欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

最新号に行く

Vol.13 (2003.01.31)
Vol.12 (2003.01.24)
Vol.11 (2002.12.23)
Vol.10 (2002.12.09)
Vol.9 (2002.11.25)
Vol.8 (2002.10.21)
Vol.7 (2002.10.02)
Vol.6 (2002.09.26)
Vol.5 (2002.09.18)
Vol.4 (2002.07.30)
Vol.3 (2002.07.07)
Vol.2 (2002.05.25)
Vol.1 (2002.05.23)

Vol.14 2003.03.06

皆様お元気ですか?ジミーKGです。
2月はついに一回も更新出来ぬまま3月になっちゃいましたねぇー。
弥生3月、もう啓蟄ってやつです。
2月はちょっと疲労が溜まってぶっ倒れたりしました(マジ)。
ホンマ、しゃれにならないほど忙しくって、まるで歌舞伎町の養老の滝の店員のように馬車馬のように働き、
平均睡眠時間3時間が1っ月 続きましたねー。
休みの日も結局働きましたから、実質休んだ日があったのかなかったのか??
倒れたときは、まじ”人間こうやって過労死するんだなー”って思いましたモン・・・

おかげで、西新宿にはココ十年で初めてじゃないですかね。
1っ月ほど行けていません。まあ、リリース情報も逐一入ってくるのですが、 タイトルを見ても燃えるものが全く無くってね。
まあ、こんなこともあってもいいかと。

でも、ストレス解消ってやつですかね。
毎週末はDinnerにお一人さま1万ナンボの旨い飯を食ったり、
勢いで10万の靴2足買いとかやってましたね(笑)。
ホント、脳のどっか壊れちゃったのかなぁー(笑)。

という訳で今回は非合法音源ネタがありません、
変わったネタでいきますかねー、題して
”私KGと黒人音楽(バブル邂逅編)”!

私KGが80年代から90年代のバブル期、どっぷり漬かった黒人音楽。
懐かしいです。あの頃の東京はホンマもんの黒人音楽が溢れてましたよね。
行くところへ行けば、今でこそ激レアのホンマもんの黒人バンドがコンスタントに来日していて、
毎週どこかで濃ゆーいライブをやっていたんですよ。
渋谷ライブインのMidnight Soul Party。有明のMZAの横にあった、クラブガディル。
懐かしいなぁー。ガディルにはバンドタイムにあわせて、気合かまして毎週末行きましたねぇー。
ほんとにイロイロ来ていたので、貪るように見に行きました。
Lakeside, Bar-kays, Skyy, Midnight Star, Dazz Band,Zapp, SOS Band, Confunksun, Gap Bandなどなど。
Dazz Bandはライブは IsleyBrothersみたいでね。ギタリストがスゴく旨かったんですよ。カッコよかったなー。
ライブインで1983年に見たMidnight Starには、多分LA&Babyfaceが参加していたと思います。
Rogerが死んでしまったから、Zappはもう見れないんですね・・・
George Clintonを最初に見たのはMZAでした。その時の隠し撮りブ
トビデオを持っていますよ。
Booty CollinsもMZAで初めて見ました。あの頃に生P-Funkを見たショックはデカかったです。
Funk Bandというものは、”かくあるべき”というのを骨の髄まで叩き込まれましたから。
今だに思い出します。初めてGeorgeClintonを見た夜。4時間に及ぶ長時間のライブにヘロヘロになって帰ってきても興奮状態で、よせばいいのに翌日もライブに出かけて死んだ覚えがあります。
新橋にサイカなんて小屋もあって、CAMEOの生ライブが見れた時代でした。
ラリーブラックモンに、ギターのチャーリーシングルトンが絡む最高にカッコよいFunk Bandでしたね。

伝説のSoul Group, Vocalistも来れば必ず見に行っていましたねぇー。
James Brownなんて序の口。やっぱり、Bobby Womackを初めて見た時の感動はP-Funkと同じくらい 衝撃的でした。今でも思いだすなー。あとAl Greenも凄かったなー。 コレが”コーラスグループの粋!”ってのを見せてくれたのは、TemptationsとDramaticsですよ。
特にDramaticsのあまりにもカッコよいコーラスワークと、インプロの長いBand演奏はP-Funkにも通ずる ところがあり、
早いダンスナンバーのあと、トロけるようなバラードに流れ込む絶妙さには、昇天寸前でした。
これを一日2ステージやっちゃうんだから、ホンマもんのプロを見ましたよ。

当時の新人でも、トラディショナルなR&B魂を持ったGroupやシンガーが沢山あったのも思い出します。
New Jack Swingのオリジネイターのテディーライリーが率いるGUY。
ライブがこれまたカッコよかったし、代々木体育館で見たKeith Sweatも思い出します。完璧でした。
呼び屋さんも目ざとかったんでしょうね。見たいバンドやアーティストはすぐに呼んでくれたし、ホント不自由なかったですよ。 東京が、いや日本がまだ力強かった時代です。

今のように黒人音楽のガイド本なんてのも無かったから、DISCO(死語)、クラブ、Soul Barへ自ら足を運んで、
イイモノを自分でかき集めなければならない時代でしたねぇー。カッコいい曲には特に貪欲でしたね。
TempsのDJとかに”今、かかっている曲何?”って聞きに、 何度もブースまで行きましたよ。
いやー、本当に大量のLPやCDを買いました。 当時は復刻CDなんてないから、毎週のように中古レコード屋へ行って 血眼になってレコードを探し、レアなものはWANTをかけて・・・それでも 出てこない・・・
ほとんどがCD化されちゃったんですけどね。

で、前にも書きましたが、黒人音楽って私KGにとって今一番カッコ悪い音楽なんです。
ハズれ気味なブルーノートの美しさや、すべてのリズムが付点16分音符がシャッフルしてしまう美しさを知らないガキや
がHipHopやソレっぽい音楽を普通に聴くようになって、 完全に色褪せちゃいましたねぇー。
一般化してしまうと、ドンドン本質からずれていくものですよ。要するに、
・・のせいですよ(笑)

今の日本人の作る楽曲はそれこそ黒人音楽の影響をもろ受けてますからねー。
黒人音楽フォロワーの日本人達の作る音は完璧ですよ。ホント。
でも、
・・・が真似しだすと、終わりですよ。
90年代後半から、ホントに情報が整理され、努力なしに容易に踏み込める音楽ジャンルになったんですな。
底上げってやつですか?そのおかげで、Qualityは上がりましたが、
なんかなー(笑)
黒人の生歌知らない、自称ソウルシンガーのなんているんですからね(笑)。

今日の格言
・・が真似したらおしまい”

私KGはそれでも、黒人音楽は大好きですよぉー。

 

PS
PHISHのDVD買いました。Live In Vegasというタイトル。 いやーかなり、いいです。
ライティングから、長いインプロから、必見ですよ。
来日公演行けなかったから、ずっと映像が見たいと思っていました。
インプロの謎が解けただけでも、私KGには大収穫。
トレイ・アナスタシオはいいギター弾きますよ!
大推薦!!

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。
(ただし今回はめずらしく1カ所しかありませんが。)

ところでPhishってバンドのJon Fishmanって人は、
なんとフランク・ザッパのコンピレーションの選曲もしてるんですね。
その名も「Zappa Picks By Jon Fishman of Phish」ってCDが出ています。
興味のある方はこちらもチェック!