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受難レポート・CD編

Section "P"

Last Update; 2009.10.12

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●至福度3...このレコードに出会ってよかった!神様、ありがとう〜!
●至福度2...ふむふむ。いいっすよ、これ。当然、買いです。にんまり。
●至福度1...いやぁ、僕は金払って買ってもいいと思うんだけど...。どう?
- - - -
●受難度1...とりあえず、買っときました、はい。
●受難度2...「なんで買うの、これ?」と思うでしょう。ははは、笑ってください。でも、好きなんだもん!
●受難度3...これは信念で買いました。後悔はしません!でも素直に(ちょっとだけ)反省します。とほほ...。

※ご注意
  この「至福度」「受難度」は、けしてアルバムの価値尺度ではありません。 ホメたりケナシたりというポイントでもありません。
買うときの思い入れの度合いと、冷静に聴いた後の気持ちの振幅を数値化したものです。
期待しないで買ったものがそれなりだったときと、期待したものが期待通りの場合は、ともに受難度1です。
つまり、ずっと愛し続けたアーティストほど事前の期待が大きいので、受難度は高くなる可能性があります。
1999までのデータでは「受難度」「至福度」ともに付けてません。

(掲載は洋楽邦楽混在で、アーティスト名のABC順/50音順です)      

購入年

artist / title / label / year   Excellent! ★ ←特にお気に入り

受難度

comment
recommend track;  ←特にお気に入りの曲



*** PATTI SMITH ***

1999

Patti Smith Group / Wave / Arista / 1979

 高校時代の僕の理想の女性像といったら、デビー・ハリー、クリッシー・ハインド、そしてこのパティ・スミス。今考えると、とんでもない組み合わせだ。

たしか4枚目だったこのアルバムのプロデューサーはパティの旧友であるトッド・ラングレン。 当然、音は全面的にトッドの音。
ただでさえコンプの効いた音なのに、リマスターされて音圧はさらにアップ!

recommend track; M1-Frederick


2007/Jul

Patti Smith / Twelve / SMJI / 2007

至福度2

 パティ・スミス初のカヴァー・アルバムはその名の通り12曲入り。こういうのって聴く前から選曲だけでアルバム全体のセンスがわかってしまいますが、そこはもちろんパティ・スミス、彼女の芯の通ったところがはっきりとわかる選曲になってます。
特に1曲目のジミヘン「Are You Experienced?」がいい。この曲の持つ気だるい感じが彼女の歌に良くあってます。
そしてカヴァーといえば定番のビートルズからはジョージの「Within You Without You」。なるほど、これできましたか。
他にニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」、ニール・ヤング「Helpless」、ストーンズ「Gimme Shelter」など。このあたりは順当かな。
意外なところではティアーズ・フォー・フィアーズの「Everybody Wants To Rule The World」。これ、原曲の曲調はとても心地よい普通のポップスみたいですが、しかし「みんな世界を支配したがっている」って歌詞はやはり彼女がカヴァーするに値する内容だったんですね。

日本盤には歌詞・対訳はついてないけどパティ本人による全曲解説の対訳がついてます


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*** PAUL McCARTNEY ***

2001/June

Paul McCartney / Wingspan (2CD) / 2001 / EMI

至福度1

 ステレオ写真の限定ジャケット仕様。ウイングス時代を中心にした2枚組。
Disc 1はシングル・ヒットのベストで、かつての「Wings Greatest」全曲を含む(一部、ヴァージョンは異なる)。Disc 2はアルバム収録曲からの選曲。
小中学校時代の僕にとってウイングスとは「ラジオから流れてくるかっこいいロック」で、そういう意味で特にDisc 1は懐かしいですね。
音は良いです。ラジカせ程度で聴いてもはっきりと音質が向上していることがわかります。


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*** PERFUME ***

2008/Jun

Perfume / Complete Best - Normal Edition - (CD+DVD) / Tokuma Japan / 2007

至福度2

 それまでに出ていたシングルの集大成、プラス新曲1曲。タイトルにも「コンプリート」の言葉が。ファースト・アルバムのはずなのに、まるでこれは解散記念のベスト・アルバムのよう。
冗談じゃなくて、その頃の彼女たちがいかに崖っぷちの状況だったのか…。現在のブレイクした彼女たちを見ると、そんなことがまるで嘘のようですが。

さて、「ポリリズム」以降にファンになった僕にとっては、それ以前の楽曲はちょっと違和感がありました。
でもそれも最初のうちだけ。ちゃんと聴けば、なるほど、初期からきっちりと作っていたのですね。
いわゆる「近未来3部作」の世界観も、いかにも日本製アニメのようで僕の趣味ではありません。
ところが聴いているうちにそんな設定はど〜でもよくなっちゃって、まるで広島から東京へ、いろんな困難にも果敢に突き進んでいく彼女たち3人の歩みを歌っているように聴こえてくるから不思議です。
さらに「wonder2」など、シングルB面曲も手を抜いてない佳曲ぞろいだったことがよくわかります。
この曲のサビは延々と8部音符の同じ音程が出てくるのですが、これをひたすら抑揚なく歌っているのに、なんでこんなに感動的なんでしょうかね。

傑作アルバム「GAME」とは別の意味でオススメです。


2008/Dec

Perfume / ポリリズム (with special slipcase for Village Vanguard) / Tokuma / 2007  Excellent!

至福度3

ヴィレッジヴァンガード
限定ジャケ

通常盤
初回限定盤

 「下北沢のヴィレッジヴァンガードに、限定パッケージのシングル(もちろん新品、中身は通常盤)が残ってる」
という話を聞きつけて急遽購入。
すでに初回限定盤(DVDがついてるやつ)はゲットしており、通常盤も欲しいと思ってたところなのでこれは嬉しい。
このカラフルな限定パッケージを見て、なぜかピンク・フロイドの「狂気」を連想した僕は重度のプログレ病でしょうか。

与太話は置いといて、「ポリリズム」。
これが奇跡的なほどの楽曲だということは、今さらたくさんの言葉を費やすまでもありません。
でも、この「ポリリズム」も収録されているアルバム「GAME」が大ヒットした今となってのこのシングルの魅力をあげるとすれば、まずアルバム未収録の「SEVENTH HEAVEN」が入ってるということ。
これはなにがなんでも聴くべし!
この曲のミュージックビデオを一般募集した「PerfumeのMV作ってくれんかねぇ?」って企画があって、その「少年タケシ賞」になった「ロボット戦隊パフューム」がとにかく泣けます。号泣です。ぐしょぐしょです。うぇ〜ん。
犬の絵がかわいい「あ〜ちゃん賞」の作品もほのぼのしてます。

さらにこのシングルを買うべきもうひとつの理由は「ポリリズム」のインスト・ヴァージョンが入ってること。
これがまた素晴らしい。
シングルのおまけでカラオケが収録されてるってのはJ-Popの場合よくありますが、こんなに満足度の高いインスト・ヴァージョンはめったにありません。
中田ヤスタカ、いい仕事してるってことがわかりますね。 インストだけでも十分に気持ちいい。
僕は歌入りとつないで6分半のロング・ヴァージョンを作ってそればかり聴いてます。

すでにアルバム「GAME」を持ってる人もやっぱ買っといた方がいいですよ、このシングルは。
だって、たった1,000円でたくさんシアワセをもらえるんだから!


