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ムーンライダース

 date; 98.07.24
 place; 赤坂ブリッツ

東京一は日本一。もはや都の重要文化財に指定したいくらいの東京のお宝、ムーンライダースに行ってきました。

かつて、「ヌーベルバーグ」「モダーン・ミュージック」「カメラ=万年筆」「マニア・マニエラ」「Don't Trust Over 30」そして「最後の晩餐」と、そのアルバム・タイトルを見ただけで先見性が伝わってきたライダース。テーマや言葉の選び方に見るセンスの高さは、その中の音にも十分反映されていたものでした。それが「A.O.R.」、そして「ムーンライダースの夜」ときたあたりから何も見えなくなってきてしまいましたねぇ。

今回のアルバムのタイトルは「月面賛歌」。内ジャケットには宇宙服に身を包んだ6人が立っている。う〜ん、だから何?テーマないんでしょ、これ。聴く前から見えてしまうぞ〜。

さて、ライブです。背景に月が映し出されてメンバーが例の宇宙服姿で出てくる。月面散歩よろしくスローな動きで。アルバムと同じ?ありゃ、ちょっと不安...。このかっこのままクラフトワーク風にアレンジし直されたテープをバックに「気球と通信」を唄う(「Radioactivity」と同じモールス信号まで出てきた!)。次に顔だけだして「Who's gonna die first?」を演奏。動きづらいにもかかわらず、何とも威勢がよい。やるじゃん!

3曲目からは宇宙服は脱いでラフな姿で演奏。そりゃそうだよね、あれで最後まではできないよね。
進行するステージはやはり新鮮味はない。鈴木慶一のヴォーカルもかつてほどの冴えはない。でも全員うまい、というか器用だからちゃんと曲は聴けてしまう。
聴きながら「これ、このあいだのセックス・ピストルズの再結成ライブの時みたいだな」と思ってしまった。スピード感やワクワクする昔のかっこよさは全然なかったけど、でもみんなうまくなって、安心してちゃんと曲が聴けたあのステージ。

そう、アーティストが年をとるというのは、こういうものでなくてはいけないんですよ。どう頑張ったって往年の時みたいな無茶はできないんだから、その中でいかに曲を熟成して聴かせていくか、それこそがベテラン・アーティストの意地でしょ。

終わってメンバーがステージを去るときにつくづく感じてしまいました。髪の色抜いて若作りしてるけど、ああ、みんなジジイになったなぁ...。

進歩をやめたライダース、いぶし銀のようである。いやいや、これ、ほめているんだってば。

KRAFTWERK

 date; 98.06.04
 place; 赤坂ブリッツ

テクノポップの天然記念物、クラフトワークに行ってきました!

僕はこの日、歩いていてタクシーにぶつけられ、救急車で病院にかつぎ込まれながらも、松葉杖でブリッツに行ってしまったのです。よほど行くのはやめようかとも思ったけれど、今世紀中はもう見られそうにないし、それにまぁ、縁起物ですから。
立ち見席にもかかわらずウドーの方に頼みこんでイスを用意してもらって、さぁ、準備万端で開演です。

出てきたのはあいかわらずのいでたちの4人。10年以上前に雑誌で見たのとまるで同じステージ。置いてあるキーボード(?)を弾いているのかいないのか。はたまた彼らは生きているのかロボットなのか。ほとんど動かずに「オブジェ」と化している。後ろのスクリーンに映し出される映像も文字ばかりでまったく最先端でない。「Trans Europe Express」の時など、まるでこれは「世界の車窓から」かな?なんて思うほどほのぼのしてる。
でもね、十分かっこよいのだよ、これが。

