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GWっすが、お元気ですか?今回は、約1ヶ月ぶりの更新になりますな。
ジミーKGです。今年は奥さん懐妊で何処にも行けず、都内で静かなGWを過ごしております。
仕事が変わって、少しだけ時間に余裕ができたんですな。
でも、相変わらずCDショップが遠いんですよ(笑)。
ホンマ、こんな連載しとってえ〜〜んか!というくらい、BootもOfficialも最新のニュースから遠ざかってます。
出来た時間の余裕は、
奥さんの代わりに家事や買い物もする、かいがいしい優等生のダンナ業
への従事の時間に。昔のKGを知る者にとって、”この変貌は!”ときっと驚かれることでしょう(爆)。
その替わりちゃ〜なんですが、ギターを弾き込んでますな。休みの日とか、2時間から3時間、みっちり
エレクトリックから始まり、特にアコギを丹念に弾いとります。ここ数年、一番弾いてるんじゃないっすかね。
歳なんすかね(笑)?Bluesを弾くことが多くはなってきてるんですが、アコギで、スライドやフィンガーピッキングモノや、
DADGADモノを中心に、奥さんに仕事を言いつけられるまで弾いています(笑)。
胎教も兼ねて、ずっと部屋で聴いているのはもっぱら奥さんが買ってきたノラ・ジョーンズの新譜(編注1)か、
アコースティックギターのインストモノ。
もっぱら私KGの敬愛する、この人のこのアルバムがかなりのヘビーローテーションです。
Pierre
Bensusan / Solilai
(編注2)
ピエール・ベンスーザン大先生です。アルジェリア生まれのフランス人です。この人、凄いんですよ。
DADGAD Tuningで何でも弾いてしまう、アコースティックソロギタリストです。DADGADといえば、
あのペイジ御大が“Kashmir"やら“White
Summer"やら“Black
Mountainside"やらで、インド・モロッコ系の”なんちゃってアジアン・イスラミック”をやってたあのTuningですよ。
6弦からD,A,D,G,A,DとTuningするんですが、その弦の並びをそのまま発音して”ダドガッド”と呼ばれてます。
まあ、このTuningでギターを弾いたことある人ならわかると思うんですが、いわゆるモダール系のTuningなので、
適当に弾くとMajorともMinorともつかない何とも曖昧な調性の音楽になりがちなんです。
ペイジ御大の”White Summer"(編注3)や”Midnight Moonlight"(編注4)の中間の長いソロを聴けばわかりますが、
基本的には開放弦を生かし、6弦のD音をトーナルセンターに持つ何風とも言い難い雰囲気が出ます。
しかし、このピエール・ベンスーザン大先生が弾くと、そうはならないんですな。DADGADで弾かれている
とはとても思えないんです。クラシカルなソロから、エスニック調から、何でも自在に変化して聴こえます。
このアルバムは1981年の作品ですが、Chatingも自分でこなし、かなりクラシック寄りのApproachをしています。
ギタリスト用としてだけでなく、カフェ系でもイケるし、瞑想系やアンビエント系にもイケる、和みの一品
でしょうか。日曜日の晴れた午後にでも、部屋で落ち着いて聴いてくださいよ。
しかし、この大先生、初期の1979年の“Musiques”(編注5)あたりのアルバムは、いわゆるエスニカルでケルティックで
イスラミックなApproachが見られます。ある意味、ZepのAcousticのナンバー匂いがします。まあ、ペイジ御大のように
Blues色が無く、しかもギターがうますぎる分落ち着いて聴けますが、なんとも雰囲気です。
2001年の最新作“Intute”(編注6)あたりでは、幾多のテクニック・音楽性の
完成系が見られます。DADGADというTuningをここまで極めてしまうと、もう何も言えませんぜ。
なんなんでしょう?マイケル・ヘッジス(編注7)にも通ずるところもあるのですが、ピーター・フィンガー(編注8)ほど
難しいことをやっているように聴こえない分、トンガって聞こえないところが落ち着いて聴けます。
2001年に来日した時に、ライブを見る機会に恵まれました。いやーっ、ずっと息を呑んで、指板を追いかけ、
アコギと空間系エフェクターのみのシンプルな音に酔いしれた2時間だったと記憶してますよ。
驚異的なテクニック以上に、とにかく歌心溢れる繊細な音と、その空間と場のオーラに圧倒されました。
こんな思いをしたのは、昔、生David-T Walker(編注9)を見た以来でしたね。ただただ、ひれ伏すのみでした。
DVDが出ているようなので、落ち着いたら購入してみましょう。あと、ピーターバラカンの番組で2001年の
来日公演のライブをやった録画テープがあるはずなのですが、引越しの際に紛失したのか見つかりません・・・
ううううっ・・・とにかく、もう一度ライブが見たいですね。今度いつ来るのかな?
