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受難レポート・CD編

Section "Y"

Last Update; 2009.10.12

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●至福度3...このレコードに出会ってよかった!神様、ありがとう〜!
●至福度2...ふむふむ。いいっすよ、これ。当然、買いです。にんまり。
●至福度1...いやぁ、僕は金払って買ってもいいと思うんだけど...。どう?
- - - -
●受難度1...とりあえず、買っときました、はい。
●受難度2...「なんで買うの、これ?」と思うでしょう。ははは、笑ってください。でも、好きなんだもん!
●受難度3...これは信念で買いました。後悔はしません!でも素直に(ちょっとだけ)反省します。とほほ...。

※ご注意
  この「至福度」「受難度」は、けしてアルバムの価値尺度ではありません。 ホメたりケナシたりというポイントでもありません。
買うときの思い入れの度合いと、冷静に聴いた後の気持ちの振幅を数値化したものです。
期待しないで買ったものがそれなりだったときと、期待したものが期待通りの場合は、ともに受難度1です。
つまり、ずっと愛し続けたアーティストほど事前の期待が大きいので、受難度は高くなる可能性があります。
1999までのデータでは「受難度」「至福度」ともに付けてません。

(掲載は洋楽邦楽混在で、アーティスト名のABC順/50音順です)      

購入年

artist / title / label / year   Excellent! ★ ←特にお気に入り

受難度

comment
recommend track;  ←特にお気に入りの曲



*** YANOKAMI ***

2007/Aug

Yanokami / Yanokami / Yamaha / 2007

至福度2

 唯一無二のヴォーカリスト矢野顕子が、唯一無二の電子音楽師レイ・ハラカミと組んだユニットのアルバムですから、これはもう買わないわけにはいきません。
とはいえ全10曲のうち2曲は矢野のアルバム「ほんとのきもち」収録曲の別ミックス、1曲はハラカミのアルバム「Lust」収録曲で彼自身が歌ってた曲を矢野が歌いなおしたたもの、そして最後の曲は細野さんのトリビュート・アルバムでこの春に発表済み、ということで、実質的にはミニアルバムくらいに考えた方がいいかもしれない。
さらに残りの6曲中3曲も矢野の初期の楽曲のカヴァー、2曲は洋楽曲のカヴァー。結局、二人ががっぷり四つで新曲を共作したのはたった1曲しかありません。おまけにそれはインスト曲。ものたりないかな?って気もするけど、でもね、いいのよ。あの声とあの音が作り出す世界に浸れるなんて、これはもう至福といわずに何という。
ぜひとも一度だけのコラボレーションにせず、全曲共作の新曲によるフル・アルバムを出して下さいね。何年先でもいいですから。

で、今回確認したことが二つ。ひとつはレイ・ハラカミのサウンドはやはりヴォーカルと絡むと映えるということ。そしてもうひとつ。矢野顕子は電子音楽界最強のヴォーカリストだってこと。すごっ!


2007/Nov

[Download] Yanokami / Live From Tokyo (iTunes Exclusive EP) / Yamaha / 2007

至福度2

 iTunes限定リリースの4曲入りライブ。
ほとんど同じ打ち込み音を使っているのに、スタジオ録音のCDよりもずっと躍動感がある。4曲目の「Sayonara」は、あの「気球にのって」の英詞ヴァージョン。これ、原曲は矢野顕子のデビューアルバムの1曲目だった曲だぜ。当時まだ20歳だぜ。バックはなんとリトル・フィートだったんだぜ。かっこいいなぁ。


→ Related Artists →

*** YMO / YELLOW MAGIC ORCHESTRA / HASYMO ***

2001/June

YMO / Yellow Magic Orchestra (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1978-1999

受難度1

 すべてはここから始まったんですねぇ。これ、1978年ですよ!なんと70年代だったんですね、YMOのデビューって!


2003/Jan

Yellow Magic Orchestra / Yellow Magic Orchestra (US) (Limited Papersleeve) / SonyMusicHouse / 1979-2003   Excellent!

至福度3
2003/Jan

Yellow Magic Orchestra / Solid State Survivor (Limited Papersleeve) / SonyMusicHouse / 1979-2003   Excellent!

