。中段は世界でも屈指の女好きの神様ゼウスがわざわざ金色の雨に変身して女を犯すというシーンのポルノ、はだけた服がエロい。左下の肖像画は北方ドイツルネサンス最大の巨匠デューラー先生の自画像です。その右はデューラーの代表作の一つ。キリスト教の四聖人を描いてます。それぞれキャラが立ってて表情豊かです。流石、巨匠。

 

 

 

トル公:

女学生達のグループが絵を見ながらノートに何やらメモをしたりおしゃべりしたりしていました。恐らく学校の課題か何かでしょう。私が絵をしきりに激写 していると、クスクスと笑っておりました。「このやろう、カメラを持った日本人がそんなにおかしいか!」と思いましたが、相手は箸が転んでも笑ってしますお年ごろのかしまし娘達。それに結構可愛かったので赦す。ドイツ語分かんないし。

 

 

 

トル公:

イタリア・ルネサンスの絵画も多数展示。中段の「ピエタ」はボッティチェリ。キリストの死にショックのあまり卒倒するマリアや泣いてすがりつく使徒の感情表現が実にルネサンス的。下段左「聖家族」は聖母子画を描かせたら人類史上世界一との呼び声高いラファエロの作。安定した三角形の構図、美しい柔らかい色使い、そしてマリアのこの上もない優しい眼差しがスゴイ!観ているだけで癒される。右はレオナルド・ダ・ヴィンチの「聖母子」。科学者の目を持つレオナルド先生が聖母子を描いたらこうなった!死体を解剖して肉体の構造を調べるという当時のタブーを恐れずに研究をした結果 、極めて正確なプロポーションの作品を描けるようになりました。理性のかけらもなさそうな赤ん坊のキリストがリアルすぎてコワイ!! レオナルド先生は「キリストと言えども、赤ん坊なら理性のかけらもあろうはずがない!」と思ったのかも知れません。等と勝手に解釈。

 

  

 

 

 

トル公:

ヴェネツィア派やバロックもこの通り揃ってます。猛獣達が実に良い動きしてます。ライオンなんかもう生き生きしてますね! 美味しそうにかぶりついてます。

 

  

トル公:

左は、妙に縦に長い人体と陰影の色彩が特徴的なエル・グレコ、右は、フィリッポ・リッピかな? いずれもルネサンスの巨匠ですな。

 

 

トル公:

この異常な描き込みを見よ!右側の写真は左の写真の一部を拡大したものです。雲霞のごとき兵士達をいちいち細かく、一人ひとり描き込んでいるのです。これぞ北方絵画の神髄!

 

 

トル公:

美術館内にカフェテリアがありました。広い美術館を歩いていると、小腹が空いたのでここで軽くお食事。適当に皿に盛りつけて食べました。美味しかった!「アルテ・ピナコテーク」での記念に、このカフェや食べ物もせっかくだから撮影。撮影してると、先程の女学生達が通 りました。通りしなに彼女達は私に気づきました。そして私が今度は食べ物を撮影しているのを見て、またもやクスクスと笑って通 り過ぎていきました...。

 



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