2008/May

Perfume / Baby cruising Love * マカロニ (Limited CD+DVD) / Tokuma Japan / 2008   Excellent!

至福度3

 Perfumeのサウンド、歌詞、3人の自然体の魅力などについてはすでに諸先輩方が語っておられますので、今さら僕のような乗り遅れ組が足すべき言葉もありません。
なので、あえて僕が特に気に入った点をあげさせていただくとすれば、それは彼女たちの「ブレス」です。
これは「ポリリズム」あたりを境に変わってきていて、続く「Baby cruising Love」と「マカロニ」では顕著になってます。
音程情報を持たないホワイト・ノイズとしての「ブレス」。
この2曲の持つせつなさは、彼女たちの「息づかい」が支えてるんだな、と秀逸なPVを見るたびにおぢさんは納得するのであります。
アルバム「GAME」が最高なのも、僕にとってはそのあたりですねぇ。

(…って書いてからネット見てたら、やっぱりブレスのことを指摘している人っていらっしゃったみたいですね。
  ま、いいんです。のっちかわいいから。←おいおい)


2008/May

[DVD]Perfume / Fan Service - bitter - Normal Edition - / Tokuma Japan / 2008

至福度3

 2008年5月31日の横浜Blitzのライブ会場にて購入。

これは2006年12月収録のライブDVD。
なにしろ会場の原宿アストロホールは小さいし、ステージ上にはなにもないシンプルな(といえば聞こえはいいが、要は極端に低予算な)ライブなわけだが、そこは11台のカメラでカバー。
完璧な3人の踊りと1人ずつのアップの表情をくまなく捉え、さらに猛烈に早いスイッチングの編集が効果的。なのにその瞬間ごとの画がとにかく美しい。
見どころいっぱいです。

なんかねー、見てるとうれしくなるビデオですよーこれは。なんなんでしょうかねー?Perfumeって存在は。

「チョコレイト・ディスコ」や「ポリリズム」は入ってないので今回の「GAME TOUR」のライブDVDを早く出してほしいところですが、それまではこれで十二分に満足できます。


2008/May

Perfume / Fan Service - Prima Box - (Limited 3CDEP + DVD) / Bee-Hive / 2008

至福度1

 インディーズ時代の3枚のシングルにPVを収録したDVDがセットになってる限定BOX。

現在、「ジェニーはご機嫌ななめ」のカバーはこれでしか聴けません。それだけでも買い、です


2008/Jun

Perfume / GAME (Limited CD+DVD) / Tokuma Japan / 2008   Excellent!

至福度3

 やっとのことで初回限定盤(←)を購入。
すでに通常盤(→)も手元にあるんですけど、やっぱこういう歴史に残るアルバムはちゃんと初回盤を買っておくべきだと思ったので。

そういえば近年、最初から最後まで通して聴ける新譜のアルバムってのにほとんどお目にかかってない。
特にiTunes+iPodが基準になってからは、CD買ってもその中の気に入った曲しか繰り返し聴くことはなくなった。
昔はビートルズにしろクイーンにしろフロイドにしろ、通して聴かなきゃ意味がないアルバムが普通にあったのにね。
90年代半ば以降で全曲ひたすら通して聴いてたってのは、ざっと思いかえしても95年のオアシス「Morning Glory」、98年アート・オブ・ノイズ「ドビュッシーの誘惑」、2004年ティアーズ・フォー・フィアーズ「Everybody Loves A Happy Ending」くらいのもんだ。ライブ盤を含んだとしても2000年のアンダーワールド「Everything Everything」が加わるくらい。

そして2008年、ついにPerfumeの「GAME」ですよ!

曲そのものもが良いとか、歌詞が良いとか、重低音がすごいとか、曲順も完璧だとかはよく言われてますが、僕にはこの3人の声が好きですね。かしゆか、あ〜ちゃん、のっちのひとりひとりはかなり違う声質なのに、それが重なるととても不思議なブレンドになります。
だからこれはやはり中田ヤスタカというよりもPerfumeのアルバムとしてすばらしいのです、あたりまえなんですが。

この限定盤にはDVDに「マカロニ」のPVが計4バージョン入ってます。
このうち、オリジナルバージョンの後半(のっちの手から8mmカメラが落ちる前あたりから)は涙なしでは見られません。
「こーれはやりすぎでしょーっ!」とあ〜ちゃんは言ってますけど、そこがいいんですよ!


2008/Jul

Perfume / love the world (Limited CD+DVD) / Tokuma Japan / 2008   Excellent!

至福度3
2008/Jul

Perfume / love the world / Tokuma Japan / 2008   Excellent!

至福度3

 こうきましたか!やられたなぁ。

最初に聴いた時は「地味だな、これはちょっと…」と思いましたが、2度目から印象が変わった。
これ、聴けば聴くほどどんどんはまっていくという、Perfumeならではの美しい曲。
なんていうのかな、そう、テクノAORだな。デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキンを思い起こさせます。
おっと、Perfumeの曲は「〜っぽい」とか分析したって意味がないんでしたね。ただ単に曲の魅力、彼女たちの魅力にそのまま身をゆだねて浸っちゃえばいいのでした。朝、起き抜けに聴くと気持ちよく一日をスタートできそうだな。
こういう曲が売れると日本もまだまだ捨てたもんじゃないんだけどね。
DVDに収録されてるモノクロのPVもかわいい。

カップリングの「edge」はゴリゴリのハウスです。これはめっちゃやみつきになるね。頭からはなれない。
アイドルがこの歌詞を歌っちゃいますかぁ。なるほどなぁ。

初回限定盤(左)を発売日に買うのは当然として、通常盤(右)のジャケもまた○。なのでこちらもゲット。シアワセ度はとても高い。

追記:
オリコンでウイークリー1位達成したそうです。すごい!まさか本当に1位取るとは!
彼女たちの次の目標は何なのか、見失わないでがんばれ〜!


