COWON A2 


わが生活を一新したキラー製品。

数年前、とある先輩が言った。
「テレビ見るのが好きだから、この業界に入ったのに、番組つくってたらテレビなんか見れないじゃない!」

至言だ。
映画館に足を運ぶことなんか、さっぱりできない。気になる作品は DVD 買ったりするけど、映画館だらけの街で、試写室まであるオフィスで働いてても時間がとれない人間が、DVD なら見る時間がとれる道理もない。
DVD や録画を、ただただ溜める日々。 

COWON A2 で人生変わった。移動時間だけで映画が1日1本見れる勢い。遠出する日ならもっとだ。
ブツ切りに4インチ画面で見て映画体験とは言えまいが、ゼロより百倍いい。

この機械で見るために、あらゆるソースを再エンコードする。
Mac では HandBrake、Windows では InterVideo DVD Copy 等を使ってみている。こうした一発ソフトが通用しないソースは、昔ながらのツール群のお世話になる。個々に違法性はないけれど、いかにも違法行為に使われそうな、アングラ感ただようツールたち(HandBrake もそれっぽいけど……)。
上記 DVD Copy などは、店頭で普通に販売されてるソフトだ。だが、誰が何のために買うソフトなのだろう。2層 DVD を1層化したり、MPEG4 エンコードしたりできるわけだが、プロテクトフリーの2層ディスクなんてどこにある? それを言ったら、A2 や gigabeat や iPod Video みたいなポータブルメディアプレーヤは、そもそも誰が何をどうやって見るための機械なのだろう?


写真は、近所の本屋の“パソコンコーナー”だ。
あきれかえる。
だが、こうした本の中で解説されているのであろうようなソフトウェア/ハードウェアを自分自身も使っている。タテマエ的には、エンドユーザが録画したりライブラリ化したりする“権利”などない。コピーワンスでも生ぬるい、コピーネバーで充分だ。ただ、それだと私自身は何も見れなくなってしまうのだ。自分で録画した番組や、自前で買った DVD すら。 

Fri - September 15, 2006 at 02:15 AM []