至福度3

 YMOの紙ジャケ盤が今度はソニーから登場。マスターは99年に東芝でリリースされたときと同じ。

今回の再発に関してはソニーがかなり力を入れているのか、各誌でさまざまなYMO論が見受けられます。「なるほど!」と唸る分析もあれば、あいかわらず基本的な事実の誤認も目に付きます。(YMOがでる前からテクノポップって言葉はあったんだってば!)

あの時代を通過してきた人間として僕が思うことは、とにかくあの時期は毎日が楽しかったということ。毎月21日と25日の新譜の発売日には必ずYMO3人の関わったレコードが大量に発売されていたので、その日がくるのを毎月ワクワクしながら待ちわびていた。
あんな時代は、きっともう来ないのでしょうね。


2001/Aug

YMO / Public Pressure (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1980-1999

受難度2

 「ソリッド・ステート・サヴァイヴァー」が売れたので、あわてて出したライブアルバム。しかし当時の日本フォノグラムが渡辺香津美の貸し出しを拒否し、ギターのトラックが消されて発売されたといういわくつき。まぁ、KYLYNとかとほとんどメンバーも重なってたからなぁ。
フュージョン色の濃い香津美のギターがなくなったことで、結果的に隙間のある独自のサウンドになっている。


2000

YMO / 増殖 ×∞Multiplies (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1980-1999   Excellent!

至福度1

 細野晴臣監修による1999年のリマスター・シリーズ。やっといい音でYMOのアルバムが聴けるわけだ。これまでのアルファ盤の音はひどかったもんなぁ。
このアルバムはいうまでもなくスネークマン・ショーとのコラボレーションによる変則ワザ。まともな曲は4曲しかない。でもこの頃のYMOがノリまくっていたことはすごくよくわかる。発売して20年経った今でも笑える名盤。あぁ、日本は、い〜い国だなぁ。
(でもさ、このシリーズ、なんで僕はこのアルバムから買っちゃったわけ?)


2000

YMO / X∞Multiplies (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1980-1999

受難度1

 これは当時から中途半端なアルバムで、要はアメリカ編集盤なんだけど、「増殖」から3曲と「ソリッド・ステート・サヴァイヴァー」から5曲を合わせたものなんですね。
せめてもの効能としましては、スネークマン・ショーのギャグが混じっている「増殖」の収録曲を純粋な音楽アルバムとして聴ける...というところだけでしょう。
でも、まぁ、当時のファンとしましては、やはりLPもCDも買ってしまいましたよ。受難ですなぁ。


2001/Oct

YMO / BGM (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1981-1999   Excellent!

至福度3

 やっぱいいわぁ、これ。リマスター盤で聴き直して、あぁ、こういうふうに音が入ってたんだ、とあらためて感心しています。
このアルバムはオリジナルのLPと最初のCD化の時にはあえて歌詞カードが入れてなかったんですね。レコード屋さんでバイトしてた時、これのカセットを「歌詞カードがないから不良品だ」って返品しに来た人がいましたっけ。


2001/Oct

YMO / Technodelic (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1981-1999   Excellent!

至福度3

 傑作。世界初のサンプリング・マシン使用アルバムとしても有名。
当時は他のアルバムと比べてやたらと中低音を強調したような音に聴こえたけど、今回のリマスター・シリーズだと他とも違和感なく連続して聴ける。
8ビートだったりスカだったりとタテのりが多かったものが、いきなりこのアルバムではヨコのりが多い。これは“のり”が“ドライブ”から“グルーヴ”に変わったということなんだな。

「Stairs」は早稲田祭でサイコゲリラもカバーしましたね。S.E.も含めて完コピで。あの時にピアノを弾いてくれたのはショコラータの渡辺蕗子さんでした。


2000

YMO / 浮気なぼくら (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1983-1999   Excellent!

