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80年代の最重要ヴォーカリストの小川美潮と天才・板倉文が在籍していたチャクラのセカンド。奇跡的なほど愛にあふれるアルバム、ほんとーに。制作協力って肩書きで“チャーハン細野”がクレジットされてます(プロデューサーとは書かれてない)。「スタジオでいつもチャーハン注文してた」からだそうな。
文句なしの超名盤なんだけど、デビュー盤と同様にタイコのバランスが異常にデカく、ボコボコした音だった。リマスター盤はその音の感触は残しつつ、すっきりとなった印象だ。4曲目「You Need Me」などはこの“もや”のかかったような音だからこそ泣ける名曲なわけなんだよね。
1981年ってのはYMOだと「BGM」と「テクノデリック」がリリースされた年で、時代の共通言語としてこのアルバムでもシンセはProphetの音だし、ガムランも使われてる。ピコピコしてるところもある。だから“テクノポップ”ってひと括りされた部分もあり、それはこのバンドにとってはちょっと不幸だったのかも。変拍子だったりインプロ指向だったりと、彼らのベクトルはテクノに向いてたわけじゃなかったと思うんだよなぁ。3枚しかアルバムは残されてないけれど、10年くらい小川美潮+板倉文コンビで続けてほしかったバンドでしたね。
早大MMT在籍時に僕らは上海Dollってバンドで、このアルバム1曲目の「めだか」をカバーしたことがあります。サイコゲリラの母体ともなったこの上海Dollは、矢野顕子-小川美潮路線のバンドでありました。
P.S.
ボーナストラックの「おはよーみなさん」が最高です。大笑いしました。こういうオマケは超うれしい!(完奏しないで2分30秒でフェイドアウトしてたらもっとうれしかった)
strongly recommended tracks : M1「めだか」, M2「ミュンミュン」,M4「You Need Me」,M7「Free」 ,M8「III」,M9「ちょっと痛いけどステキ」 |