欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

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梅雨っすね。その割には、ほどよく暑くて、ほどよく涼しくて気持ちのいい日もあります。
いかがお過ごしっすかぁ?ジミーKGです。

皆さんはウィークエンダーって番組記憶にありまっか?
今から30年ほどまえ日テレ系列で土曜日の夜十時からやってた、一週間あった事件を、当時のざこばやら泉ピン子やらが面白おかしく紹介する番組っすよ。
“新聞によりますとぉ〜”ってやつっす。
ちょっとエッチな“再現フィルム”(編注1)がありまして・・鶴光のオールナイトニッポン(編注2)とならんで、土曜日の青少年の週末の楽しみみたいな・・・古き佳き70年代の青少年の週末みたいな・・
そんな番組でしたね。

で、私KG、30年来ず〜っと探していたのは、番組のオープニングテーマでした。
テロップが流れるところで流れる、シンフォニックでソウルを感じる軽快なインストナンバー。
この曲名が知りたくて知りたくて、この30年間ず〜〜とモヤモヤしてましたんです。
わざわざ、日テレ関係者に聞いたりしたけどわからず、早30年・・・・
突然、こういうものはあるきっかけでわかっちゃうもんなんですな。
手持ちのCDで買ったまま、まともに聴いていないCDを聴いていたら・・
“アレ??これ、ウィークエンダーの曲じゃん!!!”だって・・・・
CDで持ってたんですな(爆笑) 聴いてなかっただけ。
しかも何年か前に購入しとるんですわ・・・。それが、こいつです。

Rhapsody In White / Love Unlimited Orchestra

魅惑のバリトンボイス、巨体を揺らすメロウネス、
故・Barry Whiteさん
率いる、Love Unlimited Orchestraの1974年作の名盤っす。
メロウでクールなインストチューン満載。
2曲目でタイトル曲の“Rhapsody In White”がウィークエンダーのオープニングテーマっすよ。
しかも、このギターは、あらためて聴くと、私KGの最も敬愛するギタリストの一人、David T-Walker御大によるものです・・・
このメロウなカッティングやはりDavid-Tによるものでしたか・・・
30年間のトラウマ
だった(編注3)このテーマをお弾きになっていたのは御大でしたか・・ただただ、ひれ伏すのみです。
しっかし、Barry Whiteさん作の曲は使えますよね。いろんなシーンで。
私KGの昨年の披露宴でも、1曲(編注4)使わせていただいとります。

さて、話題はガラリと変わって・・・
西新宿はといいますと・・・最近ホントに燃えません。行かなくなったのが原因かなぁ〜〜?
トの毒素が体から抜け落ちてきたのかなぁ〜〜って感じですね。
情報だけはアップデートしてますが、メディアとして“ブトCDを購入する”という方法でなくても、ネットの普及で簡単に音源が入手可能となりましたしねぇ〜(編注5)
昔のテープトレードという手段でなくても、十分っすよ。
私KGの知り合いなど、今までのブトをほとんど叩き売り、音源をiPodとハードディスクにまとめちゃってる人がいます。
それで、確かに十分なんですな。音源のマスタリングも繋ぎも自分で出来るし、たとえコピー音源でも、Fakeでいくらでも作れちゃう。
そうなってくると、ブトはますますコレクタブルとしての価値でしかなくなるってことですわ。
レーベルの差別化をしていかないと、消費者もアホじゃないので、ますます取り残されますよ。

レーベルの差別化ということでは、Empress Vallyが一つアタマ抜けてるのでしょう。
ビジネスモデルは、いわゆる“旧Trantura”型(編注6)ですが独占音源があるのがなんたって強い。
今のTarantraレーベルは、ただコレクターのために“いっぱいVersion違い作ってみました”型で、
まあ、少ない購買者に複数枚買わせるという・・・ちょっと違うでしょう・・・

というわけで、Emprss Valleyからの強力な初登場サウンドボード音源がこれです。

Consipracy Theory / Led Zppelin

1975年3月14日 San Diego公演の初流出サウンドボード音源なのですが、
まずこの3月14日にSan Diegoで公演があったという事実が不明だったんですな。記録が曖昧だったわけです。
トの告知が出たとき、海外のサイトでまずドッと沸きました。研究家関係がいろいろ調べて、どうやら本当にあったのだろうと。
3月10日にはライブが確実にあったのですが、その後の日程で追加公演をわざわざSan Diegoでやったのか
など面白い検証がありました。で、実際のコンサートチケットの半券が出てきて、まあ、間違いないと。