至福度1

 「君に胸キュン。」が入っているので歌謡曲アルバムだと思われてるけど、重要なのは3人がYMOを客観的にとらえたアルバムだということ。
「以心電信(予告編)」から「ロータス・ラヴ」につながるあたりなんて、今聴いても涙が出てくるくらい美しい。
このアルバムの発売日より前に、かのサイコ・ゲリラはこのアルバム収録曲の「希望の河」をラジオから聴いただけで完コピして人前で演奏したことがある。すごいだろー。


2003/Jan

Y.M.O. / 浮気なぼくら&インストゥルメンタル (2CD, Limited Papersleeve) / SonyMusicHouse / 1983-2003

至福度1

 せっかくの紙ジャケ盤ですが、ダブルジャケットでなく、本来通りにシングルジャケット2枚のセットにすべきでしたね。もともと別のアルバムとしてリリースされてたんだから。
(2003.08.23追記)


2000

YMO / Service (Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1983-1999   Excellent!

至福度1

 83年末の散開(解散)ツアーの最中に発売されたYMOのラスト・アルバム。
YMOの曲とスーパー・エキセントリック・シアターのギャグが半分という「増殖」のようなオフザケ構成になっているが、実は曲の完成度が恐ろしく高い。教授の「パースペクティブ」や教授と幸宏の「シャドウズ・オン・ザ・グラウンド」あたりは、まさにYMOの最終到達点といえる至高のPOPサウンドだ。ここにはすでに「テクノポップ」という使い古された世俗の概念はない。


2001/Aug

YMO / After Service (2CD,Remaster) / Toshiba EMI/Alfa / 1984-1999

受難度2

 YMO散開ツアーの2枚組ライブ。最初のCD化のときには数曲カットして1枚で発売されました。
ドラムはシモンズで、カスタムの音色を入れていたとはいえ、やっぱり軽い音がする。せめてキックとスネアは生でやってほしかったねぇ。


2001/Aug

YMO / CUBIC - YMO CD Single Box (10CDsgs) / Alfa / 1993

受難度∞

 こ、これは...もはや絶句という感じ。YMOが残した9枚のシングル(8cm CD single)に、未発表の「See-Through」のブライアン・イーノMIX1枚を加えたもの。
でもさぁ、こういうのやるときってオリジナルに忠実にやらなくちゃ全く意味ないじゃん?なのに全シングルのジャケットがなぜかわら半紙みたいな黄色い紙に印刷されてる。だから白いはずのジャケットが真っ黄色!おいおい、これはひどいぜベイビー!
実はこれ、Book Offで2,800円で購入した中古品なんですが、箱を開けてみたら10枚中3枚しか開封してなかった!前の所有者も大枚はたいて買ってはみたものの、そうとう落胆してBook Offに持ち込んだのでしょうね...。お察ししますよ。あぁ僕は定価の8,000円で買わなくてよかった。
そもそもYMOのシングルにレアなものはほとんどない。アルバム未収録曲は「君に胸キュン。」のカップリングの「Chaos Panic」だけ。Mix違いも「テクノポリス」と「以心電信」くらいしかない。目玉の「See-Through」のブライアン・イーノMIXってのもオリジナルからちょっとエコーを減らしただけの感じでおもしろくない。
ALFA商法ここにきわまれり!


1999

YMO / Live at the Greak Theatre 1979 / Alfa Music / 1997

 79年のYMOの最初の米国公演という歴史的音源。なんとディーボの前座をやったというのだから、今考えるといろんな意味ですごい話だ。演奏もとっても良くて、同時期のワールド・ツアー音源の「パブリック・プレッシャー」、「フェイカー・ホリック」と聴き比べるとまた趣き深し。

  recommend track;  M3-Cosmic Surfin'

1999

YMO / YMO Go Home! / Toshiba-EMI/Alfa / 1999

 細野晴臣の監修による2枚組ベスト。いかにも細野さんの選曲、って感じですなぁ。いっそ他の二人もそれぞれの選曲によるベストを出してみたら?って気もします。

  recommend track;  Disc1;M13-中国女(Acoustic Version), Disc2;M14-The End Of Asia


1999

YMO / YMO Remixes Technopolis 2000-01 / Victor Entertainment / 1999

 これまで発売された数々のYMO関係のリミックス・アルバムの中では、1番おもしろいのではないでしょうか。なんといってもリミキサーが豪華そのもの!ピチカートの小西やケンイシイ、テイトウワ、まりん、SUGIZOあたりは順当としても、ドラゴン・アッシュまで登場するとはねぇ。まぁ、みなさんのYMOに対するリスペクトというよりも思い入れの深さがひしひしと伝わってきます。そういう意味でも、外人リミキサーよりも日本人の方が正解でした。


2000

YMO / One More YMO / Toshiba EMI/Alfa / 2000   Excellent!

