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受難レポート・CD編

Section "R"

Last Update; 2008.01.01

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●至福度3...このレコードに出会ってよかった!神様、ありがとう〜!
●至福度2...ふむふむ。いいっすよ、これ。当然、買いです。にんまり。
●至福度1...いやぁ、僕は金払って買ってもいいと思うんだけど...。どう?
- - - -
●受難度1...とりあえず、買っときました、はい。
●受難度2...「なんで買うの、これ?」と思うでしょう。ははは、笑ってください。でも、好きなんだもん!
●受難度3...これは信念で買いました。後悔はしません!でも素直に(ちょっとだけ)反省します。とほほ...。

※ご注意
  この「至福度」「受難度」は、けしてアルバムの価値尺度ではありません。 ホメたりケナシたりというポイントでもありません。
買うときの思い入れの度合いと、冷静に聴いた後の気持ちの振幅を数値化したものです。
期待しないで買ったものがそれなりだったときと、期待したものが期待通りの場合は、ともに受難度1です。
つまり、ずっと愛し続けたアーティストほど事前の期待が大きいので、受難度は高くなる可能性があります。
1999までのデータでは「受難度」「至福度」ともに付けてません。

(掲載は洋楽邦楽混在で、アーティスト名のABC順/50音順です)      

購入年

artist / title / label / year   Excellent! ★ ←特にお気に入り

受難度

comment
recommend track;  ←特にお気に入りの曲



*** RADIOHEAD ***

2001/Sep

Radiohead / Kid A / Parlophone / 2000

至福度1

 なんか難解でなかなかすごいなぁ、これ。よくあるポップな曲の構成とかから離れたものばかり。最初聴いたときはきっかけがつかめずによくわかんなかった。
その後何度か聴くうちに少しずつ実感。単純にアイディアが豊富だとか、そういう次元の問題じゃないんだけど、でも、うん、これはすごい。全体的にはとても地味です。
お気に入りは6曲目。これも十分に地味なんですけどね。
サイコゲリラの相棒である市川君もご推薦の一枚。


*** REI HARAKAMI/レイハラカミ ***

2005/Jul

Rei Harakami / Lust / Sublime / 2005   Excellent!

至福度3

 ひたすら、素晴らしい。
悲しい曲じゃないのに聴いててちょっと涙ぐんじまったよ。電子音楽ってまだまだ人を感動させることができるんだね。
でもね、世界遺産(by 矢野顕子)にはならなくていいです。まだ過去のものになっちまわないで下さい。

マスタリングはビクターの小鐡さん。この人の仕事も完璧です。まいりました、ほんとに。

このアルバム、iTunes Music Storeでは「After Next Joy」って曲がボーナストラックとしてついてます。CDで買った人もこの曲だけダウンロードで購入しておきましょう。


*** RINGO STARR ***

2000

Ringo Starr / Blast From Your Past / Apple/Capitol / 1976

至福度1

 リンゴって70年代前半にはけっこう活躍していたんですよね。このアップル・レコード時代のベスト盤には、当時ヒットした曲がいっぱい入っている。「オンリー・ユー」とか「アイム・ザ・グレーテスト」とかではジョン・レノンのコーラスも聴けて涙・ナミダ...。
70年代前半といえば僕はまだ小学生。当時はリンゴだけでなくジョン、ポール、ジョージもソロ(ポールはウイングス)ですごく売れていて、僕はそれぞれ別々に好きだったんですね。その大好きな4人がかつて同じバンドにいて、それがビートルズって名前だと知ったときは、そりゃぁもうぶったまげたものです。


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*** ROBERT FRIPP ***

2006/May

Robert Fripp / Exposure (Remaster / 2CD, 2Papersleeves) / WHD / 1979-2006   Excellent!

至福度3

 僕はこの日を待っていた…、と言いきってもイイくらいの待望の再発。1974年に「Red」でクリムゾンを解散させたフリップが5年後にリリースしたソロ・アルバム。
これは現在までに3種類発売されており、収録曲は同一ながらミックスや曲の尺が微妙に違うというマニア泣かせのアルバムで、具体的な差異はここに詳しい。僕の持っているのは79年のオリジナルLPと最初に出た時のCD。「完全版」とされる今回のリマスター盤は2枚組仕様で、Disc1は First EditionとしてオリジナルLPミックスをまるまる全曲を、Disc2はリミックス盤を中心としたThird Edition(なんじゃそりゃ)とボーナストラックで構成されている。僕は圧倒的に最初のLPミックスが好きだったので、この初CD化はとても嬉しい。これを中心に自分の好きなテイクを組み合わせてアルバムを再構成し、iTunesのプレイリストでも作ることにしよう。
あと、全曲の詳しいクレジットが掲載されているのも重要で、イーノさんの貢献度も確認できる。
で、今回判明したこととして、ダリル・ホールが歌った曲が当初は7曲もあったという事実がある。これにはホール&オーツの所属レーベルであるRCAがアルバムをフリップのソロ作品としてでなく「Hall & Fripp」名義にしろ、と文句つけてきたのもわかる気がする。そのあたりのトラブルもあって結局ホールの歌は2曲だけに絞られたわけだが、逆にそれでよかったのかもしれない。この「完全版」ではそれらもちゃんと収録されており、もし当初の企画通りだったらかなりホール色の濃いイメージが残り、ピーター・ガブリエルによる名演「Here Comes The Flood」(←ガブリエル自身のアルバムのテイクよりずっといい!)が浮いてしまっていたことだろう。

