
ICOM IC-T90
主な仕様・付属品
- 0.1~999MHz広帯域受信 AM/NFM/FM/WideFM 受信対応
- 受信ステップは、5,10,12.5,20,50,100,200kHzで任意に変更可能。ただステップは受信バンド毎に自動設定されている。
- 500ch以上のメモリー、バンク機能で好きなように編集出来る等多彩なメモリ機能
- 各種スキャン機能、プライオリティー受信機能
- シグナルメータ付
- 純正ヘリカルホイップアンテナ
- コネクタは、SMA(別売りのコネクタ変換で各種コネクタに対応可能)だが基部がやわなので太いケーブルを使うのは良くない。特にM型はキツい。
- 専用バッテリー、充電機能付きACアダプタ付属。他に単三アルカリ電池3本で駆動可能なバッテリーケースも。
- バックライト点灯
- ハンド及びベルトストラップ付き
性能及び使いこなし
- AMのフィルター選択度が広く、切れが悪い。AMは中波帯の9kHz幅を切るのがやっと。短波帯は当然5kHzを切れないので強力局を聞くのが精々。しかもそのフィルター切れの悪さでデジタル表示だが。中心周波数すらわからなくなる事が多々ある。その代わり音質はスピーカーや躯体サイズを考えれば良好な方…かな。
- 中波帯用のアンテナ(バーアンテナ)がなく、純正アンテナのみの受信となると、あまりにも利得が低すぎて使い物にならない。短波帯も同様で、ロッドアンテナ系など別売りのアンテナは必須。ただし中波・短波帯とも感度はかなりキツメに上げてあるので、あまり高利得なアンテナだと夜間は余計な電波を拾いまくり。
- FM帯(Wide FM)は感度は良いが、選択度が悪く、ローカル局に隣接する遠方の弱い局は隠れて聞こえなくなる。ローカル局同士で隣接してるとマズいかもしれないほど切れ悪し(^_^;) FMも中心周波数が判別しにくい。
- 基本的に長波からFMは周波数ダイレクト選局で、選局ノブ(又はボタン)で移動するしかない(不便)
- FMは90MHzでテレビの音声周波数chに切り替わってしまうので、FMワイドバンド帯は別にバンドスキャンメモリーを設定するか、ダイレクト入力でないと使えない(不便)
- 受信に限って言えばアンテナは携帯使用ならロッドアンテナ型、固定ならディスコーンアンテナが良い…と思うが、ディスコーンは夜間になると余計な電波拾いまくり(^_^;)
- シグナルメーターはちょっと振れ過ぎのような気が(特に中短波帯)
- かなりの電池食い。付属のフル充電のバッテリーでも、メモリースキャンを一晩しているとバッテリーが上がってしまう。付属のACアダプタは必須。他にこの充電器は中短波帯のアンテナの役割あり(^_^;)
極私的インプレッション
元々受信に関してはターゲットとしているバンドがVHF以上ということもあり、基本的に BCL用途にはまったく向きません。(中波・FMに関してはアンテナさえなんとかすれば実用になる)
正直短波帯の性能は、「30年くらい前のBCLラジオの感度を高くして正確なデジタルカウンタを付けました(選択度度外視)」といった程度で完全なオマケです。これでBCLしようと言う気にはなりません(^_^;)