至福度2

 高橋幸宏の選曲・監修によるライブ・ベスト。ほんとにいいライブ・バンドだったんですね、YMOって。もっと集めて2枚組にしてほしかったくらいだ。
特に例の81年ウインター・ライブでの「京城音楽」はすごい!原曲と同じバックのテープなのにグルーヴしてる!
(次は教授のセレクトによるYMOの編集アルバムを期待してます。...ってやらないだろうなぁ。)

recommend track; Seoul Music, Mass


2001/June

YMO / YMO Remixes Technopolis 2000-00 / Victor Entertainment / 2000

受難度2

 99年に続くリミックス第2弾。卓球やm-floあたりは気持ち良くておみごとなんですけど、そこはやはり柳の下の2匹目のドジョウで、アルバム全体の鮮度は低いですねぇ。
でも、ラストに入っている松武秀樹の曲のエンディングにはナミダでした。その理由がわかるアナタ、実はYMOマニアですね?


2001/Sep

PreYMO / InDo (EP) / Re-Wind / 2000

至福度2

 ファンの間ではずいぶん前からその存在が知られていた幻のYMO未発表インスト曲「インド」。
元の録音は1978年で、まさにYMOデビュー前後。実際は細野さんのプリプロに幸宏のドラムが入れてある程度で、完成にはほど遠い状態だった。これに細野さんが2000年に音を重ねて完成させたもの。
YMOを期待して聴くとがっかりしますが、細野さんのソロとして「はらいそ」あたりの続編と考えると、案外おもしろく聴けます。僕はとても気に入りました。
あわあせていろんな人のリミックス・ヴァージョンというか、いろんな人による完成ヴァージョンも入っていて、中でもMasters At Workはさすがに彼らの世界を作り上げていてお見事でした。


2003/Aug

YMO / UCYMO(Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra) (2CD) / SonyMusicDirect / 2003

至福度1

 YMOの編集もの、これで何回目のリリースなんでしょうかね?90年代に某社より乱発されてた頃などは、「怒り」を通り越してもはや「冷笑」って感じだったもんなぁ。
やっぱ、リイッシューにはアーティストと作品への愛がなくちゃね。これ、基本。

かつて「サウンドストリート」でリスナーからの「YMOを解散した後、なにをやるんですか?」って投書に、「ソロアルバム作るんだよ!」と語気を荒くしていた教授...。そんな、YMO時代にもっともグループから距離を置こうとしていた教授がYMOのベストを選曲・監修するなんて!時代は変わり、人も変わるということなんですね。99年の細野さん監修の「YMO Go Home!」(←すごいタイトルだよな、「YMO、帰れ!」ってんだから)と比較してみるのも一興です。
選曲内容についていうと、ミニアルバム「×∞増殖」から5曲も収録されているのに、「テクノデリック」から2曲しか選ばれてない。なんでだろ?
「磁性期-開け心-」のステレオ・ヴァージョンも嬉しいけど、映画「Propaganda」の「M16」がYMOのアルバムに正式収録されたのは幸福です。イントロが流れてきたら不覚にも涙ぐんでしまいましたよ。
リマスタリングは教授ご指名のテッド・ジェンセン。漫然と聴いてたら「灰色の段階」のドラムの音にはっとした。無難にまとめてあるようでいて、聴き込むと意外と新しい発見ができるのに驚く。
ブックレットには教授ご自身の楽曲解説付。たぶんメールで寄稿したんでしょう、顔文字がいっぱい。

ところで、タイトルの「UCYMO(Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra)」ってのは、2002年の教授のベスト3作のうち「US(Ultimate Solo)」「UF(Ultimate Films)」と共通性があります。つまり今回のYMOベストって、教授ワークス集大成の「Lost One Piece」だったというわけですね。


