欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

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Vol.26 2004.08.29

お元気っすかぁ?ジミーKGです。こんなNewsがありました。

ロンドン23日】
英国・ロンドンの劇場街ピカデリーの歩道に23日、ロック・グループ「レッド・ツェッペリン」で活躍した往年の天才ギタリスト、ジミー・ペイジさん(60)が自分の手形を埋め込んだ。
スターのプレートを刻んだ米ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム(名声の歩道)」に倣ったもので、ピカデリーにスターの手形がお目見えするのは初めて。
塗りたてのセメントに手形を押したペイジさんは、「このような方法で不朽の名声を与えられる最初の人間になれることはまさに特権であり、大変光栄だ」と大喜び。「『名声の歩道』というのは素晴らしいアイデア。そういうものが、そろそろロンドン登場してもよい頃だ」と話した。
ペイジさんは1944年1月、イングランドのヘストン生まれ。エルビス・プレスリーの歌に触発されて13歳でギターを始めた。ジョン・ポール・ジョーンズさん、ロバート・プラントさん、ジョン・ボンハムさんと結成したレッド・ツェッペリンは、70年代の最も偉大なロックバンドの1つで、「胸いっぱいの愛を」「天国への階段」などの名曲で知られたが、80年に解散した。〔AFP=時事〕


まあ、笑えます。さん付けされると緊張感もないし・・・御大が最初ってのがミソっすね。
なぜBeatlesじゃないのかわかりません。

さて、前回から2ヶ月も経っちゃいました。ブト関係も、新作が出るわりには、燃えるモノが出ません。
海外のレーベルからまた“Eddie”(編注1)が出ていましたが、も〜え〜っちゅうねんって感じです。
あと、頭脳警察のジャケのパロディーモノも出ました(編注2)。心が少しだけ動きましたがね(笑)
このレーベルを調子に乗らせちゃいけませんぜ(笑)
まあ、業界の行く末を見守りましょう。

個人的に、最近良く聴いているのはこれです。

Donny Hathaway / These Songs For You, Live

故・ダニーハザウェィーの未発表ライブ音源っす。素晴らしいっすよ。
臨月の嫁も胎教に聴いていますね。既出の71年の名盤“Live”やもう一枚のライブ盤の“In Performance”のOuttakeものですな。
それぞれの音源での未収録を全部くっつけて、まとめてドンという、矢沢のペプチド・シャバタバ状態の一枚ですわ。
Bootで一部出回ってたような気がしますし、音質もブートチックな、ちょいと遠いSBソースてな感じです。
個人的に思い入れタップリなのは、名曲“Someday We'll All Be Free”のライブテイクが聴けるとこでしょうな。
この曲はいろんな人がカバーしてますけど、多分、オリジナルよりもさらに濃く、魂に届かんばかりのBobby Womackの熱唱が聴けるVersion(編注3)ですし、
コンテポラリーな味付けをした名アレンジが聴ける、Regina BellのVersionですね(編注4)
ライブでは、1989年Live Under The Skyで、娘のローラハザウェィを迎えて、Robarta FlackのVersionでしょうかねぇー(編注5)

しかし、これを聴くと、ダニーはダニーですな。ローズの音が気持ちいい。
ニューソウル運動で、黒人人権問題もからんでますし、当時はベトナム戦争中っすから、“What's Going On”のカバーも時代背景から非常に理解しうるものですし、
楽曲へのインテリジェンスも感じるし、声も倍音の加減が気持ちいいし。黒人アーティストのRespectの的になるのは良くわかります。

やはり70年代初期の音はというのは、ジャンルを問わず音楽に力を感じさせますわ。

あと、最近気になってるのは、日産のCMで流れているDoobieの“Listen To The Music”のカバーですな。
あれ、完全Version聴きたいですな。巨悪な企業の人に頼んでみましょうかね?
そーいえば、SonyのVAIOの“Could it be that I'm falling love”や、JTのDon't know whyのカバーもいいなぁ〜。
最近のカバーモノ、KGの琴線をゆるがします。なんとかして完全版が聴きたいものですなあ〜。

ほな、またっす。



編注1:

1977年6月21日LA Forumのいわゆる“Listen To This, Eddie”です。今回はご丁寧に静止画像付きDVD-Rでタイトルも“Watch And Listen To This, Eddie”だそうで・・・Genuine Mastersというレーベルですが??なんじゃコレ?ってかんじですな。外人さんが作るとジャケがダサダサだし。

編注2:

1977年6月25日LA Forumです。プロモ盤ですがすごく心が揺れました。でも、通常盤買わないと、プロモ買えないんだもん・・・・・・こっちが通常盤だったら買ったとおもうな〜。再発したら買います。多分。

編注3: Bobby WomackのPoet3部作の最終章に位置付けられる名盤ですな。タイトルもマンマ。ソウルファンは是非聴いてください。熱唱はもう、言葉を超えます。
編注4:

彼女の1989年のアルバムすよ。彼女はソウルのカバーモノのデキは全て2重丸です。これはデビュー作ですが、渋谷公会堂で来日公演があって行きましたよ。まあ、ふつうだったなあ。というより、若いのに渋い曲カバーするなぁ〜って感心しましたね。

編注5: これ、記憶違いかもしれませんが、しかしFMでやったのかな〜?もう一度聴きたいです。会場にいましたから。よみうりランドEast。感動して、鳥肌立って、席を立ちました。彼女にとって、この曲をやる意味は大きいのでしょうね。

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。

SONYのVAIOのCMは、たしかにいつもセンスの良い選曲だと思います。
オアシスだったり10c.c.だったり。
でも、たとえどんなにセンスの良いCMでもVAIOは絶対に買おうとは思えないんですが。