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■For Freaks
●相違点;
このアルバムはいわくつきでして、一時期、まったくミックスが違う内容になってしまったのです。ざっと紹介すると、
・1968年オリジナルLP(発売元;Verve)
・1985年10枚組LP BOX「オールド・マスターズ」に収録:ドラムとベースを差し替えたMIX
・1986年最初のCD化:「オールド・マスターズ」と同じMIX。「ランピー・グレイヴィー」との2 in 1で発売
・1995年オリジナルLPと同じVerve版のMIXをリマスタリングした“93年承認マスター”による改訂版CD。「ランピー〜」なしの単独発売
・2001年日本盤のみの紙ジャケ盤:“93年承認マスター”と同じ。日本プレス
・2005年のMFSL盤・高音質CD。マスターはRyko版95年CDと同じだが、Mobile Fidelity Sound Labによってリマスタリングされている。盤は24金仕様。
もともと僕が持っていたのは上記の“86年CD”[RCD
40024]でしたから、差し替えMIXということになります。これ、80年代に差し替えたドラムとベースが他の音から浮いてて、正直言ってひどかった。
今回初めて“93年承認マスター”のCD[VACK-1206]を買い、オリジナルのMIXを聴いたところイメージ一新!音の固まりがぐるぐる回りながら迫ってくる!そうか、こりゃあすごいアルバムだったんだ!
では、そもそもザッパはなんで80年代に改訂版なんぞを作ったのか?どうやらそのころザッパの手元にあったマスターテープが良い状態になかったらしく、しかたなく当時のバンド・メンバーを使ってマルチから作り直さざるを得なかったらしい。それが90年代に入ってやっと状態の良いマスターが手に入り、差し替えMIXを使う必要がなくなったというわけ。
ミックスだけでなく音質的にも86年2in1盤より現行の単独盤(およびMFSL盤)の方が良く、申し分ない。
また、内ジャケのSgt Pepper'sのパロディだが、後ろの人たちの何人かは黒い目隠し線がはいっている。しかし2005年に発売されたMFSL盤はこれが表になっているうえ、すべての人から目隠し線が取れている。
ところでこのアルバムと『ランピー・グレイヴィー』ではどちらが先に発売されているのか、諸説がある。2001年紙ジャケ盤の大山甲日氏のライナーによれば「本作は67年10月には録音とジャケット作りも完了したのに、発売は大幅に遅れて68年9月になった。」とある。これだと『ランピー〜』の後になるのだが、一方、発売を67年とする資料も多い。よくわかりませんが、ここではwww.zappa.comのオフィシャルとされるディスコグラフィの発売順にあわせました。
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