2007/Feb

[Download: iTunes Store]イエロー・マジック・オーケストラ / Rydeen 79/07 / 坂本龍一/細野晴臣/高橋幸宏 / 2007

至福度1
心配度1

 せっかくYMOが復活したので、配信のみのリリースですが取り上げました。なんで「Rydeen」なんだろう、とか、音がやたら地味だなぁ、とかはいいっこなしです。なにはともあれ、めでたいめでたい。
おどろいたのはレーベル表記。そこにレコード会社の名前はなく、3人の個人名になってる。これはなんとも潔いなぁ。

さて、これはこれで終わりにして下さいね。アルバムとかは作らなくていいです。それだけが心配。


2007/Aug

HASYMO/Yellow Magic Orchestra / Rescue/Rydeen79/07 / Commmons/Avex / 2007

至福度2

 YMO名義でキリンラガーのCM曲だった「Rydeen」のリメイク曲(iTunes Storeの先行発売ですでに購入済)と、この秋公開のアニメ映画のテーマ曲「Rescue」をカップリングしたシングル。「Rescue」はHASYMO名義で、これは「Human Audio Sponge / Yellow Magic Orchestra」の意。
もうこの際、名前なんかはどうでもいいんですよ。21世紀に坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人が一緒にやってるってだけで十分にありがたいと思うし、それを聴けるってだけでこちらも十分に幸せですから。なのに、でき上がったこの「Rescue」がまた素晴らしい。再生YMO→スケッチ・ショウ(ゲストで教授)→Human Audio Spongeを経由した3人の現在の音ってのがすごくよくわかる。ポップ過ぎることなく、かつ実験的過ぎることもなく。これはもう奇跡だよね。
93年に「テクノドン」で再生した時は、結局それ1作だけで終わってしまいましたが、今回は続けて欲しいものです。もうダウンロードの御時世ですから、CDのアルバムという形に固執せず、できた新曲をそのつどタイムリーにiTunes Storeあたりでリリースしてもらえればそれだけでよいです。
そんなかんじでちょっとだけ期待しちゃってていいですか?いいっすね?期待しちゃいますよ。


2008/Mar

[DVD]Human Audio Sponge / HAS/HAS Live in Barcelona - Tokyo (2DVD) / Werner Music Japan / 2006

至福度1
2008/Mar

[DVD]HASYMO / HAS/YMO (2DVD) / Commmons / 2008

至福度2

 Human Audio SpongeなのかHASYMOなのか、呼び名はよくわからないけど、ともかく細野・高橋・坂本の元YMO3人によるライブDVDを一気に購入。

2002年12月のスケッチ・ショウのライブ(このライブは行ったけどDVDは未購入)に教授がゲスト出演していた時は、バンド的な演奏とラップトップ・ミュージックとが完全に分離していた。それは会場で見た限りすごく違和感あった。
これが2004年のバルセロナではラップトップメインで割り切り、それから徐々にベースやドラムのバンドの要素が増えていく。2007年の横浜ではバックにあわせながらの生演奏がメインで、これはかなり完成されたスタイルになってる気がする。
おまけに後ろの高田蓮、権藤知彦、高野寛が地味ながら重要な役割で、チリチリのエレクトロニカ風サウンドに生の息吹を与えている。その意味でもギターはS.E.に長けた小山田くんよりオーガニックな高野くんの方があってる。あとペダル・スティールの高田蓮がいいかんじ。この人も多才だなぁ。

それにしても、やっぱあの3人が一緒にステージに並ぶのは見ていて気持ちいいねぇ。
小児がん撲滅でもライブアースでもなんでもいいですから、なんかしら理由つけて年に1回くらいはライブしてくださいね。


2008/May

O.S.T. / Ex Machina - Original Soundtrack, Complete Edition - (Limited 2CD+DVD) / Commmons/Avex / 2007

受難度1

 アニメ映画「エクスマキナ」のサントラ盤の限定仕様。
これ、買うかどうか悩んでたんだよね。だって絶対に映画観ないから。
でも中古で見かけて安かったし、他ならぬYMOの新曲入りってことで買ってしまいました。

