欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

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緊急レビュー!!
Led ZeppelinのOfficialのライブ盤を輸入盤で入手!


昨日は長時間かけてじっくり結構聴き込みましたねぇー。
実は、DVDの輸入盤も入ってくると思っていたので、大手の輸入盤屋に両方ゲットするつもりで気合入れて行きましたが、
大手、マイナーな輸入盤屋、何処にも入ってきていないようで、
特に大手は6月11日の日本盤のリリースまで入れないようです。
しかたがないので、急遽、AmazonのUK(USはDVDフォーマットが違うので)にOrderしようと試みました。
受注後2-3日で到着とのことなのですが、週末以外は受け取れる時間が全くないのは明らかなので、結局6月11日の日本盤リリースまで待つことに・・・・
昔だったら気合で発売日に即効で入手していたでしょうけど、
やはり、老いたのでしょうか(笑)?
マニアとしては大いに反省しなくてはならないところです。

How The West Was Won / Led Zeppelin
○Disc 1 ○Disc 2

○Disc 3

LA Dorne(LA)
Immigrant Song(Long Beach)
Heartbreaker(Long Beach)
Black Dog (LA)
Over The Hills And Far Away(LA)
Since I've Been Loving You(Long Beach)
Stairway To Heaven (Long Beach)
Going To California(Long Beach)
That's The Way (LA)
Bron-Yr-Aur Stomp(Long Beach)

Dazed And Confused (LA)
What Is And What Should Never Be(Long Beach)
Dancing Days(Long Beach)
Moby Dick(LA)
Whole Lotta Love(LA)
Rock And Roll (Long Beach)
The Ocean (LA)
Bring It On Home(LA)



ハッキリ行ってマストです。一般の人たちにはこれで十分です(笑)。
一般の方にも当時のLed Zeppelinの演奏の素晴らしさが、十分伝わることでしょう。感動して吠えてください(笑)。
ただジャケがダサすぎ!
Botの豪華ないたれりつくせりの装丁に慣れてしまうと、どうしてもOfficialはねぇー・・・

Officialのライブ盤2種類「The Song Remains The Same」と「BBCライブ」に比べると、ぶっきらぼうな演奏のように思えるかもしれませんが、1972年のZepは、Zep後期に見られたShowとしての大きな仕掛けもなく、4人の男がステージで演奏するのみ。
これでいいんですよ。
これが、男のロックバンドっちゅうもんです(笑)。

音源は、1972年6月25日のLA Forumと6月27日のLong Beach Arenaの音源ということですが、あちこちに巧みな編集がありますねー。Officialなので音質は云々しませんが(笑)、いやいや、やってくれますよ。ペイジ御大。
The Song Remains The Sameで取った手法と同じく”イイトコどり編集”ですね。
Officialだから、悪い言い方すれば、一般の人を騙せればまあ、いいわけですからね。
一つのProduce能力ですよ。良い言い方をすれば。
ただ、BBCライブの時もそうでしたが、不完全ならばBotlegは生き残ります。これはしょうがない。
各収録曲、クレジットは6月25日、27日どちらかになっていますが、2つのAudience録音のBootlg(編注1)を元にそれぞれ聴き比べると、いろいろ解ってきましたねー。

まず、Disc 1に収録のLA DorneというSE。これはLong Beachということになっていますが、LAでは明らかに使用されていますが、
Long Beachでも使用されたのかは不明です。Audience録音のBotはImmigrant Songの途中かフェイドインですから確かめようがありません。
LAでは1曲目のImmigrant Songの前にかなり長く収録されていますが、Officialではわずか14秒ですぐにImmigrant Songが始まっちゃいます。
しかしこれは何でしょうね?一説によるとハモンドによるロータリーだということですが、詳細は不明です。
また、このImmigrant Songが怪しい(笑)。これもLong Beachということになっていますが、Botを聴く限り、
Vocalは例のシャウトやサビの部分が殆ど危ういのですが、こちらはキレイに修正されていますからね。
つまり、ほとんど高音域は歌えていないと・・・・、騙してますよねー(笑)
LAのVocalを持ってきているような気がしますね。あと、ピッチの不安定な箇所も修正されているような。Pro Toolあたりで編集すれば全く可能ですよ。

曲間の編集は明らかに次の曲にかぶせる編集で、間髪いれずにという感じになっていますね。Over The Hills And Far AwayはLA
のテイクですが、この曲は珍しくスタジオ録音のVocal Lineで歌っています。これはレアですよ。
ライブテイクとしてはかなりPrototype的な仕上がりで、1973年、75年の完成版テイクを聴きなれてしまっているので、かなり新鮮に聴こえますよ。
PageがIntroのアルペジオで一旦間違えかけてしまい、ヘンな間ができるのですが、Officialではちゃんと修正されていますねぇー。たいしたもんだ(笑)Jimmy Page。
この部分だけLong Beachの可能性もありますね。
あと、ボーカルパートの裏でのPageのバッキングはスタジオテイクと同様のブラッシングが聴こえます。これは発見ですね。サウンドボードじゃないとわかりませんよ。ちなみにLAではこの曲はBlack Dogの前に演奏されていますが、Long BeachではBlack Dogの後です。つまり演奏順に並んでいるわけではありません。