2008/Oct

[DVD]Perfume / Perfume First Tour GAME / Tokuma / 2008

至福度2

 ありがたいことに僕も拝見することが出来たPerfumeの2008年春のツアーのライブDVD。
この商品化は当初予定されてなかったとのことで、メンバーも「カメラの台数も少なくて…」と言ってましたが、なんのなんの!必要最小限のCGの追加だけでまったく無問題!!会場全体がものすごい幸福感に満ちているのが画面からしっかり伝わってくる。
かしゆかはひたすら美しくて、あ〜ちゃんは泣き顔も凛々しくて、のっちはなんとも頼もしくて、そしてお客さんは一体感を持って熱狂していて、大迫力の87分間であります。
前回のDVD「Fan Service - bitter -」から1年半でこれだけ大きくなったんですね。感慨もひとしお…うぅ、涙。

現在のPerfumeを見ていて頭に浮かぶ言葉は一つ。「加速度」。8年にも及ぶキャリアも単なる直線としての右肩上がりでなく、ここ1年ほどでものすごいカーブを描いて2次関数のグラフみたいに上昇している。これには本人、スタッフ、そして僕らファンの想像をも越えている気がする。だからレコード会社もこんなにDVD化のリクエストがくるなんてツアー前には思ってなかったんだろうね。
でもここに記録されている3人の姿はあくまでもこの時点のもので、もちろんこれだけで十分に満点なんだが、以降のいくつものフェスでのパフォーマンスはこれすら軽々と越えてるように見える。
すげぇよ、Perfume。

そうそう、僕が見た日は正味2時間半でした。で、このDVDの収録時間は1時間半弱。曲は1曲少ないだけなので、ほぼ1時間分のMCがカットされていることになります。
あ〜ちゃん、やっぱ長いよ…(笑)。


2008/Nov

Perfume / Dream Fighter (Limited CD+DVD) / Tokuma / 2008

至福度2
2008/Nov

Perfume / Dream Fighter / Tokuma / 2008

至福度1

 これはねぇ、問題作ですわ。
Perfumeファンでも人によって評価はまったく異なるんじゃないかな。

最初に聴いたときの僕の感想は、まるで普通のJ-Popで、歌詞もありがちな青春応援歌だなぁ、ってもの。ベースはブリブリなんだけど、正直、残念という気もしました。

でも11/6,7の武道館公演とPVを見て評価が一変。
自らの手で夢を実現してもまだ満足せず、さらに上を目指して走り続けようという強い意志。
今、こういう歌詞をリアリティー持って歌えるのは彼女たちしかいないと実感しました。
近未来テクノポップとか、そういう非現実の設定なんかなんにもいらない。この3人の圧倒的な存在感。
なのにこれを自分たち限定の話じゃなく、「みんなそう思うよね」ってスタンスでさらっと歌ってるのがすごい!おそれいりました、と。

ところが、シングル買ってカップリングの「願い」(←これがまた地味だけど佳曲)とあわせて聴くとまたもやニュアンスが異なってくる。
そりゃぁ、誰も夢を達成できた時に立ち止まりもせず、簡単に次のスタートがきれるはずもない。「すべてを手に入れたあとの、目標を失った虚脱感」ともちょっと違うが、人間だもの、とまどいはあるものだ。
大躍進した今年のことを「(これまでで)一番笑ってたと思う」と素直に喜ぶ彼女たち。
と、同時にあ〜ちゃんは「でも、一番泣いてたかもしれない。うん、人生で一番泣いてる1年だと思いますね」と言ってた。
「謎の人」のっちですら「確実に感情の許容範囲を超えてる感じはしますね」と。
こういう言葉と重ね合わせるとまた違って聴こえてくるなぁ。

なかなか重いよね、Dream Fighterでいることってのは。

追記:紅白決まったね!またひとつ夢がかなったね!よかった…(涙)。


2008/Dec

[Book] Perfume / Perfume Portfolio / ワニブックス / 2008

至福度2

 まさか写真集まで買うことになるとは思ってませんでした。

これ、やたらとぶ厚い。
撮影は上海。レトロ感と近未来感がごちゃまぜになった街ってのは、あんがいこの3人にふさわしいのかも。
ひとりでラーメン食べてるのっちを、あ〜ちゃんとかしゆかがやさしく見てるショットが特に気に入ったな。仲いいんだねぇ、ほんとに。

あ、せくしぃな写真は1枚もありません。って、そんなのファンは誰も期待してないし。

後半の長文インタビューは読み応えあり。
毎日学校が終わってアクターズスクール行って夜半過ぎに帰宅して宿題やって…、
広島時代、小学校5年生から4年間もそんなにハードな日々を送ってたんだね。
今の活躍はそれがやっと形になって評価されたってことなんだろう。
そんなすごいPerfumeなのに、かしゆかに至ってはいまだに自信が持てないと言い切る。
この子たちはどこまで行ったら自分を誉めてあげられるようになるんだろうか?

それにしてもあ〜ちゃんの「…だって異国よ!?」ってコピーが最高。
怖がらないで、あんたたちは世界に出て行きんさいね。


2009/Mar

Perfume / ワンルーム・ディスコ (Limited CD+DVD) / Tokuma / 2009

至福度3
2009/Mar

Perfume / ワンルーム・ディスコ / Tokuma / 2009

至福度1

 2008年、長年の夢だったツアーや武道館、紅白出場をまとめてかなえ、ある意味で頂点を極めてしまったPerfume。めでたしめでたし。
で、終わりですか?いやいや、それじゃ困りますよ!
2009年はどうすんのか???武道館の次に5月の代々木公演が決まってますが、こういう単なる拡大路線だとその先には東京ドームくらいしか残らなくなっちゃう。
そういうことじゃないんだよなぁ…。心配性のファンは期待と不安が入り交じった複雑な心境でおります。

さてさてそんな2009年第1弾リリースの「ワンルーム・ディスコ」。
たったひとりでの新生活。不安もあるけどお部屋の中ではイェイイェイのウォウウォウ。
かわいい曲です。快調です。
聴いてるこちらも、毎日朝から晩まで頭の中は「ディスコディスコ♪ワ〜ンル〜ム・ディスコ♪」が鳴ってます。
音、ジャケ(限定盤、通常盤ともに)、そしてこりにこったPVも含めてどこにも不満はまったくありませんが、革命的だった「ポリリズム」みたいな驚きもちょっと期待してたりするんですけどね。ま、それはそのうち見せて下さい。
大サビは今回もあ〜ちゃんがきっちり決めてくれてます。条件反射で僕は泣きます。これはもはやしょうがないです。

で、Perfumeのシングルのもうひとつの楽しみはインスト・ヴァージョンが入ってること。
彼女達のあの素晴らしいヴォーカルをあえて空席のままにして、中田ヤスタカの作るトラックに身をゆだねるのもまた快感。
今回は2曲とも、とんでもなく緻密だ。
特にカップリングの「23:30(にじゅうさんじはん)」はインストの方が好きかもしれない。



*** PETER GABRIEL ***

2006/May

Peter Gabriel / Plays Live (Limited 2CD, Remaster / Papersleeve) / Virgin / 1983-2002   Excellent!

