欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

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緊急レヴュー第二弾!!
ついに発売!Led ZeppelinのOfficial DVD!!!

なんと、CDもDVDも、ビルボードでNo.1になったそうで!!

やはり、USでもCDも購買年齢層が高いんでしょうな(笑)
やっぱオヤジが買ったんだろうなー。

6月11日に日本盤はリリースされました!DVDとCDが同時発売。
それに合わせたペイジ御大も来日されましたよぉー。
事前の情報で、6月8日に来日し6月10日から3日間仕事があり、
13日の金曜日がオフということだったので、金曜日には西新宿に現れると思っていましたが、
その間隙を縫って平日の2日間、連続で西新宿に出現した模様です。
今年は残念ながら御大とは会えませんでした(笑)
今なら某ブト屋で、ZepのCDを買うと生写真が貰えますよ(マジです)。
11日は銀座の山野楽器でトークショウまでやっちゃいました。12日の朝、民放の芸能ニュースで取上げられてました。
やっぱ、客は30代半ばから40代中心のオヤジどもばっかでしたねぇー(笑)

Led Zeppelin DVD / Led Zeppelin
○DVD 1 ○DVD 2

Royal Albert Hall - Jan 9,1970
We Are Gonna Groove
I Can't Quit You, Baby
Dazed And Confused
White Summer
What Is And What Should Never Be
Moby Dick
Whole Lotta Love
Communication Breakdown
C'mon Everybody
Something Else
Bring It On Home

Extras
Communication Breakdown - Promo 1969
Denmarks Radio - 1969
Communication Breakdown
Dazed And Confused
Babe I'm Gonna Leave You
How Many More Times
Supershow - 1969
Dazed And Confused
Tous En Scene - 1969
Communication Breakdown
Dazed And Confused

IImmigrant Song - Feb, 1972
Madison Squre Garden -July 27,28,29 1973
Black Dog
Misty Mountain Hop
Since I've Been Loving You
The Ocean
Earls Court - May 24,25 1975
Going To California
That's The Way
Bron-Yr-Aur Stomp
In My Time Of Dying
Trampled Underfoot
Stairway To Heaven
Knebworth - Aug 4,11 1979
Rock And Roll
Nobody's Fault But Mine
Sick Again
Achilles Last Stand
In The Evening
Kashmir
Whole Lotta Love

Extras
NYC Press Conference
Down Under -1972

Rock And Roll
Interview with the band
The Old Grey Whistle Test -1975
Robert Plant Interview
Promos - 1990
Over The Hills And Far Away
Traveling Riverside Blues



というわけで、Official Live CDの興奮も冷めぬうち、私ジミーKGがDVDを検証しました。
いやはや、凄い作品に仕上がってます!
またまたくどいようですが、一般の人にはこれで十分です。というか十二分(笑)
ペイジ御大のプロデュース能力に完全に敗北宣言です。

いやー、やっぱすごいぞジミーペイジ。

DVD2枚、5時間半という収録時間。私ジミーKG。昨夜ほぼ徹夜でイッキに見ました。
いやー、感激しましたよ。
トビデオでおなじみの映像もあれば、初めて見る映像もあって、ああ、すごいすごいって(笑)。
で、気になった箇所をメモっておき、今日出来うるかぎり検証しました。
トビデオやDVDやブトCDを引っ張り出していろいろ見比べ、聴き比べ。
しんどい作業ですが、正直まだ終わっていません(笑)ペイジ御大の音源の編集を追いかけるのはかなりの労力が必要です(笑)
あと、ExtraやらMenu画面やら、やたらイロイロな映像、音源がコラージュ的にちりばめられているものですから・・・・
これはマニアならにやりとするものばかりなのですが、ペイジ御大が何故ブト音源を集めているのかが解ったような気します。
私ジミーKGの言わんとするところ、見れば解る!

さてDVDの一枚目から。
まずLondonのRoyal Albert Hallで1970年1月9日、26歳のペイジの誕生日に行われたライブ映像です。
これは、Bot Videoでもおなじみの映像で、近年UpgradeなVersionもリリースされたのですが、
より完全版に近い形でのリリースになっているのに注目です。
Dazed And Confused、What Is And What Should Never Be, Moby Dickの映像は初出です。
逆にアンコールのラストのLong Tall Sally Medleyが除かれています。これは著作権の関係なんでしょう。
画質はさすがに時代を感じさせますし、ときおり静止画像になります。映像は全部残っていないのでしょう。
しかし、音源はおそらく完全版があるのでしょう。うまくEditされていますね。注目はBack Stageでの映像があることです。
すごいすごい!
あと、ペイジ御大が盗まれてしまったビグスビーアーム付きLes Paul Customを弾く姿が見られますよ。
How Many More Timesで例のLemon Songの歌詞を適当にBluesに乗っけて歌っているのですが、後で楽曲のCreditのChapterにLemon Songとクレジットがありました。