CDのDisc1は細野さん監修のエレクトロニカ系コンピのようなもの。YMOというかHASYMO名義の3曲、細野さん関連7曲などで構成されてる。
シングル購入済みの「Rescue」は最高、「METHOD」はほとんど細野さんのインスト・ソロっぽい。「WHETHER」はHASYMOというよりスケッチ・ショウってかんじ。
他にはレイ・ハラカミがいつも通りの音で、あとTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDってグループの曲がちょっとよかった。
Disc2はいかにもサントラ盤って内容。映画を観ない以上、これは興味はないなぁ。ごめん。

おまけのDVDにはHASYMOの「Rescue」PVが入ってます。これはすごくよし。


2008/Aug

HASYMO / The City of Light/Tokyo Town Pages / Commmons / 2008

至福度2

 「The City of Light」はピアノ+ベース+ドラムという基本編成の上にプチプチのエレクトロニカをまぶせたようなワウンド。いいバランスです。この曲のアンビエント・ヴァージョンも泣けます。
カップリングもピアノ主体で、一番よかった頃のalva noto + ryuichi sakamotoに近いかんじ。

年にシングル1枚だけでも、こうやってちゃんとリリースしてくれることはほんとにうれしいです。
でも次はアルバム作ってね。


2008/Dec

Yellow Magic Orchestra / LONDONYMO (2CD) / Commmons/AMI / 2008

至福度1
2008/Dec

Yellow Magic Orchestra / GIJONYMO (2CD) / Commmons/AMI / 2008

至福度1

 Yellow Magic Orchestra名義で行われた2008年6月15日のロンドン公演と6月19日のヒホン公演(スペイン)のライブ。この2セットをあわせてTシャツと同梱した限定盤も出たけど、どうせ着ないのでバラを購入。
演奏された曲数はヒホンの方が2曲少ないが、幸宏氏が生ドラム叩いた曲があっておもしろい。
とはいえ、バックの打ち込みトラックは同じだし、メンバーも同じ、さらにたった4日間のインターバルなのでほとんど同じ演奏に聴こえてしまう。
これ、2公演をあえて別のエンジニアにミックスさせればおもしろかったのになぁ。たとえばロンドンを飯尾さん、ヒホンをゴー・ホトダさんに、とかね。

さて、初期スケッチショウ(+教授ゲスト参加)では試行錯誤していた感じもあった3人のライブ、その後、Human Audio Sponge→HASYMOそして今回のYellow Magic Orchestraと着実にこなして、そろそろ「打ち込み+生演奏+生ノイズ」というスタイルも確立してきたといえるでしょう。
ということで、YMOでもHASYMOでもトリオ・ザ・テクノでも何でもいいんですけど、そろそろスタジオ録音のアルバム作って下さいよ!


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*** YES ***

2006/Apr

Yes / Close To The Edge (Remaster) / Elektra/Rhino / 1972-2003   Excellent!

至福度3

 プログレ界に燦然と輝く名盤中の名盤、ってわけですが、聴けば聴くほどほんとによく作ってあるなぁ、と感心する1枚。ギターもキーボードもすごいけど、今回聴き直してビルブラのドラムがとにかくすごいと再認識。彼はこれを最後にクリムゾンに移籍しちゃうんだよね。
それにしてもジョン・アンダーソンさんの書く歌詞は日本語訳読んでもよくわかりません。「シベリアン・カートゥル」の最後にはなんで「グライダー」が出てくるんだろ、とかね。意味不明。まぁ気にせず英語のまま語感を楽しんでましたが。

ライノの手による今回の再発ではボーナストラックとして「トータル・マス・リテイン(全体保持)」のシングル・ヴァージョンも収録されている。これ、組曲であるタイトル曲の一部をそのまま抜粋したものだと思ってたが、ミックスが違って、ちゃんとシングル向きの音になってた。


2001/Sep

Yes / Going For The One / Atlantic / 1977   Excellent!

