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MACで、そしてMac OS Xで巻き起こされる受難の嵐...by K2


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 第3幕:ADSL開通、10.1.1〜


受難その1 2001年11月23日


 開通したはずのADSLが使えません。さっそくSo-○netのサポート宛に電話してみます。が、こちらもつながりません。いくらかけてもだめ。しかしこれでは解決しない。あきらめずに電話。翌日の昼過ぎになってやっとつながりました。
状況を説明し、「Acc○に調査を依頼します。」との返事。回答を待ちます。
さらに数日後、から電話。原因はまだ確定されてないが、うちと同様の状況が他にもでているらしい。

ところでルータタイプのモデムの設定だが、これがやたらと簡単だ。「コントロールパネル」から「TCP/IP」を出し、「設定方法」のところで「DHCPサーバを参照」を選ぶ。これでおしまい。「TCP/IP」を閉じればもうルータからIPアドレスが割り当てられている。素晴らしいね。Mac OS Xでも同じように簡単にできる。
これに対して最新のWind○s XPだと、まるでMS Dosのような画面を呼び出してコマンドをいちいち手入力しなければならない。へぇ、21世紀になってもこんなことをしてるんだぁ。あぁ、僕はMACユーザーでよかった!

受難その2 2001年12月02日


 なんの前触れもなくいきなりADSLが使えるようになった!12/4にきたSo-n○tからの電話の説明によれば、A○caで調整を行ったらしい。なんにしろブロードバンド開通である!速い!これはすごいわ!
さぁ、これでやっと僕のMac OS Xもネットができる!上記のように簡単な設定変更だけでADSLを認識。1ヶ月ぶりのネット復帰。さっそくOSを10.1.1にアップデート。うん、大容量のファイルもサクサク落とせます。さすがぁ!

ところで、我が家は実際どのくらいの速さでつながっているのでしょうか?8MBのADSLは電話局からの距離によってかなりの差が出ると言われています。調べたところ、約1Mbps。なんと1.5Mよりも遅いとは...。我が家は電話局から直線距離で2.5kmあるらしいので、これはしかたがありません。でも、体感的にはなんの問題もなし。「速〜い!」と感激しています。さらにね、速さよりも常時接続ってのがいいねぇ、だっていつでも電話代を気にせずにネットにつなげるから。これは楽だ!

受難その3 2002年1月○日


 サンフランシスコのMacworldにて新しいのiMacが発表された。半球型の本体と液晶モニタで独特な形。ぼくはこれを“iMac(はんたま)”と呼ぶことにした。
このとき同時に“今後はMac OS XがデフォルトのOSとなる”ことも宣言される。大丈夫かぁ?たしかにマイクロソフトのofficeはOS Xネイティブになった。だがアドビのPhotoshopはあいかわらずクラシック環境のみ。ノートン先生もまだネイティブじゃない。

でも、ちょっとおもしろいことになってきたような気もする。というのも、ここにきてフリーやシェアウエアでいろんなソフトが登場してきてるからだ。特にOS Xで失われた旧Mac OS特有の機能を再現するものがいくつも出ている。たとえばアップルメニューやウインドウシェード、アプリケーション切り替えなど。これらをインストールすればOS Xでもおなじみの使い方ができるってわけ。僕が真っ先に入れたのは「WindowShade X」。旧Mac OSに近づけば近づくほど安心するってのは、なんかへんだけどね。

ところで、MACLIFE誌が休刊になった。MACのコミュニティが着実に狭くなってきているのだと実感。ま、だからといってWindowsマシンを買おうとは思わないけど。

受難その4 2002年3月○日


 DTPもそうだけど、僕にとって重要なのは音楽系ソフトのOS X対応が遅れていること。そんな中でおもしろいものがOS Xネイティブで出ていた。“SPARKme 2.1”っていう波形編集ソフト。TC|Worksの製品のライト版で、おまけにこれがフリー。さっそくためしたら、これが使える!
あと、BPMを計る“MetroGnome”っていうのも見つけた。
そして、ついにCubaseも次期ヴァージョンでOS X対応が発表された。やったね!でもさ、ホストアプリケーションのCubaseがOS Xで走ってるとして、VSTプラグインは旧Mac OS用のものは同時に使えるわけ?心配だな...。

音楽系以外ではどんどんおもしろいフリーウエア/シェアウエアが出てきている。最近のお気に入りは“Weatherman 0.8”。これはデスクトップに半透明の天気図を表示させておくもの。ひまわりによる雲の画像や明日の天気予報がリアルタイムでわかる。気象マニア(?)の僕にはぴったり。

受難その5 2002年3月21日


 サクラが満開になったこの日、Macworld東京に行って来た。今年から場所は東京ビッグサイトに変更。ちょっと近くなって楽だ。
朝9:30から基調講演で生ジョブスを見る。あいかわらずこの人は商売上手だねぇ。
展示会では音楽系ソフトを中心にチェック。以下はそのご報告。