また、Extraは1969年のTV出演モノをまとめてどっさり収録しています。
Danish TVというタイトルで有名な白黒のDenmarkでの映像はもちろん、SupershowのカラーVesrsion、フランスでのTV出演など、どれも既出の映像ですね。
Danish TVではまだペイジはテレキャスを使用してますし、ボンゾもまだ青いぞ!って感じがしますねぇー。
あと、それぞれのChapterで使用されている音源もニヤリとさせられますよ。Over The Hills And Far Awayの75年のライブテイクとかが使用されています。
うーん、小技が効いていますよ。御大。

どんどん行きましょう
DVDの2枚目。

まず、Chapterのモノクロ映像。ステージ後ろから、Bowingをかますペイジ御大。どっかの体育館のような感じです。
御大の髭から1970年夏から1971年頃と推測されるのですが、どこなんでしょうか?この映像は初めてみました。
で、変わっていきなり野外のスタジアムの映像です。Immigrant Songをかましてますが、コラージュ的映像になっています。
音源はOfficial CDと同じですが、映像は1972年2月24日のNew Zealandのオークランドでのライブです。
これは嬉しい映像です。カラーで残っているんだなと・・・70年代ロックを痛いほど感じさせる映像ですよ。
続いて、1973年のMadison Squre Gardenの映像です。
Black Dogは映画「The Song Remains The Same」にもありました。
映像もところどころ同じですが、当然Full Versionになっています。音源的には7月28日のVersionでしょう。
続いて、Misty Mountain HopとSince I've Been Loving Youのメドレーです。Since I've Been Loving Youは映画でもありましたが、音源的にはさらなる編集がありますね。
映画のVersionと違う箇所が何箇所か確認できます。Misty Mountain Hopの映像は初出でうれしいですね。
ペイジのリフの音程とか多分、細かくProToolsでいじっていると思います。
The Oceanはもっとうれしい初映像!ちゃんとボンゾのOpeningのChatが収録されていますね。7月27日のテイクでしょう。
あと、全体的にト映像が部分的に使われています。
これは面白いですよ。
ステージの全景とか明らかに客席から撮られたものを部分的にはめ込んでるのには、思わずニヤリとさせます。
御大、やるなぁー。ダテにブト集めてないよなー。
で、ライブ映像の終了後にバックステージのペイジ御大や、自家用飛行機Starship号に乗り込む映像(ピッツバーグでの収録?)が見られます。うーんこれもうれしい。

さて、Earls Courtの映像です。
その前のChapterの映像に注目。これは8mmなんですかね?車からの映像で、道に大勢の人が行き来していて、Earls Courtの会場のそばなのかな?と思ったんですが、映像の後半に交差点を横切るZeppelinのメンバーが確認できます。
ペイジ御大が髭ずらに帽子、ロングコート・・もしや?1970年6月28日のバスフェスティバルの頃の映像なのでは?詳細不明です。
さて、1975年のEarls Coutの映像は生々しいですね。30年近く前の映像とは思えないほどクリアです。
アコースティックセットからGoing To California、That's The Way、Bron-Yr-Aur Stompですが、いい感じにRelaxした演奏です。
ジョンジーの器用さに感服しますよ。マンドリン弾いて、フットベースでベース踏んで(笑)
Bron-Yr-Aur Stompでのアップライトベース!ボンゾがベードラ踏んで2ビートですよ。5月25日の音源。
圧巻は続く3曲。まずはIn My Time Of Dying。これぞLed Zeppelinです。これは鳥肌立ちましたねぇー。
ブレイクとか、スライドソロの中間やら、スリリングに展開していきます。
黒いドラゴンスーツのペイジはダンエレクトロの白黒パンダギターですよ。オーバーアクションも泣かせます。これは5月24日の音源のようですね。
続く、Trampled Underfootもスリリング。ジョンジーのクラビネットがからみ、ペイジのソロもロック。プラントは後半Gallow's Poleの歌詞”Hangman!”が出てきますし。圧巻です。5月25日の音源ですね。
Stairway To Heavenは映像のアングルが泣かせますよー。ギターソロの前のジャジャジャーンとダブルネックを持ち上げてペイジが弾くあたりから、上からの映像に変わります。ああーかっちょえー。
で、この頃のこの曲のえもいわれぬ緊張感はマジメにペイジがソロを展開するからですねぇー。いいソロです。
途中で2弦を切るのでギターソロの最後のキメのフレージングがオクターブ下がりますが、ここで編集あり。基本的には5月25日のVersionですがこの一箇所だけ24日のVersionに差し替えていますね。まあ、許せる範囲です(笑)。
問題の最後のプラントのコーラスですが、ここは・・・さすがに映画「永遠の詩」のラストの音程では歌えないんですね。しょうがない。
編集するのかと思いましたが、音程を多少いじっているだけのようですね。でも、典型的な1975年のZeppelinですよ。
全然許します。