受難度1

 ガブさんの「IV」と「So」の間にリリースされた1982年ツアーのライブ。
これ、オリジナルLP/CDは16曲入り2枚組で、後に12曲入りのハイライト版CDも出ていた。この違いは致命的ともいえるほどで、なにしろぐいぐいと盛り上がる1曲目の「The Rhythm of the Heat」がカットされてるため、ハイライト版は冒頭からしょぼい。他の「Not One Of Us」、「Intruder」、「On The Air」も重要曲なのでこれらを欠いた結果、なんとも締まらない流れになっている。
ところが2002年のリマスターCD再発は日本盤限定紙ジャケ仕様だけが2枚組で、海外ではハイライト版だけのリリース。そんなこともあり、この紙ジャケ盤はあっという間に売り切れてた。その後の通常盤は日本盤も12曲入りハイライト版のみになってしまい、これはかなりの貴重盤といえます。かくいうワタクシも当時手に入れ損ねてナミダを飲みましたよ。
そして苦節4年、ついに渋谷の某ディスクユニオンにて発見!しかし、定価の3割増というプレミア価格に。う〜む。僕が中古盤屋さんを探し回るのは安く買う目的もあるわけで、新品の価格よりも中古盤を高く買うのは抵抗あるが…、でもやっぱり買っちゃいました。なので、内容は最高なんですが、受難度2にしておきます、はい…。

ところでこのライブから12inchシングルカットされた「I Don't Remember」は尺もミックスも違う(シーケンス・フレーズが入っている)。これはめちゃかっこいいのでいつかぜひCD化してほしいものです。


2005/Jun

Peter Gabriel / Hit (2CD) / Realworld/EMI / 2003

至福度1

 オリジナル・アルバムの紙ジャケ・リマスターのシリーズを買おうか買うまいかずっと悩んでるうちにどこにも売ってなくなっちゃって、どうしようかな〜、まぁいいっかぁってことで買った2枚組のベスト。
はい、「大人買い」のできない小心者でございます。
初期の名曲「Here Comes The Flood」は1stからでなく、前回のベスト盤のとき再録音されたテイク。でもさ、この曲の一番よいヴァージョンって、ロバート・フリップのソロ・アルバム「Exposure」のだと思うんだけどね。

さてさて、こういうヒット曲集もよいのですが、次はシングルB面曲などのレア・コレクションをぜひとも出して下さい。いい曲なのに未CD化なのがいっぱいあるんです。「Walk Through The Fire」とかね。


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*** PET SHOP BOYS ***

2004/Mar

Pet Shop Boys / Discography - The Complete Singles Collection / EMI / 1991

至福度1

 ペット・ショップ・ボーイズのベスト盤。
僕は“ふに〜系”の女性ヴォーカルが好きなようだ。ヴァージニア・アストレイとかLUSHのミキちゃんとか、日本だとショコラとか、非力でうまいんだかうまくないんだか微妙なラインね。
この“ふに〜系”の男性版があるとしたら、PSBのニール・テナントなんだろうな。
サウンドは良くも悪くも80年代って感じ。そう、みんなこんなだった。今になってアルバム1枚通して聴くのはちとしんどい。
聴いてると、なぜか恥ずかしくなってくる。


2006/May

Pet Shop Boys / Fundamental / Toshiba EMI / 2006

至福度2

 尋常じゃないや、これは!
ペットショップボーズの新作はあのトレヴァー・ホーンのプロデュース。ペット特有の心地よいサウンドと歌声に乗せた毒だらけの歌詞、トレヴァー・ホーンならではの徹底した音のこだわり方、これが合わさってもうとにかくすごいことになってる。
2曲目なんか「ザ・ソドム・アンド・ゴモラ・ショー」だぜ!まるでフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャー・ドーム」みたいじゃないかぁ。
シングルになった「アイム・ウィズ・ストゥーピッド」もブッシュを妄信するブレアのことを片思いのラブ・ソング仕立てで皮肉ってるわけで、だけどいずれも極上ポップスに仕上げてあるところがたまんない。
それでアルバム・タイトルが「Fundamental」ときたもんだ。やるなぁ。

このアルバム、僕はこれから100回以上聴くことになるんだろうな。アート・オブ・ノイズの「ドビュッシーの誘惑」の時と同じように。そして、その度に少しずつ音の仕掛けに気付いて驚かされることになるんだろう


2006/Nov

Pet Shop Boys / Concrete (2CD) / Parlophone / 2006

至福度1

 PSB初となるこのライブ盤はトレヴァー・ホーンのプロデュースによるBBCの放送音源。収録は2006年5月8日のロンドン。
ここでトレヴァー先生は音楽監督を務めただけでなく、自らベースも弾いてらっしゃいます。なにしろPSBお得意の打ち込みサウンドの上に大編成のBBCコンサート・オーケストラが加わってるわけですから、これはもうゴージャズそのもの。さらにキーボードのアン・ダドリー、ギターにスティーヴ・リプソン、そしてコーラスにはロル・クレームと現在のトレヴァー・ホーン・ファミリー総動員で盛り上げてますから、恐いもんなしで全面押しきってます。1曲目の「Let To My Own Devices」(なんと8分!)だけでノック・アウトされました、はい。


*** PHEW ***

1998

Phew / 終曲/うらはら / Pass / 1980

 教授の初期のプロデュースの名盤。「B-2ユニット」と並んで教授流の解体芸術の極致ともいえる。これが単独のシングルとして再発されること自体が奇跡的。

追記;最近どこかの雑誌で見かけたPhewのインタビューで、「(プロデューサーの)坂本龍一で驚いたことは、作業の速さとセンスの悪さ」みたいなことを言ってた。なるほどなぁ。


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*** PHILIP BAILEY ***

2004/Apr

Philip Bailey / Chinese Wall / CBS / 1984

至福度1

 フィル・コリンズとフィリップ・ベイリーの「Easy Lover」って大ヒット曲は、フィル側のオリジナル・アルバムには収録されてなくて、こっちに入ってました。
で、フィルのプロデュースによるこのアルバム、どうしてもその「Easy Lover」のイメージが強いんだけど、全体的にはもっと地味な色合いになってます。EW&Fとも全く違う。なんでこうなったんでしょうね。「Walking in the Chinese Wall」あたりはフィルの「Take Me Home」と近い感触。