●ヤマハ社
DSPファクトリーのドライバのOS X対応の予定を聞いてみた。回答は「OS X版の開発はしてません。予定もありません。今後、人的な余裕ができれば開発するかもしれませんが。」とのこと。がっくり...。
さらに「音楽系のものは、まだしばらく旧Mac OS環境で使って頂くしかないと思います。」と言われた。ただし、「リクエストがあったことは伝えます。」頼むよー。

●ハイ・リゾリューション社
気になってたオーディオ・ループ・ソフト「Live」。カタログには書いてないけど、現段階でOS Xネイティブ対応してるという数少ない存在。OS 9よりもOS Xの方が軽く動くとのこと。ACIDファイルも使える。すでにReWireでReasonやReBirthなどとはシンクできているが、Cubaseとのシンクも次期のヴァージョン1.5で実現。これでMIDIシーケンサの機能をCubase側で行い、オーディオをLiveで制御できる。これ、それこそライブで使ったらおもしろいだろうな。

●アイデックス社
ここの「Storm1.5」は要チェック。Reasonみたいな統合ソフトで、シーケンサ、シンセ、サンプラー等の機能を持つ。なのにReasonよりかなり安い。近日中のアップデートでOS Xに対応するらしく、ブースではOS X上で動いてた。
カタログで“Cubase VST 5.0でのVSTモードの検証済み”となってたが、ブースの人に直接確認したところ、個人的にCubaseの4.1でも使って問題なかったと教えてくれた。僕は4.1を使っているのでここらへんの確認はすごく重要。
ちなみにCubaseなどのホスト側がOS X対応になった場合、VSTプラグインが非対応ではダメなんだそうだ。やっぱりね...。っつーことは、すべてがOS X対応になるまでは旧Mac OS環境でやるしかないわけだ。

●ロキシオ社
CD-Rのライティング・ソフト「Toast 5」に「Jam」というソフトがバンドルされて近日中に出る。この「Jam」はかなり本格的なマスタリング・ソフトだと思った。僕の仕事でも十分に使えそうだ。ただし細かい音色補正についてはバイアス社の「Peak LE」上で行う。なるほどね。上記の3ソフトはいずれもOS 9版とOS X版が同梱されている。しかし「Peak LE」でのVSTプラグインがOS 9版には10個入っているのにOS X版は2個しかない。ふ〜む。

理解できないのはメガフュージョン社が出展してないこと。CubaseのOS X版ができてるはずなのに、なぜ見せない!?やる気あんのか、このメーカー!

受難その6 2002年5月12日


 あいかわらず僕のMACでのOS X稼働率は5%にも満たない。ほとんど毎日OS 9.1だけですんでしまう。その理由はこれまで何度も書いてきたようなことなんだけど、じゃぁ、OS XはまったくつまんないOSなのか?というと、そうでもない気もしてきた。そこでたまにはOS Xの良いと思えるところも挙げてみようかと思う。

1.インターネット・ブラウザの選択肢が多い
事実上デフォルトとなっているInternetExploreだけでなく、NetscapeやiCab、そしてOmniWebなんてのが使える。 それぞれ使い勝手が若干違うので、ちょっとおもしろい感じ。

2.半透明が楽しい
OS Xではいろんなソフトが半透明にできるようになっている。単におもしろいっつーだけなんだけど、新しくて良い。

3.ヒラギノフォントがきれい
デスクトップの表示はOS Xの方がよく見える。それはOsakaとヒラギノのフォントの違いが大きい。これもまぁ、それだけの違いでしかないんだけど。

4.OSの安定性の高さ
あいかわらずアプリケーションは落ちる。でも、OSは落ちない。再起動をかける必要はないし、同時にたち上げている他のアプリケーションにも影響はない。やっぱ、これは良い。

5.開発環境の敷居が低い
OSの開発用CD-ROMがパッケージに無料で入っている。つまり、誰もがすぐにソフト作りができるということ。OS Xの対応ソフトをたくさん作ってもらいたいアップルの姿勢なんだろうね。実際、これでおもしろいフリーウェアがいっぱい出てきているというのは、当初のもくろみがそれなりに成功していることなんじゃないかな。僕はまだやってないけど、そのうちに何か作ってみたいな、とも思ってます。

さて、OS X次期ヴァージョンの“Jaguar”が発表されました。フォルダ・ナビゲーションや手書き文字の認識など、かつてのOS9やNewton(!)の技術がどんどん移植されてきているようです。ちょっと、楽しみかも。 それが発売される頃には、もう少し僕のOS X稼働率は上がっているでしょうか?

続く〜

 

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