Black Dogはカッチョエー!これぞZeppelin。Pageの言葉を借りるならば"This is Led Zeppelin at its best"ですよ。
特に編集の後は感じませが、クレジットはLAのテイクです。
Since I've Been Loving YouのギターソロのApproachは新鮮ですね。早弾きのみで音符を埋めて最初の数小節をひっぱります。
この頃ならではですね。
Stairway Heavenは27日のオーディエンス録音を聴くと、Jonseyはハモンドでイントロの冒頭を演奏しているように聴こえるのですが、
Officialはメロトロンに差し換わっていますね。なんでまた(笑)?
Acousticの楽曲もいい感じですね。サウンドボードならでは。特にGoing To CaliforniaのJonseyのマンドリンは見事です。
でも、どうしてTangerineを収録しなかったのでしょうか?LA、Long Beach共に演奏しているのですがね。

72年のDazed And ConfusedはCodaに収録のWalter's Walkが挿入されたり、The Crungeがインストで挿入されたりしますが、こちらはバッチリです。
あと、BowingソロでのDelayのカエしが2回目以降の音が大きすぎたりしてます。これはサウンドボードで聴くからで、Botで聴くと違和感はありませんが。おそらく、細かい編集。特にVocal Partであるような気がしてますが、これは探すのしんどいなー。

What Is And What Should Never BeとDancing DaysはLong Beachからで、サウンドボードの流出音源がStudio Daze(編注2)
というZep CD Bot初期の超名盤に収録されていますが、Officialはスライドギターのソロの後の3コーラス目がLAに差し換わっているますね。
どうやら会場でFirecrackerが鳴ったようで”Firecracker”とPlantが歌に挿入して警告するのですが、この箇所はがなく”Nobody Else"とChatしてますから、これはLAのVesrsionです。しかしエンディング近くのBonzoのタイコはタマりませんね。
なんでもありですねぇー。こんなところでエイトで叩いちゃうんですから。
Dancing DaysもPageが不安定になるところ等はLAと差し換わっている可能性がありますね。チューニングも危うかったんですが
Officialではなんとなく合っています。これもPro Tools??

Whole Lotta Loveは明らかに編集ありです。メドレーのHeartbreak Hotelが未収録です(編注3)
LAのVersionですが、メドレーものは著作権の関係もあるのでしょう。でも、BBCの時もそうだったんですが、これをやられると結構ズッコケますよ。
Going Down SlowではPlant先生は”Squeeze my lemon”って歌っちゃってますよ(笑)。なんでもLemon Song化してしまうのもなー。
テルミンのパートとかはいい感じです。こういうタイコのパターンってのもなあ(笑)。インプロなんでしょうが、
Bonzoってどうやってパターンを決めているんですかね、しかし(笑)。
Rock And Rollもまだ丁寧な演奏です。The OceanはLAのみの演奏。Bring It On HomeもLAからです。
Bring It On Homeはこの時期の演奏自体がレアですから、こうしてサウンドボード、しかもOffcialというのは泣けます。
でも修正・編集が確認できません(笑)。6月19日のシアトル公演とかがサウンドボードで残っているなら話は別ですがね。

まだまだ、探せばあらはドンドン見つけられますが、これ以上重箱の隅をつついてもしょうがないですね(笑)
これ以上の詳細は一旦、研究家諸氏にまかせましょうねぇー。きりがありません(笑)。
しかし、今回はBBCに比べると、十分なQualityです。再度繰り返しますが、一般人にはこれで十分。
編集・修正はPro Toolsによるものでしょうが、総評としては、やはり
”ペイジ御大、やっぱりあんたは凄い!!!”
これにつきますねぇー。

次回はDVDのReviewと、お約束の連載1周年記念企画ということで・・・・ほなっ!


編注1:

Wild Cherry PrtyというLong Beachのオーディエンス録音のBotとLike A Cndleという以前にも紹介したBotを聴き比べに使用しました。
CD Playerに何度も出し入れしながら聴き比べるのは、相変わらずめんどくさいっす(笑)

 

編注2:

有名なScrpioというレーベルから出されたOuttakeモノのBotで、何故か2曲だけLong Beachのライブが収録されていました。
秀逸はIn Through The Outdoorに収録のAll My Loveのテイクで、後半が長めに収録されていて、Pageの一聴してテレキャスとわかる伸びのある音でソロがあります。In Through The Outdoorのこもり気味のMixが嫌いな私KGは、しばらくこのVersionを愛聴してました。

編注3:

A Night At The Heartbreak Htelという、Brn Like A Candleと並ぶ優良Botがあるんですがねー。ペイジ御大見事、裏切ってくれました(笑)。

 

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。

ついに、ついに登場ですね!
日本盤に先駆けること1週間以上、いやぁ、貴重な緊急レヴューでした。
DVD編も楽しみであります。