欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

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Vol.43 2007.10.07

 暑さ寒さも彼岸まで・・酷暑だった夏を超えて、初秋の9月も暑かった今年・・
季節はきっちり辻褄を合わせて、関東では10月に入り秋めいてきました。
栗ご飯のおいしい季節になりましたね。いかかお過ごしですか?
ジミーKGです。

さて冒頭のTop Newsは何たって、Led Zeppelinの一夜限りの再結成が、マジだったということですな。
折りしも、11月15日発売の"Mothership"なるリマスターベスト盤と、”永遠の詩・最強版”の発売も合わせてのPromotionも兼ねてなんでしょうな。
まさに、濡れ手に粟の齢63歳の御大らしい戦略です。

再結成はロンドン郊外の旧ミレニアムドームっす。
チケットを買うには、ネットで予約・・当然の事ながらダメもとで抽選のエントリーをしましたが、見事外れましたね(編注1)・・。まあ過去2回の再結成(編注2)を見ても・・"再結成はコケる"のジンクスを打ち破れるか?って感じで、正直・・あんまし期待はしていませんね。
しかも、タイコは最悪のジェイソン・ボーナムですしねぇ・・あーゆードカドカドラムはどうもねぇ〜・・(編注3)
オヤジさんのタイトな横縦ドラムには勝てませんねぇ〜・・

まあ、ブトが出るっしょ。ブト待ちということで(爆)

次のニュースは、前述の”永遠の詩”のリマスター版です。これはDVDとCDです。
Collerctor's EditionなるVersionもあり、5000セット限定で、封入特典はオリジナル・アルバム・アートワーク柄のビンテージTシャツ、ロビーカード7枚、オリジナル・プレミア招待状2枚、オリジナル・ツアー・スケジュール、プレスメモが付属されるんだそうです。
・・・・さすが御大・・・・西新宿に学んでます・・つーか、全くのタランチュラ商法ですがが・・
肝心の収録曲の曲順を見た瞬間に私KGはすでに・・ダメ出しです。
アンコールで演奏されている、”The Ocean"を最後ではなく、中間に持ってきていることに、コンセプト自体の甘さを感じますなぁ。
またMSG最終日(編注4)に演奏されている"Thank You"を入れて欲しかったですねぇ。惜しいですねぇ。
ただ、前作のDVDのいたるところ、コラージュのようにちりばめられた、各種音源と映像の謎かけを期待してます。
やはり、"永遠の詩"自体は10代からずっと聴いている作品ですし、それなりの万全なる準備と思い入れを持って、11月の発売に備えさせていただきます。

さて、最新作でもないんですが、ZepのBotの優良盤、初登場Soundboard音源モノが出てますのでご紹介しておきましょう。

Live At Southampton Univrsity Working Tapes / Led Zppelin

1973年1月22日です。UKのサザンプトン大学でのライブです。1972年の年末からのUKツアーのライブですね。
同日のリハーサル音源はブトになっていましたが、本チャンのライブは初登場っす。
音質は概ねムラはあるけどかなり良好な部類ですねぇ。
演奏のほうも・・悪くはないですねぇ。ボンゾがいい感じです。御大も悪くはなく、ギターソロのアプローチとか面白い展開が聴けて、この後続く怒涛の演奏内容を誇る、1973年の欧州ツアーの予感を感じさせます。

選曲も面白いんですな。1972年10月の2度目の来日公演からの、1972年ツアー後半の典型的な演奏曲順で、"Rock And Roll"の後"Over The Hills And Far Away"そして”Black Dog"という感じで淡々と展開していくパターンで、後半は”Whole Lotta Love Medley”があって、アンコールに"Heartbreaker”って感じなのですが、この日はその後でジョンジーのメロトロンソロの後"Thank You"(編注5)をかましてます。
さらに、珍しく"How Many More Times"を”Hunter"入りのOld Arrangeでかましたと思ったら、何故かもう一度”Hunter"に戻ってから”Communication Breakdown"になだれ込むという、かなり珍しいパターンをやっていますね。
つーか・・・その場で適当に考えたんでしょうなぁ〜。
これだけアンコールやっているってことは、ライブ自体はノリノリだったんでしょうねぇ〜・・オーディエンスノイズが殆ど聴こえないんでわからないんですがね。

盤はEmprss Valleyからですが、2CDでかなりお買い得な3800円というプライス設定。
まあ、極東関係から同音源が出てますんでかなり戦略的なプライシングをしたんですなぁ〜
・・とは言っても、ネット音源
だそうなので、まあ、大元はタダっすな(爆)
・・しかし、それにしても・・Empress Vallyの商品の仕様自体が、どんどんローコスト化の手抜きになっていっているような気がしています
・・紙ジャケなんですが・・この盤なんか昔の極東のTOLZレーベル(編注6)みたいっすな
・・Tarantraが今は一番まともなのかもしれませんな。

ほな、次回は”永遠の詩”特集になると思いますが・・ほな。


編注1:

今回のネットの予約の話は、朝日新聞にものってましたな・・日本とオーストラリアからのアクセスが異常に多くてつながりにくくなっていると・・というわけで抽選エントリーの期間が延長されたという顛末でしたねぇ。

編注2:
Band Aidの1984年とAtlantic40周年記念での1988年が、一応Officialには2回の再結成ということになっていますが・・実際はジェイソンボーナムの結婚式でのライブを入れるの3回でしょうな。1997年には一応、御大・プラント・ジョンジーの3人共演はニールヤングとかと共演したロック殿堂入りのライブでメチャクチャな演奏をして・・Botになってはいますが、これを再結成に数えるのはないでしょうねぇ・・
編注3:
ジェイソンのドラミングはPageのソロツアーで・・かなり幻滅しました。やっぱり親父さんみたいになれないのは、決して真似られない、ボンゾの特異なハネ系のリズム感にあります。あのバシャバシャしたベードラのチューニングではダメっすよねぇ〜・・1988年の時も叩きましたが・・勘違いだなぁ〜・・1980年ツアーのボンゾのドラミングとか聴くと、結構小技も出来るドラマーだと唸りますなぁ〜。濁点でタテノリするファンクドラマー。
そう考えると、Page & Plantで叩いていたマイケル・リーが一番、Led Zeppelinの楽曲におけるTight But Looseコンセプトを理解していたなと思います。Page & Plantのライブ音源での"Since I've Been Loving You"での絡み方が、ツアー後半で見違えるようにボンゾ化していたのを思い出しますなぁ・・
編注4:
試験に出るLed Zeppelinですな。1973年7月27日・28日・29日というNYのMSG公演の日付けは、しっかりと憶えておきたいものです。重要なこの辺の日付けがきっちり出てこないのはZepマニアとしては失格です(爆)
編注5:
メロトロンソロってのが笑えます。1971年とかだとハモンドソロだったんですがねぇ・・。"Thank You"を演奏するライブは結構盛り上がったライブだと考えていいです。この頃になると。
編注6:
いわゆるEmpress VlleyやTranturaというプレミアLebelになかなか追いつかない、老舗極東系ブトレーベルのの一つです。TDLZという、Undergraoundテープを適当に乱発していた、いい加減なレーベルですが、このLabelが沢山Underground Tapeをブト化してくれたおかげで、絶対ブトにならないような音源も入手できるようになったってことが、最大の功績かもしれませんな。まあ欲しい人は中古の投売りを買いましょう。激安で入手可能です。

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。

僕も「永遠の詩」改訂版、楽しみです!