個人的には1975年の音源はおなか一杯だったのですよ。
2月12日NY公演、3月5日のDallas公演、5月24日・25日のEarls Courtという優良音源がありますからね。
1975年のZpのUSツアーは1月後半のChicagoから始まり東海岸系を攻め、3月後半西海岸に移るやいなや、毎晩演奏がそれこそ生き物のように成長し、伝説の3月24日・25日・27日のLA公演でフィナーレを向かえます。
伝説のマラソンアクト、3月21日のSeattle公演が個人的にはベストアクト(編注7)ではないかと。
1月頃のレパートリーには、“When The Levee Breaks”やら“Wanton Song”やら、
左指骨折のペイジ御大のために“Dazed And Confused”が“How Many More Times"に差し替えになっていて、
それはそれで面白いのですが、プラントの長引く風邪であまりデキじたいは良くないのですな。
2月頃からレパートリーもほぼ一定メニューにおさまり、だんだん演奏が安定していきます。
スリリングな”In My Time Of Dying”やら、“Kashimr”“Tranpled Under Foot”などの“Phisial Graffiti”のナンバーや、毎晩どんどん長くなっていく“Dazed And Confused”、
アンコールで演奏される“Whole Lotta Love〜Black Dog”のメドレーも“The Crunge”がいつのまにか挿入されることが多くなり、James BrownをZpがやるとこうなるみたいな
Bonzoのタテタテの横ノリファンク(編注8)が面白いです。
3月に入った一連のライブを追いかけると、その毎晩のレパートリーの成長具合がわかって楽しいですよ。
Zepplinのブトの中毒性を誘発します。

このSan Diegoのライブもその一連の流れが良くわかります。
音自体はNYやダラスのSBモノよりちょいと細い感じがしますし、John Paul Jonesのメロトロンが気持ち悪かったりしますが、
コンサート後半に行くにしたがって、演奏が安定かつ壮絶になってきますね。
面白いのは、Whole Lotta Love〜Black Dogのメドレーは未収録で、通常Second Encoreモノの“Heartbreaker”が収録され、中間部で“Crunge”のようなFunkな展開が挿入されている点です。
これは、レアな展開ですな。Whole Lotta Love〜Black Dogメドレーは演奏されたのかな??

発見の多い初流出。しかもサウンドボード音源はイイですわ。やっぱり。素直に嬉しいですよ。こういう音源。
話題性もあり、こういう音源が出てくると、まだまだ私KGも引退できませんね。
くだらないアップグレード盤や音源違い盤はもうToo Muchですから、
こういう音源を、是非企業努力でお願いしますわ〜!(編注9)

P.S.ジャケがOfficial並にダサいっすね。



編注1:

こんな程度でヌクことができたんですな・・昔は・・・

編注2:

あの時代、なんであんなに深夜放送にいれこんでたんでしょうね。
そういえば、鶴光のシングルドーナツ盤を何枚か所有してます。今度特集しますかね。つボイノリオとかとあわせて。

編注3: あのカッティングのラインを、30年前に鼻歌で歌ってたんですから・・・
知らず知らずしてDavid-Tを聴いていたんですな。
編注4:

"September,the first time I met you" あの巨体とバリトンボイスとバックの爽やかさが好対照です。典型的Barry White節メロウソウルですわ!

編注5: Sharing The Grooveのおかげで、音源が簡単に入手できるようになりました。ブト屋もご用達みたいですな。BotのCopyに混ざって、時々超絶流出音源があるのがミソですな。
編注6: バックナンバーをご覧ください。タラチュラレーベルのBusiness Modelを解説してあります。
編注7: Emprss Valleyからも最近3月17日のSeattle公演も合わせてリリースされてますが、個人的にはこれで十分です。中古屋でもリーズナブルっすよ。その他、数タイトル所有してますが(笑)・・壮絶で長い長いDazed And Confusedは素晴らしいですな。
編注8: 一読、矛盾してます(笑)?タテタテの横ノリぃ??聴けばわかりますって(笑)
もともと、普通に叩いても、ボンゾって微妙に16のシャッフルぽいノリなんですわ。KashimirとかIn The Eveningのようなビートですらそうなんですからねぇ〜。恐るべしです。
編注9: まあ、客が逃げぬようにリリースし続けなければならない西新宿商法。いつも、こんな音源ばかり出てくるわけないっす。それでも、出してくるのは、やっぱ・・・??あるとこにはあるんですかね??

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。

俗悪番組の誉れ高い「テレビ三面記事・ウイークエンダー」といえば、
毎回、番組の最後に「明日こそ良い日でありますように」とかなんとかテロップが出ていましたよね。
なに言ってんでぇい!良い日になって事件がなくなったら番組作れねぇくせにぃ!
...っていつも思いながら見てました。