さて、ドンドンいきましょ!
Knebworthです。
1979年8月4日、11日の2回の公演は、演奏的にもPerformance的にもブトマニアにはあまり評価が高くないのですが、見てビックリ!素晴らしいライブ映像に生まれ変わってますよ!!
これは今回一番驚いたことです。きっと、これを初めて見た人は、単純に”Zepは凄い”と思ちゃうんだろうなー。
私ジミーKGも、Knebworthってこんなに凄いライブだったっけ?て思いましたモン。
素人以外に、マニアも騙されるほど素晴らしい出来ですよ!
ペイジ御大のProduce能力のひれ伏しました。あんたはやっぱ凄い!!

全曲ほぼ8月4日の映像が使用されています。Chapterは、ブト映像でアンコールの前に聴衆の歌うWe'll Never Walk Aloneが収録されています。あーやられたーって感じがしました。
で、ブト映像を部分的に使用しながら、全編バランスよく迫力のある音に仕上がっていますね。
極めつけはAchilles Last Standじゃないでしょうか?これはやられたぁー。8月11日のVersionはペイジが途中で弦を切ってしまい後半はどうしようもないVersionですから、差し替えの素材もないはず。どうする、御大ぃ!と思ったら、ギターソロには深めにReverbをかけたり、ギターにオーケストレーションをつけたり。やっぱり編集してますね。
素晴らしいVersionにしてしまいました(笑)。完全にひれ伏すのみ(笑)。
In The Eveningも完全版は初めて見ましたね。これを見る限り、問題のないPerformanceに聴こえます。
でも、この曲はPage & PlantのライブVersionが最高だと思っています。ZepのライブVersionはテンポが速すぎます。
Whole Lotta LoveのKnebworthのVersionは最高です。長年、私じみーKGがKnebworthのPerformanceの唯一の収穫だと思っていたので、この映像は何よりも嬉しいですね。
高校の時に、ブトを聴きだして、最高にがっかりしたのがこのKnebworthのライブでしたから・・
若者よ、これを聴け!!

さて、これだけで終わらないのが今回のDVD。
ExtraはInterviewモノと1991年のRemasterの時のPromoです。Down Under1972と題されたモノクロのRock And Rollのライブ映像とInterviewはオーストラリア公演のもので、Bot Videoでもおなじみですね。1972年2月27日Sydneyのライブです。
まあ、この辺は大したサプライズじゃないです。
実は、ExtrasのChapterの映像と音源がSurprise!
映像は1977年のブト映像で、5月18日のバーミンガムと6月13日のNYのThe Song Remains The Sameの演奏シーンです。音源が問題。これは完全に1977年6月21日の超有名Bot「Listn To This, Eddie」からのThe Song Remains The Sameが使われています。どのレーベルの音源かは今後の調査が必要ですね。
うーん、ペイジ御大。何すんねん!一筋縄ではいきません。
あと、CreditのChapterでは、1975年3月12日のシアトル公演のブト映像で、Whole Lotta Loveのテルミンの演奏シーンから、The Crungeに突入するくだりが収録されています。音源は確認中ですが、これも要調査。
もう、御大。あんましややこしいことしないで(笑)!!


総評。
うーん、手持ちの素材と、今まで西新宿くんだりまで来て集めた素材で、これだけのモノを作ってしまうあなた。
”ペイジ御大、やっぱりあんたは凄い!!!”

ちょっと、気合入れすぎましたので、お約束の1周年記念企画は次回パンパカパーンということで。
すんません。全てのエネルギーをDVDに持ってかれてます(笑)
かなりお疲れのじみーKGでした。

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。

最近、過去のライブ・アーカイブを出すアーティストが、ブート音源を部分的に使用するケースが増えてますね。
キング・クリムゾンの「コレクターズ」シリーズや故フランク・ザッパの「ハロウィーン」とか。
それにしてもさすがペイジ御大、
これまで 自分のブートをせっせと集めていたのはてっきり趣味だとばかり思ってましたが、
きっちりと商品に使ってお金にかえていたんですね。
やっぱ、ペイジはこうでなくっちゃ!