至福度1

 邦題「究極」。リック・ウェイクマンの復帰作。短い曲と大作とがいいかんじでブレンドされてます。
いつものエディ・オフォードがプロデュースしてないからか、このアルバムはエコーがやたらと深くて、それまでのアルバムとはちょっと質感が違います。
ちなみにジャケットはヒプノシス。

(さ、来年のOB会に向けて今から「究極」と「パラレル」を練習しなくちゃ!)


2004/Dec

Yes / Tormato (Remaster) / Elektra/Rhino / 1978-2004

至福度1

 トマトじゃなくて「トーマト」。シングル曲「クジラに愛を」が入ってるアルバム。こじんまりした曲ばかりで聴きやすいくて僕は好きなアルバムなんですが、たしかにプログレにしてはスケール感のない曲ばかりでぱっとしなかったみたいですね。このあとイエスはロイ・トーマス・ベイカーをプロデューサーに迎えてさらにポップなアルバムを作ろうとして挫折し、ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが抜けてバグルスの二人がかわりに加入するハメになるわけです。
さて“再発の大家”ライノ監修によるこのリマスター盤、ボーナストラックいっぱい。でも意味のある曲はないかも。また17曲入りと表記されてますが、トラック18として「Onward」のインストが入ってます。これもあまり意味ないんですけど。


2001/Sep

Yes / Drama / Atlantic / 1980

受難度1

 ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが抜けてバグルスの二人が加入するなんて...たちの悪い冗談としか思えなかったけど、これが実に「イエスらしい」仕上がりになったびっくりアルバム。
しかしこのあとのツアーは評判悪かったらしく、トレバー・ホーンはまたバグルスに戻り、ジェフ・ダウンズはスティーヴ・ハウとエイジア結成に走る。かくしてイエスは名実ともにいったん消えてしまうのであります。


2002/Apr

Yes / Classic Yes / Atlantic / 1981

受難度1

 当時のベスト盤。持ってなかったから買っときました。


2004/Sep

Yes / 90125 (Remaster) / Elektra/Rhino / 1983-2004   Excellent!

至福度3

 邦題は「ロンリー・ハート」。原題の「90125」とはアルバムのレコード番号をそのままタイトルにしただけ、って有名な話があります。
1983年のある日、当時エバーグリーンズの前進であるモラトリアム・ブームというバンドを組んでいた僕とトミー流石氏とpapamomono氏は、タクシーに乗って渋谷駅前を走っておりました。その時、このイエス復活アルバムの話になって、「サウンド変わっちゃったんでしょ?」といぶかる僕に、さっそく聴いていたpapamomono氏が笑いながら一言、「これがなぁ、じつにイエスしてるんだよ!」。え〜そうなの?と思って聴いたら、たしかにイエスとしか言い様のない世界だったという1枚。
一時は正式メンバーだったにもかかわらずプロデュースに回ったトレヴァー・ホーンは、ほっとくとどんどんむずかしくなっていくイエス・サウンドを小分けしてポップにまとめるという、きわめて良い仕事しています。そしてもうひとりのトレヴァーであるトレヴァー・ラヴィンがジョン・アンダーソンを喰っちまうほど目立ってるってのもこのアルバムの特徴。なのに、聴き終えたときの感想は papamomono氏のとおり「これはまぎれもなくYESだ!」と思わせてしまうのだから、本当によくできたアルバムですよ。

さて、日本ではまだ始まってないiTunes Music Storeですが、USストアをブラウズして試聴するだけなら日本からでもすでにできますね。これでYESを検索してダウンロード回数上位の曲をチェックすると、このアルバムからの曲がやたらと多いんです。つまり一部の偏屈なプログレおたく(え?僕のこと?)を除いた一般的なリスナーから見た場合、このアルバムはまぎれもなくイエスの代表作なんですね。たとえロジャー・ディーンのジャケット・デザインでなくても!