ということで、最後にJ.G.ベネット師による含蓄のあるありがた〜いお言葉でこの項をしめたいと思います。

It is impossible to achieve the aim without suffering.


1998

Robert Fripp / The Gates of Paradise / Discipline Global Mobile / 1998

 あいかわらずのフリッパートロニクス、またの名をサウンドスケイプの世界。聴くというより漂わせておく音。


1998

Robert Fripp / November Suite / Discipline Global Mobile / 1998   Excellent!

 同じくサウンドスケイプ。でもこれ、このシリーズの中では一番聴きやすい。やっぱ、ちゃんとしたアンビエントはいいなぁ。恍惚の一枚。


2006/May

Robert Fripp / Love Cannot Bear / WHD / 2005

至福度1

 フリップ翁のソロ最新作。
90年代〜2000年代だけでなく、1983年の古い作品も含まれていて、これはシンプルなフリッパートロニクスの上に生とエレキのソロが乗っているという曲。最近のサウンドスケイプのぶ厚い音とはまた違ったおもむきがある。
また、タイトル曲はヴォコーダーのような音で“歌”が入っている。この歌詞は深いなぁ。

このアルバムをかけていると、自分の身体の中にある汚れたものがすべて洗い流されていくような気がする。小さな音量でアンビエントとして聴くのではなく、あえて大きな音量で音の洪水におぼれてしまいたくなる。


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*** ROBERT PALMER ***

2004/Apr

Robert Palmer / Heavy Nova / EMI / 1988

至福度1

 2003年9月に54歳で逝去されたロバート・パーマー。この人には80歳くらいまで現役で唄ってもらいたかったよ。きっとその歳でも、いい女をはべらかしてるビデオクリップを作ってたことでしょう。見たかったなぁ。


1998

Robert Palmer / Girl U Want(EP) / EMI / 1994

 上記のベストには入っていないシングル。原曲はなんとDEVOだ!すごいよな、あの曲をこういう風にカヴァーするとはねぇ。お見事です。ちなみにギターは元エクストリームのヌーノ・ベッテンコート。


1998

Robert Palmer / The Very Best of... / EMI / 1995

 いわゆる「歌がうまいヴォーカリスト」には僕はまったく興味がない。そんなのつまんないもの。でもこの人だけは別。だってサウンドがいつもおもしろいから。好きですねぇ。


*** ROGER WATERS ***

2000

Roger Waters / In The Flesh - Live - (2CD) / Sony / 2000

至福度1

 ライブ録音で、アルバム・タイトルは「ザ・ウォール」の冒頭曲。ほぼ全面的にフロイド時代の代表曲をそのまんま再現してます。
片やデイヴ・ギルモアを中心とした「大げさなサウンドはお手のもの!」残党ピンク・フロイドと、「もともとコンセプトは俺が作ったんだ!」の一人ピンク・フロイド状態のロジャー・ウォーターズ。これ、なんとかならないんでしょうかねぇ?だって残党フロイドを聴くと「あぁ、ロジャー・ウォーターズがたりない!」と思うし、ロジャーのソロを聴くと「あぁ、ここにデイヴ・ギルモアのギターがあれば!」と思ってしまう。
そろそろ、仲直りしませんか?あなた方は互いに相手を必要としているんです。再結成第1弾は「ザ・ウォール」の完全再現ライブなんてのはいかがでしょうか?


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*** THE ROLLING STONES ***

2001/Mar

The Rolling Stones / Jump Back The Best Of ... / 1993 / Virgin

至福度2

 「べろマーク」のローリング・ストーンズ・レーベル時代の71年から93年までのベスト。60年代の「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」とか「サティスファクション」とかの曲は当然ながら収録されてない。
僕は正直言って70年代後半以降しか興味がないので、古い曲が入ってないのはとても嬉しい。当時「ミス・ユー」の12インチを買いましたねぇ。


2006/Dec

The Rolling Stones/V.A. / Rock And Roll Circus / Abkco / 1997

受難度1

 これは1968年にストーンズがBBCの特番をやった時のもの。ゲストでThe Whoとかジェスロ・タルとかが出演。
僕は60年代のストーンズには興味はなくって、これを買ったのはジョン・レノンがThe Dirty Mac名義で「Yer Blues」を演ってるから。このバックにはEric Clapton(G)、Kieth Ritcherds(B)、Mitch Michell(Dr)が参加。メンツはすごい。クラプトンのプレイはかっこいいんだけど、他の人はまぁまぁ。