*** PHIL MANZANERA / 801 ***

2008/Jun

Phil Manzanera / Diamond Head (Remaster) / Expression / 1975-1999

至福度2

 ロキシー・ミュージックの変態ギタリスト、フィル・マンザネラのソロ代表作といえばこれ。
ロックとラテン、プログレとポップ、ヴォーカルものとギター・インストの見事なバランスが成り立っている名盤です。これは、傑作ライブアルバム「801 Live」につながるという点でも重要ですね。
バックにはイーノ、ロバート・ワイアット、ジョン・ウェットン、エディー・ジョブソンなどが参加。また、ロキシー以前に彼が組んでいたバンド、クワイエット・サンの面々も。
イーノが歌ってる2曲は、まるで彼のアルバム「テイキング・ザ・タイガー・マウンテン」あたりにそのまま入っていてもおかしくないです。ということで、イーノ・ファンは絶対にはずせない1枚です。


2007/Mar

801 / 801 Live (Remaster) / Expression / 1976-1999

受難度3

 「好きなライブ・アルバムを3枚あげなさい」って言われたら真っ先にこれを選ぶくらい大好きなアルバム。まずジャケがかっこいい。ロックしてるよねぇ。
この801はフィル・マンザネラを中心としたユニットだけど、ここでもイーノ先生が大活躍!リード・ヴォーカルにシンセにギターに効果音(tapes)と、ほぼ全面的にフィーチャーされてます。サイモン・フィリップスの手数の多いドラムのおかげもあり、イーノさんのクールな曲もいつになく熱く、躍動感たっぷり。
そしてカバーがまたいい。キンクス「You Really Got Me」のちょっとほほえましい演奏、そしてビートルズの「Tomorrow Never Knows」は原曲のイメージから離れた秀逸な仕上がり。これはぜひともお聴き頂きたい。
そしてこれはコンサートの演奏曲をそのまま収録した、ってな単純なライブ・アルバムではありません。後日のスタジオ作業で各楽器の定位やイフェクト、エコーの飛ばし方などを、実に細かくどんどんいじってます。さらには観客ノイズにまでフランジャーをかけて曲のつなぎを絶妙に演出するなど、もはやコンサートから離れた別の作品としても高い完成度になってます。

…そんな名盤なのになんで受難なのか???

理由その1:ボーナストラックがいかん。オリジナル盤の10曲は上記の説明の通りライブ・レコーディングを徹底的に編集して磨き上げてます。これに比べるとボートラの2曲は単なるストレートなライブ・テイクのミックスでしかなく、この落差は明らか。さらにこの2曲がかつてのLPのA面とB面の間に強引に割り込んで収録されているので、せっかくオリジナル盤の持っていたテンションの高い流れがぶちこわされている。残念だなぁ。
理由その2:ラストの「Third Uncle」が今回のリマスター盤ではなぜかフェイド・アウトになってる!オリジナル盤だと曲をちゃんと完奏した直後にバっと切れてアルバムが唐突に終わる。これがかっこよかったのになんでわざわざ変えちゃったのかねぇ。こりゃ致命的な欠陥だね。なんとも理解できません。

ということでせっかくのリマスター盤ですが、がっかりでした。やはり若干音がこもっていても10曲入りのオリジナル盤の方がいいです!断言します。


2007/Dec

Phil Manzanera/801 / Listen Now (Remaster) / Expression / 1977-2000

至福度1

 あの名盤「801 Live」に続いてリリースされた801名義を含むスタジオ・アルバム。だけどあのライブ・アルバムの持つ完成度と緊張感の高さとはまったく正反対のゆる〜い内容。当時はそれが気に入らなかったんだけど、今、801でなくフィル・マンのソロ・アルバムとして聴くとこれはこれで良いできになってると思えてきた。

ちなみにオリジナルLPのジャケはこちら→。なんでこれもアップにするんだろうねぇ?


2004/Sep

Phil Manzanera / K-Scope (Remaster) / Virgin/Expression / 1978-2000

至福度1

 ロキシー・ミュージックでみょうちくりんなギターを弾いていたフィル・マンザネラ。彼のソロを含む“ロキシー課外活動”は、クワイエット・サンや801などどれもおもしろいアルバムを残しています。
ソロ名義での2ndにあたるこのアルバムは“それ系”のゲストが多いのも聴き所で、ゴドレー&クレーム(ex 10c.c.)、ティム&ニール・フィン(Split Enz - Crowded House)、サイモン・フィリップス、ジョン・ウエットン(ex King Crimson - UK - Asia)、メル・コリンズ(ex King Crimson)、などなど。特にジョン・ウェットンはベーシストとしてでなく、ヴォーカルを大量にダビングする手法で、彼が在籍していたどのバンドでも聴けない独自の世界を作ってます。
サイモン・フィリップスのドラムはここでも手数が多い。笑っちゃうくらい、多い。


2007/Mar

Phil Manzanera / Verozo / Expression / 1999

至福度1

 ここ数作、デイヴィッド・ギルモアやイーノ等を招いてなかなかのアルバムを作ってるフィルマン。これはちょっと前の作品で、そのあたりの大物ゲストの参加はないけれど、唯一ロバート・ワイアットが全面的にかかわってます。彼のヴォーカルやトランペットがいいかんじ。
で、この作品も悪くありません。でもこれも近作2枚と同様、僕はiTunesに取り込んでないんですね。なぜか?それは曲と曲がやたらとつなげてあるから。ちゃんと切れてないとシャッフル再生した時に気持ち悪い。今やそういう点も音楽を聴く時のポイントになってる気がします。


2005/Jan

Phil Manzanera / 6pm / Ryko/VideoArts / 2004

至福度1

 久々だなぁ、フィル・マンの新譜を聴くのは!近年はラテン系に行かれてしまい、とんとごぶさたでしたからね。
それにしても今回のゲストは豪華!ロキシー仲間からはアンディ・マッケイ、ポール・トンプソン、ブライアン・イーノ。ま、ここまでは順当です。しかし他にもロバート・ワイアット、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアや、なぜかプリテンダースのクリッシー・ハインドまで参加してます。
で、イーノさんのクレジットは“Enotonic treatments”。なんじゃそれ?わけわかりませんが、妙なイフェクトが聞こえたらそれはイーノさんの仕業だと思って間違いないでしょう。
さてこのアルバム、フィルマン本人がほとんど歌ってます。これが味があって案外良い!昔のソロアルバムでは必ず他のヴォーカリストさんに歌わせてましたが、なんだぁ、ちゃんと歌えるんじゃん!そして日本盤ボーナストラックの「For You」もとても良い歌声です。久々だなぁ、入ってて良かったと思うボーナストラックを聴いたのは!


