○Baksetball Offense - Attacking the 2-3 (2-1-2) Zone Defense [06/12/24]
From the Coach's Clipboard Baketball Playbook, @http://www.coachesclipboard.net
先ずは、ゾーンオフェンスの一般的方針を読むこと。基本的には以下に示すゾーンアタック『Zone-23』を行ない、忍耐強くゾーンを動かし、ボールをインサイドに入れることをねらう。しかし、特定のプレーヤー(インサイドとアウトサイドの両方)にシュートを打たせるためのセットプレーも準備する。先ずは、基本的なゾーンアタックを指導し、シーズンが進むにつれて、セットプレーを随時追加していく。低学年の初心者を指導する場合には、簡単な2-3ゾーンアタックを最初に指導する必要がある。
配置:1-3-1のオフェンスセット

Rule1.#5はベースライン上をショートコーナーからショートコーナーまで動き、ウイング(#2、#3)はパスを受けたら#5へボールを入れるようにする。ブロックの位置では、3枚のディフェンスに守られやすく、パスを入れてもダブルチームを仕掛けられてターンオーバーになるケースが多い。ハイポストの#4へボールが入ったら、#5はゾーンの背後からペイントに飛び込み、ボールを受けるようにする(図A)。
Rule2.ウイングの#2と#3は、3Pラインよりも広く位置し、X1とX2に#1とのパスレーンを切られないようにする。#2と#3はボールを受けたら、ディフェンスを引きつけてからパスをする。ゴールへ向かうドリブルを使ってディフェンスを引きつけても良い。ショートコーナーにボールが入ったら、#2と#3は両コーナーへ移動する。#2と#3とのスキップパスは、オーバーシフトしたゾーンを攻撃する時に有効になるが、このスキップパスを積極的に狙ってくるチームもあるので(ウイークサイド側の下のディフェンス)、その時には、スキップパスのフェイクを使ってディフェンスを動かしてから、ウイークサイドのブロックに位置する#5へロブパスを送る裏プレーを狙えばよい。
Rule3.#4はボールに合わせて移動する。ボールがトップにある時はフリースローラインに位置し、ボールがウイングにある時は、エルボーよりも少し下側に位置する。エルボーやブロックは、ゾーンで守られやすく、そのギャップに立つイメージだ(図B)。ボールを受けたらドリブルを使わないようにする。安易なドリブルはディフェンスにスティールされる。ボールを受けたらゴールに正対するようにピボットし、シュートかパスを狙う。ボールを持ちすぎない素早い判断が要求される。ショートコーナーの#5にボールが入ったら、ボールサイドのブロックに向かってカットし、ボールを受けてパワーレイアップに持ち込めるようにする(図C)。
Rule4.ウイングの#2や#3、あるいはハイポストの#4から#5へパスを入れることができる。#1から#3へパスし、#2へスキップパスを送ってディフェンスを動かすと#2から#5へ簡単にパスを入れることができる。X4のディフェンスが#5を守りに出てきた場合には、#5はレイアップを狙ってカットしてくる#4へ素早くパスを送ることができるだろう。あるいは、#5から逆サイドのコーナーに移動した#3へスキップパスを送る選択肢もある。さらに、#5にボールが入った時に、#2がボールサイドのコーナーに移動すれば、通常X1がコーナーまで守りにおりてくることはないので、#2はワイドオープンになっているはずであり、#5はパスアウトして3Pショットを打たせることもできる。
Rule5.#5がボールを受けた時には、逆サイドのウイングは常にコーナーに移動すること(図B)。#4がボールを持った時には(図C)、逆サイドのウイングはディフェンスのギャップに位置してジャンプショットを狙うことができる。3Pシュートが得意なプレーヤーは、3Pショットが打てる位置に広がっても良い。逆サイドのウイングは、必ずオフェンスリバウンドに飛び込まなければならない。
Rule6.外角のシューターは、どうしてもボールを受けたらすぐにシュートしたがるが、『必ずインサイドへボールを入れてからシュートする』という“ポストタッチルール”に則り、少なくともインサイドへ1回はボールを入れてからシュートしなければならない。速攻の時に、インサイドからキックアウトされた場合は例外で、シューターは思い切ってシュートしても良い。それ以外は、ゾーンオフェンスを展開し、ポストタッチルールに則って攻撃する。
Rule7.外角のプレーヤーは、ギャップに対してドリブルで攻撃をしかけ、ジャンプショットを狙う。但し、ゾーンでは下のディフェンスが3枚いるので、レイアップまでもっていくのは難しい。
図Cを見てもらうとわかるように、ハイポストの#4がボールを持てば、いろんな三角形を作ることができ、ディフェンスに対して3対2の状態ができるのでパスの選択肢が広がる。クイックパスができればショットを打つことができる。

このセットは、ゾーンオフェンスの一般的指針とZone-23の原則を同じように採用するが、ダブルローの状態から始め、ウイングにボールが落ちた時にゾーンの背後からハイポストへフラッシュするため、最初からハイポストに立つZone-23とは若干異なった印象を与える。
図Aのように、#1からウイングへのパスでスタートする。ウイングへのパスがディナイされた場合には、#1がドリブルでウイングへ移動し、ウイングはシャローカットでトップへ移動する(図B)。ウイングにボールが入ったら、ボールサイドの#4はショートコーナーへカットし「ボール」と声を出してローポストのディフェンスを外へ引き出す。
ウイングは、台形へフラッシュした#5かショートコーナーの#4のどちらかにパスする(図C)。#5には、シュート、ドライブ(X5が外に広がった場合)、#3か#4へのパスの選択肢がある(図D)。ウイングからショートコーナーの#4へパスが入れば、#5はブロックへカットして#4からパスを受けるようにする。#1と#2はコーナー方向へ少し移動し、#4からパスを受けられるようにする。


図Fは、同じようにダブルローの配置から開始しているが、#1からウイングへパスが入ったと同時に、ボールサイドの#4がエルボーあたりのギャップへフラッシュする。パスを受けたら#4はピボットしてインサイドを確認し、シュートフェイクする。#5は逆サイドのローポストでポジションをとり、パスを受けてシュートする。
ウイングへのパスがディナイされたら同じようにドリブルエントリーする(図G)。ここでは、#1がウイングへドリブルし、#2はX4のディフェンスを引きつけるようにコーナーへスライドする。X5が#4へマッチアップすれば、#5が逆サイドでパスを受けてシュートしやすくなる。

図Hのように、#4がフロントされてディナイされた場合には、ゾーンがボールサイドに大きくシフトした状態になっている。スキップパスに対しては、ウイークサイドのX3がローテーションするチームが多いので、#5をボールサイドのショートコーナーにフラッシュさせずにウイークサイドのローポストに残しておけば、#2から#3へのスキップパスでX3を引っ張り出して#5へクイックパスを通せば良い。この時に、#4はX5にスクリーンをかけ、#5にローテーションできないようにサポートすることも重要である。
このセットも、一般的指針とZone-23の原則を同じように採用するが、マンツーマンオフェンス用の1−4ハイセットの配置から開始する。ウイングにボールが入ったら、ボールサイドのポストがショートコーナーへカットする。ウイークサイドのハイポストは真ん中のディフェンスに向かってカットしてから、ボールを受けるようにボールサイドへフラッシュする。ウイークサイドの#3はオープンになるようにギャップへ移動する。パスを使ってボールを動かせば、前述と同様のオプションを使うことができる。