*** ROXY MUSIC ***

2005/Nov

Roxy Music / Manifesto / Toshiba EMI / 1979-2001

至福度2

 ロキシー、後半戦のスタートとなったアルバム。「ダンス・アウェイ」をよく聴きました。
このあと出てくるエレポップとかニューロマンティックとかの一連のヴォーカリスト達は、やたらとブライアン・フェリィやデヴィッド・ボウイっぽい歌い方になるのであります。


2005/Aug

Roxy Music / Flesh + Blood (Remaster / Papersleeve) / Toshiba EMI / 1980-2001

至福度2

 後期のロキシーでは「Avalon」よりこっちのアルバムの方が好きですね。「Same Old Scene」とか、良い曲がいくつも入ってるから。ジャケにいたってはロキシーの中で一番好きかもしれない。

このアルバムの後、同年に射殺されたジョン・レノンの追悼として「ジェラス・ガイ」をシングルでリリース(1981)し、これがロキシー始まって以来の全英1位となります。これで彼らに対する評価が異常に高まって次作の「Avalon」につながるのであります


2005/Aug

Roxy Music / Avalon (Remaster / Papersleeve) / Toshiba EMI / 1982-2001

至福度1

 当時流行ったなぁ、これ。TVでもラジオでも「アヴァロン」と「モア・ザン・ディス」ばかり。おっしゃれ〜なサウンドとして。
けっ!笑っちゃうね。
このロキシーってバンドの初期は、グラムなんだかわかんない、かなりみょうちくりんなバンドだった。ケバい頃のイーノもいたしね。たしかにパンク〜ニューウェーブの嵐の後に「Manifesto」で再始動してからはちょっとソフィスティケートされたけど、基本はそんなに変わんないと思うのですよ。その証拠にこの頃来日コンサート行ったら、ギターのフィル・マンザネラはひとりギンギラギンのかっこしてた。そういう「懲りない勘違い」こそがこのバンドの魅力だと思うんだけどねぇ。

でも、なんだかんだいってもこれは名盤だし、ほんとによく聴きました。僕のかつての下宿の壁にはこのLPジャケットが飾ってあったことを懺悔します。今となっては恥ずかしい過去です。すみませんすみません。


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*** ROYKSOPP ***

2005/Nov

Royksopp / Melody A.M. / Toshiba EMI / 2002

至福度1

 ロイクソップの1st。「セツナイ系エレクトロ」って帯のコピーが言い得て妙。


2005/Jul

[CCCD]Royksopp / The Understanding (Deluxe Edition / 2CD) / Virgin/Labels/Wall of Sound / 2005

至福度2

 会社帰りに寄ったレ○ファンで店内演奏されていて発作的に買ってしまった。2曲目の「Only This Moment」ってのが最高。
で、誰なの?ロイクソップって読むの?そのくらい何も知らない人たち。
調べたらノルウェーの2人組で、今年のフジロックにも出てるのだとか。そっかぁ。
すごく語弊があると思いますが、うまいんだかうまくないんだかわかんないところが魅力的です。ソフィスティケイトされてなくて、素人っぽくて、ぜんぜん新しくない(以上全部褒めコトバです)。音の選び方、曲の構成、そして歌い方、どれをとってもイギリスのテクノ系ポップにはない味があります。
だけど北欧ってところが要注意です。僕の好きだったギャングウェイだって結局よくわかんない展開になっちゃったからね。この人たちも北欧特有のジャケのセンスは良くない兆候だと思う。
注意しつつ、今後の経過を見守ることにします


2006/Dec

[CCCD] Royksopp / Royksopp's Night Out - Live EP / Toshiba EMI / 2006

至福度1

 ロイクソップのライブで、彼らの本国であるノルウェーのオスロで2005年11月に収録されたもの。気持ちいいなぁ。「Only This Moment」は泣けるし。今度来日したらぜひとも見に行かなくちゃ。
でも、ジャケのセンスはどんどん悪くなってきてるような気がします。やっぱりちょっと心配です。


*** RUSSELL MILLS / UNDARK ***

1999

Russell Mills/Undark / Pearl+Umbra / Bella Union / 1999

 デビシルやイーノ関連のジャケットでおなじみのデザイナー/アーティストであるラッセル・ミルズのプロジェクト・UNDARKの2枚目。メンバーはコクトー・ツインズのロビン・ガスリーを中心にデビシル、イーノの他、ピーター・ガブリエル、ビル・ラズウェル、ハロルド・バッド、マイケル・ブルックetc、彼の人脈総動員の豪華なラインナップ。音はダークなアンビエント。
とにかくアートワークが素晴らしい!お部屋に飾る1枚の芸術品として、2,500円なら安い。


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