2006/Jun

Phil Manzanera / 50 Minutes Later / VideoArts / 2005

至福度1

 元気だなぁ、この人。前作「6 p.m.」が期待以上に良かったフィル・マンの、そのアルバムと対をなすかのような最新アルバム(ジャケもそうだよね)。 これ、曲の流れがうまく作ってあって、まるでヨーロッパと南米を舞台にした一篇の映画を見てるよう。
メンバーはブライアン・フェリー以外のロキシー全員集合ってかんじで、イーノも3曲で参加。だけどその3曲以外もまるでイーノみたいなギター・イフェクトや効果音がたくさん。そう、僕らが思ってるいわゆる「イーノ的なもの」ってのは、実はイーノのまわりの人はそれぞれ自分のワザとして取り込んでいるんだな。たとえばイーノが考えたテープ・ループの手法をロバート・フリップがフリッパートロニクスと称して自分のものとしたようにね。だからイーノがいなくても全体的にイーノを感じられるアルバムになってる。
6曲目には効果音として、あの名盤「801Live」の冒頭で聞こえる汽笛が登場、これにはハッとしましたね。
また9曲目のタイトルが「Bible Black」。あのクリムゾンの「Starless & Bible Black」の元にもなったディラン・トマスの詩からインスパイアされてます。そしてこの曲をイーノがリミックスし、ビル・マコーミック(Quiet Sun, 801)がエディットしたのがボーナス・トラック。こちらはよりエレクトロニカ、かつ壮大な展開で聴き応えあり。
これ、高く評価されて良いアルバムだと思いますよ。


*** PHISH ***

2003/May

Phish / LivePhish 13 (10.31.94) (4CD) / Elektra / 2002

至福度1

 すでに20タイトルもリリースされているPhishのライブ・アーカイブ・シリーズの第13弾。これはなんと4枚組で、そのDisc2と3でビートルズの「ホワイト・アルバム」の全曲を演奏している。「バック・イン・ザ・USSR」から「レボリューション9」まで!やるなぁ〜、男だねぇ〜。あ、最後の「グッドナイト」だけないぞ。ま、いいか。
カバー演奏としては荒いところも見受けられますが、こんな無謀なことをやったというだけで拍手喝采ものです。つんくのビートルズ・カバー・アルバムを聴いた時にも思ったことですけど、これって聴いてる方よりも演奏している方が圧倒的に楽しいんだろうなぁ。

と、いうことで、RED a/k/a サイコゴルゴのライブで、いつか「リボルバー」全曲演奏に挑戦しましょうよ、ね?


*** PINK FLOYD ***

2008/Dec

Pink Floyd / The Piper At The Gates Of Dawn (Limited 3CD) / EMI / 2007

至福度1

 ピンク・フロイドのデビュー・アルバム「夜明けの口笛吹き」のモノとステレオの2枚に、当時のシングル曲などを集めたボーナスCDをセットした限定3枚組。
なんといってもDisc1のモノラルが秀逸。定位が真ん中のみだからこそ、逆にぐしゃっと固まりのようになった音が襲ってくる。いろんな想像が膨らむなぁ。
目を閉じてゆっくり頭を上下左右に振りながら聴くと、ステレオ盤よりもずっとトリップできます、って単に音に酔っちゃうだけかもしれないけど。

この時期はもちろんシド・バレット期でデヴィッド・ギルモアはいないわけですが、最近ギルモアはソロ・ライブでまるで自分の作品のようにこの頃の曲を演奏してますね。


2001/Mar

Pink Floyd / Meddle (Remastered) / EMI / 1971/1994   Excellent!

至福度1

 邦題「おせっかい」。1曲目が「吹けよ風、呼べよ嵐」でラストが大作の「エコーズ」。
大学時代に西荻のほんやら堂に行ってたとき、夜11時過ぎになるとよく「エコーズ」がかかっていましたっけ。
久々に聴いて、アコースティックな曲がやたら多いことに気づいた。


2001/Jan

Pink Floyd / Delicate Sound Of Thunder (2CD) / CBS / 1988

受難度1

 ロジャー・ウォーターズを除いた3人で再結成されたピンク・フロイドによるライブ盤。ジャケットには体中に電球をぶら下げた男が写っている。...これに何の意味があるというんぢゃ?
このときのツアーでは来日も果しており、僕は見に行っている。巨大なブタが現れると、客がみんな「ウォ〜!」と喜んでいたのが印象的だった。
そう、そんなもんなのである。
ロジャーという頭脳を欠いたフロイドだが、客は空飛ぶブタが出てくれば満足なんだよ(僕も含めて)。その意味で、デイヴ・ギルモアを中心としたこの「ザ・ピンク・フロイド・エンタテインメント・ショウ」は充分成立しているのであ〜る。


2001/Dec

Pink Floyd / The Devision Bell / CBS / 1994

至福度1

 ベスト盤「エコーズ」を買ってから気付いた。「あ、フロイドの最新アルバム買ってないや。」
そうです、この「対」って邦題のついた94年のアルバムは、当時まったく興味なくて買ってなかったのでした。
ところが、聴いてみたら、これがなかなか悪くない。コンセプトはなさそうですが、音はそこそこフロイドしてます。
ロジャー・ウォーターズがいなくても、デイヴ・ギルモアのギターとヴォーカルが聴ければ僕は満足なんだな、と確認しました。
コンセプト?う〜ん、あるに越したことはないけど、まぁこの際、なくてもいいや!


