「やつめ、まんまと盗みおって…」
ってことで、クイズ。 ルパン三世が盗んだ最大の《お宝》とは? ルパン三世は何を盗んだか?ルパン三世、怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。年齢不明、容姿端麗、知能指数300。職業大泥棒。特技・神出鬼没。 『ルパン三世』後期ナレーション 1972 答えは、いうまでもありませんが、「ルパンの孫」の地位。 モンキー・パンチは、モーリス・ルブラン(ルパンの原作者)や野村胡堂(銭形平次の原作者)サイドの許諾を得てはいないでしょう。現行著作権法上、ルパンの著作権切れが1992年ごろ、銭形平次が2014年ごろのはずなので、1967年に連載スタートした『ルパン三世』はアウト。 そのころは、まだルーズだったんでしょうが、著作権にきびしいいまの風潮からは、絶対に生まれえないのが『ルパン三世』だといえます。 といっても、ルブラン自身も『ルパン対ホームズ』なんてのを書いて、コナン・ドイルにお目玉を食らったりしてるので、同じ穴のムジナかもしれません。(^^; 風の噂ではルパン(リュパン)の名前も、ポオのデュパンをパクったというか、あやかったというし。 ルブランもモンキー・パンチも、そうした借り物競争の上で、作品を創造している。 もひとつクイズ。ここでわたしは、何が言いたいのでしょう? 「著作権を侵害している『ルパン三世』なんかダメだ!」と言いたいのか。 それとも、「『ルパン三世』を生み出さない著作権なんかダメだ!」か。 答えは、どっちも×。 《著作権保護》の立場に立てば、ルパン三世なんか存在しないのが理想。 一方、《自由》の立場に立つなら、ルパン三世にとどまらず、ルパン4世やルパン5世、ルパン12世たちが、続々と無尽蔵に生み出されるのが理想。 (『ルパン8世』ってのは実在するそうですね → 参照) ルパン三世がいない世界。 ルパンの子孫だらけの世界。 どっちの世界がユートピア? というのが、著作権をめぐる議論。 でもわたしには、どっちもディストピアにしか見えない。 「そんな著作権論争はダメだ!」 と、わたしは言いたい。 では、どういう論争をすべきなのか。著作物を利用するって、どーゆーことなのか。 それを探るべく、孫つながりで、某少年にもご登場いただきましょう。
|
Quick Links
Recent Entries
Calendar
Categories
XML/RSS Feed
Statistics
Total entries in this blog:
Total entries in this category: Published On: 2008.09.02 00:41 |