欲望渦巻く歌舞伎町の、線路を挟んだ西側に、
著作権無法地帯が存在する。
柏木公園付近の三角地帯をめざし
音楽を過剰に愛する人々が大枚を握って週末ごとに集まってくる。
歌舞伎町とは別の欲望を満たすために。
魑魅魍魎の跋扈する、人はそこを、西新宿と呼ぶ...。

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Vol.12 2003.01.24

皆様、あけましておめでとうございますって
とっくに松のうちを終わってしまいましたね。
本年もどうぞご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
今年は年初からクソ忙しくって、1月2日からほぼ休みなく働いていましたから、
全然日にちの感覚がないんですわ。
風邪をひきましたので、なんかボロボロです。

そんなときでも、西新宿だけには足が向くのが、まあ我ながら凄いところ・・・
今年はまだコレは!ってリリースがないんです。なんか凄く低調です。
新譜のリリース情報を見ると期待できるタイトルが幾つかあるんですがねぇー。

こんなニュースが飛び込んできました。

【ロンドン山科武司】70年代に盗難に遭い、所在が分からなくなっていたビートルズのオリジナルテープ約500本がオランダで見つかり、警察当局に押収された。10日、ロンドン市警察が発表した。テープには未発表曲も数多く含まれており、警察は「ファンやレコード会社にとっては、値がつけられないほど貴重なものだ」と話している(編注1)
500本はすべてオープンリール式のテープ。部分的な録音もあるが、演奏全体が録音された曲も数多くあるという。映画「レット・イット・ビー」に登場した、レコード会社・アップル屋上での「ゲット・バック」のライブ演奏録音など貴重なものも含まれている(編注2)
オリジナルテープは、69年に行われたこのライブの後、行方不明となったが、このテープの一部を使ったとみられる海賊版(編注3)英国や欧州、米国で出回っていた(編注4)
ロンドン市警察、オランダ警察が協同で、1年以上にわたって捜査を続け、テープをコピーして販売していた疑いでロンドンで2人、オランダ・アムステルダムで4人をそれぞれ逮捕した。
(毎日新聞) [1月11日12時4分更新]

編注1:西新宿行けば値段ついていますよ(笑)。警察のコメントなんていい加減っすね(笑)

編注2:”貴重なものも”ってことは、第三者が聴いて全然貴重とは思えないやっぱりいい加減なセッションとか、練習中の会話とかが多かったんでしょうな(笑)・・・ビートルズのブートを聴いたことある人なら、わかりますよね(笑)

編注3:海賊盤が正しいです。このHPの読者ならパイレートとブートレッグの違いをハッキリと認識しましょうね(笑)

編注4:そりゃ大昔はそうだったかもしれませんが・・・西新宿っすよ、西新宿っつ!日本っすがな、流通の90%は!

 

いや、興味深いですね(笑)ブートレッガーの逮捕っす。
これは某有名レーベルにテープを流し続けているグループとの憶測ですが
ビートルズのブ
トに詳しい人なら知っていると思いますが、
なんだか良く解らないSessionのテープが多いんですよ。
幾度も中途半端にカットしたテープを流して、何度も何度も似たようなブ
トを出していたので、
まあ、どうでもいいかと(笑)

それよりも、ヤフオクで日本人アーチストのブトをしばしば見かけますよ。
S
・・・とかモ・・とかBとかのライブ隠し撮り映像・音源です
CD-RとかDVD-Rだったりしてますよ。笑っちゃいましたが、マニアなら絶対欲しいだろーなー。

でも、解らんでもないですな。ヤフオク経由という、流通のさせ方は問題ありますが、
日本人アーティスト のライブのUnderground Tapeだって欲しい人いっぱいいるでしょう?
こうしたものをちゃんとアーカイブしておく必要は著作権はさておきあると思いますね。
でも、アーティストや会社が金欲しいからねぇー(笑)
今のレコード会社もようやらんでしょうねぇー。
例えば、NHK。ここ、多分レア映像の宝庫なのに、だーれも手をつけないのもいかがなものか(笑)。
BBCやWestwoodなど、過去の音源の発掘をして、ちゃんと商売として成功している例もありますからねぇー。
レコード会社がとろいのか 事務所がトロイのか・・・・。
レコード会社も利益追求しなくてはなりませんから、こういう作業はつらいでしょうけど、
素材を提供してやって、どっかにアウトソースさせるとか考えりゃいいのに。
まあ、経費的にムダの多い会社が多いからなー(笑)。ダメなんだろうなー(笑)

Grateful Deadのようになっていくアーティストって日本じゃありえんですね。
著作権フリー。テーパーセクションで録音自由。ロゴの使用もロイヤリティー・フリー。
やっぱ、ダメなんすよ。日本。ライフスタイルに定着するアンダーグランドな 文化の芽を
摘んでいるような気がしますよ。

日本にもアンダーグラウンドな文化を!!

新年第一弾はこんなもんで。次回からまたブリブリいきまっせ!

PS.
少林サッカーのDVD見てました。感想「アストロ球団も実写で出来るじゃん!(笑)
どこか映画化しません(笑)

 


店主K2より...このコーナーでは、愛ある伏せ字を心がけております。

ビートルズのテープの件、「ゲット・バック・セッション」と呼ばれる一連のモノでしょうね。
これは最悪な人間関係の中、やる気のないリハーサルが延々と続くモノで、
とても鑑賞するには値しません。
当初、それをまとめたアルバム「ゲット・バック」は完成度が低いとお蔵入りとなり、
代打で起用されたフィル・スペクターが大幅に手を加えてまとめなおしたのが
アルバム 「レット・イット・ビー」なのは有名な話。
さらに残ってる中でまともなものは「アンソロジー3」に収録されちゃいましたから、
今回、回収されたテープはきっとカスばかりでしょう。
さて、図らずも世界中にこのテープの存在が知られてしまった今、
ポールやヨーコはこれをどうするつもりなのでしょうか?
CD化して正規盤リリースするのか?
いや、ビートルズの名誉のために、彼らは今度こそテープを抹殺してしまうのではないでしょうか。
いや、まじで。