2000

Pink Floyd / Is There Anybody Out There? (2CD) / EMI / 2000

至福度2

 1980年の「ザ・ウォール」のライブ盤。スタジオ盤でのあの大作を完全に再現しています。音とブックレットの写真から、当時のステージのすごさを想像するだけで盛り上がってしまいますね。
僕はスタジオ盤よりもこちらの方が好きです。


2001/Nov

Pink Floyd / Echoes -The Best Of Pink Floyd- (2CD) / EMI / 2001

至福度1

 日本盤のオビのコピーに「4人の再会がもたらしたニュー・プロジェクト。」なんて書いてありますが、これはほとんど嘘です!デヴィッド・ギルモア率いる残党ピンク・フロイドの3人とロジャー・ウォーターズの溝はあまりにも深く、今回のベストにおいても4人は一度も顔を合わせてないらしい。実際はプロデューサーのジェイムズ・ガスリーが両者の間をつないでなんとか選曲が進んだんだそうな。まぁ、そうでしょうなぁ。

ピンク・フロイドの歴史はおおざっぱに分けると以下の3つになります;
 1.シド・バレット在籍のサイケ期
 2.R.ウォーターズ=D.ギルモアによるプログレ期
 3.R.ウォーターズ脱退後、D.ギルモアによる産業ロック期
で、せっかくの2枚組ベストですが、何度聴いてもこの計3期のサウンドはひとつには溶け込まないんですよ。まったくの別物にしか思えない。それを確認できるというのが、このアルバムの存在価値なのでしょう。
ちなみに大作「エコーズ」は短縮版になってます。2001年、これはこれで、いい。


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*** THE POLICE ***

1999

The Police / Live! (2CD) / A&M / 1995

 初期と後期のライブを1枚ずつ収録したアルバム。当時抜群のライブ・バンドだったことがよくわかる。再結成、する気はありませんかぁ?


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*** POLYSICS ***

2000

Polysics / Neu / K/oon / 2000

受難度2

 「ポリシックス」というバンド名とディーボ風のコスチュームだけで、僕らのような世代は反応してしまいます。アルバム名も『ノイ』ときたもんだ。けど、ちょっとばかりこちらの期待が大きすぎたかも?
キーボードのカヨちゃんの声はプラスティックスのチカにそっくり!


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*** PRAZSKY VYBER ***

2003/Dec

Prazsky Vyber / Adieu C.A. / Art Production K / ?

至福度1

 吉祥寺に行ったらジョージレコードがなくなっていて、そこにRAREができていた。いろいろと変わっていくこの年末。

このアルバムの邦題は「プラハのザッパ」。これはチェコ(当時はチェコスロバキア)の「プラジュスキー・ヴィービェル」ってバンドのライブ盤で、1991年6月24日にプラハで収録されたもの。原題の通り、ソ連軍の撤退を記念したイベントだったらしい。
このバンドのことはまったく知らない。でもアルバムの中で1曲だけフランク・ザッパがゲスト出演してインプロヴィゼーションしているがあるので日本盤が出たということは知っていた。
ザッパがガンで亡くなったのは91年12月で、これが公式に発売された最後のライブ演奏というわけだ。ブックレットにはそのステージでギターを抱えた写真が掲載されているが、病魔にむしばまれた彼の様子が伺えるようで、見ていてかなりしんどい。
しかしCDに記録されている彼のギター・パフォーマンスは、まったく衰えを感じさせない素晴らしいものだ。彼は死の直前までミュージシャンとして最前線にいたことを実感してしまう。うぅ...、涙なしでは聴けないぜ。


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*** PREFAB SPROUT***

2007/Jun

Prefab Sprout / Steve McQueen (2CD, Legacy Edition) / Sony Music Direct / 1985-2007

至福度3

 トーマス・ドルビーのプロデュースによるプリファブ・スプラウトの2ndアルバムが2枚組仕様で登場。
Disc1はプロデューサー自身の手による完璧なリマスタリング。はぁぁぁぁ…、なんてまろやかなサウンドなんだろう…、今さらながらため息が出る。100点満点で1000点あげたくなるような気持ち。
そしてボーナス盤のDisc2は49才になった現在のパディ・マクアルーンによる新録アコースティック・カヴァー・ヴァージョンが8曲。がぁ〜ん!これ、最新アルバムとして単体リリースされても良いくらいの出来!けして単純な弾き語りなんかじゃなくて、ギターを重ねて凝りに凝ったアレンジと深みを増したヴォーカルでこっちまでとろけちまいそうだ。こりゃぁとことん泣ける…。

ところでこの「スティーヴ・マックイーン」ってアルバム、当時アメリカでリリースされた時には「Two Wheels Good」って題になってた。名前が名前だけにいろいろあったのね。で、そのアメリカ盤のCDにはシングルのB面曲とかが追加されていて、実はこれがなかなか良い(特に「The Yearning Loins」)。そのあたりも今回のレガシー・エディションには入れて欲しかったけど、まぁ、それがなくても十分に最高でしょう。


2000

Prefab Sprout / 38 Carat Collection (2CD) / Epic / 1999

受難度3

 名曲の金太郎飴であるプリファブの2枚組ベスト。
デビューから15年ものあいだ、ほんとに変わらずにやってきたのね。
これまでのアルバムを全部持っている僕には特に必要ないベストなんだけど、ま、なんにしても「9.5カラット」の4倍である(笑)。


2008/May

Prefab Sprout / Kings Of Rock & Roll - The Best Of Prefab Sprout - (2CD) / Demon / 2006

受難度1

 あまり見かけない新編集コンピ。発売元がSony/Kitchinwareじゃないし、「MUSIC CLUB」っていうロゴが何ヶ所もあるので、なにか通常商品とは違うのかな?
わざわざ彼らのベストをまた買った理由は「Yearning Loins」が入ってたから。これ、もとはシングルのカップリング曲で、名盤「Steve McQeen」のUS盤「Two Wheels Good」にしか入ってなかった。これがちゃんとリマスターされてます。うれしいですねぇ。
他に「Donna Summer」なんて曲も入ってたりします。これもレア曲です。そういうのが高ポイントに思える人はマスト・バイです。
また、ジャケはいまいちですが初心者向けとしても主要曲は網羅されてるし、なにしろ値段が安いのでよろしいかと思いますです。


*** PRINCE ***

1999

Prince / Sign O' The Times (2CD) / Paisley Park / 1987

 アルバムもさることながら、同名ビデオがむちゃくちゃ好きでした。


2000

Prince / The Hits/The B-Sides (3CD) / Warner / 1993

受難度1

 最近名前をプリンスに戻された殿下のワーナー時代のベスト。なんともヴォリュームありすぎて...。


2004/Mar

Prince / Purple Medley (EP) / Warner Bros. / 1995

至福度1

 殿下のヒット曲メドレー。これはちょっとだけ笑えます。笑う門には福来る、ってことで至福。


1999

Prince & The Revolution / 1999 The New Master (EP) / NPG / 1999

 そりゃぁ1999年なんだから「1999」聴くしかないっしょ!80年代のThe Revolutionのサウンドを90年代のNew Power Generationがリミックスをする...プリンスのいいとこ取りって感じですね。2000年だぁミレニアムだぁって騒ぐ前に1999年にけりをつけましょ!