死ぬまでにもう一度見たい人です。
今回は、アコギギタリスト、ちょいといい話ということで。ネタ、テンコ盛りなので、ドンドン消化しないと
いけないのですがねぇ・・・
ほんじゃ!
PS.
ZepのBootの大作が出てるんですがぁ〜〜〜、西新宿に行けないっ!!!いよいよコレクター引退か!?
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我が家の胎教CDで1番のヘビーローテーションっすが、これいいですね。実に力が抜けますわ。ロックした子供が欲しいので、悪影響か(笑)
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編注2:
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私KGはドイツ盤で所有しており、ジャケは一緒ですが、タイトルは”Bamboule"です。”Solilai”のほうがが今は入手しやすいと思います。My
Favorite Numberは”4 A.M"と言う曲。アンビエンスが素晴らしいです。
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| 編注3: |
ペイジ御大のYardbirds時代からのソロ曲で、ライブでダンエレクトロの白黒パンダギターで弾かれているアレですな。しかし、1977年ツアー以降のWhite
Summer〜Black Moutainside〜Kashmirの長尺なテイクは・・・後述のMidnight Moonlightにも通ずるんですが、なんであんなに長く弾く必要があるのかと思っちゃいます。しかし、御大この曲すきなんですな。Arms,ファーム、ソロツアー、Coverdale
Pageのツアーでも弾いてましたもん。しかし、何故(笑)? |
| 編注4: |
The Firmの曲。VocalはPaul Rogersですわ。Zep時代の”Swan
Song"というボツ曲に、Paulがわけのわからんメロディーラインを強引につけて歌っている組曲的な曲です。ファーム結成前のヤードバーズ3大ギタリストが参加したArms
ConcertのUSツアーより、レギュラー化。ファームのライブでは、定番メニューで、当然DADGADにTuningされたダンエレクトロの白黒パンダギターで演奏され、曲の途中にWhite
Summerが挿入されるというまあ、なんでそうなるの?っていう感じの曲です。個人的には、曲の後半部分の、ジョンボーナムがタイコでやっているVersionが一番カッコいいっすよ。
ファームってのは、今度一度、取上げましょうね。不遇なバンドですが、それなりにオモロイので。
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| 編注5: |
私KGがいっちゃん最初に聴いたのが、コレでした。Tapeにとってもらってたのを、ようやくCDを入手したのが2000年。10年以上もカセットテープがボロボロになるまで聴いてました。実に哀愁の漂う作品です。 |
| 編注6: |
これは日本盤も出てるので、買えますよっーー! |
| 編注7: |
ご存知の方の多いはずです。ウインダムヒル系超絶テクニシャンっす。故人。ライブの攻撃的な演奏はたまげた覚えがあります。彼もOpen系Tuningを駆使していた一人ですな。そんな訳で、ピエール・ベンスーザンとカブりますが、私KGは、ベンスーザンのほうが好きですね。落ち着きますし、解り易い。 |
| 編注8: |
超絶ですぜ。アコギのソロギタリストの中ではピカイチだと思います。ちなみに私KGのアコギのメーカーは彼と同じくLakewoodっすよ。 |
| 編注9: |
いとしのDavid T-Walker・・この人もOnly
Oneですな。社会人になって、生でギター弾くところを見て感動したのは、David-TとBensusanだけなんです・・・この人も、いつか特集しますね。私KGが最も好きなギタリストの一人っす。 |
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