今回のボーナストラックに大ヒット曲「Owner Of A Lonely Heart」のロング・ヴァージョンが入ってまして、これがまるでArt Of Noise meets Yesってかんじに仕上がっていて笑えたりします。

recommended tracks : M10「Leave It (Single Remix)」 ,M15「Leave It ("A Capella" Version)」


2002/Jun

Yes / Yesyears (Box Set: 4CD + Video) / Atco / 1991

受難度1

 飲み屋に行く途中、ふらりと立ち寄ったディスクユ○オンのプログレ館にて購入。CD4枚に120分のビデオ付きのボックス。かつて日本盤はビデオなしで10,000円という代物。さぁ、これをいくらで買う?ダンナ!
これがなんと1,500円!目を疑いつつレジへ走る。

お金を出しながら「これ、むっちゃ安いねぇ」と店員さんに聞いたら、
「いやぁ、なんかこれだけ残っちゃって、ズルズル下げたらこうなっちゃって...」
ははは、そうかぁ残っちゃってたんだぁ、これ。いやいや、その理由はわかる気がしますよ。だって大味なんだもの、このボックス。
やっぱりイエスの場合はアルバムでひとつの作品だから、バラバラにされて集められてもちょっと違う気がしてしまうのだ。
実際に91年にリリースされたときにも全然買おうとは思わなかった。

で、10年後に買ってみて、どうか?
うん、1,500円なら許せるかな。

P.S.
2001年最新作がキーボードなしの4人編成によるオーケストラ共演アルバムだったイエス。で、2002年ツアーではまたまたリック・ウェイクマンが再々々加入してるんだとか...。今回の復縁劇、いったい何ヶ月持つのでしょうか...。もう、勝手にしてください!


2006/Nov

[DVD] Yes / The Union Tour Live / Vap / 2000

至福度1

 1991年8月8日カリフォルニアでのライブを収録したDVDで、邦題は「イエスショウズ'91」。実際の画面でのタイトルは「"YES" IN CONCERT」。
80年代末より90125組とABWH組に分かれて機能不全に陥ったイエス。それぞれがニュー・アルバムに取りかかりながら、ともに完成させられないという最悪の状態に至ってやっとのこと仲直りして合体することに。でもそれは双方の未完成作品にジョン・アンダーソンのヴォーカルとクリス・スクワイアのコーラスをかぶせるというだけのやっつけ仕事。そんな形でなんとか発売できた1991年のアルバム「Union」がダメダメだったのは言うまでもありません。
しかし!そのあとに行ったツアーは素晴らしかった。2組の合計8人全員がひとつのステージに揃い、歴代の名曲を一糸乱れずに演奏するわけです。このツアーの日本公演は僕も見まして、おおいに感動したものです。だってあの90125組の大ヒット曲「ロンリー・ハート」でリック・ウェイクマンがバリバリにソロを弾いてるんですよ!それだけでも壮観な眺めです。たぶん、この時のジョン・アンダーソンは生涯で一番至福だったのではないでしょうかね。ちなみにこのツアーでのメインの曲は「危機」でも「錯乱の扉」でもなく、「Awaken」。これがまたいいんだなぁ。
そんな奇跡ともいえるこのツアーからのライブ音源はCDでは現在まで一切発売されてないので、このDVDは貴重なのであります。
唯一、ジャケがダメだなぁ。これじゃ初期のライブだと思われちゃうよ。そこがおしい。

ちなみにこのツアー終了後、ファンの期待どおりに8人体制のまま次のアルバム制作に入りつつもまたもやメンバー間のエゴが対立。結局もとの90125組だけが残ってたいしたことない「Talk」を作り、それもまた続かずに…(以下略)


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*** YOKO ONO / オノ・ヨーコ***

2002/Jan

Yoko Ono / Blueprint For A Sunrise / Capitol / 2001

受難度1

 オノ・ヨーコという人の年のとり方はなんともかっこいい。俗人からみれば隠居になってもおかしくないのだが、あくまで現役を貫く。
最新アルバムでの彼女の“声”は、ジョンを従えて「Don't Worry Kyoko」を唄っていた30年前となにも変わらない。すごい。

日本盤のみのボーナス・トラックの「夢を持とう」と「女性上位万歳」は今聴いても良い曲だと思う。73年当時ラジオから流れてきた曲の印象が鮮烈で、よく「女性上位、万歳〜!」と口ずさんでいたっけ。


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