不味いワインを料理に使うには? 

先日買った豪州ワインが大失敗。とても飲めたものじゃない。

どう始末するかと考えあぐね、「レシピ ワイン煮」でぐぐってみたら、トップに来たのがゴボウのワイン煮(misbit.com)。
ゴボウを、赤ワインで煮しめる?!
たしかに注目に値するレシピだ。 

さっそく試してみた。
こ、これは……!
ワインのまずさがゴボウの中で凝縮され、より際立った。
不味さのエッセンスを固めた固形物として、ゴボウたちがそこにいる。歯ざわりさえキシキシと神経を逆なでる。
ここで使うワインは飲み残しや特売品で充分」とあったが、やはり不味いワインは不味い料理を生む。


ラムのワイン煮同時に試したのが、よくお世話になる「HIRO HIRO'S 料理のページ」さんの「牛肉のワイン煮」。
赤ワイン+トマト缶+コンソメキューブで煮込むというもの。
これをラム肉で試した。
煮汁が不気味な色になったので、別ゆでしたブロッコリーを入れてゴマかしたのがこの写真。

こちらは成功!
普通に食べられる。肉もうまい。ワインの不味さというハンデからしたら、逆転サヨナラホームラン級といえる。
しかし、なぜゴボウがダメで、こちらが OK なのだろう。
トマトの酸味が、ワインの不味さを打ち消してくれたのだろうか?


思い当たるフシもある。

白ワインは飲み物としては苦手だが、白ワインを使うレシピはやたらにあるので、料理用に常備している。料理目的オンリーで買う。
それでついつい安手のヤツをえらんでしまい、さんざんな目に遭った。
ゲベルツトラミネールなんかは、飲んでもおいしいと思うけど、お値段的に、料理酒として買うにはちょっと二の足を踏む。

赤ワインは飲むために買っているから諦めもつくが、白ワインはそうではない。
さすがに対処法をつかんだ。
仕上げにレモン汁を利かせるのだ。
ハズレの白ワインを使っても、ハズレな風味はなくなる(酸っぱくはなるけど)。


不味い白ワインはレモン、不味い赤ワインはトマトで迎え撃つ。


おそらく《酸味》がキーである。
酸味を加えることで、ワインの不味さは解消できる。とするなら、私があるワインを「不味い」と感じるのは、酸味に起因するのだろう。

あくまで私の味の好みだ。
一般的な Tips にはならない。
そもそもワインを料理に使うのは、アルコール分の効果以上に、風味をつけるのが目的なわけで、その風味を相殺しようというのは本末転倒。
料理に使うワインも、まず、きちんとおいしくなければいけないのは言うまでもない。


ただ、冒頭の「ごぼうの赤ワイン煮」を試したときは、レシピにあったプルーンを省いた。プルーンの酸味や甘みが加わってこそ、「飲み残しや特売品で充分」なレシピだったのかも……。

ちなみに白ワインはロバート・モンダヴィの Woodbridge Chardonnay にたどりついた。飲んだことはないが、料理酒として自信を持ってオススメ。
風味はいいし、1,000円切るし、スクリューキャップだし。 

月 - 6 月 26, 2006 at 03:15 []