2005/May

Prince / Musicology / NPG/Sony / 2004

受難度1

 おぉ殿下、いつの間にご帰還されていたのですか!?
お帰りなさいませ。
それにしても、相変わらずでございますねぇ。


*** PROJECKT (ONE, TWO THREE, FOUR, X) ***

1999

Projekct One / Live At The Jazz Cafe / DGM / 1999

 レヴィン/ガン/ブラフォード/フリップによるクリムゾン解体/再構築プロジェクトその1のライブ盤。ここでのトレイ・ガンの役割はもはやベース音域ではなく、フリップと対をなすギターのようだ。それが確認できただけで、もう十分。


1998

Projekct Two / Space Groove / Discipline Global Mobile / 1998

 6人組の現体制クリムゾンの試行錯誤の一環。とりあえず半分に分けてフリップとブリューとガンの3人にしてジャムってみました、ってなアルバム。


1999

Projekct Two / Live Groove / DGM / 1999

 プロジェクト2の第2弾。日本を含むライブ録音。インプロの嵐。おまけで「21世紀の精神異常者」をやってますが、けして期待しないように。余興みたいなものですから。


2000

Projekct Three / Masque / DGM / 2000

至福度2

 これはかっこいい!プロジェクト4からレヴィンを除いた3人による実験シリーズの最後になるのがプロジェクト3。
どんどんマステロット選手の存在感が高まってきているのがわかる。ここでの彼のProToolsの導入が、その後のクリムゾンへも大きく影響を及ぼしている。ライブの「即興性」と、ProToolsを使った編集作業での「客観化」のバランスが、このアルバムを聴くに値するものにしている。「スラックアタック」のときにこのテクニックが使えたら良かったのに...。
ちなみにこのフリップ+ガン+マステロットの3人は、93年のシルヴィアン/フリップのツアー・メンバーでもありましたね。


2000

Projekct Four / West Coast Live / DGM / 2000

受難度2

 フリップ+ガン+レヴィン+マステロットによるプロジェクト・シリーズの第3弾。プロジェクト1、2との違いはドラムのマステロットにつきる。これまでのクリムゾンにないダンス・ミュージック的なアプローチが新鮮だ。


2000

Projekct X / Heaven And Earth / DGM / 2000

至福度2

 「コンストラクション・オブ・ライト」と同時制作された同メンバーによるインプロヴィゼーションのアルバム。
しかし、クリムゾンよりこっちの方がおもしろいぞ。単なる実験ライブであったプロジェクト1,2,4と違い、スタジオでのインプロをProToolsを駆使して再構成してある。おまけにここでのプロデューサーは御大フリップでなくプロジェクト3と4で大活躍しているドラムのマステロット選手だ。この客観化のプロセスが成功の要因なんだろうな。


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*** PROPAGANDA ***

2005/Mar

Propaganda / A Secret Wish / ZTT/WMJ / 1985-1992

至福度1

 プロパガンダ、ZTTで唯一のアルバム。今回購入したのは1992年の再発日本盤です。もともと1985年当時の輸入盤CD(LPとはかなり異なる内容)は持っていたんですが、中古屋で見かけて「ひょっとして」、と思ってゲット。そしたらやっぱ全然違った!曲構成もミックスも元のLPに近い内容になってます(でもまったく同じではない)。ということで、これは両方とも持っていなくちゃいけないのでした。いくつものバリエーションを出す、ZTT商法はCDでも健在なり!あぁ、受難だ。

※2種類のCD(初回盤=CID 126、再発盤)の主な違いは以下のとおりです。
・収録曲数が初回盤9曲に対し、再発盤は10曲(日本盤はボーナストラックがさらに4曲加わって全14曲入り)。
・1曲目の「Dream Within A Dream」が初回盤は9分10秒、再発盤は8分04秒。ミックスも異なる。
・3曲目「Jewel」は初回盤6分22秒でシャウトしてるヴォーカル入り、再発盤は歌の部分がカットされて3分09秒。
・再発盤は8曲目「Dr. Mabuse」(5分03秒)〜9曲目「The Chase」〜10曲目「Strength To Dream」の順だが、初回盤は8曲目「The Chase」〜9曲目「Dr. Mabuse」(10分41秒)の順。ただし「Strength To Dream」は「Dr. Mabuse」のエンディングを雷の音とともにハデにしたもので、初回盤の長い「Dr. Mabuse」ではそっくりそれが曲のエンディングとして含まれている。


2004/Aug

Propaganda / Outside World / ZTT / 2002

至福度1

 プロパガンダのレア・トラック集。
オリジナルアルバムが少ない割にはやたらといろんなヴァージョンを出しまくっていたZTT、12インチやら7インチ2枚組やら、全部聴くのは大変なことでありました。しかし結局主要3アーティスト(アート・オブ・ノイズ、フランキー、プロパガンダ)はほとんど網羅できていたように思います。我ながらよくやったなぁ、とあきれますね。
それら、オリジナルアルバム未収録ヴァージョンの大半はずっと未CD化だったので、こういった企画盤はすごく助かります。主要曲はすべて入っているので、プロパガンダの裏ベストとも言えるでしょう。
聴き所としてはニコの代表曲とも言える「ファム・ファタール」のカヴァー。僕にはニコよりもプロパガンダの方が印象強いですね。この曲、元は「Dr.マブーセ」のカップリングでした。フランキーのデビュー12インチ「リラックス」のカップリング曲としてトレヴァー・ホーンは「フェリー・アクロス・ザ・マージー」を取り上げましたが、続くプロパガンダにこの曲をやらせたというのは、トレヴァーの絶妙なセンスだと思いました。
その他の12インチ・ヴァージョンたちは、今聴くと、ちょっと色あせてるようにも思えます。やはりあの80年代の“時代の雰囲気”でのみ成立していたのかなぁ。


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*** PUBLIC ENEMY ***

2005/Jan

Public Enemy / Fear Of A Black Planet / Def Jam / 1990

受難度1

 P.E.のサード・アルバムで、映画「Do The Right Thing」のテーマ曲となった「Fight The Power」を収録。間違いなく90年代初頭の時代を切り取っていた1枚。そう、ラップには“毒”がなくっちゃね。
「911 Is A Joke」という曲タイトルにギクリ。


*** PUFF DADDY feat. JIMMY PAGE ***

2000

Puff Daddy feat. Jimmy Page / Come With Me - Remix - (EP) / Epic / 1998

至福度2

 ハリウッド版「Godzilla」のサントラ収録曲で、ツェッペリンの名曲「カシミール」のラップ版。ギターにはペイジ本人が参加。 いやぁ、気持ちいいわぁ。ほんと、ゴジラ出てきそうやわ。そして一番気持ち良いのはカラオケ・ヴァージョンだったりする。


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