音は91年のリメイクアルバム「THE MIX」の感じ。でも、あれからもう7年も経っているのに、全然変わってない。そこがまた、良い。
聴いていて再確認したのは、やはり彼らのサウンドは、そぎ落とされたムダのない音ばかりだ、ということ。70年代にイーノはそういう理由で彼らを評価していたけど、それは今も変わっていない。
極端な例を挙げると、クラフトワークのサウンドにはベース音がない。低音はあるけど、ベースギターなどに代表される、いわゆるベースラインが欠如している。にもかかわらずダンス・ミュージックとして成立しているなんて、これはもう彼ら以外には考えられない。
ドラムン・ベースはドラムとベースラインをまったく分離したきわめて希なダンス・ミュージックといえる。でも、クラフトワークはさらにその先の「ベースラインなし」という境地に達しているのだ。ああ、ありがたや。

さて、アンコールの1曲目はおまちかねの「電卓」。この曲の日本語パートでは、客が一緒に「ボクハ オンガクカ デンタク カタテニ...」と大合唱!あまりの異様な光景に大笑いした。

次もお待ちかね「The Robots」。これに至っては、ステージ上にメンバーがいない!!曲にあわせて、スクリーンにクラフトワーク・ロボットがうつしだされれているだけ。でも、これがまた異常に盛り上がる!まったくもって変なライブである。

ちょっと早めに会場の扉から出たら、そこには坂本龍一、石野卓球、ピエール瀧、藤原ヒロシらがいた。やっぱりみんな気になっているのね。
松葉杖の僕は教授にめざとく見つけられてしまい、「どうしたの?骨は?」と心配されてしまった。まったく情けない姿を見られたなぁ、恥ずかしい...。

OASIS (from WOWOW)

 date; 98.02.20
 place; 日本武道館

ご、ごめんなさい!これはチケットが手に入らずに、武道館では見てないんです。
くやしくて涙していたら、衛星でON AIRされたので自宅で見ることができました。いやぁ、神様仏様WOWOW様です。

全体の内容に関してはすでに音楽誌でレポートされているので、ここでは省きます。
僕が一番「おぉっ!」と思ったのはノエル兄ちゃんのアコースティック・パート。「ジョン・レノンの曲です。」といって始まったのは「HELP」。これがオリジナルのイメージがまったくなくて、しっかりと「ノエル兄ちゃんのアコースティック・ナンバー」になっていたのは驚きました。本当は「誰か、僕を助けてくれ!」というジョンの悲痛な叫びだった歌詞が、しっとりと歌うことで、逆にすごくストレートに入ってくるように感じましたね。

続けてお兄ちゃんが歌いだしたのが、ケミカル・ブラザーズとの共演曲だった「SETTING SUN」。へぇ、この曲をOASISのライブででやっちゃうんだ。ノエル兄ちゃんの生ギターにパーカッションとシタール風な音が加わってインドっぽい感じ。インドといえばジョージ・ハリスン。なるほど、OASISはジョンだけでなくジョージの世界まで取り込んだというわけですね。このアレンジ、ほとんど1コードで淡々と進んでいきます。そこで僕は、はた、と気づきました。そうか、この曲、「TOMORROW NEVER KNOWS」だったんだ!

え?そんなこととっくにわかってるって?。...そいつはどうも失礼しました...。

ザ・まめなっつ

 date; 98.05.10
 place; 吉祥寺
     スターパインズ・カフェ

近藤ナツコ率いるザ・まめなっつの東京ライブが、エージ&テツとのカップリングで行われました。場所は吉祥寺のスター・パインズ・カフェ。僕は数年前まで吉祥寺に住んでたけど、こんなきれいなライブハウスがいつのまにかできてたんですね。天井は高いし、とても気持ちのいい「ハコ」です。

今回は、パーカッションに3人のコーラスまで加わって9人編成!ステージはちょっとせまそうかな?近藤ナツコは、ソウルフルなナンバーからバラードまで歌いこなします。あいかわらず唄うまいねぇ。そして、エバーグリーンズにも在籍しているドラムのPAPAMOMONOをはじめとするメンバーの演奏もうまい。楽しいライブをありがとう!

東京・大阪混在のバンド運営は大変だと思いますが、これからもがんばってね。

「ダンパー」

 date; 98.05.03
 place; 渋谷CAVE

今月も行ってきました〜!
来月もまた行くと思いま〜す。

  

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